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Last-modified: 2008-07-05 (土) 12:40:03

469 名前: 助けて!名無しさん! [sage] 投稿日: 2008/06/18(水) 23:27:40 ID:4nhE+pis
リン   「……で、あのバンダナってなんであんな柄なんだっけ?」
エリンシア「あら、覚えてない? ええと、ロイちゃんの5歳の誕生日ぐらい、だったかしら……」

 ~オバ……エリンシアの回想~

シグルド 「ただいまー。あー、疲れたー」
エリンシア「お帰りなさいお兄様」
ロイ   「おかえりー」
シグルド 「おおロイ、いい子にしてたか? 今日はな、お前にお土産を買ってきたんだぞ。よし、巻いてやるとするか」
ロイ   「なにー?」
エリンシア「あら、バンダナですか」
シグルド 「うむ。記念品だとかで、お得意さまからもらってな。ちょうどロイの誕生日も近いことだし……」
マルス  「あー、ロイだけお土産もらってるー!」
リーフ  「ずるいー!」
シグルド 「おっと、これは困ったな。一本しかもらってきてないんだが」
二人   「えー、僕らもバンダナ欲しいよー」
エリンシア「あらあら、それだったらみんなの分は私が作ってあげるわね。どんな柄がいいかしら? 好きなもの言ってね」
マルス  「けんりょく!」
リーフ  「きれいなおねいさん! あとおかね!」
シグルド (いつもながら将来が心配になるな……というか、マルスの要求に答えるのは至難の業のような)
エリンシア「わかったわ、そういう柄にしてあげる」
シグルド (できるのか!?)
リン   「あたしはお馬さん!」
ヘクトル 「斧書いてくれ、斧!」
エフラム 「じゃあ俺は槍だ!」
エリンシア「あらあら」
ミカヤ  「アイクはどうする? やっぱり剣が」
アイク  「肉」

 ~回想終了~

エリンシア「……ということが」
リン   「あったようななかったような……っていうか、だからって漢字で『肉』はないんじゃない?」
エリンシア「ええ、最初は骨付き肉にしていたのだけれど、それを見るだけでアイクの涎がだだ漏れになっちゃって」
リン   「どんだけ肉好きなの兄さん……」