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Last-modified: 2012-08-28 (火) 20:21:52

レズジャナイノヨー!!オレハロリコンデハナイ!!アッーコノヒトデナシー

マルス 「・・・・はぁ」
エイリーク「どうしたのですか、マルス。貴方がそんなに落ち込んでいるなんて、珍しいですね」
マルス 「あ・・・うん、まぁ、ちょっと・・・ね」
エイリーク「・・・最近、リンディスと兄上、とても仲が良いようですね」
マルス 「そう・・・みたい、だね」
エイリーク(こんなに落ち込んでいるマルス・・・本当に珍しい)
マルス (こんなに喋ってるエイリーク姉さん・・・本当n(ry)
エイリーク「・・・・マルス、今日、暇ですか?」
マルス 「え・・・・えぇ、まぁ・・・暇ですけど」
エイリーク「買い物につきあってくれませんか?」
マルス 「・・・僕と?」
エイリーク「マルスと」
マルス (・・・・気を遣ってくれてるのかな)
エイリーク「・・・マルス?やはり、なにか予定でも・・・」
マルス 「あ。いや、そうじゃなくて」
エイリーク「最近、二人が仲が良いでしょう?とても良いことだとは思うのですが、私、少し寂しくて」
マルス 「そう、ですね。気分転換も、たまには良いかもしれませんね」
エイリーク「じゃあ、良いですか?」
マルス 「えぇ、もちろん。どこに行きますか?」
エイリーク「そうですね・・・・」

数十分後

マルス 「じゃあ、まずはグラド書店に・・・」
エイリーク「いえ、先にマケドニアデパートに行きましょう」
マルス 「でも、エイリーク姉さんが行きたいのはグラド書店でしょう」
エイリーク「マケドニアデパートの方が近いですから」
マルス (なんか平行線辿りそうな予感)
リーフ 「あれ?エイリーク姉さんとマルス兄さん?なんかすごくレアな取り合わせだね。エフラム兄さんとかリン姉さんは?」
エイリーク「見ての通り、私たち二人だけですよ、リーフ」
リーフ 「ふーん。二人で出かけるなんて珍しいね。どこ行くの?」
マルス 「グラド書店の後、マケドニアデパート。君も来るかい、リーフ。今なら超絶不機嫌ご機嫌な僕がおごってあげるよ」
リーフ 「うーん。どうしようかなぁ」
エリウッド「リーフ、ちょっと・・・。あ、すまない」
エイリーク「エリウッド兄上、どうかしたのですか?」
エリウッド「うん、ちょっとリーフに用事があったんだけど。三人でどこかに出かけるのかい?」
リーフ 「ううん。僕は行かないけど、二人が」
マルス 「あれ、行かないの?」
リーフ 「いや、僕が邪魔しちゃ悪いかなぁって」
マルス 「なんで」
リーフ 「だってさ。僕とマルス兄さんが喋っててエイリーク姉さん置き去りにしちゃいそうだし。それ、ちょっといやじゃないか」
エイリーク「そんなこと気にしないで下さい。私、二人が喋っているところを見るの好きですから」
リーフ 「あー・・・いや、でも・・・」
エリウッド「ははっ。そんなにうまく言おうとしなくても良いだろう?リーフ」
リーフ 「え?」

359 :葉っぱの(一方的な)優しさ2:2010/06/05(土) 08:22:29 ID:43TWHOyE

エリウッド「リーフには、僕が頼み事をしてしまったんだ。それがちょっと面倒でね」
エイリーク「そうだったのですか?」
マルス 「頼み事って?」
エリウッド「書庫の整理」
リーフ (地味だ・・・!)
マルス (地味すぎる)
エイリーク「あ、でしたら私も・・・」
リーフ 「いや、いいよ!僕とエリウッド兄さんだけで手が足りるし。ね?」
エイリーク「そうですか」
マルス 「まぁ、なんでも良いですけど。そろそろ行きましょう、姉さん」
エイリーク「あ、はい。それでは行ってきます、兄上、リーフ」
リーフ 「行ってらっしゃい」
エリウッド「気をつけて」
マルス 「リーフ、地味な書庫の整理、地味に頑張ってね。地味に」
リーフ 「地味って強調しなくても良いじゃないか!このヒトデナシー!!」

