2007年 6月 第3週

Last-modified: 2007-06-18 (月) 18:03:08

イリオス『5』

 

イリオス『4』

 

イリオス『3』

 

イリオス『2』

 

イリオス『1』

 

セーラ 「パンパカパーン☆ こんばんはお茶の間の皆さん、今週もやってまいりました、セーラ!」
ドロシー「ドロシーの」
二人  「今週の紋章町ニュース!」
セーラ 「さて、今週の紋章町のニュースを一つ残らず取り上げて、自由と混沌の名の下に
     胡散臭いほど前向きに全肯定するこのコーナー!」
ドロシー「今週はどれだけの騒動が持ち上がったんでしょうね。今から胃が痛いです」
セーラ 「この番組はご覧のスポンサーの提供でお送りしまーす」

 

イリオス『(株)ロプト』

 

イリオス『エリミーヌ教団』

 

イリオス『アスタテューヌ教団』

 

イリオス『歴代FE主人公が兄弟だったらスレの皆さん』

 
 

○第一回 2007年6月10日(日)0:00~2007年6月16日(土)23:59まで

 

セーラ 「さて、そういう訳で、記念すべき第一回目の紋章町ニュースが始まった訳ですが」
ドロシー「あのー、セーラさん?」
セーラ 「なに?」
ドロシー「ニュースを取り上げるのはいいんですけど、『自由と混沌の名の下に』ってなんですか」
セーラ 「なにって、我がFETVの社訓じゃない」
ドロシー「……自由はともかく、混沌って……」
セーラ 「しーっ! 滅多なことを言うもんじゃないわ、どこで誰が聞いてるかわかんないんだし」
ドロシー「そんな危ない話なんですかこれって!?」
セーラ 「ほら、スポンサーが例のところとかだから。いろんな意味でヤバいのよその辺は」
ドロシー「うう……放送第一回目にしてそんな裏事情知りたくなかったなあ……」
セーラ 「まあまあ。さて、ニュースに入る前に、このコーナーの主旨を説明しておきましょうか」
ドロシー「あ、はい。ええと、このコーナーは、今週(日曜0:00~土曜23:59)までの間に、
     紋章町全域で起こった主なニュースを取り上げて、わたしとセーラさんが適当にコメントしていくコーナーです」
セーラ 「カメラを取り付けた精霊とか亡霊兵士とかが紋章町全域に散らばってるからね!
     どんな衝撃的映像もばっちりカメラに収まってるって訳よ」
ドロシー(イヤだなあそんな町……)
セーラ 「ちなみに、わたしたちはあくまでも集まったニュースに適当にコメントしていくだけだから、
     二つのニュースの間に矛盾があったとしても、そんなことは一切気にしません!
     自由と混沌の名の下に、あらゆるニュースを明るく豪快に全肯定するのがモットーだからね!」
ドロシー「まあそもそもわたしとセーラさんがそんな大したこと喋れるとも思いませんし、
     肩の力を抜いて適当に見ていただけると嬉しいです」
セーラ 「だーもう、そんな卑屈になってどうすんのよ!
     この変な町で起きてる奇天烈なニュースを取り上げるのよ?
     名コーナー間違いなしじゃない」
ドロシー「どっちかと言うと迷コーナーって気がしますけど……」
イリオス『巻いて、巻いて!』
セーラ 「えー、外野の平民がうるさいので、とっとと進めていくことにします」
イリオス『平民って言うな!』
ドロシー「えーと、ではまず、最初のニュースから。映像お願いしまーす」

 

3-10
 <櫻井雅弘「フフッ、みなさん私を覚えてますか?地区対抗格闘技大会会長の櫻井雅弘です。」>

 

セーラ 「……え、誰これ?」
ドロシー「ご自分で仰ってるじゃないですか、地区対抗格闘技大会の会長さんですよ」
セーラ 「地区対抗格闘技大会?」
ドロシー「スマッシュブラザーズ、とか読むらしいですけど」
セーラ 「何それ」
ドロシー「この辺りの各地区の代表者が、特設ステージに放り込まれて各々の知恵と勇気で
     殴り合いさせられるイベントらしいですよ」
セーラ 「バトル・ロワイヤルみたいな感じ?」
ドロシー「いや、ビジュアル的にはもうちょっと和やかなんじゃないですかね……」
セーラ 「ふーん。で、それにロイ&マルスが出場してた訳ね。なんでこの二人なの?」
ドロシー「知りませんよそんなの」
セーラ 「しっかし、この櫻井って男、なんか胡散臭いわね。いかにもギョーカイ人っていうか」
ドロシー(また自分のこと棚に上げてる……)

 

 <アイク「…櫻井氏、よく来てくれた!俺はあんたを待っていた!今年こそは…今年こそは是非俺を出してくれ!>

 

ドロシー「凄い勢いで出たがってますねアイクさん」
セーラ 「殴り合いとか好きそうだもんねあの人。でも、そんな凄い相手がいるの、
     そのクラッシュバンディグーとかいうやつって」
ドロシー「スマッシュブラザーズですよ……語感しか合ってないじゃないですか。
     で、他の地区の代表者ですけど……」

 

<マルス(それとこれとは話が別だね。
     僕はもう、青いマッチョのオッサンに燃やされたり、
     緑のトカゲに食べられたり、二人組の子供にハンマーでリンチされたりするのは嫌なんだ!>

 

ドロシー「だそうですよ」
セーラ 「変な大会……」
ドロシー「他にもパワードスーツで武装した女の人とかがいるらしいですけど」
セーラ 「……この辺だけ微妙に時代が遅れてるのは気のせい?」
ドロシー「気のせいということにしておきましょうよ」

 

 <マルス(そりゃ、賞金が破格だからね。参加賞で5万G、優勝すれば500万G。>

 

セーラ 「……わたしも出ようかしら」
ドロシー「目的が見え見えな上にどう考えても予選落ちですよセーラさん……」
セーラ 「いや、最近流行りの暁流杖術を使えばあるいは……!」
ドロシー「あの杖ポコ戦闘術ですか。そんなのが通用するのは某最凶シスターぐらいのものだと思いますけど……」
イリオス『そろそろ次!』
セーラ 「うっさいわね……じゃ、次のニュース」

 

3-17 悪徳商法にご用心!
 <リーフ  「うん。僕は少しでも高く物を売り、あるいは安く買うために、鑑定眼も鍛えているのさ!>

 

