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Last-modified: 2012-08-27 (月) 00:36:35

31 :みんなのノート:2010/03/10(水) 15:57:57 ID:kiTLbBqN

マルス「アイク兄さんやヘクトル兄さん、シグルド兄さんのもある。」

ミカヤ「やっぱ成長の記録だからねー。取っとかないと。」
エリンシア「せっかくですし、皆で見ましょうか。」

ミカヤ「そうね。じゃあこのノートから・・これは・・リーフの?」
エリンシア「小学6年生の時の算数のノートですね。」
リーフ「ドキドキするなぁ・・」

<リーフのノート>
ロイ「結構しっかりと問題は解いてあるみたいだね。間違いも結構少ないし。」
マルス「あれ?よく見ると端っこに何か書いてあるよ。これは・・・予定?」

今日の予定
学校から帰る→宿題をさっさと終わらす。→4時半まで綺麗なお姉さん探しする→
7時からTVを見る(番組は「世界の美女」)

一同「・・・」
ミカヤ「まぁ、リーフらしいといえばらしいわね。」
マルス「問題もあんまり間違えてないし、先生の話も聞いてるようだし、
    遊びに行く前に宿題をさっさと終わらす所は評価できるしね。」
リーフ「(喜んでいいのだろうか・・)」

エリンシア「気を取り直して次のノートに行きましょう」
ミカヤ「そ…そうね。次はどのノートに……。これにしましょう」
ロイ「それは誰の?」
ミカヤ「アルムのノートよ。」

32 :みんなのノート:2010/03/10(水) 16:00:35 ID:kiTLbBqN

<アルムのノート>
マルス「このノートもきちっと問題をやっているね。ああ・・また端に何かが…」
ロイ 「(今度はなんだろうって・・アレくらいしかないか・・)」
見ると端にはセリカへの思いが書いてある。

ミカヤ「これもアルムらしいっちゃあ、らしいわね。うん。」
ロイ 「じ・・じゃあ、エリウッド兄さんのを見てみれば?きっと普通だよ。」
エリンシア「そうですね。エリウッドなら・・」

<エリウッドのノート>
リーフ「きちっとした字で丁寧に書いてあるね。落書きもないし。」
ミカヤ「ミスもほとんどないわねー。さすが!・・ってあれ?」
マルス「途中からこのページ白紙になってる…。こんな中途半端に授業が終わるわけないし…」
エリンシア「数ページに一度途中から白紙になっていますね。なぜでしょう?」
ロイ 「もしかして・・保健室に行ったんじゃあ・・。」
 
一同「あ。」

<アイクのノート>
マルス「アイク兄さんのノートか・・。どんなのだろう・・」
リーフ「自分のを見られる時よりドキドキするよ・・なぜだろうか・・」
エリンシア「では…開きます。」

リーフ「うーん…やっぱ結構間違えてるね。」
マルス「やっぱまともに受けてなかったのかな。授業。」
ロイ 「でも、次のページはほとんどあってるよ。」
ミカヤ「きっとその時はセネリオが教えてたのよ。テスト前にはよく家に来てたし。」
マルス「待って。これ、一番最初のページの日付は4月の8日。
    んで最後のページの日付は3月20日。ということは・・」
ロイ 「一冊のノートを一年使ってたんだね…アイク兄さん。」

33 :みんなのノート:2010/03/10(水) 16:06:16 ID:kiTLbBqN

マルス「さすが、といった感じだね。」
リーフ「アイク兄さんは勉強すれべいい成績が絶対とれたと思うけどなぁ・・」
エリンシア「でもアイクは勉強より運動してた方がアイクらしいですけどね」
ミカヤ「やっぱ人はノートにも表れるのね…」