エリウッド「で、二人が行ってしまった訳だけど」
リーフ 「・・・・さ、さあて僕はロイが詰んでるファイヤーエンブレムトラキア667でもやろうかなぁ」
エリウッド「待ちなさいリーフ。ちょっとこっちおいで」
リーフ 「なんですかお兄さん。書庫の整理なら僕がパパッと終わらせたよ」
エリウッド「別に怒ろうとしてる訳じゃない。ただ、どうして二人についていかなかったか気になって」
リーフ 「えー。だって僕、グラド書店もマケドニアデパートも興味ないし・・・」
エリウッド「この間でた文庫本の最新刊まだ買ってないんだろう?それに、確かナンナさんにプレゼントを買うんじゃなかったかい?」
リーフ 「いやだなぁ、エリウッド兄さん。そんな事一言も言ってないよ」
エリウッド「二人に遠慮したのはどうしてだい?」
リーフ 「・・・・いや、駄目でしょう僕がシリアスな展開じゃ。葉っぱくんがシリアス入ったら駄目でしょ」
エリウッド「僕が一言も胃が痛いと言っていないこの状況で何を」
リーフ 「あ、そういえばエリウッド兄さん。今日は健康体だね。おめでとう!じゃあ、そういうことで」
エリウッド「リーフ」
リーフ 「・・・・・・・・だって、二人はなんていうか・・・気分転換に行くんだよ?」
エリウッド「そうみたいだね」
リーフ 「そこに僕がついてったら、いつものごとく『コノヒトデナシー!!』で、エイリーク姉さんが心配しちゃうし、なんだかんだでマルス兄さんも回復の手配してくれるし・・・」
エリウッド「・・・だから、かい?」
リーフ 「邪魔しちゃ悪いよ。そ、それにほら!兄弟が仲よくなるのは良いことだし!家族の絆が深まったりしてさ。エイリーク姉さんは出番が出来て嬉しいだろうし!」
エリウッド「・・・リーフ、水族館好きだよね?」
リーフ 「え?突然何?好きだけど」
エリウッド「元々はこれが用事だったんだ。これ、あげるよ。いつもの四人と一緒に行っておいで」
リーフ 「あ、これ最近オープンしたイリア水族館・・・いや、これかなり貴重品じゃないですか、売れば一枚・・・」
エリウッド「うん。あの四人、水族館に行きたいんだって」
リーフ 「・・・あ。そういえばナンナがそんな事言ってたような・・・」
エリウッド「たまには連れて行ってあげると良い。ご機嫌伺いをするのも大事だよ」
リーフ 「うーん・・・でも結局『コノヒトデナシー!!』になりそうな気が・・・」
エリウッド「それはリーフがかまってあげないからだよ」
リーフ 「えー・・・でも」

360 :葉っぱの(一方的な)優しさ3:2010/06/05(土) 08:24:27 ID:43TWHOyE

エリウッド「いつまでも逃げてはいられないよ、リーフ」
リーフ 「やっぱり?なんか、あの四人地獄のそこまでついてきそうで・・・あっ嘘ですごめんなさいだからサラリワープだけはやめて」
エリウッド(不憫な・・・・)
リーフ 「うん・・・うん。はい、気をつけます・・・」
エリウッド「・・・リーフ、戻っておいで。それは受話器じゃなくてマミーくんだよ」
リーフ 「はっ・・・」
エリウッド「それよりも、いつまでもお姉さんお姉さんと騒いでいるんじゃないよ、リーフ」
リーフ 「・・・だって、四人とも・・・とくにティニーなんてセティがいるのに。僕なんて神器持ちじゃないし、器用貧乏だし、コノヒトデナシーだし」
エリウッド「だからって・・・」
リーフ 「そもそもね、こんなろくでなしになんで四人してくっついてくるのかな。約一名(ティニー)はまぁ趣味と実益を兼ねてるんだけど」
エリウッド(同人誌ですね分かります)
リーフ 「僕なんかには、さっさと飽きてくれればいいのに・・・。四人とも、凄く可愛いんだからさ。引く手数多じゃないか」
エリウッド「リーフ・・・」
リーフ 「きっと、凄く良いお嫁さんになるよ、みんな」
エリウッド「・・・そうだね」
リーフ 「将来性のない僕よりは、もっときちんとした別の人を見つけて欲しいと思うんだけど・・・ね」
エリウッド「だから、お姉さんお姉さん騒いで飽きるように仕向けてるって?」
リーフ 「・・・・・・べつに、そこまで考えてる訳じゃないよ」
エリウッド(相変わらず、うちの兄弟はマルス以外嘘をつくのが下手だなぁ)
エリウッド「リーフ、彼女たちには彼女たちの考えがあるんだ。押しつけるものじゃないよ」
リーフ 「分かってるよ」
エリウッド「普段は、君がその考えを押し通してるんだから。今日くらいは彼女たちの意思を尊重してあげたらどうだい?」
リーフ 「でも・・・」
エリウッド「良いんだよ、フィオーラに貰ったんだ。きっちり五枚」
リーフ (なんで五枚・・・?)
エリウッド「元手はタダだから。僕は水族館、そんなに好きじゃないし。どうせなら、使ってもらえる方が良いしね」
リーフ 「・・・・じゃあ、ありがたく貰っておきます」
エリウッド「うん。楽しんでおいで」

こうして、家族の絆が深まり、リーフは一日平均365回ヒトデナシーだったのが、360回に減ったとさ

1番最初に題名つけるの忘れたスマン・・・