セーラ 「何気に侮れない特技持ってるわよねこの子……」
ドロシー「うーん、ぺラティ辺りで掘り出し物を買うときには重宝するかもしれませんね」
セーラ 「目利きってやつね」
ドロシー「……セーラさんは、セリス君みたいに騙されたことはないんですか?」
セーラ 「ふふん、ま、『君可愛いから半額』程度には収まらない女だけどねわたしは」
ドロシー「はあ」
セーラ 「最近もね、昔の男友達が『いい古代語の教材があるんだよ!
     本来なら10万Gのところ、君は可憐だから1万Gにまけてあげるよ』なんて……
     どったのドロシー、頭抱えて」
ドロシー「いえ……で、その古代語の教材、役に立ってるんですか?」
セーラ 「んー、最近忙しくて時間が取れなくてねー。ま、その内やるわよ、その内」
ドロシー(典型的な駄目人間だなこの人……)
セーラ 「ふふん、ま、安心しなさいよ、わたしが古代語ペラペラでますますデキる女になっちゃっても、
     あんたを付き人として雇ってあげるから」
ドロシー「いや今より格下になってますってばそれ」

 

 <セリス  「だって、リーフいつもひどい目に遭って傷だらけになってるし……
      もしかしたら厄除けになるかもしれないって考えたら、嬉しさで頭が一杯になっちゃって」>

 

ドロシー「いい子ですねーセリス君」
セーラ 「チッ、カマトトぶりやがって」
ドロシー「いやそんな見方ひどいって言うか、その前に男の子に使う悪口じゃないですよそれ。
     それにしても……」
セーラ 「なに?」
ドロシー「なんか、セリス君は見るたびに性格が違うような……」
セーラ 「気分屋なんでしょ」
ドロシー「それで片付けちゃっていいのかなぁ!?」
イリオス『ここでボケて!』
ドロシー(どうしろと!?)

 

 <シグルド 「うむ、実は露店商人から幸運の女神像を購入したのだが」>

 

セーラ 「……」
ドロシー「……」
セーラ 「……大丈夫なのかしら、この家族」
ドロシー「……今回の話の流れ的に、セーラさんが言っていいことじゃないですけどね、それ」

 

3-20
 <ミルラ 「ちっちちっちちっちー・・・ちちをもめ~・・・・・です、エフラムお兄ちゃん」>

 

ドロシー「これまたいきなり強烈な」
セーラ 「大きなお友達大喜びね」
ドロシー「でも冷静に対処してる辺り、やっぱりロリコン疑惑は嘘なんですねエフラムさん」
セーラ 「分かんないわよー。ひょっとしたら内心ハァハァ言ってるけど、
     妹がいる手前表には出せなかっただけかもしんないし」
ドロシー「嫌なこと言わないでくださいよ……」

 

 <ラーチェル 「行きましょう!正義の鉄槌を叩き込みに!」>

 

ドロシー「熱い人ですよねロストン家のお嬢様」
セーラ 「チッ、わたしとキャラが被ってんのよねこいつ……」
ドロシー「そうかなあ……一応人助けしてる分セーラさんよりはマシだと思いますけど」
セーラ 「オイ」

 

 <ラーチェル 「そうは問屋が卸しがねですわ!」>

 

ドロシー「決め台詞なんですかねこれ」
セーラ 「ふふん、まだまだ甘いわねお嬢様も」
ドロシー「じゃ、セーラさんならこういうときなんて言うんですか?」
セーラ 「そうはトンマなマントヒヒ!」
ドロシー「だから語感しか合ってない上に意味不明ですってば……」

 

 <グローメル 「うちの電気屋に電撃マッサージチェアなんて物もある、死なない程度の設計物だぞ」>

 

ドロシー「それはマッサージチェアとは言わないような」
セーラ 「あー、でもいいわよねそういうのって。ほらわたしって人気アイドルでいろいろ気を使うじゃない?
     最近もう肩が凝って肩が凝って。」
ドロシー「えー……」
セーラ 「なによその納得いかねぇー、みたいな反応」
ドロシー「別にー。でも、なんかいろいろ変な品物置いてるみたいですねグローメル電気店」
セーラ 「ボルトアクスだし」
ドロシー「それで説明済んじゃうんだ……」

 

 <歴代FEの幼女コレクションとも取れる内容の品物で背表紙に
  ~製作者:PN鬼畜王子~
  要するに一枚噛んだ訳である、悪気はないが間接的に>

 

セーラ 「これを悪気じゃなくて何と言うっての」
ドロシー「いやでも映像がぼやけてて中身はよく見えませんし……
     案外、芸術的な写真集とかなのかもしれませんよ?」
セーラ 「PN的にはどう見てもエロ本にしか……」
ドロシー(人が必死で誤魔化そうとしてるのにこの人は……!)

 

3-24
 <グローメル 「貴方の~街の電気屋さ~んとぉ、いらっしゃい」>

 

セーラ 「なにこのテーマ曲」
ドロシー「自作らしいですよ。グローメル電気店内ではエンドレスでかかってるとか」
セーラ 「無駄にビブラート利かせてるのがムカツクわね……」
ドロシー「あんまり流行ってない辺り、皆気に入ってはいないんでしょうね……」

 

 <ルーテ 「はい。豆腐さんの頼まれ事に協力して欲しいのですけど」>

 

セーラ 「豆腐と書いてボーレと読む……」
ドロシー「もう通称と化しちゃってますね……」

 

 <アイク 「ボーレ、豆腐10丁くれ・・・>

 

セーラ 「多くない!?」
ドロシー「あの人数ですからねえ……でも、確かに料理は大変そうかも……」

 

 <マルス 「あれは・・・どうみてもヨウカンマn」>

 

ドロシー「言ってはいけないことを……」
セーラ 「まあその後すぐ眠らされてるし」
ドロシー「でも確かに、あれってどう見ても……いやこれ以上は怖いので言いませんけど」
セーラ 「しかし、あれよね」
ドロシー「なんですか?」
セーラ 「あのお宅にもいるわよね、ヨウカンならぬ幼姦マ」
イリオス『誤魔化して!』
ドロシー「殺伐とした番組に救世主が!? ……はい次行きましょ、次」

 

3-27
 <―矛盾―>

 

