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Last-modified: 2011-06-05 (日) 22:10:25

ファリナ 「皆のファーストキスっていつよ?」
エリンシア「あらあら人にそんな事聞くものじゃありませんわよ……6歳の時でしたわ」
アルム  「セリカと(ry)」
セリカ  「アルムと(ry)」
シグルド 「ティルフィングと(ry)」
セネリオ 「初キッスが自分の愛用の武器とだなんて酷い有様ですね」
シグルド 「。・゚・(ノД`)・゚・。」
エリンシア「早く会社に戻ってくださいお兄様」
ミカヤ  「えっとね~……約(自主規制)年位前かしら?」
ファリナ 「…絶対に詳細は聞かないからね…(汗)」
リン   「…8歳の時よ」
ファリナ 「詳細kwsk(・∀・)」
リン   「え~っと……草原に行った時に珍しい馬を見かけてね、その馬さんに近づいたら
      顔が来てその鼻に当たる形で…」
ファリナ 「……いくら私でもそれは引くわ*1)」
リン   「話せって言ったのはアンタじゃない!」
ファリナ 「まぁまぁ…で、ヘクトルはどうなのよ?」
ヘクトル 「俺か?分からんな…これは家族は含まれねえのか?」
ミカヤ  「まぁね」
ヘクトル 「だとしたら俺はまだそんな事はしてないぜ!」
???  「(ガラッ)それはどうかな?」
リン   「あら、お帰りなさいマルス」
マルス  「ただいま。…ヘクトルならフロリーナと初キスしたらしいよ」
リン   「な」
ファリナ 「な」
(ヘク・マル以外)「何ですってぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」
ヘクトル 「マルスお前、何でたらめを」
マルス  「前に兄さんが話してくれたじゃないか。修学旅行中に二人の時に…」
ヘクトル 「おいマルス、アレはキスとは言わねーだろ!…
      ってちょ、リンそのマーニ・カティしまえって」
リン   「私だってまだフロリーナとしてないのに……I’ll kill you……!!」

 ~ ヘクトル終了のお知らせ ~

マルス  「あ~あ、細胞レベルにまで切り刻まれやがって、馬鹿な奴だ」

エリンシア「でもフロリーナちゃんって確かあの恥かしがり屋の子でしょう?
      ……!!……ちょっと待ってて下さいね…(部屋を出る)」
ミカヤ  「エリンシアも相当驚いてるようだったわね…
でも何かを思いついたような顔をしてたけど(汗)」
エリウッド「修学旅行って…前に僕とリンとヘクトルが行った、
      西方三島へのあの一泊二日の旅行の事だよね?」
リン   「そうみたいね……まさか私が目を放した隙に毒牙に掛けてたなんて……(怒)」
ヘクトル 「だからアレはキスじゃねーって!完全な誤解だ!!」
ロイ   「あ、復活した」
ファリナ 「ちゃんと説明しなさいよ、返答によっては今度は私が…(アーマーキラー装備)!」
ヘクトル 「おい待て!ちゃんと説明するからよ!
      ……最初に言っておくが、アレは違う。
      修学旅行の日、俺にフロリーナに…ある意味命を救われたんだ」

《回想1 修学旅行場にて》
全員   「肝試し!?」
一般男子A「…そうだ、この近くに洞窟があるだろう?あそこには幽霊が出るそうなんだ」
ヘクトル 「…ほう…」
一般男子A「それぞれ男女でペアを組んで、一組ずつ洞窟に入るんだ。
      そして王座を制圧したらクリアって訳だ」
マシュー 「何か面白そうっすね、若様w」
一般男子A「ちなみに王座への道はたくさんある。好きな方を選んでいってくれ」

一般男子C(なぁなぁ、俺レベッカちゃんとペアになりたいんだが…いいか?)
一般男子A(ああ、良いだろう。これがそもそもの目的だ)
一般男子B(それはどういう事なんだいロシェ?)
一般男子A(俺達が一癖も二癖もある奴らを出し抜いて、好みの子に近づく為にはこうするんだよ!
      お前らは吊り橋効果って知ってるか?)
一般男子C(知らない)

