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Last-modified: 2012-08-28 (火) 19:37:46

32 :運命の再会1:2010/05/02(日) 20:42:21 ID:dYfS9efM

○○○○「やっとここに戻ってこれた。ずっとここに戻る日を夢見てきた。
      あの人に会える時をずっと、ずっと待ってきた・・・・・・・」

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ナンナ「本当にデルムッド兄様は酷いんですよ!
    何度言ってもあの髪形を止めてくださらないの!!!」
ティニー「本人が好きでやっているんだから、あまり否定しないほうが・・・」
ミランダ「でも、確かにあの髪型はどうかと思うわ」
サラ  「・・・寝ている間に髪の毛を剃ればあの髪型にはできない(笑)」
ティニー「いや、それは余りにも酷いと思うのですが」
ナンナ「サラの意見も良いですね♪カリスマの証とか言えなくなるでしょう(笑)
     あら?あれは」
フィン「うん?おおナンナ達か、久しぶりだな」
ナンナ「フィンさん、お久しぶりです。お変わりはありませんか」
フィン「あぁ、問題はないよ。ところで皆さんはどうですか」
ミランダ「私達のほうもいつも通り元気ですわ」
サラ「問題ない」
ティニー「とても平和です」
フィン「ところでリーフ様はどちらに?」
ナンナ「今日はリーフ様は用事があると言う事で別行動をなされました」
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リーフ「イシュトーさん!!イシュタルさんはまだ誰ともAをつけていないって?」
イシュトー「うむ、我が妹イシュタルはユリウスとBを付けているだけだ
      リーフ!いや団長!!イシュタルは私にとっては妹だが君にとっては立派なお姉さんだ!
      Aになるまで思う存分頑張るんだ!!!」
リーフ「よっしゃ~!まず早速イシュタルお姉さんんを索敵マップまで引っ張り込むぞ♪」
イシュトー「頑張ってくれリーフ、そうなれば私は君の義兄か~!
      その暁には、一緒にお姉さんを愛で一晩中語り合おう♪」
リーフ「ひゃっほー、夢が膨らむな~♪」
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イシュタル  ガクブルッ…*1)
ユリウス「どうしたイシュタル」
イシュタル「いえ、強烈な寒気と怖気が体を走っただけです」
ユリウス「体には気をつけてくれ。では僕はこれから行く所がある」
イシュタル「そうですか、それではお気をつけを(ユリウス様冷たい・・・)」

ユリア「ユリウス兄様とイシュタルのフラグが壊れそうです
    セリス様とAになる前にユリウス兄様を消し去らないと」
ラナ「ユリウス!奴は命が要らぬようだな・・・」     

ユリウス  ガクブルッ…*2)
      「くっ、僕にも強烈な寒気が・・・何故だ?」

33 :運命の再会2:2010/05/02(日) 20:44:12 ID:dYfS9efM

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フィン「残念だ、久しぶりにリーフ様に会えると思っていたのだが」
ナンナ「リーフ様の行動範囲は広いですからね、あら、そちらの方は?」
フィン「あぁ、彼女は元々遠方に住んでいたのだが、こちらに戻ってくる事になり
    両親の友人であった私が預かることになった。
    それで一緒に私の知人に挨拶周りをしている所なのだ」
ナンナ「でも、その人は我がノディオン家の縁戚の・・・・」
ジャンヌ「お久しぶりです、ナンナ様。私の希望もあり、ようやくこちらに戻ってくる事ができました」
ナンナ「やはりジャンヌではないですか!お久しぶりですわね」
ミランダ「ナンナの縁戚?ノディオン家の関係者かしら?」
ナンナ「えぇ、彼女ジャンヌはノディオン家の一族の一人です。
    私が子供の頃、遠くに引越して以来会う機会が無かったのですが・・・」
サラ「フィンは槍使い + 女の子の面倒を見る = 槍使いはロリコン ( ´,_ゝ`)プッ 」
ティニー「いくらなんでもそれは(汗)」

