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Last-modified: 2012-08-28 (火) 20:23:32

371 :紋章町野球大会・外伝!? 1/6:2010/06/06(日) 13:29:05 ID:zt4EPt1p

アイク  「唐突な話だが、来週の日曜日に『ナイス☆ミドルメンズ』と野球試合をする事になった」
他一同  「「「な、何だってー!!」」」
ヘクトル 「突然だなぁおい!」
アイク  「http://wikiwiki.jp/fe_family/?5-467%A1%CA%B8%E5%C8%BE%A1%CBの最後で
      『いつでも試合を挑んでこい!!俺たちが相手になってやる!!ただし、休日のみ!!』
      とちゃんと言ってたからな』」
ロイ   (結局いつでもなのか休日のみなのかどっちなの…?)
ヘクトル 「約21スレぶりの野球ネタだな」
ミカヤ  「メタ自重」

アルム  「と、とにかく…日曜日まで何日かあるし、練習しようよ」
アイク  「そうだな…この試合、面白くなりそうだな」

―そして日曜日

シグルド 「…うむっ、絶好の野球日和だ!」
セリス  「うわぁ、人が沢山来てるよ!」
エリウッド「日曜日だからね。
      …それに、優勝チームの僕達がまた野球試合を行うって言うんだから、それだけ注目されるんだよ」
フロリーナ「ヘクトル様…頑張って…下さい…」
ファリナ 「負けたら承知しないわよヘクトル様!」
マルス  「……あっ、ナイス☆ミドルメンズの選手が来たみたいだね」
???? 「…よし、全選手が揃ったみたいだな…一列に並べ!」

スペシャル試合   FEブラザーズ対ナイス☆ミドルメンズ
1番 レフト    セリス   1番 キャッチャー オズイン
2番 ショート   ロイ    2番 セカンド   カーライル
3番 サード    エフラム  3番 レフト    ジスト
4番 ライト    ヘクトル  4番 ピッチャー  ハーディン
5番 センター   アイク   5番 センター   ウハイ
6番 セカンド   アルム   6番 サード    ブレンダン
7番 ファースト  エリウッド 7番 ライト    マグダイル
8番 ピッチャー  リーフ   8番 ショート   モルダ
9番 キャッチャー マルス   9番 ファースト  ディーク

ヘクトル 「ち ょ っ と 待 て や コ ラwwwwwww」
リーフ  「対 戦 相 手 に 魔 物 が 居 るwwwwwww」
エリンシア「(観客席にて)キャー!逞しいKINNIKU!!KINNIKU!!!」
ミカヤ  (姉として、時々魔物の筋肉にすら盛大に鼻血出しながら反応する妹の未来が心配だわ…)
???? 「文句言ったって意味ねぇぞ。あきらめて対戦相手として野球で勝負してやれ」
リン   「あ、貴方は…!」
ヴォルツ 「よぉ、この試合の審判をする事になったぞ」
一同   「久しぶりのひろしキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」

372 :紋章町野球大会・外伝!? 前編 2/6:2010/06/06(日) 13:30:30 ID:zt4EPt1p

オズイン 「アーマーナイト=キャッチャーとは安着ですね、別に否定はしませんが」
カーライル「イシュメア様…私の勇姿をとくとご覧下さい」
ブレンダン「確かにこれはただの草試合…だが勝てば黒い牙のイメージアップに繋がるはずだ」
マグダイル「…………」
ジスト  「何としても俺が勝たないとな…」

ヴォルツ 「それでは…プレイボーイッ!」
リーフ  「それを言うならプレイボールだよ!?…後エロ雑誌乙」
ミカヤ  (何でそんな事知ってるのよ…)

