天才少女と破壊神 6-482への便乗
ロイ「でもさ、意外だよね。レイっていつも自信満々だし実際才能あるのにコンプレックスとか理解できるなんて」
レイ「あぁ、それはだって……」
ニノ 「レベッカ、もう終わった?一緒に帰ろ♪」
レベッカ「うん!」
レイ 「あの姉貴だよ……」
ロイ 「ああ、天才って噂の……レイ達のお姉さんだったんだ」
ルゥ 「すごいんだよ。聞いただけで呪文覚えちゃうし字読めないのにS魔法使えるし」
レイ 「そうやってあんまり人前では誉めるなよルゥ。俺は闇だから姉貴とは比べられないけどお前は
姉貴と同じ理なんだから姉貴と比べる馬鹿だっているんだからな」
ルゥ 「でも本当のことじゃないか。僕はこんな凄い人をお姉ちゃんに持てて誇りに思うよ。
それから……こんな風に僕のこと気遣ってくれる優しい弟を持ったことも」
ロイ (相変わらずルゥはこっちが恥ずかしいくらいに思ったことを素直に言うなぁ……)
レイ 「か、勘違いすんな!!べ、別に!お前のこと気遣ったわけじゃないんだからな!!」
チャド「レイ、それツンデレの定型句」
レイ 「うるさいうるさい!!そ、それはそうと、ロイ。お前の彼女も天才って騒がれてなかったか?」
ロイ 「な……!!別にリリーナとはそんな関係じゃ……!!」
レイ 「別にリリーナなんて一言も言ってないけどな(ニヤニヤ)」
ロイ 「も、もう!僕はそんな……」
ルゥ 「もー、レイやめなよー」
チャド「小学生かお前は」
レイ 「はい道行く皆さんごちゅうもーく!!ロイのー!!好きな子はー!!リリーn」
その時天から巨大な炎の塊が降ってくる。
<コノヒトデナシー! フフン……ヨノナカバカバッカリダ……
ルゥ 「あぁ!レイがメティオの下敷きにー!」
ロイ 「何気にリーフ兄さんも巻き込まれてなかった?!」
チャド「ていうかこれ誰の仕業だ……?」
そこに駆けつけるリリーナ。
リリーナ「きゃあ!ごめんなさい!ファイアーの練習してたらそっちに逸れちゃって……!
あたしったら技の数値低いから…………」
ルゥ 「え?!これメティオじゃなくてファイアーだったの?!」
チャド 「なんという照れ隠し。それにしてもこれが破壊神と噂されるリリーナの実力か」
ロイ 「リリーナ……相変わらず凄いね……」
リリーナ「あ、ありがとう……それはそうと、ロイ……さっきレイが言いかけてたのって……?」
ロイ 「え……あ……その……」真っ赤になって黙りこむ2人。
ルゥ 「……じゃ僕らは空気読んで」
チャド 「あっち行ってますよっと」
レイ 「待て!俺達は放置か!」
リーフ「この……ひとでなしー……」