セーラ 「ところでわたしって頭脳明晰でセクシーな大人の女だけど
     ちょっぴり子供っぽいところもある天然美少女なのよ」
ドロシー「矛盾が多すぎてどこから突っ込んでいいか分かんないですよ……
     しかし教育のための映像とはいえ、なんかこの物売り怪しさ爆発ですね」
セーラ 「わたしだったら逃げるわね」
ドロシー「逃げても追っかけてきそうですけどね転移の粉で……」

 

 <ミカリン「ここから辻褄が合わないことを矛盾というのよ。でも得意気に
     それを指摘したりすると痛い目にあう時もあるから注意してね」
  サザ「この話じゃ剣鎧じゃn
  ミカリン「……」つレクスオーラ>

 

ドロシー「言われたそばから……」
セーラ 「残念な奴よね……」

 

 <ミカヤ「あ、もしもしラルゴさん?『火消しに用がある』」>

 

セーラ 「こわっ!」
ドロシー「公共の電波にこんな危険ワード流しちゃっていいのかな……」
イリオス『ごめん伏字にするの忘れた!』
セーラ 「オルソン使えねぇーっ!」
ドロシー「うーん……でもあれですね、これだけお手軽なら頼みたくなりますよねー」
セーラ 「え……あ、あんた、誰かに恨みとか持ってるわけ?」
ドロシー「そうですね……強いて言うなら、聖職者Sと言うか……」
セーラ 「S……セーラ……わたし!? クッ、何故だこの恩知らず、あれだけよくしてやったのに!」
ドロシー「よくしてもらった覚えはないんですけど……でも安心してください、
     セーラさんに対しては呆れと諦観があるだけで怒りや憎しみはないですから」
セーラ 「あ、そうなの。じゃあいいや」
ドロシー(呆れられて諦められてるのはいいんだ……)
セーラ 「で、誰なのよあんたが粛清したい相手ってのは?」
ドロシー「そうですねー、恐らく今夜もわたしがいないのをいいことに遊び呆けているであろう、
     エレブ地区の一エロ神父でも言っておきましょうかねー。ったくあの野郎……」
イリオス『笑顔、笑顔!』
セーラ 「オルソン必死すぎ」

 

3-28
 <セリス 「じゃあンシア姉さんとウッド兄さんで!」>

 

セーラ 「そんな馬鹿な!」
ドロシー「と、思わず突っ込みたくなるあだ名ですね……」

 

 <マルス 「姉さん姉さん、別に不可解でも何でもありませんよ。色魔リーフの例の如くの遊戯だよ」
 エフラム 「あいつの女をもてあそぶスキルは凄いな」
 セリス 「ロイも何気に凄いよ。ロイの場合天然だけど」
 マルス 「確かに女教師から幼馴染みまで、幅広く落とせるロイは凄い」>

 

ドロシー「……」
セーラ 「嫌な兄弟……」
ドロシー「んー……確かに、それぞれ選択肢は多いご兄弟かも……」
セーラ 「ああ、でも嫌だわ。今度あの家に取材に行く機会があったらどうしましょう。
     野獣の如きヘクトル様とかに手篭めにされてしまうかも!」
ドロシー「大丈夫ですよ、皆さんセーラさんを女性として意識するほどには特殊じゃないでしょうから」
セーラ 「オイ」

 

<マルス 「くっ…葉っぱめ、今度はお姉ちゃんプレイか…変態なっ!」
 エリウッド 「マルス自重」
 エフラム 「姉のどこがいいんだ?断然妹のがいいだろう」
 エリウッド 「エフラム自粛」
 エリンシア 「エフラム。その言葉、どう捉えたら良いのかしら?」
 エフラム 「俺自省」>

 

セーラ 「見事な三段落ちね」
ドロシー「なんか今回はずいぶん正直ですね皆さん」
セーラ 「ふふん、男なんてこんなもんよ。あんたも、悪い男に引っかかるんじゃないわよ」
ドロシー「いや、男性をことごとくドン引きさせてそうなセーラさんに言われても正直説得力が」
セーラ 「オイ」

 

 <リーフ 「突然ですが、………姐上と呼ばせてください!」>

 

ドロシー「直球すぎ!」
セーラ 「そうよね、せめて姐御よね」
ドロシー「いやそういう問題でもないような……」

 

<エフラム 「リーフ、こういう時は押して駄目なら…」
 リーフ 「引くんだね!」
 マルス 「いや引いてるのはあっちだと思う。それこそドン引き」>

 

セーラ 「なんか皆してうまいこと言ってるわね……」
ドロシー「今回のノリの良さは異常でしたね皆さん……」
セーラ 「ところで、そのノリに馬鹿ウケしてあそこで笑い転げてるオルソンが微妙にうざったいんだけど」
ドロシー「スリープとかは止めてくださいね、番組の進行がストップしますから」

 

3-33 (3-28への便乗)
 <(ならばサラが居ないだけマシじゃないかと考えるんだ!)
  (何時ものように再行動連発して追って来られる心配も無い!)>

 

セーラ 「気がつけば あなたの後ろに クルクル電波 字余り」
ドロシー「いやそんな川柳みたいに言われても……」
セーラ 「しっかしモテモテねえこのリーフって子も」
ドロシー「あんまり羨ましくはないでしょうけどね。
     彼、人権団体から目をつけられるほど悲惨な境遇なんだそうですよ」
セーラ 「人権団体?」
ドロシー「ええ。ちょっと前に彼の扱いが酷すぎるから改善しろと連日の抗議が……」
セーラ 「凄い話……」

 

 <サラ「・・・・私はリワープで直接」>

 

セーラ 「気がつけば あなたの後ろに」
ドロシー「それはもういいですってば」
セーラ 「しっかしおっかない子ねえ。その内夜這いかけられるんじゃない、リーフ君」
ドロシー「そんな……サラちゃん、まだ子供ですし……」
セーラ 「馬鹿、見なさいよあの邪悪な微笑。あれは男を手玉に取る悪女の微笑みだわ」
ドロシー「確かに邪悪っぽくはありますけど、悪女とはなんか違う気も……」
セーラ 「ま、どこにいても監視から逃れられない葉っぱ君に合掌ってところね、今回は」
ドロシー「不幸の星の下ですねえ……」

 

3-37 ボロい商売
 <ミカヤ  「町を歩くたびに小さな子供にミカリンに似てるとか変身してとか……辛い日々だったわ」>

 

