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Last-modified: 2007-11-09 (金) 23:32:41

解決! 暁の団!

 

PM7:00兄弟家
ロイ「あれ?ミカヤ姉さんは?」
エリンシア「暁の団のみなさんとお食事に行ったわ」
セリス「前から思ってたんだけど、暁の団ってなんだろう?」
リーフ「そういえばサザさんもたまに言ってるよね『暁の団のサザだ!』って」
エリウッド「たまにミカヤ姉さんが臨時収入だって言ってお金を持ってきてくれるけど…
      関係あるのかな?」

 

同時刻、紋章町のある高級料亭
エディ「うわ、美味そうな豆腐!」
レオナルド「君、豆腐好きだよね。それにしてもすごい豪華な料理だな…
      こんなの食べたことないよ」
ミカヤ「ほんと。家のみんなにも食べさせてあげたいわ…!すいません!これ持って帰り(ry」
ローラ「私も教会のみんなに…!すいません私も(ry」
ブラッド「女性陣、自重してくれ」
サザ「しかし…ノイス、大丈夫なのか?こんな高級な所」
ノイス「大丈夫だ。実は依頼主がここを指定してきてな。金のことは心配しなくていい」
サザ「依頼主?…なるほど、ただの食事会じゃないと思ったらそういうことか」
ブラッド「その依頼主は金持ちなのか?いつ来るんだ?」
ノイス「ああ、もう少しで来るだろうが…」
エディ「依頼、か。いったい何ヵ月ぶりかな?」
レオナルド「と言ってもどうせまた迷子のペットの捜索とかそんなのでしょ?」
サザ「まあ、金持ちの依頼なんてそんなとこだろう」
ノイス「仕方ないさ。この町もなんだかんだ言って大きな事件も起こらず平和だからな」
ハーディン「お揃いかな?銀の髪の乙女と暁の団のみなさん」
ミカヤ「ハーディンさん?」
レオナルド「ミカヤ知り合いなの?」
ミカヤ「ええ、一度占ってあげたことがあって…」
サザ「じゃあミカヤが暁の団にいることを知って依頼してきたってことか」
ハーディン「そのとおり。依頼とあらばどんな危険なことでも引き受けてくれるという
      なんでも屋『暁の団』のお力を是非お借りしたい」
エディ「お、その口ぶりからするともしかして大きな依頼なのか!?」
ハーディン「そうだ。あなた達にしかできぬことだ」
ローラ「まあ…そんな依頼を持ってきてくださった神に感謝を…」
ブラッド「…で依頼の内容は?」
ハーディン「うむ、これからすぐやってもらいたいのだが…」

 

PM8:00
ニーナ「誰かにつけられているような…?気のせいかしら」

 

見つからないようにニーナの後を追うエディ、レオナルド、ノイス、ブラッド
ノイス「みんな準備はいいか」
エディ「いつでもOKだ!」
レオナルド「こんなことしていいのかな?」
ブラッド「まあ、あくまで演技だしな。法律には触れないだろう…たぶん」

 

少し離れたところで様子を見るミカヤ、サザ
サザ「何が『あなた達にしかできぬことだ』だ……くだらない」
ミカヤ「そう言わないの。報酬はたくさん入るんだから。それじゃ、作戦をもう一度確認するわね」

『かっこいいところ見せてニーナのハートをGET大作戦』
ノイス『げへへ、ねえちゃん美人じゃのー。俺らと遊ぼうや』
ニーナ『いやー!誰か助けて!』
エディ『へへへ、叫んだって誰も来ねえよ』
ハーディン『待てい!その人に指一本でも触れてみろ!このグラディウスが貴様らの血に染まることになるぞ!』
レオナルド『なんだとてめえ!やっちまえ』
ドカッ!バキッ!ズガッ!ドグシャアッ!フタエノキワミ、アッー!
ブラッド『畜生!覚えてやがれ!』
ニーナ『ありがとうハーディン!なんてあなたは男らしいの!もうカミュなんてどうでもいいわ!』
ハーディン『HAHAHAHAHA』