ダラハウ「酷いのね~!!!ダラハウは子供が大切なだけなのね~!!!!
      ロリコンなんかじゃないのね~!!!!!」
ネフェニー「わしゃ性的に女に興味はないんじゃけぇ!!勘弁してほしいんじゃぁ!!!」

ミランダ「すいません、別にお二方がロリコンだなんて欠片ほども思っておりません」
ティニー「サラ!槍使いがすべからくロリコンではないんですから気をつけてください」
サラ「知ってる♪ロリコンは槍使いどころか剣使いも暗殺者もいる、言ってみただけ」
ティニー「そもそもフィンさんは主君に忠義を尽くす立派なバイゲイリッターです」
フィン「ランスリッターです・・・・・・」
ナンナ「ティニーまで・・・・・・」
ミランダ「ティニー、そのバイゲイリッターって一体?バイゲリッターの間違い?」
ティニー「いえ、バイゲイリッターで間違いありません!
     最近創設された騎士団でして、ビラク団長・レックス副団長の下
     オレルアンズを母体に様々なイケメン達を集めているという噂です」
ナンナ「・・・・・・・・・」
ティニー「特に騎士団発足時の団長の声明『俺は女を貫く槍は持っていない』が
     バイゲイリッターの団員の心をつかみ、騎士団の団結力はピカイチだそうです」
サラ「・・・・・・・・・・・」
ティニー「最近では新団員の勧誘にも熱心で、セティ様とアスベル君のカップル
     それにヘクトル義兄様も勧誘しているらしいですわ」
ミランダ「・・・・・・・・・って、なんでヘクトルさんがティニーの兄なの!おかしいでしょ!」
ティニー「リーフ様の兄ならば私の兄も必然、おかしい事など一つもありません!!」
ミランダ「どう考えてもおかしいでしょ!私が兄と呼ぶならともかく」