セーラ 「あー……これは一回取り上げてるし、パスしてもいいんじゃない?」
ドロシー「いや、一応さらっとおさらいしておきましょうよ。どんなニュースも全肯定って建前もありますし」
セーラ 「何気に嫌なこと言うわよねあんたって……」
ドロシー「ちなみに、魔女っ子ミカリンは第三期が大好評放映中です」
セーラ 「今回はいろいろとギリギリな新メンバー、魔法先生セシリーナが加わったのよね」
ドロシー「正直、何でウケてるんだかサッパリ分かりません」
セーラ 「あれじゃない、マニア受けとかいうやつ」
ドロシー「ああ、つまりセーラさんですか」
セーラ 「オイ」

 

 <ミカヤ  「悪質なストーカーがいるに違いないわ……! 家にカメラとか盗聴機が仕掛けられてるのかも……!」>

 

セーラ 「プッ、自意識過剰な……」
ドロシー「どの口が言ってるのかな……でもセーラさん?」
セーラ 「なに?」
ドロシー「こうやって撮影してるのも盗撮になるんじゃ」
セーラ 「さ、次、次」
ドロシー(やっぱり無許可だったんだ……)

 

3-41
 <ヘクトル 「ぁー・・・午後の授業はボイコットするかな、昼休みのウチに抜けちまおう」>

 

ドロシー「やっぱりこういう人なんですねヘクトルさんって」
セーラ 「見りゃ分かんじゃないの。ふふん、ま、わたしも見た目どおり才色兼備の美少女だけど」
ドロシー「そうですね、セーラさんは見た目どおりですね」
セーラ 「……なんか微妙に引っかかりを感じるんだけど……」
ドロシー「気のせい気のせい」

 

 <マシュー 「言った事を曲げるようじゃ良い男になれないっすよ、若。というわけで・・・忍法2秒で処理!」(もぐもぐ)>

 

ドロシー「うわ、凄い。スローにしてもどうやって食べたんだかよく分かんないですよ」
セーラ 「早寝早飯芸の内ってね」
ドロシー「軍隊じゃないんですから……」

 

 <エリウッド 「午後からは授業に出ないと、保健室のキングになってしまう>

 

セーラ 「正直、もうすでに(ry」
ドロシー「そうですね、もうすでに(ry」

 

イリオス『CMだよ』

 

セーラ 「あ、ここで一旦CMでーす」
ドロシー「……なんか、すごくきちっとした字を書きますよねADオルソンさん」
セーラ 「神経質な性格が透けて見えるわ……あーやだやだ、細かいこと気にする男って嫌いなのよねわたし」
ドロシー「細かいこと気にする男の人のほうもセーラさんみたいな人は嫌いだと思いますよ」
セーラ 「オイ」

 

ウォルト「やあウィル、見てくれよこの腹筋」
ウィル 「おおどうしたんだいウォルト、貧弱なヘタレと呼ばれた君がゼフィール並の筋肉じゃないか」
ウォルト「この見事な腹筋の秘密は、これさ」
ウィル 「わお、なんだいこの薬は」
ウォルト「巷で噂のドーピングアイテム。これさえ飲めば君もマッチョボディさ」
ウィル 「それはいいね。どれ、僕もお一つ」
ウォルト「よし、では僕もひと……つ……」
ウィル 「……」
ウォルト「……」
二人  「オクレ兄さん!」

 

-ドーピングアイテムは、あなたの人生を破壊します-
-ダメ、ゼッタイ-

 

 AC 公共広告機構です。

 

セーラ 「さてさて、どんどん行きましょう、今週の紋章町ニュース!」

 

3-42
 <アスレイ 「また貴方は・・・コミケの収益分のお金がなくなっていると思ったら、こんな白い箱に様変わりして・・・・・夏コミはどうするのですか」
  ルーテ 「こんなとは失礼ですね、半分に斬られたりしても鋼の救世主のように立ち続けられる設計の機能美が解らないのですか」>

 

セーラ 「これってやっぱりどう見てもヨウカ」
ドロシー「それを言っちゃダメですってば」
セーラ 「しっかし、夏コミねえ……」
ドロシー「セーラさんも出たことあるんですかやっぱり」
セーラ 「やっぱりって何よ。ないわよそんなの」
ドロシー「本当ですか?」
セーラ 「……コスプレ会場に迷い込んで『ツインテールシスター萌え』とか言われたことならあるわ」
ドロシー「うわ……トラウマですね」
セーラ 「ええトラウマよ。ついポーズとか取っちゃってパンチラ画像がネットに」
ドロシー「ちょ、シャレにならないですってそれ!」
セーラ 「いいのよ。そこから話題が燃え広がって一躍有名アイドルになるんだから」
ドロシー「相変わらずポジティヴな人……」

 

 <ルーテ 「優秀ですから。それと返事は一回、そんな事では伝承法が使えなくなりますよ」>

 

セーラ 「何の話?」
ドロシー「さあ……」
イリオス『ロマサガ2ロマサガ2。次期皇帝への能力引継ぎ』
セーラ 「ヲタうぜえ」
ドロシー「その発言はかなりの視聴者を敵に回しますよ多分……
     でも、ルーテさんって本当にいろんなこと知ってますね」
セーラ 「自分で優秀とか言っちゃってるしね……知識はずいぶん偏ってるみたいだけど」
ドロシー「いや、披露する機会がないだけでもっと幅広いですよ……多分」

 

<リーフ 「中々の尻に敷かれっぷりだけど僕には到底及ばないから君は幸せな方さ・・・ボロボロになるような危害がある訳でもないし、だから元気をだすんだ!」>

 

セーラ 「類友かしらね」
ドロシー「どうなんでしょう……と言うか、この年ですでに尻に敷かれてる自覚があるのがなんとも」
イリオス『モテないよりはマシ』
セーラ 「あんたの意見は聞いてないわよ!」

 

3-43
 <グローメル「♪あなたの町の~電気屋さ~ん グロ~メ電気~っと。>

 

セーラ 「すごい気に入ってるっぽいし……」
ドロシー「フルヴァージョンをCDにしたけど売れなかったとかなんとか」
セーラ 「そりゃそうでしょうよ」

 

 <そのうち飛竜を使った家電製品修理・修繕出張大サービスを始めるつもりだ>

 

ドロシー「商売上手ですね」
セーラ 「一人で切り回せるのかは疑問だけどね」
ドロシー「豆腐屋さんみたいに弟子……じゃなくて従業員を雇うんじゃないですか?
     アイオンさんとかイシュトーさんとか」
セーラ 「また地味なところから持ってきたわね……」

