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Last-modified: 2011-06-04 (土) 11:55:25

ビラク「ただいま~」
ディアドラ「あら、おかえりなさいのビラクん。さぁすぐにこの漫画(表紙がピンクで明らかに危ないコミック雑誌)を一緒に読みましょう♪」

リーフ「ブバァァァ!始まってからまだ5分しか立ってないのに貧血で殺す気かーー!」
ロイ「いちいち敏感過ぎるんだよ、リーフ兄さんは」
ビラク「すまない、ライアン達とこれから野球の約束があるんだ。また「成長率とゴツい身体のバランスがとれてない」とか嫌味を言われるのはこりごりだからな。じゃ行ってくる」
ディアドラ「ちょっと、のビラクん!」
ばたん!
ディアドラ「はぁ・・・毎日毎日こんな調子じゃ、進歩がないわ」
ミカヤ(猫)「ディアドラえもん、暗い顔をしてどうしたの?」
ディアドラ「あら、ミィーちゃんいらっしゃい。・・・ううん、いつものことよ。いつになったらのビラクんは女の子に興味関心を示してくれるかとね。
いつもライアンやセネオくんと遊んでばかり・・・これじゃのビラクんに女の子への興味を持たせるという私の目的が果たせないわ」
ミカヤ「ディアドラえもんには秘密道具があるじゃない♪今こそその力に頼らなきゃ」

ミカヤ「なぁにこれ?」
ディアドラ「これは普段使う機会がないからよく分からないんだけどキューピッドって確か恋人同士を結びつけるものじゃない?だから使い物にはなるかなぁと思ったのですけど・・・」
ミカヤ「(流石原作であらゆる記憶を消されることだけのことはあるわ)試してみましょう。いざというときに使い物にならなきゃ意味ないし」
ディアドラ「そうね。手を貸して貰えるかしら。まずは、この翼を背負ってみて下さい。少しずつ思い出してくると思うので」
ミカヤ「・・・なんにもおきないわよ?本当にこれでいいの?」
ディアドラ「ちょっと待って。マニュアルには書いていないし・・・」
ネズミ「ちゅー」
ディアドラ「キャッwね、ねず・・・(゜Д゜;)」
ぴかっ!
ミカヤ「(キューピッドの翼が・・・光った・・・?)ディアドラえもん、大丈夫!?」
ディアドラ「・・・」
ミカヤ「ディアドラえもん?」
見つめ合う、ネズミとディアドラえもん・・・
ディアドラ「忘れようと努力しました・・・でも駄目だった。もう、どうしていいか分かりません」
ネズミ「チミニチキュデキナイチュンメイナンテ(ry」
ミカヤ「Σ(οД〇;)」
カラーン……←翼がミカヤの背中から外れた音

ディアドラ「はっ・・・!私ったら一体何を・・・」
ネズミ「ちゅー」
ディアドラ「・・・
(〇Дο)」

「嫌ぁぁぁっっ!」

しばしの砂嵐画面の後・・・
ディアドラ「あんな穢らわしいケダモノに触れていたなんて今も寒気がするわ・・・」
ミカヤ「それはそうと、案外いけるんじゃない?本来ならネズミの嫌いなディアドラえもんにも効果抜群だったし」
ディアドラ「ミィーちゃんお願い。今はその名前を出さないで頂戴」
ミカヤ「でも問題はのビラクんの相手役の女の子ね。誰か該当する人はいないかしら」
ディアドラ「それはもう決まってるわ。勿論イズカちゃんn・・・」
ばちん!!

ロイ「あー、またミカヤ姉さんはいいところで消すしー」
ミカヤ「ここから先は見ない方があなたたちの為でもあるの。出演者である私が証言するわ」
リーフ「ここから先ここから先・・・のビラクんがイズカちゃんと・・・ブバァァァ!!」
セリス「もう、リーフったら。これじゃティッシュがすぐなくなっちゃうよ」
マルス「ねーねー、さっきから『ディアドラえもん』がやってる時間にはTVの前から離れようとしないシグルド兄さんが家中落ち着きなくうろうろしてるんだけど心当たりない?今回こそ僕も心当たりないんだけどな」

セリス「・・・」
ロイ「・・・」
マルス「?・・・どしたの二人とも。気まずい顔して」
リーフ「それにしても喉渇いたなぁ。ジュースでも飲もうっと」
(扉を開けた瞬間)がしん!
どどどどど・・・!
シグルド(ティルフィング装備)「ヒトの恋路を邪魔するケダモノは成敗してくれるっ!」
リーフ「うわぁぁ!TV番組のパロディーネタを本気で気にして台所中にトラバサミ&ネズミホイホイしかける人がいますか!?この人でなしーーーッッ!!」
ミカヤ「まぁ、一途さがあの子の長所だから♪」
エリウッド「いや、姉さん!呑気に実況している場合じゃないでしょう!?
この無駄になったネズミホイホイ。何処からともなくシグルド兄さんが購入してきた大量のトラバサミ。
それからトラバサミに引っ掛かっていつものお約束通り怪我したリーフの医療費といい全部ウチの財政から引かれるんですよ!?あぁ、考えただけで胃の辺りがキリキリする・・・」
アイク「おい、もうとっくに晩飯の時間だろ。飯はまだか」