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Last-modified: 2012-08-27 (月) 21:50:42

リーフ「女性であるターナさんまでたらしこむなんて…サラ、恐ろしい子…!」
サラ 「あら、陰口はよくないわよ」
リーフ「ひっ!出た悪魔!デーモン!サタン!」
サラ 「ねぇリーフ、竜王家の前で育毛剤叩き売りするのと狼女王の前でラフィエルに石投げるのとどっちが」
リーフ「すんませんすんませんすんません」
サラ 「いい子ねリーフ。じゃあ特別に『デギンハンザーの前でリーブ21の歌を歌ってくる』で許してあげる」
リーフ「もっと直接的にやばいことになってるよ!オーバーキルで消し炭確定だよ!」
サラ 「冗談よ…くすくす…」
リーフ「くぅ…全くこいつだけは…」
サラ 「『太陽拳!太陽拳!』って目の前でやってくる方がよかった?」
リーフ「よくないぃぃぃぃぃ!こいつマジ嫌!なんか弱点ないのか!?」
サラ 「弱点?」
リーフ「そう、君なんか弱点ないの?普通の女の子みたいに虫が嫌いとか。まあ、あっても言わないんだろうけど」
サラ 「虫は私、使役できるから別に嫌いじゃないわ」
リーフ「使役!?うわ、聞くんじゃなかった!くわばらくわばら!」
サラ 「でも、あるわ。苦手な…嫌いなもの」
リーフ「え、やっぱあんの?」
サラ 「…リーフのお兄さん」
リーフ「え?」
サラ 「リーフのお兄さん、嫌い」
リーフ「に、兄さん?僕の?」
サラ 「うん」
リーフ「い、意外だな~、こんな身近にサラの弱点があったなんてな~、ハハハ」
サラ 「今、『今度からその人を盾にすればこの悪魔の襲撃を回避できる』とか考えてない?」
リーフ「ハハハハハ(こいつ…マジ妖魔の類だな)」
サラ 「悪いけど嫌いであって弱点じゃあないから。肉で釣ればリーフの盾にはなってくれないから」
リーフ「あ、アイク兄さんなんだ。苦手なの」
サラ 「……紋章町一の猛者と言われる、フラグクラッシャーと呼ばれる、その男がどの程度なのか、興味本位で近付いたことがあるわ」
リーフ「はあ。それで?」
サラ 「生まれて初めての屈辱だったわ…この私が……スク水にまでなったのに」
リーフ「おぃぃぃぃぃぃぃぃ!?一体何があったんだッッ!?」
サラ 「心拍数、脳波の動き共に微動だにせず…終いには『すまん、聞いてなかった』よ」
リーフ「兄さんんんんんん!!!!てか、お前には一体どんな機能がついてるんだっ!?」
サラ 「最悪なのが心に付け入る隙が無いとこ。性感帯も皆無なとこ」
リーフ「(ブバァァァァァ!)いいい一体兄さんに何を…いや!兄さんとナニをしたんだぁぁぁぁぁ!?」
サラ 「だから私あのひと嫌い。全然遊ばれ…遊んでくれないんだもん(プンプン)」
リーフ「プンプンじゃねーよ子供ぶって締めやがって!少しは自重せんかい!」
サラ 「…28行前の続きだけど、やっぱりストレートに『ハゲ』って言ってくるのがいいかな。いいよね」
リーフ「いやもうサラ様は本当に自重しなくて結構ッスよ!マジで。だから黒竜王は勘弁」
サラ 「冗談だってば…くすくすくす…」