 

 <さぁ、何本欲しいんだい?ミディアム、レア、好きな加減で焼いてやるからさっさと選びな!>

 

セーラ 「なんでこう決め台詞とかテーマ曲とか好きなのかしらこの町の住人は」
ドロシー「そんなセーラさんの決め台詞は?」
セーラ 「あなたのハートをがっちりキャッチ!
     目と目が合えばあなたは虜、皆のアイドル、シスターセーラちゃん参上!」
ドロシー「はいはい黒歴史黒歴史」
セーラ 「オイ」
イリオス『はいはい惨状惨状』
セーラ 「コラ」

 

 <だからこうして胸元をはだけさせて、大きいお友達…?を呼び込む努力をしてるんじゃないか>

 

セーラ 「ケバい」
ドロシー「ちょ、そんな直球な……あ」
セーラ 「なに?」
ドロシー「あの、ひょっとして次期魔女っ子? ミカリンには印のプラーハとかそういうのが出るんじゃ」
セーラ 「しーっ! なに極秘情報気軽に公開してんのあんたは!」
ドロシー「……なんでこう嫌なところからばっかりチョイスするんだろう……」

 

 <プラハ「…ふぅ、すっかり丸くなっちまいやがって。
   黒登山の帝王と呼ばれたあの頃のあいつはどこに行っちまったんだい。
   …私が好きだった頃のあいつは……。>

 

セーラ 「( ゚д゚)」
ドロシー「( ゚д゚)」
二人  「( ゚д゚ )」
イリオス『こっち見んな』
セーラ 「なにこれ、なんなのこれ!?」
ドロシー「す、凄い恋愛模様……! いや、中年に恋愛をする権利がないとは言いませんけど」
セーラ 「絵的な衝撃が強すぎたわ……夢に出てきそう」
ドロシー「でもいいですね、やっぱり女の人は恋をしてなきゃいけませんよ!」
セーラ 「似合わない発言ね……まあ同意だけど」
ドロシー「プラハさんもほら、美人ですし、ね」
セーラ 「でもあれよね、この絵からじゃドロドロの昼ドラしか想像できないわね」
ドロシー「えー」
セーラ 「ほら、きっと」

 

 アシュナード「クククッ、次の主人はそいつという訳か」
 プラハ   「ア、アシュナード様……!」
 落石兵   「俺達の岩より、あんな女に乗っかられた方がいいって言うんですか!」
 グローメル 「む、むぅ……」

 

セーラ 「みたいな展開に」
ドロシー「いや、意味が分かりませんよ」
セーラ 「ともかく、FETVではお二人の恋愛模様を全力でお届けしちゃいまーす!」
ドロシー(誰が喜ぶんだろう、これ……)

 

3-45
 <マルス 「……ドラクエを知らないのか?」>

 

セーラ 「有名タイトルよねー」
ドロシー「わたしもこれは知ってますね」
セーラ 「ま、やったことはないけどね」
ドロシー「わたしも」
イリオス『そんな勿体無い! 貸すぞ俺、やらないと人生損だぞ!』
セーラ 「オタうぜえ」
ドロシー「だからそういうこと言っちゃダメですってば」
セーラ 「なんであの手の連中って自分が喋れる話題になると空気も読まずに必死で語り出すのかしら」
ドロシー「だってそれしか喋れないんですし、
     そういうところでアピールするしか……ああいや、と、とにかく!」
セーラ 「ドラクエねドラクエ。じゃ、見ていきましょうか」

 

 <ヘクトル:勇者♂ オズイン:戦士♂ マシュー:盗賊♂ セーラ:僧侶♀>

 

セーラ 「やだもうヘクトル様ったら、いくらわたしが可愛いからって」
ドロシー「またなんか曲解してますね」
セーラ 「だってほら、好きな女の子の名前つけるなんて、男の子にはありがちな行動じゃない?
     なんていったっけ、あれ。脳内彼女ってやつ?」
ドロシー「微妙に違うような……」

 

 <マルス 「なんか皆レベル低いなー。途中で投げ出したのかな」>

 

セーラ 「……」
ドロシー「脳内で捨てられたんですかね」
セーラ 「……」
ドロシー「脳内で捨てられたんですかね」
セーラ 「二回言うな!」

 

 <マルス 「予想に反して一人旅のリーフテラ男前wwww」>

 

セーラ 「……せめて想像の世界でだけは一人になりたいってことなのかしら」
ドロシー「あの若さにして、なんという諦観の境地……」

 

 <オレ:勇者♂ リオン:賢者♂ ヒニアス:遊び人♂>

 

ドロシー「『オレ』って……」
セーラ 「んー……と言うか、何となく意外なメンバー構成ね」
ドロシー「え?」
セーラ 「てっきり『チキ』『ファ』『ミルラ』とかその辺かと思ったんだけど。
     もしくは『エイリク』『ターナ』『ラチェル』辺り? なのに男だらけとはねえ」
ドロシー「いやだから無駄にロリコン疑惑とかシスコン疑惑とかを煽るのは止めましょうよ……」
イリオス『男の子は女キャラを使うのを恥ずかしがる生き物なのだ』
セーラ 「オタうぜえ」

 

 <しくると:勇者♂ きゅあん:戦士♂ えると:戦士♂ えすりん:僧侶♀>

 

セーラ 「この辺りからファミコン版、ね」
ドロシー「カタカナ使えないんですね……ひらがなにすると妙に間抜けな感じ」
セーラ 「えすりんってなんとなく怪しげじゃない?」
ドロシー「どうでしょう……」

 

<マルス 「さて、ミカヤ姉さんだが」
 ロイ 「姉さん以外全員♂キャラだ」>

 

ドロシー「セーラさんもきっとこのパターンですね」
セーラ 「失礼ね。もっとバリエーション増やすわよわたしは」
ドロシー(イケメンだらけにすることは否定しないんだ……)

 

 <あいく:勇者♂ みかや:武闘家♂ しく゛る:武闘家♂ えりんし:武闘家♂>

 

イリオス『男の子は女キャラを使うのを恥ずかしがる生き物なのだ』
セーラ 「オタうぜえ」
ドロシー「アイクさんのことだから、性別選べるのに気がつかなかったって可能性もありますね」
セーラ 「と言うか、あのごっつい男が真面目な顔でピコピコやってるのって
     思い浮かべるだけでもすごいシュールじゃない?」
ドロシー「いや子供の頃はあんなごっつくはなかったでしょう、多分……」

