27-217

Last-modified: 2012-08-29 (水) 20:55:29

217 :本当は素直な二人の関係1:2010/06/28(月) 02:11:54 ID:RV+bsc/2

素敵話の後で気が引けますが、ネタ投下します
別の方のアルム←ジャンヌの設定お借りしました(が出てくるのはシグルドとセリカです)
それから携帯からなので読みにくいかもしれません

セリカ 「あー、もうっ!あの女ぁ!ちょっと隙あらば『私』のアルムにちょっかい出しやがってぇ!!
     しかもちょこまか逃げまわるから、結局アルムにしかお仕置き出来ないし…イライラしてくる!」
シグルド「おいおい、セリカ。女の子がそんな荒い言い方感心しないぞ(ニコニコ」
セリカ 「……そう言いつつ何その笑顔?」
シグルド「何、良いことではないか。アルムに『他人』の彼女ができることは」
セリカ 「良いわけないでしょっ!?このKINSHIN嫌い!」
シグルド「ははは、何とでも言いたまえ。今の私にはそんな言葉は効かんぞ」
セリカ 「自分はディアドラさんと駄目のくせに!」
シグルド「ぐっ…いやだが既に他の弟に抜かれてる部分もあるし…」
セリカ 「なによ!シグルド兄さんの意気地無し!」
シグルド「いや、私は意気地無しではない…はず?」

セリカ 「あぁ、もう嫌!どうしてシグルド兄さんは私たちをそんなに目の敵にするの!?」
シグルド「だからKINSHINはだな…」
セリカ 「エフラム兄さんの方がもっと危ないじゃない!」
シグルド「エフラムは別にエイリークやリン相手じゃなきゃ…」
セリカ 「何よそれ!?」

218 :本当は素直な二人の関係2:2010/06/28(月) 02:13:52 ID:RV+bsc/2

セリカ 「……わかったわ。つまりこういうことなんでしょ?」
シグルド「せ、セリカ?ここは一度落ち着いて…」
セリカ 「シグルド兄さんは私たちが…
     ――いえ、私が嫌いなんでしょ!?」

シグルド「!?」

セリカ 「いつだっていつだって私たちの邪魔をして…私がどれだけ本気で――」
シグルド「セリカっ!!」
セリカ 「!――な、何…いきなり肩を掴んで…」

シグルド「いいか、セリカ。私は確かにお前たちの邪魔をする。だかそれはお前たちのことを思ってこそのことだし、それに…」
セリカ 「それに…?」

シグルド「それに私がお前を嫌いなわけがないだろう?
     私はお前を愛している」
セリカ 「!――あ、愛って…」
シグルド「何かおかしいかな?私はセリカ、そして家族皆を愛しているぞ」

セリカ 「~~っ!…もういいわ。私もちょっと感情的になりすぎたし」
シグルド「わかってくれたか」
セリカ 「今日はそういうことにする」
シグルド「そのままKINSHINもやめてくれるといいんだがな」
セリカ 「それとこれは別よ。それじゃ、私部屋に帰るわ(色々対策も練りたいし)
     っとその前に。シグルド兄さん?」
シグルド「どうした?」

セリカ 「そういう台詞は本命に言ってあげなさいよ」
シグルド「余計なお世話だ」
セリカ 「さっきは色々ごめんなさい」(ばたんっ!
シグルド「まったく、セリカも本当は素直で可愛いんだがなぁ」

セリカ (シグルド兄さんったら、そうすればディアドラさんだってかなりの確率でおちると思うのに
     あの時の真顔で言ったシグルド兄さん、普段アルムが同じ台詞を言った時よりかっこよかったもの)

アルム (なんだろう、何か知らないところで自分に関係あることがおこってる予感がするぞ)

セリカがある意味アルムより感情を剥き出すのは、シグルド相手だといいなぁという話でした
一方のシグルド、彼なら素でこういう台詞を言ってくれると信じてます
このスレのリンとマルス、シグルドとセリカのような兄弟関係が好きなんです、はい