一回表:FEブラザーズの攻撃

セリス  「よろしくお願いしまーす!」
ハーディン「うむっ、こちらこそお願い致す」
マルス  「ピッチャーはハーディンさんだったのか」
ハーディン「そうだマルス。
      …では行くぞ!……くぅorz……はああぁぁぁ!!?(ヒューン!カクンッ!!」
セリス  「!!?」
マルス  「!!?」
オズイン 「っ!……よし取れた」
ヴォルツ 「ストライーック!?」
セリス  「な、何という角度のフォークなの!?」
マルス  (大丈夫さセリス、あれだけ凄いフォークを投げれるなら、
      つまりフォークが得意技という事で、他のを投げても大した事はないはずさ。
      フォークだけに集中をs)
ハーディン「…アヒャヒャ……はああぁぁぁ!!?(ヒュンキュインフォットーン!バシッ、ストライーック!!」
セリス  「な、な、ナックルをしたよハーディンさん!?」
FEブラザーズ一同「「「な、何だってー!」」」
ハーディン「…フムゥ……はああぁぁぁ!!?(ヒュオーーーンッ、バシッ!!」
ヴォルツ 「ストライーック!バッターアウト!!…素晴らしいカーブだったな」

セリス  「ごめん、打てなかったよ」
アイク  「セリス、気にするな…俺達が何とかしてみせる」

373 :紋章町野球大会・外伝!? 前編 3/6:2010/06/06(日) 13:32:49 ID:zt4EPt1p

ハーディン「私はこの『投球法』で…妻、ニーナのハートを射止めて見せる!!」
ヴォルツ 「…それはよろしいのですが、ニーナは今日は来てねぇみたいだぞ
      ココに来る前、カミュと一緒にラブホテル街に入っていったのを見たけどな」
ハーディン「( ゚Д゚)」
ヴォルツ 「ラブホテルに入っていった」
ハーディン「( ゚Д゚ )」
ヴォルツ 「こっち見んな」
ハーディン「( ゚Д゚)アッ、キョウハタイヨウガマブシイナー」
ヴォルツ 「だからって現実逃避はやめろ」
(…この回、ハーディンの驚異的な魔球に惑わされ、セリスに続き、ロイとエフラムも三振に終わった…)
ロイ   「…み、見切れない…!!」
エフラム (何なんだあの球は…何か仕掛けがあるのか…?)

一回裏:ナイス☆ミドルメンズの攻撃

オズイン 「トップバッターは私ですね、覚悟して下さい」
マルス  (ふんっ、アーマーナイトは技が低い…ならば打ち難いカーブで充分さ!)
リーフ  「分かったよ…はああ!?(グニューーーンッ」
オズイン 「甘い!(カッキーンッ!」
リーフ  「!!」マルス「右中間だ!」
エフラム 「…はぁっ!(バシッ アウトー!」
オズイン 「彼は厄介ですね…」
ヘクトル (流石はオズインと言った所だぜ
      …今までの攻撃と守備だけの重騎士とは違い、技や速さ、魔防まで高めからな)

カーライル「次は私のターンですね…」
マルス  「(ソードマスターは技と速さが自慢だけど、力が無い…
      打てたとしてもあまり飛ばないからストレートで決めよう)」
リーフ  「おk……はああ!?(つストレート」
カーライル「…一つ言っておこう」
マルス  「?」
カーライル「野球とは…打つだけが全てではない(コンッ」
マルス  「何ッ!…くっ!(一塁に送球 ・・・バシッ セーフ!」
カーライル(イシュメア様…今の華麗なバント、見て下さりましたか?)
マルス  「…くぅ、油断していたな…」
(…この後3番手のジストを三振し、次のバッターはハーディンとなった)

374 :紋章町野球大会・外伝!? 前編 4/6:2010/06/06(日) 13:39:09 ID:zt4EPt1p

ハーディン「…………」
マルス  「凄いですねハーディン、こんなチームを組んでくるなんて」
ハーディン「………(ゴゴゴゴゴ!!」
マルス  (!!?…まずい!リーフ、敬遠するんだ!彼に打たせてはいけない!!)
リーフ  (フォアボールだね兄さん!)「…えい!(ヒュルルル・・・」
ハーディン「何 で ラ ブ ホ テ ル に 行 っ た ん じ ゃ あ あ あ ! ! ?(カッキーンッ!!!」
ヴォルフ 「ハーディンが敬遠球を打って2ランホームラーンッ!!」
マルス  「( ゚Д゚)ポカーン」
(ハーディンの一打により0‐2。次のウハイはリーフのシンカーの前に三振してチェンジ)

