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Last-modified: 2011-06-05 (日) 23:50:03

465 名前: 助けて!名無しさん! [sage] 投稿日: 2011/06/04(土) 18:22:11.57 ID:Li6jBWNr
ぴんぽ~ん
エイリーク「はーい」
ミルラ「あ、おねえちゃん、こんにちは」
エイリーク「あら、ミルラ、いらっしゃい」
ミルラ「はい、あの、今日は、エフラムはいますか?」
エイリーク「ええ、いるわよ、さあ、上がって
それにしても、今日はお客様が多いわ」
ミルラ「お邪魔します。私の他にも、誰か来ているのですか?」
エイリーク「ええ、ターナとラーチェル、それにアメリアちゃんとサラちゃんもね」
そう言って、居間へと案内していく
セリス「ね、リン姉さん、何て言うか凄いね・・・」
リン「ええ、凄いわね、この人達全員、その・・・、アレな訳でしょ?」
ミカヤ「姉として、この状況を喜んでいいかわからないわ」
エリンシア「まぁまぁ、いいじゃないですか、弟がこんなにモテモテで
私は鼻が高いですよ。
さ、みなさんにお菓子とジュースをお出ししないといけないわね」
エリンシアが台所へ行った
程なく戻ってきて、全員にお菓子&ジュースが行き渡る
エフラム「それで、ミルラ、今日はどうしたんだ?」
ミルラ「はい、今日はエフラムに聞きたい事があってきました」
エフラム「ああ、何だ?」
ミルラ「『しゅびはんいがひろい』ってどういう事ですか?」
「ぶっ!」
誰かが、ジュースを吹き出した
ロイ「ご、ごめんなさい!」
エリンシア「あらあら、珍しいわね、ロイちゃんがそんな事にするなんて」
エリウッド「どうしたんだ?」
ロイ「い、いや、何でかな、僕もわからないや・・・」
466 名前: 助けて!名無しさん! [sage] 投稿日: 2011/06/04(土) 18:23:12.44 ID:Li6jBWNr
ミルラ「それで、エフラム、それってどういう意味なんですか?」
エフラム「さぁ、俺が知っている限りでは、野球でよく使われるな」
ミルラ「野球ですか」
エフラム「ああ、野球のルールはわかるか?」
ミルラ「はい、一度だけ、エフラムやアメリア、他の姉妹とやった事あります」
エフラム「ああ、そういえば、そうだったな
あの時、俺はレフトだったけど、一度だけライト近くまで走っていって
ボールキャッチした事があったが覚えてるか?」
ミルラ「はい」
エフラム「つまり、そういうことだ、自分だけじゃなく他の人の守備範囲までも
守れる、って事さ」
ミルラ「はい、わかりました、ありがとうございます」
サラ「・・・違うと思うけど」
ミルラ「もう一ついいですか?」
エフラム「ああ」
ミルラ「『すとらいくぞーんがせまい』ってどういう事ですか?」
「ぶっ!」
誰かが、ジュースを吹き出した
エフラム「す、すまん!」
エイリーク「兄さん、大丈夫ですか?」
エフラム「ああ、悪いな・・・」
467 名前: 助けて!名無しさん! [sage] 投稿日: 2011/06/04(土) 18:24:37.45 ID:Li6jBWNr
ミルラ「それで、エフラム、それってどういう意味なんですか?」
エフラム「ああ、あの時、確か、ミルラはピッチャーをやったな?」
ミルラ「はい」
エフラム「球を投げた時、俺とファ、どちらがストライクを取りやすかった?」
ミルラ「エフラムです」
エフラム「だろう、背の高い人と低い人とでは、ストライクゾーンが違ってくる
当然、背の低い人の方が、ピッチャーが投げられる範囲が狭まってくるから、ストライクゾーンも狭くなるんだ、わかったか?」
ミルラ「はい、よくわかりました、ありがとうございます」
サラ(これも違うと思う・・・)
ミルラ「まだいいですか?」
エフラム「ああ、何だ?」
ミルラ「『すとらいくぞーんがしたのほう』って、どういう事ですか?」
「ぶっ!」
誰かが、ジュースを吹き出した
エフラム「す、すまない・・・」
アメリア「し、師匠大丈夫ですか?」
エフラム「ああ、大丈夫だ、それとミルラ
すまないが、どういう意図でストライクゾーンが下の方
と言ったのかがわからないので、答えられない、すまんな」
468 名前: 助けて!名無しさん! [sage] 投稿日: 2011/06/04(土) 18:26:07.40 ID:Li6jBWNr
ミルラ「いえ、それならしょうがないです、もう一ついいですか?」
エフラム「ああ、どうぞ」
ミルラ「『しすこん』って、どういう事ですか?」
がちゃーん!がちゃーん!がちゃーん!
エフラムに限らず、今度はエイリーク、ターナ、ラーチェル、更にアメリア
そして何故か、マルスまでコップを落としていた
そんな中サラだけが、冷静さを保っていた
エフラム「俺は一体どうしたんだ・・・?」
エリンシア「あらあら、みんな大丈夫ですか?」
エイリーク「ご、ごめんなさい、姉さん!」
ターナ「申し訳ありません!」
ラーチェル「私としたことが、そそうをいたしました」
アメリア「すいません!!」
マルス「姉さんごめん、僕が拭いておくから」
エフラム「あ~、そ、それはだな、つまり、その
そう!趣味だ、趣味!決して悪い事ではない!」
サラ「どうしてそんなに焦っているの?」
エフラム「やかましい!」
ミルラ「わかりました、『しすこん』は趣味なのですね?
それじゃあ、まだいいですか?」
エフラム「あ、ああ・・・」
469 名前: 助けて!名無しさん! [sage] 投稿日: 2011/06/04(土) 18:28:07.28 ID:Li6jBWNr
エフラム「あ、ああ、わ、悪い事ではない・・・」
ミルラ「そうですか、それじゃ、これが最後の質問です
エフラムは『しすこん』で『ろりこん』なのですか?」
空気が凍りつく
ここに集まっているは、みな、かなりの修羅場をくぐりぬけてきている
多少の事では驚いたりするはずがない
ヘクトル(直球にも程があるだろ・・・、すげーな・・・)
エリウッド「い、胃がああああああああああ!!!!!!」
セリス「に、兄さん!ほら早くこれ飲んで!」
ミルラ「あの、みなさん、どうされましたか?
私、何か変な事言いましたか?」
どん!と机を叩く音がした
サラ「ちょっと、あんたいい加減にしなさい!さっきから黙って聞いていれば
そんなにエフラムを追い詰めて楽しいの?」
エフラム「ちょっと待て!何で俺が追い詰められるんだ!
言っておくが、俺はどちらでもない!!」
ミルラ「サラが、何でそんなに怒るのかがわからないです
やはり私は、変な事を言ったのでしょか?」
サラ「・・・はぁ~、まぁいいわ、ね、ミルラ私から聞きたいんだけど」
ミルラ「はい、何でしょうか?」
サラ「あんたに、その台詞を教えたのは誰?」
ミルラ「別に誰に教わった訳でもないです、自分で調べました」
アメリア「え?調べたって事は、意味を知ってるって事?」
470 名前: 助けて!名無しさん! [sage] 投稿日: 2011/06/04(土) 18:29:02.03 ID:dSDRP0yA
この支援を使われよ
471 名前: 助けて!名無しさん! [sage] 投稿日: 2011/06/04(土) 18:29:16.42 ID:Li6jBWNr
ミルラ「はい、でも、辞書に書いてある事は
『しすこん』は『女姉妹に対して、強い愛情・執着を持つ状態を言う』で
『ろりこん』は『幼女・少女へのせいてきしこう』でした。
『せいてきしこう』の意味はわからないですが
要するに年齢の小さい子が好き、という事ですよね?」
サラ「まぁ、ちょっと違うけど、大体そういう事ね」
ミルラ「それならいいのです、もし、エフラムが
『しすこん』で『ろりこん』だったら・・・」
サラ「だったら?」
ミルラ「いえ、何でもないです、ふふふ
私はエフラムより年上ですし、姉妹でもないので安心しました」
サラ「あんたまさか、自分が有利だとでも思ってんじゃないでしょうね?
自分の体をもう一度鏡でよーく見てみなさい!」
ミルラ「別にそんな事する必要はありません。
きっぱりとエフラムに否定してもらってよかったです。
あの、エフラム、今日はありがとうございました!また一緒に遊んでくれますか?」
エフラム「ああ・・・、いいぞ」
サラ「ちょっと、エフラム」
エフラム「何だ?」
サラ「大分重要な話があるんだけどいいかしら?
嫌とは言わせないわ、ふふ、女心を弄んだ報いを受けるべきよ
アメリア、ターナ、ラーチェル、後、エイリーク、貴女達も参加する?」
「「「「「是非!」」」」」
472 名前: 助けて!名無しさん! [sage] 投稿日: 2011/06/04(土) 18:36:48.27 ID:Li6jBWNr
ミスった・・・、恥ずかしい