34 :運命の再会3:2010/05/02(日) 20:45:44 ID:dYfS9efM

フィン「ナ、ナンナも相変わらず独創的な友達を持っている・・・・」
ナンナ「えぇ、おかげで毎日楽しく過ごしております。ところでジャンヌのことなのですが」
フィン「えぇ、ジャンヌが私を頼ってこちらに来たのには理由がありまして」
ジャンヌ「フィンさん、あとは私が説明します。
     私がこの町に戻ってきた理由なのですが、実は子供の頃助けてくれた人に会うために帰ってきたんです」
ミランダ「子供の頃助けてくれた人?」
ジャンヌ「はい、私はその頃上手に杖を使うことができずクラスの皆に虐められていました」
ナンナ「そんなことがあったのですか」
ジャンヌ「できないことがプレッシャーとなってしまい、さらにできなくなるという悪循環を繰り返していた頃でした」
サラ「(私がリーフに助けられた頃の話ね)」
ジャンヌ「その方は落ち込んでいた私を見て、杖の使い方を優しく教えてくれました。
     そして私に『君の様な(エスリンさんと同じ職業の)人と一緒に居たい』と使えられたのです」
ミランダ「随分キザなセリフを言う人が居たのね・・・」
ジャンヌ「その方にきちんとお礼を伝えたかったのですが、会う機会も決して多く無くその内に私は転校することに。
     ですが最後にお会いした時に『足手まといというのは知っています、あなたの力になりたいのです』と伝えたら
     『では無理をするなよ、私を助けてもらいたい』と言われました。
     その時の会話を最後に、転校前の別れの挨拶もできずに今に至ります」
ティニー「ジャンヌさんはその人が初恋の人なの?」
ジャンヌ「はい!」
ミランダ「(言い切った!)ナンナの知り合いなら私達も手伝うわよ。
     その人の名前は判るの?判らないなら外見や特徴を教えて頂戴」
ジャンヌ「実は名前も知らないんです・・・でも特徴なら大丈夫です。
     私に教えてくれた杖以外にも色々使いこなしていました。剣も槍も斧も弓も魔法も」
ナンナ「・・・・・・・・・」
ジャンヌ「あと、馬も自在に乗りこなしていました」
ミランダ「・・・・・・・・・」
ジャンヌ「他に姉弟で遊んでいる光景を見て『羨ましい』と仰っておりました。ご兄弟がいらっしゃらないのでしょうか」
ティニー「・・・・・・・・・」
ジャンヌ「あとは私を虐めていた連中を身包み剥いで解放しておりました」
サラ「・・・・・・・・・」
ジャンヌ「何から何まで全てがとっても素敵でした」
ナンナ・ミランダ・ティニー・サラ「「「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」」」」
ジャンヌ「あら?皆さんどうなされました?」
ナンナ「ジャンヌ・・・一応ですが凄く思い当たる人がいるのですが・・・・」
ティニー「あのージャンヌさん・・・身包み剥いで開放するのは素敵なんですか?」
ジャンヌ「はい!とっても素敵です♪」
サラ「(この子恐ろしい子!)」
ミランダ「(ねぇナンナ、もしかして・・・いや、もしかしなくても)」
ナンナ「(えぇ、絶対リーフ様のことでしょう)」
サラ「ねぇあなた、あまり過去の思い出を美化しすぎると後悔するわよ」
ジャンヌ「そうかもしれません、それでもその人には恩があります。
      そのときのお礼をだけでもしたいのです」
ティニー(皆さんどうしましょう?)
ミランダ(思い出は綺麗なままにしておいたほうがいいんじゃないかしら?)
サラ(でもこの町に帰ってきた以上、何時か何処かで必ず出会ってしまうと思う)
ナンナ(これ以上リーフ様に関わる女性が増えるのは好ましくはありませんが
     友人であるジャンヌの願いを踏みにじるのもどうかと想います)
ミランダ(まぁ現実を早めに突きつけて、目を覚まさせるのも良いのかもね)
ジャンヌ「皆さんどうなさいましたか?」
ティニー「いえ、ちょっと」
ナンナ「ジャンヌ、あなたの探している人ですが心辺りがあります」
ジャンヌ「本当ですか!是非教えていただけないでしょうか?」
フィン「ならば私と一緒に行動するよりも皆と一緒の方が良いだろう
    皆さん、ジャンヌのことをお願いできますか?」
ミランダ「分かりました、ジャンヌのことはお任せください」
フィン「ではジャンヌあとはナンナ達と一緒に行動してくれ。私はこれからキュアン様・エスリン様に挨拶をしてくる
    それでは皆さん、また会いましょう」

35 :運命の再会4:2010/05/02(日) 20:47:04 ID:dYfS9efM

立ち去っていくフィンを尻目に会話を再開する少女達

サラ「それじゃあジャンヌの探している相手はこっちにいる、付いてきて」
ナンナ「サラ、リーフ様の居場所が分かるのですか?」
サラ「えぇ、リーフが何処に居ても綺麗な声で私を呼んでいるから」
ミランダ「気のせいじゃないの?(相変わらず油断ならないわね)」
サラ「気のせいじゃない、ほらリーフが居る」

リーフ「ひゃっほ~デルフィの守りゲットだぜ♪」
ナーシェン「やめて~私のデルフィの守りを返して~。もう弓特攻に脅えるのはイヤなの~」
リーフ「トラキア区に入り込んだあんたが悪いんだよ。
    これをアルテナさんにプレゼントすれば好感度大幅アップだぜ♪」
ナーシェン「うぅ酷い・・・私の宝物 OTL 弓が怖いの~(T-T)」

ミランダ「・・・・・いきなりリーフの凄いところを見せてしまったわ・・・・・」
ティニー「いきなり見せたのがこれでは・・・・・・」
ジャンヌ「・・・・素敵!」
ナンナ・ミランダ・サラ・ティニー「「「「えっ?」」」」
ジャンヌ「アルテナさんという方のために、デルフィの守りを手に入れてあげるなんて
     なんて心優しいお方なのでしょう」
ナンナ「ジャ、ジャンヌ、あのナーシェンさんのことは何も思わないのですか?」
ジャンヌ「取られたあの男が悪いのですよ、全く女々しいといったらありゃしない」
サラ「ジャンヌと私意外と気が合うかもしれない・・・あ、リーフが動いた」
ティニー「リーフ様を追いかけましょう」

