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Last-modified: 2012-08-21 (火) 19:57:43

アイク「俺にも魔法が使えるだろうか」
マルス「いきなり何言い出すの」
アイク「いや、俺達にもステータス欄に一応魔力があるだろう?」
マルス「ああ、ロイとかエイリーク姉さんとかには無いけどね。でも所詮死にステじゃん」
アイク「俺は今魔力15あるんだ」
マルス「ふーん、って高ッ!!並の賢者より高いくらいじゃん!」
アイク「暁ではレベルアップで必ず何か伸びるから、他が上限に達するとそのうちこうなるんだ」
マルス「魔道軍笑さん涙目www…ってかさっきから僕らたいがいメタ自重してないよね」
アイク「まあ、そういうわけで俺にも魔法が使えるんじゃないかと思ったんだ。適性があるとは思ってないから興味本位でだがな」
マルス「と言っても僕は魔法使えないしこういうのはやっぱ専門の人達にね」

ミカヤ「ほう、それで光魔法を私にと」
アイク「ああ、姉さんは俺の知り得る一番の光使いだ」
マルス「身内に超魔道特化の人がいてよかったね」
ミカヤ「光魔法は簡単よー、何せスペックが一番しょぼいから!」
マルス「専門だからって『○○バーガーは冷凍したの揚げるだけだから超簡単』みたいな裏事情やめて!」
ミカヤ「ごめんごめん。でもさ、実際ライトとか魔力無いと『うおっ、まぶしっ』程度だしね」
アイク「ああ、キルロイも威力不足に悩まされてたな」
ミカヤ「私も魔力の高さで補ってたけど、実際どうなのあの威力の低さ。威力12とか主人公の最強装備の攻撃力ですか!?」
マルス「僕のもそんなもんだよ」
ミカヤ「…イ?`」
マルス「おい、そんな話してたんじゃないでしょ」
ミカヤ「ああ、ごめんごめん。まあでも威力無くて当然なの。光魔法は元々聖職者の防衛手段だから」
アイク「そういえば光魔法の使い手は杖が使える場合がほとんどだな」
ミカヤ「あとサナキ社長は宗教国家の長だから」
アイク「ふむ、とすると光魔法の力の源は神への祈りといったところか?」
ミカヤ「そう、冴えてるわねアイク。実はアスタルテの裁きもシステム上光魔法なのよね」
セリカ「神への祈りと聞いて勧誘に来ました」
マルス「帰れ」
アイク「神か…俺は神を信じてないんだがな」
ミカヤ「たまにはユンヌのことも思い出してあげて下さい」
アイク「…!そういえば俺は女神ユンヌの将とかいう肩書きだった」
ミカヤ「ユンヌからの伝言をお伝えします『その素で忘れてたみたいな反応とか本気で傷付く』
    ユンヌからの伝言をお伝えします『その素で忘れてたみたいな反応とか本気で傷付く』」
マルス「あの名前忘れたけどスナイパーの伝言モルフ乙」
アイク「要は光魔法を使うにはユンヌに力を借りればいいんだな?」
ミカヤ「まあ、そうね」
マルス「いやいやその前に魔道書ないと」
ミカヤ「私の持てる力…全て貴方に集めるわ!」
アイク「任せろ。これで…決める!」
マルス「いやいやいや待って待って待って!力を借りるってそれ違うでしょ!なんか蒼い炎纏ってるけど
    それ本当に光魔法ですかていうか女神を倒すような力をこんなとこで放っちゃ」
リーフ「今日はまだ一度も酷い目にあってない…ついてるかも?!」
マルス「避けろリィィィィィッフ!!!!!!」

ミカヤ 「どこまで続くのかしら、このリーフ型の穴…あ、お邪魔しまーす」
ゴーゴン「キシャアアア!!!」
アイク 「ラグドゥ遺跡なら建て直す必要ないから楽だな」
ゴーゴン「キシャアアア///」
ミカヤ 「あら、この娘さっきからアイクの方ばかり見て、さては…もう、色男なんだからこのこの!」
マルス 「いいから早くどこまで吹っ飛んだか分からないリーフ探せよ」
アイク 「すまん」
ミカヤ 「すみませんでした」

炎魔法編に続く、かもしれない