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Last-modified: 2012-08-22 (水) 20:22:20

676 :幼女の旗の下に:2011/08/07(日) 10:13:40.48 ID:8Faea2JK

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2 手槍でカメラを壊す  要は奴等の放送を阻止すればいいのだ、これで放送できまい!

AKJはエフラムがステータスを手加減しているとみると容赦なく集中攻撃をかけてくる。
ボコられかかったエフラムはとっさに手槍を装備して目線を機材類に向けた。

エフラム「くっ…なにがあろうと妹をシバき倒すような真似は本位ではない!こうすればいいのだ!」

FETVの面々が止める暇もなく槍を投げつけカメラをぶっ壊す。
妹ならともかく機械に遠慮はいらない。本気を出したエフラムは連続で手槍を投げまくりスタジオのカメラを全部木っ端微塵にした。
業務用カメラは馬鹿高いのだがもはや知ったこっちゃない。
AKJ隊員X「あああ――っカメラがぁ!?」
AKJ隊員S「政権放送がぁ―――っ!?」
イリオス「社長がこれ見たら青くなるな…」
エフラム「全速力で引くぞ!目的は達した!」

放送を阻止した上はこれ以上妹軍団に槍は向けたくなかった。
セーラ 「もう何がどーなろうと知ったこっちゃねーわ。ライブ折れたし」
ユアン 「あーやっと逃げられる。怖い怖い。僕は争いは好まないよ。平和にパンチラ写真だけ撮って生きていきたいよ」
ドロシー「それっ安全なところに避難しましょー」
イリオス「ちょっ……さっさといくなお前等ー!俺を置いていくんじゃねぇ!」
怒り狂ったAKJが追いかけてくる。
五人は彼女たちの追撃を振り切って階下へと逃走した。

階段を駆け下りた五人は残骸でバリケードを築いて追撃を遮るとようやく一息ついた。
セーラ 「これからどーする?」
イリオス「どーするって…俺たちは民間人だぜ?とっとと安全なとこへ逃げようや」
エフラム「待てい」
イリオス「あん?」
エフラム「ジャーナリストなら真実を報道すべきだろう。
     俺もこの事件の全容がなんなのかよくわかっとらんがギリギリまで調べてみるべきではないのか?」
ユアン 「やだよ戦場カメラマンじゃあるまいし。命あってのモノダネだよ」
セーラ 「この給料でこれ以上命張れますかっての」
ドロシー「いざという時に社員の士気をささえるのは日頃の待遇というわけではい」
エフラム「なんたることだ!職業人としてプロフェッショナルとして身を捧げる気持ちになるほどの待遇も無いとは…」
イリオス「薄給なんだよこっちゃ」
エフラム「むむ…これはいかんな…俺が政権を取ったら中小企業の社員の待遇改善のため…」
セーラ 「へ?ロリコン党のわりにそういうことも考えるの?」
ドロシー「セーラさんそんなはっきりと本当の事を…」
エフラム「馬鹿者!俺たちはロリコンではない!幼女を守るという事は社会を守る事なのだ。か弱い者を守るのは大人の義務だからな。
     そういう者たちが安心して暮らせるためにはまず養う層の収入が安定する事が第一だ。お前らにも妹や娘がいるだろう?」
セーラ 「ちょ……私のどの辺が子持ちに見えるんじゃゴルァ!」
イリオス「いねーよ。この収入で結婚とか無理だぞ」
ドロシー「はぁ…相手の方は逆にオルソンさんを余裕で養えそうですけどね」
イリオス「ば、馬鹿言え!!!アイツとはそんなんじゃねーよ勘違いするなよな!!!」
ユアン 「男のツンデレとか誰得?」
エフラム「男が女に養ってもらうとは何事だ!情けないと思わんのか!」
イリオス「養ってもらってねぇってばっ!ちょっと人の話を聞け!」

677 :幼女の旗の下に:2011/08/07(日) 10:14:30.45 ID:8Faea2JK

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だがそんな騒ぎをしている間に一人の人影が階下から現れた。
プリシラ「これは?上の階への道が塞がれている?」
エフラム「む…来たか…お前がこの騒ぎの首謀者だな。もう放送はできんぞ」
イリオス「これでうちの会社潰れたら俺らの収入保障しろよな!」
エフラム「妹を怒鳴るとは何事だ!」
イリオス「だからアンタはどっちの味方なんだっつーの!?」
エフラム「妹と幼女の味方だと何回言わせる!…くっ…だがお前の言う事ももっともだ…
     竜でもアシュナードでもユリウスでも戦えと言われれば戦うが、この戦いはやりにくいことこの上ないわ!」
プリシラ「放送が…できない…?」
セーラ 「カメラも機材もみぃ~んなしっちゃかめっちゃかだもの。とっとと諦めなさいよこのブラコン。
     アンタが加入したとたん私を二軍に送る奴は氏ね!マジ氏ね!」
ドロシー「はいはいプレイヤーさんを敵に回る発言は控えてくださいね」
ユアン 「二軍の方が楽で好きだけどね僕は」

プリシラ「つまり…革命は?」
エフラム「おじゃんだ。俺はこれ以上妹に槍を向けたくは無い。降参しろ」
プリシラ「革命がおじゃんという事は私と兄様の愛は?」
エフラム「不滅だ。兄が妹を愛し守るのは当然だ」
プリシラ「でも結婚できませんよね?」
イリオス「そりゃまあ…まて。コイツらの会話についていけんぞ…」
ドロシー「私は初めからついていく気無いですけど」
プリシラ「どうして…?」
エフラム「む…?」
プリシラ「どうして邪魔をしたのです?革命が成功すればあなただってエイリークさんと結婚できたのに!」
エフラム「待て!それではまるで俺がシスコンのようではないか!」
イリオス「自覚なかったのか?」
セーラ 「ほれドロシー。突っ込みはアンタのアイデンティティでしょ。なんかコメントしなさいよ」
ドロシー「いやもうなんて言っていいのか」
プリシラ「シスコンではないと言うのですか!」
エフラム「断じて違う!俺は妹を案じているだけだ!」
プリシラ「兄なのにシスコンじゃないなんてなんて酷い!エイリークさんの愛はどうなります!」
エフラム「兄妹愛と恋愛は別のものだ。当たり前だろうが」
ユアン 「馬鹿な!エフラムさんがまともな事を言った!」
エフラム「いちいち混ぜっ返すな」
プリシラ「つまり貴方はシスコンでありながらそれを否定し私の革命を邪魔しくさったんですね!」
セーラ 「狂信者って厄介ね…人の話聞く耳ねぇ」
イリオス「杖メインのあんた一人じゃもうどうにもならねーって…」
エフラム「そういう事だ」
プリシラ(ぬぐぐ……悔しいですけど状況を見ると摘み?いえ…まだ何か…何か方法が!)

手持ちの杖を確認する…
残った手は…

続く

1 レスキューを使う  兄様を召還してコイツらをやっつけて貰いましょう!
2 ワープを使う    どっかにふっとばしてやります! 
3 バーサクを使う   こーなったらヤケです。とち狂え!
4 諦めて降参する   革命敗れたり……

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