36 :運命の再会5:2010/05/02(日) 20:47:53 ID:dYfS9efM

リーフ「やぁセリス兄さんじゃないか。今日も皆で下校?」
セリス「うん、皆仲良く帰るのは楽しいよ~♪」
ユリア「・・・・・・・・(邪魔よ葉っぱ!)」
ラナオウ「・・・・・・・(うぬは命が惜しくないようだな・・・)

ナンナ「リーフ様、あの一触即発の空気に入っていくなんて、なんて勇者・・・・」
サラ「ラナに殴られて・・・ユリアのナーガを喰らって飛んでいった・・・・」

リーフ「このヒトデナシー」

ナンナ「あ、あのですねジャンヌ。これは普段日常の出来事で・・・」
ジャンヌ「・・・・素敵!」
ナンナ・ミランダ・サラ・ティニー「「「「えっ?」」」」
ジャンヌ「あの強張った空気を少しでも緩和しようという想い
     そして一歩を踏み出す勇気、素敵です」
ミランダ「・・・・・・・・・・あら?あれはユリウス」

ユリウス「おーいセリスー、用事があるんだが~」
ユリア「煩いです兄様、消えてください」 つナーガ
ラナオウ「うぬごときが邪魔をするな!」 つ剛衝波
ユリウス「アッーーーーーーーー」
セリス「ユリウス、行っちゃった・・・・」

ティニー「ユリウスさんも空気を読めない人ですね・・・」
ジャンヌ「・・・・一体あのユリウスという男の人はなんなんですか!
     男のクセに女の一撃で吹き飛ばされるなんて、なんて情けない」
サラ「ユリウスは確かに情けない
   昔お爺さん(ジジィ)が勝手に私をユリウスの婚約者にしようとしたことがあるの
   断っておいたけどね(実力で)」
ティニー「そんな事があったのですか」
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マンフロイ「ワシもそろそろ引退するべきかのぉ」
ベルド「何を仰られるのですかマンフロイ様。我らロプトゥスの代表をマンフロイ様以外がこなせられると?」
マンフロイ「いや、そろそろワシも安らかに過ごしたいのだ(頼む!サラから逃げたいのだ!)」
アルファン「何をご冗談を。今引退されてはこちらも困ります(こちらもサラ様からの被害を受けたくありません)」
マンフロイ「お前達もしっかりと成長している、ワシも安心して後を任せられる(頼む!サラから逃げさせてくれ)」
ラインコック「待てよ?サラ様の被害をマンフロイ様にだけ押し付けらる事ができれば良いのか?(皆マンフロイ様を慕っております)」
マンフロイ「ロプトをこやつ等に任せ行方をくらませれば、流石のサラも見つけられまい(後任を信じるというのも大事なことじゃ)」
サンディマ「そうだな、サラ様の注意をマンフロイ様にだけ行くようにすれば・・・(ありがたきお言葉。ですが)」
クトゥーゾフ「なる程、マンフロイ様を生贄ににすれば我らの命は保障される・・・(まだ我らには荷が重く・・・)」
ベルド「良い考えだ!しかしそのシステムが完成するまではどちらにしろ引退されては困る
    (まだしばらくはご指導をいただきたく思います。どうか引退はそれまでお待ちを)
マンフロイ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・お主ら・・・・・・」
ロプトの皆さん「・・・・・・・・・・・・・マンフロイ様・・・・・・・」
マンフロイ「サラの被害を押し付けようとするんじゃないわ~!!!!」
ロプトの皆さん「サラ様の被害から一人で逃げようとしないでください!!!!」

こうして(サラからの)迫害を受けてきた(現在進行形)ロプトの皆は常に気持ちを一つにしているのである

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ミランダ「スペックは悪くない筈なのに確かに情けないわね」
ナンナ(リーフ様と他人の扱いが全然違う・・・・これは・・・)
サラ「リーフが今居る所はあっちよ」
ティニー「行きましょう!」

