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Last-modified: 2011-06-04 (土) 11:52:24

~兄弟家にて~

ルーテ 「出来ました」
リン 「また藪から棒に…で、何それ…サングラス?」
ルーテ 「エリンシアお姉さんからの依頼で、銘々は復唱クンです。これをかけた人が言った言葉をただ単に見た人に復唱させるだけのモノです(スチャッ)私、優秀ですから」
リン 「私、優秀ですから……って、口が勝手に動いたじゃない!」

リーフ 「…なんであんな物を姉さんが欲しがるんだろ」
ヘクトル 「そりゃ、誰かに何かを言わせたいんだろ?」
マルス 「…………」
リーフ 「何かって?案外姉さんが言わせたい願望の言葉とか」
ヘクトル 「お前…あの四人娘に渡したら朝から晩までこっぱずかしい告白をリフレインされるな」
エリウッド 「僕はヘクトルがリフレインなんて言葉を知っているのに驚きだよ、精々リピートでも及第点のような」
マルス 「……!そのサングラスを渡しちゃダメだ!!」

エリンシア 「いいえ!限界よっ、かけるわ(スチャッ) 筋肉いぇいいぇ~い♪」

マルス 「筋肉いぇいいぇ~い♪……やっぱりかっ!」
リーフ 「筋肉いぇいいぇ~い♪……ちょ、バアトルブートキャンプで叫んでいけばいいじゃん。巻き込まないでよ!」
ヘクトル 「筋肉いぇいいぇ~い♪……俺、これ以上筋肉ついたらメタボロードって言われるから勘弁な」
エリウッド 「筋肉いぇいいぇ~い♪……デブ剣の王子様から脱却したい…」

リン 「これは酷い有り様ね……」
ルーテ 「まぁ、実害は特になさそうですから大丈夫かと…リンもエリンシアお姉さんの視界に入れば仲間入りですよ」
リン 「お断りよ、筋肉が足りなくてノーダメージでも構わないし…平和だし」