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Last-modified: 2008-10-07 (火) 20:37:20

768 名前: 好きになった理由 [sage] 投稿日: 2008/07/09(水) 21:51:22 ID:5ilSFgfr
ナンナ  「唐突に聞くのもなんだけど、どうして皆リーフ様を好きになったの?」
ミランダ 「…アンタはどうなのよ?」
ナンナ  「えーと…まぁ、リーフって幼馴染だし、ヘタれだけど男らしい所もあるし、それに」
ティニー 「同人を手伝って貰っていた時に惚れました」
ミランダ 「わ、私は……10歳の時に自転車を壊されて…」
ナンナ  (カスミ乙)
ミランダ 「サラ、アンタはどうなのよ?
      まぁただ単にリーフがドMで自分に合ってると思ってるからでしょうけど」
サラ   「…………」
3人   「………?」
サラ   (思い出したくないような顔をする)
3人   「…本当の所はどうしてなの?」
サラ   「……これは小学生に居た頃の事よ…」

サラ(幼) 「いや、私の杖返して!」
男の子A 「やーだよ!」
サラ(幼) 「怒るわよ!」
男の子B 「別にシスターが怒ったって怖くないよーだい!」
男の子C 「所詮杖しか使えないからな。悔しかったら魔法でも撃ってみーろっ!?」
サラ(幼) 「ううぅ…」

サラ   「小学校一年生に居た頃は毎日4年生の男子にいじめられていたわ。
      おじいちゃんは仕事で忙しかったから、話せなかった
      …それに一人で何とかしてやるって思ってた」
ナンナ  「先生は何もしてくれなかったの?」
サラ   「先生は自分たちの事しか考えていないし、
      私がおじいちゃん(※マンフロイ)の孫だから、いざこざを起こしたくなかったみたい。
      だから…何を言っても無駄だったわ」
3人   (今の小悪魔なサラからは想像もつかない話だわね…)
サラ   「今 何 か 言 っ た ? 」
3人   「いえなんでもありませんっ!!(棒)」
サラ   「で、ある日又あいつらに嫌がらせされたの。この時はやり返したわ、そして…」

サラ(幼) 「いい加減にしてよ、私の宝物のドルカス人形を返して!!」
男の子A 「いやだっちゅうの!アッハハハハハ!!」
サラ(幼) 「返せ!つ【リライブの杖の杖ポコ】」
男の子A 「ぐっ、痛い!」
769 名前: 好きになった理由 [sage] 投稿日: 2008/07/09(水) 21:53:20 ID:5ilSFgfr
男の子B 「あ、兄貴ぃ!」
男の子A 「ううう…よくもこの俺様をぉぉぉ!」

バシッ!!

サラ(幼) 「!!……う……ううっ……」
男の子A 「どうだ、思い知ったか!この俺様に杖で殴るから叩かれるんだ!」
サラ(幼) 「返して……お人形さん…返してよぉ…」
男の子A 「嫌だ!…よし、この人形をゴミ箱に入れてやる!」
男の子C 「いや、それはいくら何でもやめた方が…」
男の子A 「もういい、何も言うな!」
サラ(幼) 「…もうダメなのかn…」

    ゝ`⌒ソソ
   彡'ノ∧∧ハ ウッ          | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
   ヾq ;゜ω゜ノ '; "・; 。        |   盗む    |
    ノつ ̄(`・ω・´;)==     |______|
    く / _ とリーフと ) ≡ ドスッ
     ∪ ∪ (__)ヽ__ヽ == 

男の子A 「ぐわぁ!って人形が無ーい(ガビーンッ!!)」
リーフ  「……外道が、年下の…しかも女の子に三体一だなんてちょっと卑怯過ぎないかい?」
男の子C 「お、お前は…」
男の子達 「リーフッ!」
サラ(幼) (リーフ…?)
男の子A 「くっ、邪魔するな!いつもの様にコノヒトデナシー!!っていいながらぶっ飛ばされろよ!!?」
リーフ  「悪いけど、人が傷ついている時にそんなギャグはしないんだよ!死ね、ハイエナ共めっ!!」

     ティンッ スカッ  ボカッ  ズガガガガン!!  グアアァァァー

男の子A 「アッー!このひとでなしー!!」
男の子B 「ウワァァァン!痛いよママーッ!!」
リーフ  「ハイエナ共めが」
サラ(幼) 「あ…あの…」
リーフ  「大丈夫?怖かったか…それより怪我は無い?」
サラ(幼) 「…う、ううん……」
リーフ  「はい。つ【ドルカス人形】」
サラ(幼) 「……リ、リーフ…あ、あr」
リーフ  「うひょーっ、エスリンお姉さんが一人で歩いてる!
      今度こそナンパに成功してみせるぞぉぉぉぉ!!!(ダッシュでその場を立ち去る)」
サラ(幼) 「…( ゚д゚)ポカーン」
770 名前: 好きになった理由 [sage] 投稿日: 2008/07/09(水) 21:56:17 ID:5ilSFgfr
マンフロイ「おお、サラか。悪いがわしは今忙し……!!!!」
サラ(幼) 「…………」
マンフロイ(…この目は…)
サラ(幼) 「おじいちゃん…私にロプトの秘術を教えて欲しいの」
マンフロイ「……でもまだ小学生一年生ではないか。何も今……!!!…
     (サラの目から強い意志を感じるな…これは…?)
      ……分かった…じゃがいくら孫とはいっても容赦はせぬぞ」
サラ(幼) 「……うん!」

ナンナ  「…思ったより…」
ティニー 「内容が…」
ミランダ 「凄く…ディープです…」
サラ(幼) 「リーフはその事は忘れちゃったみたい。
      でも嬉しかったわ。助けてくれて」

リーフ  「は、は、ハクションッ!!」
エフラム 「風邪か?」
リーフ  「いや、きっと綺麗な子が僕の噂を…」
エフラム 「それはどうだか…」
ヘクトル 「そういえばリーフ、お前が小学校に居た頃は凄い正義感だったって聞くが本当なのか?」
リーフ  「うーん、よく分かんない
      でもキュアンみたいなカッコいい人になりたくて彼の真似をしてたよ。
      最終的にはエスリンお姉さんをGETしたんだから、
      僕も同じ様に綺麗な子を」
ヘク・エフ「ねーよwwwww」

サラ   (私未だにあの時のお礼が言えてない…でも後もう少しだけ待とうかな?
      ……リーフ、助けてくれて…ありがとう)