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Last-modified: 2012-09-03 (月) 18:58:40

ロイ「あれ、マルス兄さんが朝からテレビ見てるなんて珍しいね」
マルス「おはようロイ。一緒にテレビ見る?」
ロイ「いいけど…何見てるの?」
マルス「今日から始まった新番組」
ロイ「どれどれ…えーとタイトルは…」
『勇者王クリス』
ロイ「…ごめん兄さん、ツッコミきれない」
画面には勇者の格好をしたクリスと司祭の格好をしたカタリナがいた
マルス「クリスとカタリナが世界を救うために戦うんだ」
ロイ「意外と王道なストーリーだね。敵役は?」
ミカヤ?「ふふん、私がプロデュースしたからね」
ロイ「ユンヌさんか…おはようございます。敵役は?」
ユンヌ「そこは華麗にスルーするところ?まあいいわ。敵役は彼らよ」
ユンヌが画面を指差すとエレミヤ、クライネ、ローローが移っていた
エレミヤ「クライネ、早く裏切り者を始末しなさい」
クライネ「わかりました。ローロー、あれをやるわよ」
ローロー「キキッ、人使い荒いな~」
ローローがぼやきながら腕を組む
ローロー「忍法!分身の術!」
するとローローが2人に、4人に、8人に…以下略
ローロー's「キキッ、行くぞ!」
斧で、弓で、シューターで。とにかくローロー達がクリスに襲い掛かる
クリス「くっ、まさか分身してくるとは…」
カタリナ「クリス、ローローは本物さえ倒せば消えるわ」
ローロー's「無駄無駄!俺達の誰が本物かなんてわからないね」
クライネ「ふふ…ローローに任せて私たちは帰りましょう」
エレミヤ「そうねクライネ。ローロー、裏切り者は頼みましたよ」
ローロー「はい、わかりました」

「果たしてローローの大群に囲まれた2人の運命は!?
次回『勇者王クリス』2話、ずっと俺のターン!」

ユンヌ「どお?面白そうでしょ?」
ロイ「うーん…とりあえず画面一杯のローローさんが…」
エリンシア「KINNNIKU…KINNNIKU」ハァハァ
リーフ「Sなお姉さんが2人…」ブバァァァァ
マルス「…これは長く続きそうだね…」

ローローの出番を考えたらこうなった
大量の雑魚役にピッタリじゃないかなと思った