37 :運命の再会6:2010/05/02(日) 20:48:54 ID:dYfS9efM

リーフ「アッルテ~ナさ~~~ん、ここで出会ったのも運命ですね~♪
    ちょうどアルテナさんに素敵なプレゼントがあるんですよ♪」
アルテナ「リーフ!何で落下物の正体がお前なんだ!!!
      もう少しで直撃するところだったではないか!!!」
リーフ「それは僕とアルテナさんが運命の糸で結ばれているからさ♪
    僕の体のことを心配してくれるのはとても嬉しいな~♪」
アルテナ「だから、誰もお前の体のことなんか心配していない!」
リーフ「はい、これがアルテナさんへのプレゼント(聞いていない)
    見切りを持っていないアルテナさんは矢が怖いだろうから、とっても役に立つよ」

勿論プレゼントはナーシェンから分捕ったデルフィの守りです

 彼は現在泣きながらベルンへ帰還中(宝玉は盗まれておりません)

アルテナ「こ!これは随分貴重な物だが本当にいいのか!
      これさえあれば私も弓を気にしないで自由に大空を飛びまわれる♪」
リーフ「アルテナさんが喜んでくれるなら、僕にとってそれほど幸せなことは無いよ♪
アルテナ「ありがとうリーフ♪この恩は忘れないぞ
      これで兄上の手助けをもっとできるようになる♪それではさらばだ」
リーフ「それじゃ会えたのも縁という事でデートしましょうよ~・・・・って居ないよ・・・・OTL」

ミランダ「・・・・・人から強奪したものを即効でプレゼントとは・・・・モラルが無いわね」
     (私なんて爪楊枝一本プレゼントされたことも無いのに「怒」)
ティニー「私もリーフ様から心のこもったプレゼントが欲しいです」
サラ「リーフから物を貰うことは少ないけど、困ったときや苦しいときは必ず助けてくれるから私は要らないわ」
ミランダ・ティニー「「うっ・・・・・・・・・」」
ナンナ「リーフ様は何があっても優しいですから、私も物は特に要りませんが・・・ジャンヌ?どうしました?」
ジャンヌ「・・・・素敵!」
ナンナ・ミランダ・サラ・ティニー「「「「えっ?」」」」
ジャンヌ「貴重なアイテムにも係らず必要としている人にあっさりとプレゼントしてさしあげるなんて
     他人の幸せのことを考えてあげられる立派なことだと思います」
ミランダ(言っていることに間違いはないんだけど・・・・)
ティニー(先ほどから何かが変ですね)

ジャンヌ「ナンナ様、皆さん本日はありがとうございました
     あの方の名前はリーフ様と仰られるのですね。
     子供の頃の記憶通りとても優しく素敵な人でした♪」
ナンナ「いえ・・・・それはよろしいのですが・・・・リーフ様に紹介をなさらずに宜しかったのですか?」
ミランダ(ナンナ!余計な親切はしないで!)
サラ(リーフが沢山の女性に振り回されるのを見るのは面白そう)
ティニー(ラケシス会長のそばにいると「それはよろしいのですが」が口癖になるのでしょうか?)
ジャンヌ「いえ、これから私もこちらの紋章町にお世話になりますので
     いずれ正式に転校してきましたら紹介をお願いしたします。
     おや、あれは?」

ジョフレ「ルキノ姉さん!エリンシア様に振り向いてもらう為にプレゼントを渡そうと思っているんだ!」
ルキノ「それで私は何をすればいいのかしら?」
ジョフレ「エリンシア様の好きそうな物を選ぶのを手伝って欲しいんだ」
ルキノ「エリンシア様の好きなのはまず筋肉、次に筋肉、最後に筋肉かしらね」
ジョフレ「・・・・・・プロテイン買って鍛えるよ・・・・・・・・」

38 :運命の再会7:2010/05/02(日) 20:52:36 ID:dYfS9efM

ジャンヌ「なんなんですかあの人、プレゼントで相手の気を引こうとは!
     男ならもっと別な面で勝負しようと思わないのでしょうか、なんて軟弱な」
ミランダ(リーフと同じことしかやっていない筈なのに、なんで此処まで評価が違うのかしら・・・・)
サラ(どうやらこの娘、リーフのやることは無条件でOKみたいね・・・・危険な相手かしら)
ナンナ(ジャンヌのことは縁戚と言うことを抜きにしても嫌いではありませんが・・・
     彼女をリーフ様に紹介するのは辛いものがあります・・・)
ティニー(リーフ様主役の同人本を渡したら喜んでくれますでしょうか?)