二回表:FEブラザーズの攻撃

セリス  「ハーディンさん丸で闇のオーブを持ってるかのようなインチキっぷりだよ!?」
???  「俺のデッキのインチキっぷりには勝てねーけどな」
リーフ  「某カラスデッキ使いのM男乙。正直龍亞にごめんなさいしないといけないよね」
マルス  「……でも何かカラクリがあると思うけどね」
ロイ   「何にせよ二点取られてしまった…何とか挽回しないといけないか」

ハーディン「グゥ…何で妻は朝からカミュと一緒に……OTL」
ディーク 「…イ?`」
ブレンダン「痛みは分かるが、怒りの感情に惑わされるな。『お前がこのチームの肝』なのだからな」
ハーディン「…分かっている」

エリンシア「ハーディンさん凄いですわね…」
エイリーク「そうですね…私は野球の事は知りませんが、
      それでもエフラム兄上たちの反応を見ていれば、どれだけ凄いかは察しがつきます」
セリカ  (アルム…)

ハーディン「……アヒャヒャ……はああぁぁぁ!!?」
ヘクトル (これだけは、絶対に打つ!!)
     「くっ!…ぁぁあ!(キーン!」
ヴォルツ 「ヘクトルがまぐれでナックルに当てたー!球は左中間を抜けるぞ!」
ジスト  「ん、地面に球が付いてしまったが…はぁっ!(1塁に送球」
マルス  「ア、アウトになる!」
ヘクトル 「ま、間に合ぇぇぇ!!(ズザザ・・・!」
       ズサァァァァァァァァァァァーーーーーーーーー
      ∧∧_ノ 三 三 三
    ⊂(?D°⊂ つ 三 三 三
ヴォルツ 「…………セーフッ!」
ヘクトル 「イヤッホオオオゥゥゥゥ!!!」
フロリーナ「ヘクトル様…//」
ファリナ「べ、別にかっこよくは…無かったんだからね!///」
ハーディン「…うむぅ…」
ウハイ  「案ずるな。完封が出来なくなっただけで、点が取られた訳でも無い」

375 :紋章町野球大会・外伝!? 前編 5/6:2010/06/06(日) 13:40:36 ID:zt4EPt1p

(ウハイの言う通りであった…。
 FE兄弟家チームはヘクトルの奇跡を力にすることが出来ず、
 アイクとアルム、エリウッドは三者共に三振した)
ヘクトル 「何勝手に奇跡扱いしてるんだよオラアアァァッ(#゚Д゚)!!」

マグダイル「…………」
リーフ  (あ、ありのまま 今この瞬間 思ってる事を話すよ!
     『僕は人間相手に野球をプレイしている と、思ったら魔物相手にボールを投げていた』
      (野球チームの)キングだからだ!だとか世紀末だとか そんなチャチなもんじゃあ 断じてねぇ!
      もっと恐ろしい『何でもありの紋章町』の片鱗を味わったぜ…)
マルス  (ポル○レフ乙。しっかしタルヴィス系が斧の代わりに、
      バットを持参してるっていうのもおかしい話だよ、まったく…
      ……ここは打ちにくいスライダーで対処するか)
リーフ  「じ、じゃあ行くよ…?はあぁ!(つスライダー」
マグダイル「…………!(カッキーン!)」
ヴォルツ 「おおっとー!マグダイル選手が打ったぁぁ!
      球は猛スピードで左を突き抜けているぞ!」
セリス  「僕が取る!…(バシッ)…よし、取れたよ!」
エリウッド「セリス、それを早く一塁…へ……!?」
マグダイル「…………(ダダダダダッ」
セリカ  「あ、あの魔物…二塁まで走ってるわ!」
セリス  「何て早さだ…えいっ!」
 ヒューン・・・・バシッ! セーフッ!!
エリンシア「キャー!筋肉蝶サイコーッ!!!」
ミカヤ  「エリンシア、あんたは一体どっちの味方なの!?」
観客一同 「「「「この魔物SUGEEEEEE!!」」」」
アイク  「…お前、中々やるな」
マグダイル「…………(ニッ」
アイク  (ん…?…気のせいか…?一瞬笑った様な…)
(マグダイルは二塁打を打ったものの、後衛が続かずモルダとディーク、オズインはアウトとなった)