一般男子A(いいか、人間ってのは何かに対する恐怖を恋愛感情と勘違いしやすい傾向にある。
      洞窟の中はルートにもよるが、危険が一杯だ。そんな状況で女は怖い訳なんだが、
      何故かそれを『心臓がドキドキしてる…これって…恋?
      まさか私は○○○君の事が……』と勘違いするんだ)
一般男子E(…本当なのか!?(*´д`))
一般男子A(本当に決まってるだろ!違ったら最初からこんな事はしねーよ!)
一般男子B(お主も中々のいいおとk……悪よのうw)
一般男子C(ふっははははは!レベッカちゃんとなら……)
一般男子D(ニノちゃん健気で可愛いからな…じゃあ俺はニノちゃんとよろしく!)
一般男子A(特典としてジャファルとリーダス兄弟が付いて来ますが、それでもよろしいですか?)
一般男子D「アッー!」

ファリナ 「…そんな事が裏で…だから男達があんなにハイテンションだったのね」
ヘクトル 「ああ、会話を盗み聞きしてたマシューに後で教えて貰ったぜ」
ミカヤ  「どの年の輩も考える事は同じの様ね」
リン   「その言い方…姉さんもそんな事があったの?」
ミカヤ  「まあね…私の修学旅行の時も似た様な事があったわ。
      何となく男子達がペア相手の選び好みをしていたのは感じていたし」
マルス  「それで、結末は…?」
ミカヤ  「男子の数が足りなくて、女性二人一組のケースが多かった」
ファリナ 「…それは何故…?」
ミカヤ  「男達の中で
     『(ミカヤはどうよ?)』
     『(いや、いい女だが年齢(ダキュンダキュン)歳の化石ババァには用は無い)』
      とか考えた奴にレクスオーラを叩き込んでいたら、
      いつのまにか5人位しか残らなかったから」
聞いた人達「*2)ガクガクブルブル」
リン   「でも私、そんな肝試しが行われてるなんて知らなかった…」
ファリナ 「知らなかったのはアンタだけよ。アンタ宿にきたら
      瞬間的に寝ちゃったじゃない」
リン   「orz」

《回想2 洞窟前》
男子A  「よし、ペアは決まったな」

男子A‐プリシラ 女子A‐ウィル 女子B‐ケント
男子B‐ファリナ エリウッド‐ニニアン 女子C‐サービスマン
男子C‐レベッカ ヘクトル‐フロリーナ 女子D‐ギィ
男子D‐ニノ マシュー‐セーラ 女子E‐ロウエン
~ 以下略 ~
男子A  「ふははははは!では入ろうじゃないかプリシラさん!」
プリシラ 「あ…はい…(こんなお遊戯はお兄様と一緒に行きた(ry))
(15分後)
男子A  (ルート間違えた……何も危険が無い方を選んでしまったorz
      しかもプリシラさんは殆ど俺の言う事に耳を貸さなかったし…(つд`)
プリシラ 「あまり楽しくなかったです…やはりお兄様と一緒に(ry)」

男子C  「レベッカちゃん、一緒に入ろうか(ふっふっふ、計画通り…!)
レベッカ 「う、うん…」
 (20分後)
男子C  「うわぁぁぁぁぁ!!(何かに怯えてるかのように飛び出す)」
レベッカ 「あれ、○○○さんどうしたんですか?
     (何事も無かったかのように出て来る)」
男子A  「おい、どうした!?」
男子C  「い、今起きた事を話すぜ!
      『一番右のルートを通った時沢山の亡霊が出てきたので
       《レベッカは俺が護る!》っと言った
       と、思ったら既に亡霊達は全滅していた』
男子A  「ポル○レフ乙」
ニノ   「流石だねレベッカ!戦いの訓練が役に立ったね!(←※賢者Lv11)」
レベッカ 「うん!(←※スナイパーLv11、銀の弓&暁ボウガン持ち)」
男子C  「いや、これはまだ終わりじゃない。その後少し進んだら
真っ黒な鎧のジェネラルが現れてな。
      ここはレベッカちゃんに良い所を見せなきゃと思って攻撃を仕掛けたんだが、
     『身の程を弁えよ』って言われた挙句衝撃波に吹き飛ばされますた(TдT)」
レベッカ 「…その後名前は忘れちゃったけど、彼に王座まで
      連れて行ってもらっちゃったw」
男子C  「_| ̄|O」

