アイクの切り札
ロイ 「アイク兄さん。切り札が決まったって本当?」
アイク 「あぁ、ようやく決まった」
マルス「じゃあこれに試し撃ちしてみてくれない?」
そこに置いてあるのは等身大のリーフの人形。
リーフ 「ちょ!何で試し撃ちが僕の人形!?てか何処で作ったの!?」
マルス「それは企業秘密ってやつだよ。さ、アイク兄さん思う存分やって下さい」
アイク 「多少気が引けるがまぁいいだろう。行くぞ!」
スバン!ドカンドカンドカンドカンドカン!ドゴォォン…
ロイ 「…えーと、天空で打ち上げた後、滅多切りにしてトドメに噴火?」
マルス「何この天空の超強化バージョン?」
リーフ 「それより僕の人形は…あぁーっ!」
そこにあったのは見るのも無残なリーフの人形があった。
マルス「これはひどい」
リーフ 「こ、この人でなしー!」
ロイ 「色々な技を組み合わせたような技だねアイク兄さんの切り札」
アイク 「そうだな。俺が元から得意としている天空、ワユにコツ程度だが教えてもらった流星、
そして大会に向けて編み出した噴火を組み合わせてみた」
マルス「本編でやったら『太陽と月光の効果を持った攻撃を5回繰り出します』みたいになって確実に厨仕様だね」
ロイ 「マルス兄さん、メタ的発言は自重して」
アイク 「あっちからなるべく切り札は派手な技にしてくれと言われたから派手してみたんだが…どうだろう?」
リーフ 「いいんじゃない、別に…」
マルス「一名拗ねてるけど僕はいいと思うよ。ちょっと派手過ぎる気もしないけど」
ロイ 「所でこの切り札の名前は何て言うの?」
アイク 「この技の名前は……」
マルス「アイク兄さん?まさか…」
アイク 「…すまん、考えてなかった。編み出すのに夢中になって技名など考えてもいなかった」
ロイ 「アイク兄さんらしいと言うか…技名決まったら教えてね」