カラオケ大会
アイク「ただいま。」
ロイ 「おかえりー。あ,どしたのそのチラシ。なになに……カラオケ店『ガルドル』新装オープン?」
アイク「ああ,鷺の三兄妹がカラオケ屋を開くことになってな。うちの店が内装を手伝ったんだ。
で,よかったら割引するから家族みんなで来てくれって。」
ロイ 「へー,いいねカラオケ。そういえばみんなどんな歌歌うの知らないな。ていうかアイク兄さんが
何歌うのかが一番気になるなー。」
アイク「ん,というか俺は歌なんか全然知らないしな……何か人気の曲でも調べておくか。」
ロイ 「そっか,じゃあ僕も何歌うか考えとこ。」
そしてカラオケ屋。
リアーネ「ごゆっくり………がんば……ます……ってください!!」
ロイ 「微妙に変な言葉だったね今の人。ところで誰から歌うの?」
ミカヤ 「はいはーい!!トップバッターミカヤ行きまーす☆」
リン 「ユンヌかってくらいテンション高いわね姉さん」
ヘクトル「歌好きだからな。お,曲が始まったぞ。」
つhttp://jp.youtube.com/watch?v=R2ZxJJG2sqE
ミカヤ「センチメンタル,ジャーニー♪」
マルス 「うわ,時代感じる!!」
ヘクトル「いつの曲だよこれ。」
ミカヤ「ミ・カ・ヤ・は・まだ,16だぁから~♪」
リーフ「……………」
マルス「……………」
リン 「……………」
ミカヤ「いやぁぁぁぁぁぁぁ!!みんなそんな『姉さんテラ自重』とか『本当は(ダキュンダキュン!)歳のくせに』
って目で見ないでぇぇぇぇぇ!!ちょっと今時のアイドルの曲歌いたかっただけなの!!」
ロイ 「間違いなく今時では無いと思うよ」
ミカヤ「うぇぇぇぇぇぇぇん!!もういい!!(ダキュンダキュン!)歳のあたしにはどうせ演歌がお似合いですよ!!」
セリカ 「じゃあ次はあたしとアルムが歌いまーす♪」
マルス 「バカップルデュエット乙」
シグルド「残念!!兄さんが先に曲入れちゃいました!!」
セリカ 「ちょ,邪魔しないでよ!!」
つhttp://jp.youtube.com/watch?v=dx0lLurFCWc
シグルド「あんまりそわそわしないでぇ~」
アルム・セリカ「兄さんキモッッッ!!」
ロイ 「なんでまたこの曲……」
シグルド「あ~あ~女の人って~いくつも愛を持っているのね~(´;ω;`)」
ロイ 「ああ,そういうことか。」
エリウッド「涙流しながら歌ってるよ。」
シグルド「私が誰より1番~♪1 番 好 き なのになんでだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
アルム 「なんかさすがに兄さんが可哀想だから自重しようかセリカ。」
エリンシア「じゃあ次は私と」
セリス 「僕が一緒に歌いまーす!!」
エイリーク「2人共が好きな曲なんでしょうか?」
ヘクトル 「やたらキラキラしてそうだな,それ。」
つhttp://jp.youtube.com/watch?v=HF8U3skKCg4
ヘクトル「前言撤回」
リン 「でもめっちゃ楽しそうに歌ってるわよ。2人キラキラしてる。」
ヘクトル「あれか,セリスは逞しい男に憧れてて」
リン 「エリンシア姉さんは逞しい男が大好きと。2人でこのアニメ見てたのね。」
ヘクトル「2人の姫ビジュアルと歌の内容のギャップがすげぇな。」
ロイ 「あ,そういえばアイク兄さんは結局何歌うことにしたの?」
アイク 「ん,結局どの曲がいいか分からなかったからとりあえずヒット曲を選んだ。」
リン 「へー,世俗離れしたアイク兄さんがヒット曲をねぇ。」
ユンヌ 「アイクが名曲ラブソングを歌うと聞いて飛んできました」
アイク 「まぁ上手く歌えないだろうが……我慢して聞いてくれ。」
つhttp://jp.youtube.com/watch?v=2E8rHHUI2IQ
一同 「( ゚д゚ )」
アイク「すまん……そんなに酷かったか?」
ロイ 「いや別に全然……てかそんなことよりヒットソングってこれ?」
アイク「ああ,国民的なブームを引き起こした程の曲らしいじゃないか。違うのか?」
リン 「うん,あってるんだけどね。あってるんだけどね。」
アイク「それになんかこいつらうまそうだったし」
ロイ 「結局そこかよ!!」
ヘクトル「次,俺歌っていいか?」
リーフ 「いいんじゃない?なんか自信ありそうだね。」
ヘクトル「へへっ,歌は得意なんだぜ!!」
つhttp://jp.youtube.com/watch?v=RC5ThANCAT4
リーフ(―――その時,何が起こったかはよく分かりませんでした。ただ覚えているのはマイクを持った
ヘクトル兄さんと響き渡る謎の怪電波,そしてもがき苦しむみんなの姿。気づくと朝になってました―――)
アイク 「……いい歌だな。魂がこもっている。」
ヘクトル「だろ?アイク兄だけだぜ。真面目に聞いてくれるのは。みんな寝ちまいやがって!!」
後でヘクトルはみんなに理不尽に怒られました。