 

 <マルス 「エリ鬱ドか。ここでも損な役割をこなすんだな」>

 

セーラ 「むしろりーふじゃないのが不思議」
ドロシー「年長組、らしいですからね……」

 

 <ロイ:勇者♂ シャニー:戦士♀ セシリア僧侶♀ リリーナ:魔法使い♀>

 

セーラ 「いいオチがついたもんね……」
ドロシー「むしろここで選ばれなかった人たちはどう思うのか」
イリオス『男の子は中学生くらいからはむしろ女キャラを使いたがるのだ』
セーラ 「オタうぜえ」

 

3-48 イレース到来
 <ユンヌ「明日の天気は晴れ時々イレース,晴れ時々イレース。」>

 

ドロシー「あー、出ましたね、紋章町のヒューマノイドタイフーン」
セーラ 「局地災害指定みたいな……ヴァッシュ・ザ・スタンピートならぬ
     イレース・ザ・ブラックホールって感じよね」
イリオス『はいはいトライガントライガン』
ドロシー「と言うか、天気予報のために呼び出されるユンヌさんはどうなんでしょう」
セーラ 「いいんじゃないの、本人は納得してるんだし。
     ああ、でもどうしてわたしのところにはエリミーヌ様が来てくださらないのかしら。
     わたしってこんないい子にしてるのに」
ドロシー「エリミーヌ様は全て分かっておられるってことですね」
セーラ 「どういう意味よ」

 

 <アイク「イレースと言うのはうちの店の従業員だ。カー○ィの新種,歩くブラックホール等と呼ばれ,
    潰した食い放題の店は数知れず,エンゲル係数99の大食い女だ。その食欲は俺をも凌ぐ。」>

 

セーラ 「カービィって……」
ドロシー「アイクさんも相当食べる方でしょうけどね」
セーラ 「そういや、紋章町じゃ食い放題の店なんて見かけないものね」
ドロシー「建てた先から食い潰されちゃうからなんでしょうね」
セーラ 「凄い話……」
ドロシー「でも、その割にイレースさんがあんなに細いのは不思議ですよねー」
セーラ 「……」
ドロシー「……どうしたんですかセーラさん、二の腕のとこじっと見つめて」
セーラ 「……あんたも細いわよね?」
ドロシー「わたしは元々小食ですし……痩せてると言うよりはガリガリですよ?」
セーラ 「クッ、あのネクラ男の作る料理が美味すぎるからって食べ過ぎたか……」
ドロシー「そのぐらいならまだ健康的でいいと思いますけど」
セーラ 「冗談。こんなお肉たっぷりの二の腕は」
イリオス『マニアックだと思う』
セーラ 「だからあんたの意見は聞いてないっての!」

 

 <イレース「そう………ですか………残念です……ところでペガサスは……美味しいです……か?」>

 

セーラ 「怖いわねえ」
ドロシー「その内人も食べそうですね……」
セーラ 「怖いこと言わないでよね……ところでペガサスって美味しいの?」
ドロシー「なんでわたしに聞くんですか」
セーラ 「え、アーチャーってトンボ狩りのごとくペガサス落としまくりだから食べまくりなんじゃないの?」
ドロシー「どういう偏見ですか! 知りませんよそんなの」
セーラ 「ふーん、そうなんだ。今度どっかの名産地に行ってみようかしら」
ドロシー(……本当に聖職者の端くれなんだろうか、この人)

 

 <イレース「…かわいそう……15杯なんて……一食分も食べれて無いじゃないですか‥‥」>

 

ドロシー「常軌を逸した会話ですね」
セーラ 「まあ、十五杯も食べるヘクトル様だって相当なもんだけどね」
ドロシー「セーラさんも同じぐらいはいけるんじゃないですか?」
セーラ 「オイ」

 

 <(なんて儚げで美しい少女なんだ・・!エイリークの凛とした気品のある美しさもいいが,
      こういう触ると壊れてしまいそうな感じの子もイイ!メイド服とか似合うかもしれないな・・・
      いや!何を考えているんだ私は!しかしメイド服着せたいメイド服着せたいメイド服着せたい
      これではエフラム以上の変態にいやしかしメイド服着せたいメイド服着せたいメイd(ry>

 

ドロシー「……」
セーラ 「……何ていうか……うん、変態?」
ドロシー「本人も多少自覚はあるみたいですけど……メイドマニアなんでしょうかね?」
セーラ 「大金持ちの息子なら、そんなもん見慣れてそうなもんだけどねえ。
     ああ、でも可愛い服ならちょっと着てみたいわよね?」
ドロシー「いえ、わたしは別に」
セーラ 「またまた、そんなこと言って」
ドロシー「……前に友達に可愛い服を着せられたら、某エロ神父が『ドロシー、どうしたんですか、
     そんなクソ似合わない服着るなんて、頭大丈夫ですか!?』と大慌てして……」
セーラ 「……」
ドロシー「……」
セーラ 「……イ㌔」
ドロシー「なんでこういうときだけ普通に同情するんですか!」

 

 ・3-55 (3-45への便乗)
  <ミルラ 「エフラムお兄ちゃん・・・私退治されるのですか?」>

 

セーラ 「うーん、なかなか複雑ねえ」
ドロシー「竜って言ったら伝承なんかじゃ悪役にされてることが多いですからね」
セーラ 「本人が竜だからねえ。その上想い人は悪者を退治する戦士、か」
ドロシー「これだけで一本お話が書けそうなネタですね」

 

 <アイク 「初代の竜王は仲間がいない分俺向けだったな、竜退治は中々男のロマnぐはっ!」>

 

イリオス『ドラゴン退治はもう飽きた』
セーラ 「オタうぜえ」
ドロシー「アイクさんなら本当に一人で竜退治もやっちゃいそうですね」
セーラ 「好きそうだしね、そういうの」

 

 <シグルド 「男はな、守りたい物が出来たら限界以上の力がだせるものさ>

 