ミカヤ  「それどう考えても騎士様の事です、本当に(ry)」
マルス  「何してるんだあの鎧はwwwww」
エリウッド「肝試しか……正直言うとあの人(?)にはまだ言いたい事が山程…」
ファリナ 「え、何、何の事!?」
エリウッド「いや、僕はニニアンと一緒にいったんだけど…」

《エリウッドの回想》
エリウッド「じゃあ僕達はこの真ん中のルートを取ろうか」
ニニアン 「はい…」

エリウッド「おっと、ニニアン、そこの所から炎が吹き上がるから気をつけて!」
ニニアン 「これですね…はい、大丈夫です」
???? 「…ダレダ…?」
ニニアン 「ビクッ」
エリウッド「これが噂の亡霊か………って貴方は…ゲオルク!」
ゲオルク 「ヒサシブリダ……ローランサマノ…マツエイヨ…!」
エリウッド「どうしてこんな所に…」
ゲオルク 「…ジンリュウセンヤクイライノ…トモニアイニ…キタ…」
エリウッド「そうですか」
ゲオルク 「デュランダルハ…ヤクニタッテルカ?」
エリウッド「(万遍の笑みで)ええ、そりゃ勿論」
ゲオルク 「ソレハ…ヨカッタ…」
エリウッド「くくく…そりゃ良かったなんてもんじゃないさ!
      あのデブ剣のお陰で原作じゃあ嫁候補の一人を切り殺してしまうし、
      戦闘じゃあそのあまりの重さに古の火竜に追撃されて灰になってしまうし、
      そのお陰でエリウッド(笑)扱いされるし、オマケに(原作では息子の)ロイは
      封印の剣なんていう化け物武器を専用武器に出来て…
      ……くわっふぁっふぁっふぁ!!超・兆・蝶サイコーッ!!!!」
ゲオルク 「…………」
ニニアン 「本当にすいません、今すぐに片付けます(AA略)」

上記二人以外「…………」
セネリオ 「酷い有様です」
リン   「…で、本題のヘクトルはどうなのよ?」
ヘクトル 「ち、ちゃんと起きた事を話すからマーニ・カティしまってくれ!」

《ヘクトルの回想》
ヘクトル 「フロリーナ、行くぞ」
フロリーナ「あ、はい!」

フロリーナ「…………」
ヘクトル 「あ~、大丈夫だって。幽霊なんて居る訳が無いだろう?」
フロリーナ「あ、は、はい…」
ヘクトル (別に身体に密着されても問題は無いが、ちょっと歩きにくいぜ)
フロリーナ「…へクトル様」
ヘクトル 「んっ?」
フロリーナ「ちょっと空気が臭う様な…」
ヘクトル 「ぬっ、フロリーナの言う通りだ
      コレは毒ガスか!?」
フロリーナ「…ヘクトル様……(ギュッ」
ヘクトル 「フロリーナ、側を離れるんじゃねーぞ」
フロリーナ「…はい」
ヘクトル (とにかく毒ガスの元は洞窟の壁に開いた穴…か。
      あそこから吹き出るガスを直接吸い込まなければ何とかなるか)
フロリーナ「丸で原作のアルマーズを取りに行く洞窟n」
ヘクトル 「メタ的発言自重」
フロリーナ「ご、ごめんなさい!…私…私…」
ヘクトル 「だぁ~もうメタ発言の一つや二つ気にするなっt
      ……!!…フロリーナ、危ねぇ!」
フロリーナ「きゃあっ!」