376 :紋章町野球大会・外伝!? 前編 6/6:2010/06/06(日) 13:41:51 ID:zt4EPt1p

(この回以降…お互いに点が取れなくなり、試合は泥沼状態へと陥る。
 兄弟家チームはハーディンの恐るべき投球により、中々選手が続かず、次々とアウト…
 対するナイス☆ミドルメンズは一回裏で出した二点以降点が取れないでいるが、
 今の所勝利は決定している…)

七回裏:ナイス☆ミドルメンズの攻撃(0‐2)

(2アウト、満塁。バッター:ハーディン)
マルス  「ハーディンは何らかの方法で、自分の投げる球の軌道を制御できている…」
セリス  「そう…だね」
マルス  (今ここで秘密が暴けないなら…僕達は負ける!)

ハーディン「次のバッターは私だな。マルス殿よ、悪いが勝負は貰ったぞ」
マルス  (こ、こうなったら悪いけど……心理的に動揺させるか!)
     「……実はニーナさん、ラブホテルになんか逝っていませんよ」
ハーディン「!…ふ、ふふっ、冗談はやめてくれないか」
マルス  「今日は確かハーディンさんの誕生日でしたよね?」
ハーディン「う、うむっ…確かにそうだが…」
マルス  「実はカミユさんと一緒に、貴方の為のプレゼントを買ってるのですよ(嘘)」
ハーディン「そ、そうなのか……ああ、ニーナ…(スパーンッ ストライーク!バッターアウトッ!! ・・・チェンジ!!」

八回表:FEブラザーズの攻撃(0‐2)

ハーディン(い、一体ニーナは何を買っているのだろう…?考えただけで嬉しくなるな)
ロイ   「うわっ、ハーディンさんとても嬉しそう…?何か良い事があったのだろうか?」
ハーディン「行くぞ!……ふふっ……はあぁぁ!!?(ヒューン!グニューン!!」
 バシッ ボールッ!!
ロイ   「打てないと思ったから打たなかったけど、ボールか。
      何か球が徐々に↑に上がっていったなぁ…」
ハーディン「(このwktk感、少年時代を思い出すな)…
      …ふふっ……はあぁぁ!!?(ヒューン!グニューン・・・」
ロイ   「またボールが上に…!(ストライークッ!」
ハーディン「そしてこれで三振……ふふっ……はあぁぁ!!?(ヒューン!グニューン!!」
ロイ   「三度も↑向き………でもイケる!…ええいっ!?(カキーンッ!!」
ハーディン「!!」
ロイ   (よ、よし…打てたぞ!何とか一塁だ!)

ブレンダン「ハーディン!何を思ってるのかは知らんが、いつもの混沌とした気持ちで臨むのだ!
      常に同じ感情に惑わされてはならん!!」
ハーディン「ぬっ…す、すまない…ニーナが何を買ってきてくれるのかが本当に楽しみでな…」

マルス  (ハーディンが上機嫌になった途端、彼が投げる球が全て上向きになった……
      そして今の黒い牙首領の発言………『!?』…
      そうか、そういう事だったのか!…だったら対策は簡単だ。…謎は全て解けたッ!!)

~後編へ続く~