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Last-modified: 2011-06-05 (日) 22:08:01

今日はグランベル商事の社員旅行。皆で海にやってきた。
アーダン「今日こそ彼女を作るチャンス!みよ、鎧で鍛えたこの肉体美!」
シグルド「ハハハ!はりきってるなアーダン!」
アレク「ヒャッハー!海だ水着だナンパだー!」
ノイッシュ「まったくアレクの奴は…」
大喜びで駆けていく4人。パラソルにビーチボールやサーフボードを抱えて海岸に繰り出す。

アルヴィス「まったくいい大人がはしゃぎすぎだ…さあ、ディアドラこちらへ、
日差しが強いからな。パラソルの下で涼むといい」
ディアドラ「あら、ありがとうございますアルヴィス様」
シグルド「ぬおっアルヴィスめ!」
アーダン達のそばを離れ、駆けていくシグルド。
アレク「シグルド係長も気の休まる暇がねーなぁ」
ノイッシュ「ディアドラさんはどっちが本命なのかねぇ」
アーダン「お前ら!今の俺たちに人の心配をする余裕があるのか!」
海パン姿で力こぶを作るアーダン。水着のギャルにアピールしようと必死だ。
アーダン「むん!むん!ぬん!」
南国の日差しを浴びて鋼の肉体に汗が滴る。
ビラク「うほっいいマッスル や ら な い か」
アーダン「ぎゃあー!助けてくれ!」
アーダンの移動力では馬に乗ったビラクからは逃げられない。
アレク&ノイッシュ「……つくづく運の無いヤツだなあ……」
レックス「俺はノンケだって食っちまう男なんだぜ」
アレク&ノイッシュ「ぎゃあー!助けてくれ!」

パラソルの下、寝椅子に寝そべるディアドラ。先を争って飲み物を買いに走るシグルドとアルヴィス。
シグルド「わはははは!騎馬兵の私の方が早い!」
アルヴィス「おのれシグルド!くらえメティオ!」
シグルド「ぎゃあー!ずるいぞアルヴィス!」
いつもの微笑ましい争いだ。

レプトール「まったく!若い連中は浮かれおって!旅行が終わったら上半期の仮決算だというのに!」
ランゴバルト「ほほう、ならばなぜ専務までご一緒なさったのですかな」
レプトール「////な…ワシは別に!連中が羽目をはずしすぎんように目を光らせておるだけだ!」
ランゴバルト「がっはっは!まあ、そういう事にしておきましょうかな」

ディアドラ「ああ…太陽がいっぱい…」

グランベル商事は今日も平和だ。

終わり