8-96

Last-modified: 2008-02-19 (火) 22:08:01

96 名前: 姉弟? [sage] 投稿日: 2008/02/12(火) 00:15:43 ID:faYCTcTH
マルス「……あれ? コタツに入ってたと思ったんだけど、いつの間にか寝てたのか?」

珍しく寝惚け気味のマルス。
そんな時、突然扉の開く音が。

リン「あ、マルス兄さんいたんだ」
マルス「やあ、リン姉さん。僕はコタツで寝てたんだよ……って、あれ? 今何か変な感じがしたんだけど」
リン「何寝惚けたこと言ってるの、マルス兄さん。何で私が兄さんのお姉ちゃんにならなくちゃいけないのよ」
マルス「リリリっリン姉さん!?」
リン「だから私は妹なんだけど」
マルス(なっ何が起きたんだ!? リン姉さんは僕より年上のはずだ。それが何故!?)
リン「兄さん、さっきからおかしな顔してどうしたの?」
マルス「へっ!? あ、その。リっリンは僕の妹なのか?」
リン「当たり前じゃない。何よ今更」
マルス「……そんな、あんまりじゃないか」
リン「一体どうしたっていうの?」

マルス「だって、老けてるのに妹だなんて可哀想じゃないか!! 姉さんだからまだマシだったのに」
リン「……うふふ、マルス兄さん。覚悟はいいかしら?」

スミマセンリンネエサン
ヤメテクダサァァァァァァ
コノヒトデナシー

97 名前: 姉弟? [sage] 投稿日: 2008/02/12(火) 00:17:34 ID:faYCTcTH
マルス「ギャー……って。はっ!? ゆ、夢!?」

マルスがガバっと起き上がってみれば、そこはコタツの中。
辺りを見渡すが、そこにリンの姿は無い。

マルス「よかった、夢で」

ちょうどその時、扉の開く音が。

リン「あ、マルスいたんだ」
マルス「リっリン……姉さん?」
リン「どうしたの、マルス。変な顔しちゃって」
マルス「いや、その……。リン姉さんは、僕の姉さんだよね?」
リン「当たり前じゃない。何を今更」
マルス「よかったー。リン姉さんは姉さんだからこそ、老け顔が許されるんだよね」
リン「……。うふふふふ、マルス。覚悟はいいかしら?」
マルス「しまった!! うっかり心の呟きが(ry」

強制終了