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Last-modified: 2011-06-02 (木) 21:08:07

307 名前: 助けて!名無しさん! [sage] 投稿日: 2011/04/01(金) 18:45:55.99 ID:NuoOg4p5
エイプリルフールということでリーフのネタを書いてみた

リーフ「このヒトデナシー!!」
マルス「またリーフの叫びが聞こえたね。今度は何をやらかしたのかな?」
ロイ「あ、吹き飛んできた…大丈夫、リーフ兄さん?」
リーフ「ありがとうロイ。まったく、嫌になるよ」
マルス「またいつものように四人の誰かにお仕置きされたのかな?」
リーフ「うん、今日はさ…」

~数分前~
ナンナ「あ、リーフ様」
リーフ「やあナンナ。珍しいね、1人なんて」
ナンナ「実は…私リーフ様に言いたいことが」
リーフ「なんだい?」
ナンナ「私、リーフ様のことが大嫌いなんです!」
リーフ「…そう、だからいつも僕のことをいじめるんだ。わかったよ」
ナンナ「え、あ、あの…」
リーフ「僕もナンナのことなんか大っ嫌いさ!」
ナンナ「…リ、リ、リーフ様のばかぁぁぁ!!!」

~回想終了~
リーフ「って訳さ」
ロイ「………」
マルス「リーフ、今日って何日?」
リーフ「4月1日でしょ?」
ロイ「リーフ兄さん、今日って何の日?」
リーフ「いやだなぁ、エイプリルフールじゃないか」
ロイ(気づいてないし…マルス兄さん、何とかできないかな?)
マルス(…うーん、普段なら放っておくけどさすがにナンナちゃんが可哀相だし仕方ないな)
マルス「あ、リーフ。さっきナンナちゃんが謝りたいって言ってたからここに向かってよ」
リーフ「はぁ?何でわざわざ嫌な奴に会いたがるのさ?」
マルス「…行かないと今夜の夕飯抜きにするよ」
リーフ「マルス兄さんのヒトデナシー!!」

リーフ「まったく…何が悲しくて会いに…」
ダロス「お、女!俺達と一緒に来てもらおうか!」
ナンナ「え、いや!誰か助けて!」
ジェイク「あ、暴れんな!」
ナンナ「あーれー!」
リーフ「…ふ、ふん。どうせミランダやサラ、ティニーが助けてくれるさ」

ロイ(ね、ねえ…リーフ兄さん帰っちゃうよ?)
マルス(大丈夫、これは僕が仕組んだ策さ。問題ないよ)

ナンナ「すいません、わざわざ協力してもらえて」
ダロス「気にしないでくれ、どうせ今日は漁も行けなくて暇だったしな」
ジェイク「アンナにも手伝うように頼まれたしな」
ナンナ「とりあえず私はこの牢屋にいればいいんですよね?」
ダロス「ああ、俺達はここから海で逃げるから頼んだぜ」
ジェイク「仲直りできることを祈ってるぞ」
???「グルル…」
3人「へ?」

リーフ「結局来ちゃったし…」
ナンナ「誰かー!助けてください!」
リーフ「ふ、ふん少しぐらいナンナも酷い目にあえばいいんだ…」
ナンナ「いや、た、助けて…リーフ様!」
リーフ「ああ、もう!」
308 名前: 助けて!名無しさん! [sage] 投稿日: 2011/04/01(金) 18:48:25.36 ID:NuoOg4p5
リーフ「ちょ、何でこんなところに地竜がいるのさ!?」
ナンナ「リ、リーフ様…た、助けてください」
地竜「グワァァァ!!」
リーフ「………ああ、くそっ!喰らえ、僕のドラゴンキラー!」
カキーン!NoDamage!
リーフ「あ、しまった…地竜にはドラゴンキラー効かないんだっけ…」
地竜「グワァァァ!」
リーフ「ぎゃぁぁぁ!ヒトデナシー!」
ナンナ「…いやあ!リーフ様!」
ダロス「…ドラゴンだから人ではないな」
ジェイク「とりあえずマルス様呼んでこよう」
リーフ「な、ナンナ…僕のことが嫌いなのはわかるけど…今だけは僕の後ろにいて」
壁地壁
壁リ壁
壁ナ壁
ナンナ「リーフ様…」
リーフ「さあ来い!僕を倒さない限りナンナには手出しできないぞ!」

ロイ(ねえ、早くしないとリーフ兄さん死んじゃうよ?)
マルス(いやー、何となく今倒しちゃうともったいなくないかな?)
ロイ(早く倒してよ!)
マルス(しょうがないな…よっこらせ)
リーフ「喰らえ!」
地竜「グワァァァ!?」
リーフ「あ、あれ…倒した?」
ナンナ「リーフ様!」
リーフ「よかった、無事かい?」
ナンナ「はい、リーフ様は…」
リーフ「大丈夫だよ、普段君達から受ける攻撃よりは痛くないし」
ナンナ「…そ、その…昼間はすいませんでした」
リーフ「何が?僕は別にナンナに嫌われてても構わないよ」
ナンナ「ち、違うんです!私はリーフ様のことは嫌いなんかじゃありません!」
リーフ「はい?」
ナンナ「今日はエイプリルフールだったんです」
リーフ「…あ」
ナンナ「だから許してください」
リーフ「う、うん…僕も傷つけるようなこと言ってごめん」

マルス「めでたし、めでたし。はぁ…久々にいいことしたら疲れたよ。ロイ、ジュースおごってよね」
ロイ「いいけど。どうしてここに地竜なんかいるのかな?」
マルス「さあね?ボケたメディウス爺さんが間違えたんじゃないの?」
ロイ「…どうして地竜を派遣してるのさ?」
マルス「さっきミルラちゃんに嘘で泣かせたエフラム兄さんがいたからね」
ロイ「え、ちょ!エフラム兄さん放置!?」
マルス「大丈夫、大丈夫。さっき増援送ったよ」

エフラム「くっ…どうしてさっきから竜ばかり襲ってくるのだ?」
リフ「わたしはそうりょリフ、たたかいはでき…」ジュ

その後、エフラムはミルラが助けるまで竜と戦い続けましたとさ

終わり