 

ミカヤ「といった感じで」
サザ「……で、俺は何をすればいいんだ?」
ミカヤ「ノイス達が仕掛けたらハーディンさんに知らせてくれればいいわ」
サザ「ミカヤとローラは?」
ミカヤ「光魔道でハーディンさんの登場をかっこよく演出するの」
サザ「…それで、ローラはどこ行った?」
ミカヤ「どこって、ここに……いない!?」
ローラを取り囲む複数の男達
ローラ「あの、私これからお仕事があるのですが」
ヴァルター「仕事?神に祈るのか?そんな必要はないな?」
ナーシェン「くくく、私達がかわいがってあげよう」

 

サザ「おい、やばいぞ。ローラが変態に絡まれてる。それにあっちの方角は…ニーナさんも巻き込まれるぞ」
ミカヤ「作戦は中止ね…ノイス達に知らせて!助けに行くわよ!」

 

ニーナ「あなた達…そのシスターに何をしようというのです!?」
ナーシェン「おお、これはまた美しい方だ…くくく、今日は運がいい」
ヴァルター「おまえは私に食われろ?」
???「待てい!」
ナーシェン「なんだおまえ達は!?」
ミカヤ「なんだかんだと聞かれたら!」
サザ「答えてあげるが世の情け!」
ミカヤ「デインの破壊を防ぐため!」
サザ「デインの平和を守るため!」
ミカヤ「愛と真実の正義を貫く!」
サザ「ラブリーチャーミーな敵役!」
ミカヤ「ミカヤ!」
サザ「サザ!」
ミカヤ「銀河をかける暁の団の二人には!」
サザ「ホワイトホール、白い明日が待ってるぜ!」

 

ヴァルター「……馬鹿か?」
ナーシェン「馬鹿は放っておいて美女を……ってどこいった!?」
ノイス「ミカヤ!サザ!二人は保護した!」
サザ「囮作戦、うまくいったようだな」
ミカヤ「ちょっと恥ずかしかったけどね…さあ、あとは悪党を退治するだけね」
エディ「やあ!」つ【流星】
レオナルド「えい!」つ【狙撃】
ノイス「ふん!」つ【鳴動】
ブラッド「ローラは俺が守る!」つ【撃破】
サザ「俺の台詞パクるな!」つ【瞬殺】+追撃
ミカヤ「光になれええ!」つ【暁光】レクスオーラ
変態達「アッー!」

 

ニーナ「ありがとうございます。助かりました。ところで、あなた方は…」
ミカヤ「ええと私達は…」
サザ「もう全部話してしまうしかないだろう」
ミカヤ「そうね。実はかくかくしかじかで…」
ニーナ「そうですか。ハーディンがそんなことを……」
レオナルド「これで報酬パーだね…」
エディ「しょうがないよ。それに人助けできたんだしいいじゃない」
ニーナ「そういうことなら、私も依頼したいことがあるのですが…」
サザ「なんだって?」
ニーナ「報酬はハーディンの二倍出します」
ノイス「それは…願ってもない申し出だな」
ニーナ「ある人を探してもらいたいのです」
ブラッド「人探しか。どんな?」
ニーナ「はい、その人は……」

 

数日後 焼肉屋
シグルド「さあ、今日は遠慮はいらないぞどんどん食べてくれ!」
ミカヤ「もう。お金もあるんだし、みんなであの高級料亭に行こうと思ってたのに…」
アイク「そんな所の料理より断然肉だろう」
エフラム「兄上の言う通りだな。俺達にはこっちの方が似合ってる」
ミカヤ「まったく……でも、それもそうね」

 

紋章町某所
ニーナ「カミュ!待って!」
シリウス「だから私はカミュではないと…!」
ニーナ「いいえ、あなたはカミュよ。調べはついてるんですからね」
シリウス「く…誰がそんな余計なことを…!」
ハーディン「ちくしょおおおおおおおおおおおおおお!!