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Last-modified: 2011-05-30 (月) 22:46:48

エリウッド「またやけに今日は胃が痛そうな顔だけどどうかしたのかい?」
エフラム「え、…いや、今日はバレンタインだなと思ってな…」
ヘクトル「おいおい、お前はバレンタインで悩むよーなキャラじゃねーだろ?少なくとも幼女たちから貰い放題じゃねーか」

ピンポーン!

エフラム「今年も来たか…エリウッド、胃薬の用意頼む」
エリウッド「え?なんで?」

ターナ「ハッピーバレンタイン、エフラム!はいチョコレート!」
ターナがニコニコして差し出す箱を受け取り箱を開けるエフラム
彼の前には見るも恐ろしいチョコレートの残骸が可愛らしくラッピングしてあった
ターナ「今年はフレリア産の魚介入りなの!コイとイカとタラよ」
エフラム「あ…ありがとうターナ」
ラーチェル「待ちなさーいエフラム!私のチョコも受け取りなさい!」
馬に乗って駆けてきたラーチェルがびっと小さめの箱を差し出す
それを見て少し安堵した表情のエフラムだったが、続く
ラーチェル「今年はハバネロをふんだんに使ったネレラス火山風熱々チョコですわ!
…べ、別に私とエフラムがアツアツだなんてそんな」
という言葉に完全に笑顔が硬直している

イドゥン「あの…エフラムさん」
チキ「はい、チョコレートだよ!」
ファ「みんなでがんばって作ったのー」
ミルラ「あの…お兄ちゃん、受け取ってくれますか?」
絶望に打ちひしがれたような彼の前には
イドゥン「いつもこの子たちがお世話になっているお礼ということで、特別なものを作りました」
エフラム「…悪いが、これは一体何だ?」
イドゥン「ケルベロスステーキとするめイビルアイのチョコレートコーティングです」
ミルラ「エフラムは…魔物が大好きなので…」
ファ「ファが焼いたんだよー!」

リーフ「くっそー!ねえ、エフラム兄さんがイドゥンさんからチョコ貰ったって本当?うらやましー!一口貰おうかな、エフラム兄さんどこ?」
エリウッド「今はトイレだよ」
ヘクトル「律儀に全部食うから…ご愁傷さん」