44-225

Last-modified: 2012-09-07 (金) 00:22:42

225 :助けて!名無しさん!:2012/06/07(木) 23:54:27.34 ID:DO8iS3PP
サラ「六月の花嫁ね……六月の花嫁は幸せになれるって言うけど何でなのかしら」
エフラム「さあな……というか何でまたその花嫁衣装なんだ?」
サラ「時期的に流行りというか……」
エフラム「……なんだそりゃ」
サラ「それはいいから、兄様にちょっとお願いがあるんだけど」
エフラム「何だ?」
サラ「なんか槍を使えるのが花嫁のたしなみらしくて……私、槍を使ったことないから教えてくれない?」
エフラム「そんなの聞いたことないが……まあ、槍を覚えたいということなら構わないぞ」
サラ「ありがとう、助かるわ」
エフラム「槍は俺のを貸してやるから……よし、これを使ってくれ。まず握り方だが……」
サラ「……花嫁衣装で兄様の勇槍の握り方を教わるとかドキドキする……」
エフラム「お前なあ……少しは真面目にだな」
サラ「……ごめんなさい、兄様が構ってくれるのが嬉しくて……つい」
エフラム「い、いや、わかればいい」
サラ「私がこんなこと言えるのは兄様だけなの……好き……愛してるの!」
エフラム「サ、サラ……い、いきなり何を……」
サラ「……『愛の叫び』ってこういうのじゃないのかしら」
エフラム「……よくわからんが違うと思うぞ。あと今はいいがそういうことは外で言うのは止めてくれよ、職務質問されかねん」
サラ「大丈夫、警察に追われても私が助けてあげるから……それが兄様と私の『絆』……」
エフラム「それも微妙に違うと思うが……」