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Last-modified: 2011-06-07 (火) 20:44:18

324 名前: 助けて!名無しさん! [sage] 投稿日: 2011/02/14(月) 12:13:18 ID:0MId5vGg
サラ「ハッピーバレンタイン兄様!というわけで、はいチョコ。遠慮なく受け取って」
エフラム「ああ……ありがとう」
サラ「ほら、食べてみてよ。頑張って用意したんだから」
エフラム「あ、ああ……ん……これは美味いな、お前が作ったのか?」
サラ「うん、まあね」
エフラム「そうか、お前にこんな才能があったとはな。……ところで、何か変なものを混ぜたりしてないだろうな?」
サラ「失礼ね、変なものなんて混ぜてないから。……少ししか」
エフラム「……おい、何を入れた?」
サラ「えっと、ちょっと言い方が悪かったかも。本当に変なのは入れてないの、ちょっとアフアの雫と育成の雫を混ぜただけ。
   今度から修行で良い結果出やすくなるかもね」
エフラム「どっちも貴重な品じゃないか、よく用意できたな」
サラ「まあ、せっかくのバレンタインだしね、ちょっと頑張っちゃった」
エフラム「そうか……悪かったな、失礼なことを言った」
サラ「気にしないで、それに、甘い話には裏があるってね。ホワイトデーのお返しにはこの貴重な品に相当するものを貰わないとね。
    期待してるからよろしく」
エフラム「おいおいそういうことか……俺は金持ちってわけじゃないからな、あんまり期待するなよ」
サラ「別にお金かけなくてもお返しなんてできるじゃない。例えば……残りの人生を捧げるとか」
エフラム「……バレンタインだけどお前の言うことは全然甘くないな」