少女達がリーフへの新たなるライバルの出現に戸惑っている時だった

フィン「こんなところに居たのかジャンヌ、目的は果たせたのかい?」
ジャンヌ「フィンさん!優しい皆さんのおかげで探していた人に会うことができました
     フィンさんの用事は終わったのですか?」
フィン「キュアン様への挨拶は終わったよ。それで結局相手は誰だったんだい?」
ジャンヌ「リーフ様という方でとっても立派な人でした。記憶の通りです」
フィン「なんだ、ジャンヌの探していた人はリーフ様だったのか
    それならそうと言ってくれればすぐに紹介できたのに」
ジャンヌ「フィンさんともお知り合いだったのですか、知りませんでした・・・・」
フィン「名前を知らなかったのだからしょうがないな
    皆さん本日はジャンヌの相手ありがとうございました。私は帰るがジャンヌはどうする?」
ジャンヌ「私も本日は帰らせていただきます、皆さん本日はお付き合いいただきありがとうございました」
ナンナ「いえ・・・・・(ジャンヌがリーフ様のことを・・・・)」
ミランダ「それでは・・・・・・(やっぱりリーフも素直なほうがいいのかしら?)」
ティニー「お元気で・・・・・・(リーフ様好みの巨乳ではないのが救いですね)」
サラ「これからもよろしく(私はリーフの愛人になるからそこまで拘らないけどね)」

こうしてリーフの周りに新たなる騒動の種が蒔かれる事となった
リーフのどんなことにでも見惚れてしまうジャンヌに対して嫉妬心と焦りを抱く少女達
騒動に油を投下するサラの暗躍
ロプトゥス教団の後継者争い
様々な思惑が絡み合う中、リーフの悲鳴がこだまする
果たしてリーフの夜明けはどこにある?リーフに幸せが訪れる日は来るのか?
それは少女達が知っている  (=無いということだね)

  終わり

39 :運命の再会 オマケ:2010/05/02(日) 20:53:21 ID:dYfS9efM

オマケ
マードック「ナーシェン!貴様にはトラキア区の警邏を命じていたはず
      何もせずにノコノコ戻ってくるとはどういういことだ!」
ナーシェン「そ、それは(デルフィの守りを取られたからなんて言えない・・・・)」
マードック「きちんと警邏をこなしてくればゼフィール署長には伝えないでおいておこう!」
ナーシェン「わ、わかりました」
マードック「ナーシェン、これ以上私を失望させるなよ」

     ここは南トラキア区
ナーシェン「とほほ・・・略奪常識のトラキア区の警邏をしてこいなんて・・・・・
       森ばかりだから、どこに何があって敵がいるのやら・・・・・」
リーフ「はっはっは♪おもしろいように落ちる!まるでトンボ取りでもしてるようだな」
    つキラーボウ
ナーシェン「いや~弓兵に狙われている~アッーーーー」
リーフ「あれ?なんだか見たことある人だな~
    お♪青の宝玉とルーンソード拾った♪」(拾った?)
ナーシェン「いや~私の最後の宝物まで~返して~!!!」
リーフ「ひゃっほ~レアアイテムゲットだぜ!不用意にトラキア区をうろついているあんたが悪いんだよ♪」
ナーシェン「あぁ、私を一人置いて行かないで~!!!
       ・・・私は運が無い・・・私には装備が無い・・・私は寂しい・・・私は帰ることができない
       誰よりも・・・誰よりもだっ  誰か~!!!私に愛の手を~」

それから3日後、死ぬ思いで帰還したナーシェンはマードックに一日中説教されていたそうな
メデタシメデタシ・・・・・かな?


*1 (( ;゚Д゚
*2 (( ;゚Д゚