312 :聖地巡礼:2009/08/18(火) 19:59:27 ID:MnXxjD+D
1
~エフラム編~
8月16日兄弟家玄関
エフラム「ただいま、今帰った」
エイリーク「お帰りなさい兄上…どうしたのですかその大荷物は?」
エフラム「ああ、大したものじゃない」
そして部屋に入るエフラム。
マルス「気になるね…今日はあの日だし」
ミカヤ「そうね」
ロイ「…あの日って?」
エイリーク「なんでしょうか?」
リーフ「ま…まさか」
マルス「というわけでこれからエフラム兄さんの部屋に突入します!」
5人はノックもせずいきなりエフラムの部屋に突っ込んだ!
エフラム「うおっ!?」
エフラムの部屋には大量のロリ物同人誌が広げられ、現在整理整頓中であった。
マルス「やっぱり…今日は夏の最大級同人誌即売会の日だからね」
ロイ「うわぁぁ…」
リーフ「こっちは18禁だね…おねいさん物はないのか…ハァ」
エイリーク「兄上…こんなふしだらなものを////」
エフラム「コラ!そんなもの見ちゃいかん!」
ミカヤ「エフラム…お姉ちゃんはひたすた悲しいわ…たとえロリコンとはいえ、
ようじょをエロい目で見たりはしないと思っていたのに!」
エフラム「ま…待て!話を聞け!」
マルス「ロリコン犯罪者には一分の理もないと思うけどね…さぁ動機を聞こうか」
313 :聖地巡礼:2009/08/18(火) 20:00:31 ID:MnXxjD+D
2
エフラム「まずは皆、ここにある同人誌を見てくれ…あ!エイリークは見ちゃいかん!こっちの全年齢ものにしろ!」
エイリーク「はぁ…」
リーフ「どれもロリ物ばっかりじゃんか」
エフラム「そうだ、純真な子供とは微笑ましいものだ、これらの全年齢ものはいい。
幼い子供を愛で守る者に安らぎを与えてくれる」
ロイ「チキファミルラがスク水きてる全年齢もの同人誌も安らぎをくれるのかな?」
エフラム「だが!18禁は許さんぞ!年端もいかぬ子供にふしだらな真似をする連中が俺は心底許せん!」
マルス「じゃあなんで18禁をわんさか買ってきたのさ」
ミカヤ「そうよお姉ちゃん悲しいわ」
エフラム「これらの本を読んだ者が影響を受けてようじょに性犯罪をしたらどうする!
そんな事のないよう俺たちは同人誌を買いまくった。ロリコンの手に入らないようにな!」
ロイ「俺たちって…」
リーフ「オグマさんやシャナンさんとか黒い牙の人たちでしょ」
マルス「つか性犯罪をするのは兄さんたちでしょ」
エイリーク「兄上…そこまでして子供たちを守ろうと…ごめんなさい!一瞬でも兄上を変質者と疑ってしまって!」
エフラム「わかってくれればいいんだ…なに、俺一人がロリコンと呼ばれようがようじょたちが無事ならいいんだ」
マルス「信じてる人がいるよ…」
リーフ「お金さえあれば僕もおねいさんのエロ同人誌を買いに行くのに」
ロイ「駄目だよ、リーフ兄さんは十八歳未満でしょ」
マルス「しかし兄さんの部屋、本棚に兵法書とロリものの本が並んでるのは微妙な光景だなぁ」
ロイ(しかし、これらの18禁本どうするつもりなんだろ…処分するのかな?
…でもそれを突っ込んだらいけない気がする)
314 :聖地巡礼:2009/08/18(火) 20:01:45 ID:MnXxjD+D
3
~ティニー編~
イベントより数日前、フリージ家ティニーの私室
ティニー「ああ…何か見えてきました…見てください兄様…美青年の妖精たちが絡み合って…ハァハァ」
アーサー「ティニー…そろそろ少し仮眠とれよ…」
ティニー「駄目…このままじゃ新刊落ちてしまいます…意識の続く限り…」
アーサー「や…やばい…俺もちょっときつい…とと、ベタはみ出すところだった…フィーにTELしてアシ頼もうか?」
ティニー「もうTELしたんですけど…フィーも追い込みだって…余裕はないって…」
アーサー「参ったな…イシュトーは仕事だし、イシュタルは竜王家のユリウスんとこに遊びにいっちまった…」
その時一人の男が入ってきた。
ブルーム「ならワシが手伝ってやろうか?」
アーサー「伯父さん?会社はどうしたんだよ!」
ブルーム「会社はヒルダが仕切っておるからな…ワシは座ってるだけで仕事はないんだ…どうせヒマだから早退してきた」
ティニー「でも…」
ブルーム「…いいんだ…ワシが仕事に口出しするとヒルダに叱られる…ここで姪の手伝いでもしておるさ…
アナログしかわからんが、若いころはヒルダの同人誌作りを手伝わされたものさ…」
テイニー「ありがとう伯父様…原稿に直接魂を注ぐアナログこそ私のやり方…感謝します!」
アーサー(なぜだろう…伯父さんの背中に男の悲しみが見える…)
ティルテュ「あ~~!みんななにしてるの~お絵描き?ママも混ぜて混ぜて~クレヨン持ってきたよ!」
アーサー「悪いけど忙しいんだ、母さんは向こうにいっててくれるかな?」
ブルーム「リンダに絵本でも読んでてもらいなさい」
ティルテュ「ぶ~~つまんないの~いいもんいいもんリンダちゃんに遊んでもらうもんね~だ!べ~」
こうして万難を乗り越え、ティニーは夏の最大級同人誌即売会に参戦、見事完売した。
会場では元気に同人誌を売っていたティニーだが、それは祭り当日のボルテージ上昇やアドレナリンによるもの。
実際は連日の徹夜と、当日の会場の地獄の熱気と人ごみに消耗しきっていたティニーは
イベント終了後、真っ白な灰となって萌え尽きるのだった。
ティニー「ああ………復活したら冬のイベント新刊の構想を…」
アーサー「今は休め…ティニー」
315 :聖地巡礼:2009/08/18(火) 20:02:40 ID:MnXxjD+D
4
~ビラク編~
夏の最大級同人誌即売会当日、会場内
ビラク「うほっ男たちが押し合いへしあい…俺も混ざるぜ!」
ムギュウウウウウ
ビラク「うほっこれはいい男の匂い密着感がたまらないなハァハァ…さあそろそろウホッな同人誌の列に並ぶか」
だが…
ビラク「…こっちの列は女ばかり…はぁ…つまらん…だが!この試練をのりこえてこそウホッな本が手に入るのさ!」
ティニー「あ、ビラクさん今年も来てくれたんですね!」
ビラク「ああ!ティニーの美青年もの同人誌は実にウホッだ!去年のセティものもよかったぜ!」
ティニー「今年はエフラム×ヒーニアスのへたれ受けです」
ビラク「たっぷり楽しませてもらうぜ!…さあ次はフィーのところへ行くか!今年の親父ネタは誰かな?」
フィー「書いてしまった…レヴィン(子世代版)×オイフェ(やっぱり子世代版)……ごめんおにいちゃん」
おわり