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Last-modified: 2011-06-04 (土) 12:17:28

アイク「何だこれは」
アル「竜王家の庭に生えてたんだよ。麻婆豆腐にスパイスとして入れてみたら結構美味しくてさ。普段お世話になってるから(家の修理的な意味で)お礼に、ってデギン公が」
アイク「成程。ならば、遠慮なくいただこう」
イレース「食べ物のにおい……オレ オマエ マルカジリ……」
アル「イレースさんの分もありますよ」
イレース「いただきます……」
アイク「ぐはぁっ!」
イレース「ぐふっ!」
アル「ああっ!? 口から火を吹いてる!」
ルーテ「はっ、あれは!」
アル「知っているのか優秀さん!」
ルーテ「あれは……青トウガラシ! 竜族やラグズが好んで食し、眠っている女神さえ一欠片で目を覚ますという激辛の一品!
あまりの辛さゆえに、ベオクがそれを食べると口を火傷し、暴走状態に入るという、あの伝説の一品!」
アル「はぁ!? だったら……まさか! みんな逃げるんだ! 大天空祭りがはーじまーるよー!」
アイク「ウニョラー!」 天空発動!
イレース「トッピロキー!」 陽光発動!
アイク・イレース「キロキロー!」 大天空陽光祭り開始!
アル「ぐはぁっ!」
ウニョラー! ミノホドヲグフッ ヤラナイカ トッピロキー! KINNIKU! KINNIKU! キロキロー! コノヒトデー
紋章町は壊滅寸前に追い込まれ、セフェランがギリギリで発動したヒッポロ系ニャポーンの術式がアイクとイレースの暴走を止めた。
その際に町中に響いたニャポットナーという言葉は、やがて紋章町ならびに世界を救った至言として、ドーマの記録に残されることとなる。

翌日
アイク「何だこれは」
レテ「ああ、これは化身の石といってな。これを使ったラグズは、疲労無しで化身することができるのだ」
アイク「ほう、それは凄いな。何で出来ているんだ?」
レテ「確か、ウニョール石とかいう物で」
アイク「ウニョラー!」
イレース「トッピロキー!」
アイク・イレース「キロキロー!」

(紋章町が)終わり