ドロシー「そういうものなんでしょうか」
セーラ 「ふふん、分かってないわねえ。女を守るってのは男の本能みたいなものなのよ?
     実はわたしもさらわれたことがあってね」
ドロシー「えー」
セーラ 「む、何よその疑わしそうな目は。
     ほら、一時期シスターを連れ出して愛でるのがブームになったことがあったじゃない」
ドロシー「ありましたっけ……あー、あのダーナの商人ブラムセル氏とかが推進したブームですね」
セーラ 「そうそう。で、汚れを知らぬ純粋無垢なシスターのわたしもさらわれたんだけどね、
     わたしのネクラな下僕はわたしをさらった男のところに乗り込んできて、こう言ったのよ」
ドロシー「なんて?」
セーラ 「『悪いことは言わないからその女だけは止めておけ、これはあんたのためを思って言っているんだ』って。
     要するにこれって『僕の大切なご主人様に手を出すな、さもないと痛い目に遭わせるぞ』ってやつよね」
ドロシー(『そんな非常識暴走シスターを抱え込んだら人生メチャクチャだぞ』だと思うけど)
セーラ 「いやー、あのネクラ男にしちゃなかなかの決め台詞よね」
ドロシー「……セーラさんの感性はよく分かりません」

 

 <私もアルヴィスと何度決闘をした事か・・・そうあれは・・・」>

 

ドロシー「決闘……騎士っぽいシグルドさんにすごく似合う単語ですね」
セーラ 「そのたびに町が壊滅してそうだけどね。あの二人って両方別ベクトルにプライド高いから」
ドロシー「戦績はどんな感じなんでしょうね。ディアドラさんがどちらの恋人とも言い難い現状、
     決着はまだついてないみたいですけど」
セーラ 「……単に手玉に取られてるだけなんじゃないの?」
ドロシー「だからそういう見方はやめてくださいよセーラさん……」

 

3-56 オレだよオレオレ!
 <カシム  「……母が病気で薬を買うお金がなくて……」>

 

ドロシー「まあお気の毒……って、この人が詐欺師だと知ってても騙されそうになりますね」
セーラ 「演技うまいわよねー。まあ元が情けない顔だっていうのもあるんだろうけど」
ドロシー「持って生まれた資質を最大限に活用してますよね」
セーラ 「可愛いわたしがアイドルやってるみたいに!」
ドロシー「さて次いきましょうか」
セーラ 「……スルーが一番グサッと来るって分かってやってる?」

 

 <マルス  「うん。よりにもよって純真なシーダを騙すなんて……全力で犯人を捜して報復してやるつもりさ」>

 

ドロシー「したんですかね、報復」
セーラ 「どうかしらねー。まあ、今回の話の結末見る限りじゃ、報復なんて必要なさそうだけど」

 

 <リン   「 そ ん な 年 じ ゃ な い わ よ ! ! 」>

 

ドロシー「うーん……」
セーラ 「どうしたの?」
ドロシー「いつも疑問なんですけど、そんなに老けて見えますかねリンさんって」
セーラ 「ふふん、ま、わたしのこのベビィフェイスに比べれば皆おばさんだけど」
ドロシー(この根拠のない自信は一体何なんだろう……)
セーラ 「でも、リンさまはねえ……凛々しすぎるって言うか、変な貫禄がありすぎるって言うか」
ドロシー「落ち着いてるってことなんでしょうけど。まあ、わたしも人の顔はとやかく言えませんし」
セーラ 「……チッ、謙虚キャラアピールしてんじゃねえよこの地味系アイドルが」
ドロシー「いやだからアイドルとかじゃ……」

 

3-59
 <リン 「え?んー・・・そうね、悔いの残らない様に生きたいかしら。素敵な恋愛も一度くらいは・・・」>

 

ドロシー「ほら、リンさんだって立派に女の子じゃないですか」
セーラ 「んー……でもさ、恋愛が一番最初に思い浮かばない時点で正直」
ドロシー「う……そ、そういう気高いところが人気の秘密なんですよきっと!」
イリオス『ナイスフォロー』

 

 <エフラム 「そう言われてもな・・・交神、この娘にするか。こうあっさりなのは気が進まないが」
 リーフ 「ロリ顔な神だなぁ、いや。文句はないです、可愛ければイイデス」>

 

セーラ 「結構ゲーム好きよねこの兄弟」
ドロシー「そうですねえ。体動かす方が好きな人が多そうなのに……不思議かも」
セーラ 「ま、どんだけ武器振り回そうが体鍛えようが、結局は現代っ子ってことかしらね」
ドロシー「ところで、これはどんなゲームなんですか?」
セーラ 「知らないわよ。ってか、ゲームの話題なんてからっきしだしねわたしたち」
イリオス『俺屍。すぐに死ぬ呪いをかけられた一族が(ry』
セーラ 「オタうぜえ……しかし、ここでもやっぱりロリを……」
ドロシー「……段々否定しづらくなってきましたね」

 

 <リン 「兄さん達、子供みたいね・・・・・ほんと」
  マルス 「そんな突っ込みするから年増に見られ・・・痛い痛い!関節決まってる!!」>

 

ドロシー「相変わらず迂闊ですねえマルスさん」
セーラ 「実は喜んでんじゃないのあれ? マルスの頭文字はMだし」
ドロシー「それ言ったらセーラさんはS……ぴったりですね」
セーラ 「ふふん、イジめるのは大好きよ。特にネクラな男はね」
ドロシー(本人はどっちかと言うと馬鹿っぽいイジラれキャラのような気がしますけど)

 

3-63 (3-59への便乗)
 <ヘクトル「リンのサブミッション技は強烈で抜けられねーからな」>

 

セーラ 「ま、あの見事な脚を見りゃ当然ね」
ドロシー「たびたび話題になるチラリズム……でもあれってきっと筋肉ですよねきっと」
セーラ 「見た目ほど柔らかくはないって訳ね」
イリオス『きれいなバラには棘がある』
セーラ 「だからあんたの意見は聞いていないと(ry」

 

 <ロイ「か・・・漢だ」>

 

ドロシー「あれ、ロイ君成績はそこそこいいはずじゃ……」
セーラ 「嘘情報かもね。それにああいう子って学校の成績はよくても案外抜けてて常識ないもんだし」
ドロシー「そういうものかなあ……」

 

 <ロイ「いや、『あついちかん』・・・熱い痴漢!」>

 

ドロシー「それはあんまりですよロイ君! 正直わざとやってるとしか」
セーラ 「熱い痴漢……
     『うおぉぉぉぉーっ! 俺は今日も通勤途中のOLに密着して尻を撫で回すぜ! ファイヤー!』
     ……みたいな?」
ドロシー「一発でばれそうですねそれ……」

 

