次世代画質考察

Last-modified: 2012-09-10 (月) 20:26:32
 
 

Microsoft Expression Encoder X

 

KTE開発者さまの掲示板でのやり取りです。
どうやらMSが色々制限をつけて、結果的に現状(EE4pro)でのH.264配信は難しいようです。

 

該当部のみ抜粋

 
  • WMV
    • H.264圧縮が項目に出ない
  • IIS Smooth Streaming
    • output streaming→broadcastの選択できない
       

これらを認識した上で、下記駄文をどうぞ。

 
 

駄文

 

Expression Encoder 4 でついにH.264形式でのエンコードが実装されました。
恐らく、ライブエンコードでも使用できると思われます。

ちなみに執筆現在(2010/07/18)は英語圏のみの販売で
まだ日本での販売は開始されていません。

価格は・・・まぁ何とか手が出るレベルかと。予想価格2,3万円ほど。


ちなみにこの Expression Encoder シリーズは
Windows Media Encoder シリーズの後継品の位置づけです。

WMEはVer9で開発終了。10は絶対に出ません。

MS社のSilverlight開発環境の公開プレゼンで
直接技術者の方に確認したので間違いないです。


Expression Encoder は Silverlight を100%活かすための
Web2.0対応リッチアプリケーションとして開発がスタートしています。

私が拝聴しに行った当時(まだEE2の開発段階)では
ライブエンコーディング機能はまだまだで、「当分WME9から離れられないかな」
と思っていたのですが、EE4の方向性を見る限り、ライブエンコードにも
力を入れてくれそうです。


ちなみに、30fps以上のエンコーディング実装には難色を示していました。

ライブエンコーディングのFPSはいくつまで対応していますか?
と確認を取ってみたところ、30までとのことです。

実際に操作してみていいですか?と、少々設定項目を弄らせていただいたところ
やはり30までのようです。

しかもWME9と違い、スライダー形式の固定FPSでした。
(15/18/21/24/30があったかな・・・確か)


が、つい最近、家庭用ハンディカムビデオカメラが
各メーカー共についにフルハイビジョン(1080/60p)へ対応したため
ExpressionEncoderの60fps対応は来ると踏んでいます。


EEの販売価格帯を見る限り、法人より個人をターゲットとしている感じがあるので。



まぁ何にせよ、EE4でH.264に対応したことで
ようやく WME9 + SCFH DSF と比較できる段階に来たと思います。

H.264で画質を取るか、SCFH(WME9)のレイヤー機能を取るか。


SCFHがEEに対応してくれれば最強ですが、開発ページがあんな感じの
壮絶な侵食状態ですので、こちらはあまり期待できません。

あの状況下でツール開発が出来るとは思えない・・・


何はともあれ、いち早くEE4を導入してH.264コーデックで
ライブエンコード公開(配信)したら、自慢していいと思いますよ。

実際どの程度効果があるかは分かりませんが
H.264のコンセプトは『低ビットレートでより効率の良いエンコード、画質』なので
FEZ配信では期待できるかと。
(元々は携帯電話端末での通信再生を想定していたんでしたっけ?)


ちなみに私はEE6辺りまで様子を見ます。
まだ慌てるような時期じゃない・・・


参考

 
 
 

最上級編 - 目次

 
  1. CPU負荷考察
  2. 次世代音質考察
  3. 次世代画質考察
  4. やり込み
  5. MS BugFIX
 
 
 

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