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Last-modified: 2012-10-28 (日) 15:14:45

378 :助けて!名無しさん!:2012/06/15(金) 01:12:42.54 ID:RqcIvLz8
エフラム「今日の修行も疲れたな……こんなときは風呂に限る」
サラ「やっぱり疲れたときはお風呂よね」
エフラム「ああ……ってまたお前か!?」
サラ「まあ細かいことは気にしないで」
エフラム「細かくないだろ……」
サラ「いいじゃない別に、ちゃんとタオル巻いてきてるんだから」
エフラム「当たり前だ!」
サラ「そんなこといいからこっち来て、背中流したげるから」

サラ「~♪~~♪」
エフラム「……背中を流すだけなのにそんなに楽しいのか?」
サラ「うん、こういうの親にもやってあげたこと無かったから。……やる機会が無かったし、今も無いけど」
エフラム「……そうか」
サラ「まあ、今言ってもしょうがないけどね」
エフラム「……マンフロイ殿にはしてやらなかったのか?」
サラ「……そう言えば、おじいさまとお風呂に入ることなんて無かったわ」
エフラム(マンフロイ殿……)
サラ「やっぱり兄様の背中大きい……」
エフラム「一応、それなりには鍛えてるからな。……もういいぞ、助かった」
サラ「背中だけじゃなくて全身洗ってあげようと思ったのに……」
エフラム「そもそも異性の他人同士で風呂に入ること自体がだな……」
サラ「他人じゃなきゃいいなら兄様と結婚なり婚約すれば解決」
エフラム「……い、いいから早く戻れ、誰かに見つかると何を言われるかわからん」
サラ「……そんなつれないこと言うなら……こうするんだから」
エフラム「おわっ!? いきなり抱きつくなって……」
サラ「素直に嬉しいって言ったらもっと……」
エフラム「そ、そういうことはもう少し成長してから言え」
サラ「……胸なら兄様の双子の妹よりあるんだから……多分」

エイリーク「はっ!?」
セリカ「ど、どうしたの?」
エイリーク「い、いえ……何か……今ものすごく抗議しなければならないことがあったような……」

394 :助けて!名無しさん!:2012/06/15(金) 22:57:57.19 ID:Oohz/dAe
サラ「一緒にお風呂に入ってる兄様なら分かると思うけど、私もちょっとは成長してるのよ、成長期だし」
エフラム「そ、そういうことはいちいち言わなくていい」
サラ「だから…エイリークは成長してあれって言うより、胸が全く成長していない可能性が…」
エフラム「…それ以上はやめてやれ」