3-65
 <スペランカー 『あるびす』>

 

セーラ 「またゲーム……」
ドロシー「ついていけないですね」
イリオス『スペランカー。高すぎる難易度故にクソゲーと見なすか神ゲーと見なすかで未だ議論が』
セーラ 「オタうぜえ」
ドロシー「というか、『あるびす』っていうのも、今のアルヴィスさんから想像するとなんだか可愛いですね」
セーラ 「チッ、母性アピールしてんじゃねえよ地味系が」
ドロシー「だからそういう嫌な見方は止めてくださいってば!」

 

 <シグルド 「いや~、アイツ飽きっぽくてな。買った次の日にはウチにあるっていう方程式がたったんだZE!」>

 

ドロシー「喋り方はともかくとして、案外仲よさ気ですねこのお二人」
セーラ 「いや、明らかに見下されてると思うけど」

 

 <ロイ 「ヘクトル兄さんの苦渋に満ちた顔が・・・もう少し見てるよ」>

 

セーラ 「男の嫉妬って見苦しいわよねえ」
ドロシー「うーん、でもこのぐらいはまだ可愛いもんじゃないですか」
セーラ 「えー、そう?」
ドロシー「……セーラさんも、いい年した男が
     『ちくしょう、ツァイスの奴、わたしのエレンさんを取りやがって~』
     とか言って地団駄踏んでるところを見ればわたしの気持ちが分かると思いますよ……」
セーラ 「……」
ドロシー「……」
セーラ 「……イ㌔」
ドロシー「だからこういうときだけ同情的にならないでくださいってば!」

 

3-66
 <デスクリムゾン>

 

セーラ 「結局ゲームで締めなのね」
ドロシー「ちなみにこれはどんななんでしょう?」
イリオス『それは、十年前のことであった。
     上から来るぞぉ、気をつけろぉ!
     なんだこの階段はぁ
     せっかくだから俺はこの赤の扉を選ぶぜ
     こんな感じ』
セーラ 「ごめんさっぱり分かんない」

 

 <ミカヤ・シグルド・マルス「それは駄目ぇぇぇぇっ!」>

 

ドロシー「……大切なものなんでしょうかね?」
セーラ 「さあねえ。プレミアでもついてんじゃないの?」
イリオス『大当たり』
セーラ 「全然嬉しくないわね……」

 

セーラ 「今週のニュースはこれで全部ね」
ドロシー「それじゃ、次のコーナー……ユアン君?」
ユアン 「はいはいお待たせ、今週の『ユアンのベストショット』だよ。
     今回は、この一枚!」

 

日常的じゃれ合い

 

ドロシー「このタイトルもどうなんでしょうね」
セーラ 「まあ、もうお決まりの光景って感じだしねえ」
ドロシー「と言うか、レクスオーラ……これ、我が家倒壊一秒前とかの方がしっくりくるんじゃないですか?」
セーラ 「いや、そこが主題じゃないでしょうよ」
ドロシー「……ついでに窓とか凄いですね」
セーラ 「完全にボロ屋って感じよねえ」
ドロシー「アイクさんは修理とかしないんですかね?」
セーラ 「……あんまりマメじゃなさそうだし」
ドロシー「納得できるところが嫌だなあ」
ユアン (次はやっぱりパンチラ撮りたいなあ)
イリオス『エロガキ自重』

 

セーラ 「さて、それじゃあ終わりに、今週のまとめといきましょうか」
ドロシー「今週はそんなに大きな事件はありませんでしたね。平和が一番」
セーラ 「つまんないわねえ。もっとこう、町を揺るがす大事件みたいなの起きないかしら」
ドロシー「いや、この町だとシャレになりませんからそれ……」

 

・今週のセーラ的名言
 3-28
 <マルス 「どういう関係なんだい?どうして血縁も無い人を姉と言う?お姉さんが欲しいのかな?
      それなら超ウルトラ美人なお姉さんが我が家に居るじゃないか、ほらここに」>
セーラ 「見え透いたお世辞に思わず大爆笑ね」
ドロシー(セーラさんは見え透いたお世辞にもしっかり引っかかりそうですけどね……)

 

・今週のドロシー的名言
 3-48 イレース到来
 <ファリナ「嫌よ!絶対嫌!あたしは愛読書:預金通帳,好きなお菓子:五円チョコ,特技:2万ゴールド,
     のお金大好きファリナ様よ!奢るなんて言葉あたしの辞書には無いわ!」>

 

ドロシー「何ていうか……頑張ってくださいねファリナさん。人生いろいろと辛いこともあるでしょうけど」
セーラ 「いや、そんな辛気臭いノリじゃないでしょうよこの子は……」

 

・今週のイリオス的ナイスレス
 31 名前: 助けて!名無しさん! [sage] 投稿日: 2007/06/12(火) 14:56:55 ID:9RAdkZR0
 その商店街にはオード一族経営の中華食堂『流星軒』がありそう。ラーメン連続5杯出されるとか
 32 名前: 助けて!名無しさん! [sage] 投稿日: 2007/06/12(火) 15:05:42 ID:tUjz4wT0
 向かいのライバル店「獅子王ラーメン ソーンバル軒」と骨肉の争いをしているらしい…
 33 名前: 助けて!名無しさん! [sage] 投稿日: 2007/06/12(火) 15:33:25 ID:NmTP9sL6
 流星剣使い×6で30杯のラーメン食べ切れたら5万G とかw

 

イリオス『いい駄洒落GJ!』
ドロシー「でもやっぱり食い潰されてるんでしょうねこの辺りも」
セーラ 「イレース警報のときは軒並みシャッター降りてそうね」

 
 

ドロシー「さて、お別れの時間となりました」
セーラ 「皆と一週間も会えないなんて、セーラちゃんとっても悲しい~☆」
ドロシー「だからそのキャラはいろいろと手遅れですってば……」
セーラ 「それじゃ、またね皆! 来週も変なニュースをたくさん紹介しちゃうわよ!」
ドロシー「変なニュースになるの確定なんですね……
     ええと、当番組では、皆様のご意見ご感想等をお待ちしております、と。
     それでは皆さん、また来週」
セーラ 「この番組はご覧のスポンサーの提供でお送りしましたー」

 

イリオス『(株)ロプト』

 

イリオス『エリミーヌ教団』

 

イリオス『アスタテューヌ教団』

 

イリオス『歴代FE主人公が兄弟だったらスレの皆さん』