フロリーナ「いたたた…へクトル様、どうして突き飛ばして…へクトル様!?」
ヘクトル 「うぐう…ゲホッ! ゴホッ!!」
フロリーナ「ヘ、ヘクトル様ーッ!!わ、私を…」
ヘクトル (フロリーナの顔の近くの穴が毒ガスを噴出しやがった…
      とっさに突き飛ばしたが、かわりに俺が思いっきり吸い込んでしまうとはな…)
フロリーナ「ヘクトル様ッ!」

ヘクトル (ぐぅ…息が…俺は……死ぬのか?)
フロリーナ「ど、どうしよう…ヘクトル様、ガスを沢山吸い込んで体が…」
ヘクトル (ああ…意識が…)
フロリーナ(…恥ずかしいけど…私が…やらなくちゃ…!)
ヘクトル (意識が…遠い……
      …誰か…が…俺に…近…づ……いて………)

ヘクトル 「……!…ぉ、俺…確か毒ガスを吸って死んだはずじゃ……ってフロリーナ!!?」
フロリーナ「…ぅぅぅ…」
ヘクトル 「フロリーナ、大丈夫か!一体何が起きた!」
フロリーナ「…ぁ…へク……様…良かった…」
ヘクトル (まさか…俺を助ける為に、俺の肺にある毒ガスを吸いだしたのか!!?)

一般男子A「ヘクトルとフロリーナ遅いなぁ」
ファリナ 「フロリーナに何かやましい事してたら切り刻むからね」
一般男子B「…おっ、戻ってきたぞ」
一般女子A「こんな遊びに何時間掛けてr」
ヘクトル 「はぁ、はぁ…だ、誰かフロリーナを…」
ファリナ 「ど、どうしたの!一体中で何が…」
エリウッド「蝶サイ…コ……ヘクトルッ!!」
ヘクトル 「うう…これで安全か…うぐっ(バタンッ)」
マシュー 「な、何てこった!…早くニノとプリシラを呼んでくれ!
      早く若様とフロリーナにレストとリカバーを掛けるんだ!!」

リン   「私が寝てた間に…そんな事が…(゚д゚)」
ファリナ 「詳細は結局誰も教えてくれなかったけど、そんな事があったのね」
ヘクトル 「…………」

リン   「…ヘクトル…」
ヘクトル 「んっ?」
リン   「…フロリーナはアンタを助ける為に……早とちりで切り刻んでごめんなさい」
ヘクトル 「ん…まぁ過ぎた事だ。気にするな」
ロイ   (家族に切り刻まれてもこうやって許せるうちの兄弟家…本当にカオスだなぁ)
(ガラッ)
エリンシア「ヘクトルちゃん!」
ヘクトル 「な、何だよ姉さん」
エリンシア「男は黙って、コレにサインッ!コレにサインッ!!」
マルス  「クー○ポコ乙」
ロイ   「…でもこれって…」
ヘクトル 「結婚届けじゃねーかw何のつもりだ!!」
エリンシア「キスまで行ったのなら間違いなく何処かで(ダキュンダキュン!!)まで行ったはず!
      コレにサインをしなさい!家族全員で祝ってあげますから!!」
マルス  「エリンシア姉さん空気を読まずに大暴れwwwww」
(パリンッ)
シグルド 「KINSHINは許さんぞぉぉぉ!!……ってアレ?」
ミカヤ  「シグルド、今はヘクトルとフロリーナの話をしてるのよ」
シグルド 「…誤爆しましたorz」
エリウッド「シグルド兄さんが窓を突き破って登場してガラス代が…ふふっ…蝶サイコーッ!!!」
ロイ   「いや、だからシグルド兄さんは会社に戻れやゴルァ!!」
セネリオ 「…酷い有様ですね」
ファリナ 「アンタもね」
ヘクトル 「せっかく( ;∀;)イイハナシダナーの流れだったのに、
      姉貴もシグルド兄貴も勘弁してくれぇぇぇぇ!!(´;ω;`)」

終わり


*1 (;^∀^
*2 *3
*3 *4
*4 (;゜д゜