469は正確に書くとこうです

ミルラ「『ろりこん』って、どういう事ですか?
あ、もしかして、『しすこん』と一緒で、趣味の一つで決して悪い事ではないのでしょうか?」
エフラム「あ、ああ、わ、悪い事ではない・・・」
ミルラ「そうですか、それじゃ、これが最後の質問です
エフラムは『しすこん』で『ろりこん』なのですか?」
空気が凍りつく
ここに集まっているは、みな、かなりの修羅場をくぐりぬけてきている
多少の事では驚いたりするはずがない
ヘクトル(直球にも程があるだろ・・・、すげーな・・・)
エリウッド「い、胃がああああああああああ!!!!!!」
セリス「に、兄さん!ほら早くこれ飲んで!」
ミルラ「あの、みなさん、どうされましたか?
私、何か変な事言いましたか?」
どん!と机を叩く音がした
サラ「ちょっと、あんたいい加減にしなさい!さっきから黙って聞いていれば
そんなにエフラムを追い詰めて楽しいの?」
エフラム「ちょっと待て!何で俺が追い詰められるんだ!
言っておくが、俺はどちらでもない!!」
ミルラ「サラが、何でそんなに怒るのかがわからないです
やはり私は、変な事を言ったのでしょか?」
サラ「・・・はぁ~、まぁいいわ、ね、ミルラ私から聞きたいんだけど」
ミルラ「はい、何でしょうか?」
サラ「あんたに、その台詞を教えたのは誰?」
ミルラ「別に誰に教わった訳でもないです、自分で調べました」