魔法D値

Last-modified: 2009-05-11 (月) 00:22:13

基礎知識

魔法D値とは魔法のダメージの基本となる値です。
魔法D値に各補正が入り最終的な魔法ダメージが算出されます。


魔法D値は、魔法(または魔法の特性を持ったWS、アビリティ、追加効果)ごとに決まっています。
大きく分けるとステータスの影響のあるものとないものになります。


ステータスの影響のないものはディア、バイオ、エン系などがあります。
ステータスの影響のあるものはそれぞれのD値にステータス差による補正が入ります。


以下にステータス差による補正について説明します。

系統係数

ステータス差に係る魔法の系統ごとの倍率になります。
系統係数の大きい魔法ほどステータスの影響も大きいことになります。

半減期

魔法にはある閾値を越えるとステータスの影響が減少する範囲があり半減期と呼ばれています。
半減期になった場合、ステータス差が増加してもダメージの伸びが鈍化します。


半減期になる閾値のことを半減値と呼んでいます。

ステータス補正

ステータス補正は、ステータス差に系統係数を掛けた値となります。
依存するステータスに応じてINT関数(MND関数/CHR関数)とも呼ばれます。
少数が発生した場合は切り捨てになります。


半減値を超えたステータスについては系統係数を0.5減少して計算します。*1


特に名称はありませんが、ステータス差がマイナスの場合も系統係数を0.5減少して計算します。
ステータス差がマイナスなのでD値から減算することになります。
小数点が発生した場合、値を超えない負の実数となります。-1.5ならD値から-2されることになります。


また、半減値は魔法D値のキャップ/ボトムに影響しています。


キャップは半減値x2になります。半減値が16なら(D値+32)がキャップです。*2
ボトムは-(半減値/5)になります。半減値が16なら(D値-3)がボトムです。

精霊魔法

計算式

精霊D値 + ΔINT × 系統係数

一覧

名称精霊D値系統係数半減値備考
ストーン101.016
ウォータ161.025
エアロ251.035
ファイア351.046
ブリザド461.060
サンダー601.078
ストーンII781.095
ウォータII951.0113
エアロII1131.0133
ファイアII1331.0155
ブリザドII1551.0
サンダーII1781.0
ストーンIII2101.5
ウォータIII2361.5
エアロIII2651.5
ファイアIII2951.5
ブリザドIII3201.5
サンダーIII3451.5
ストーンIV3812.0
ウォータIV4102.0
エアロIV4402.0
ファイアIV4722.0
ブリザドIV5062.0
サンダーIV5412.0
ストーンV6111.5
ウォータV1.5
エアロV7351.5
ファイアV7751.5
ブリザドV1.5
サンダーV1.5
ストンガ561.035
ウォタガ741.046
エアロガ931.060
ファイガ1201.078
ブリザガ1451.095
サンダガ1721.0113
ストンガII2011.0113
ウォタガII2321.0133
エアロガII2661.0155
ファイガII3121.0
ブリザガII3501.0
サンダガII3921.5
ストンガIII4341.5
ウォタガIII4801.5
エアロガIII5271.5
ファイガIII5891.5
ブリザガIII6421.5
サンダガIII6971.5
ストンガIV7481.5
ウォタガIV8271.5
エアロガIV8752.0
ファイガIV9562.0
ブリザガIV
サンダガIV
ストンガV
ウォタガV
エアロガV
ファイガV
ブリザガV
サンダガV
フリーズ5262.0
トルネド5522.0
クエイク5772.0
バースト6032.0
フラッド6302.0
フレア6572.0
メテオ16502.0
コメット
フリーズII7102.0
トルネドII7102.0
クエイクII7102.0
バーストII7102.0
フラッドII7102.0
フレアII7102.0
メテオII
計略251.078



値は精霊魔法演算シートを参照しています。

神聖魔法

計算式

神聖D値 + ΔMND × 系統係数

一覧

名称神聖D値系統係数半減値備考
バニシュ141.025
バニシュII851.0113
バニシュIII1981.5
バニシュIV
バニシュV
バニシュガ501.046
バニシュガII1801.0133
バニシュガIII
バニシュガIV
バニシュガV
ホーリー1251.0
ホーリーII
ケアル71.016
ケアルII351.060
ケアルIII701.0
ケアルIV1401.5
ケアルV2101.5



ケアルはアンデットにかけた場合のデータです。

召喚魔法

計算式

(召喚D値 × TP補正) + ΔINT × 系統係数 (ソムノレンス、ネザーブラスト以外)
レベル関数 × 倍率 (ソムノレンス、ネザーブラスト)

一覧

名称召喚D値系統係数半減値備考
シアリングライト36?1.5TP補正なし。D値はLv1時
インフェルノ54?1.5TP補正なし。D値はLv1時
ダイヤモンドダスト1.5
エリアルブレスト1.5
アースフューリー1.5
ジャッジボルト1.5
タイダルウェイブ1.5
ハウリングムーン1.5
精霊II系1.5
サンダースパーク1.5
プチメテオ1.5
精霊IV系1.5
メテオストライク1.5
ヘヴンリーストライク1.5
ウインドブレード1.5
ジオクラッシュ1.5
サンダーストーム1.5
グランドフォール1.5


名称倍率備考
ソムノレンス2.0
ネザーブラスト5.0魔法ダメージカット無効

忍術

計算式

忍術D値 + ΔINT × 系統係数

一覧

名称忍術D値系統係数半減値備考
壱系遁術101.016
弐系遁術781.095
参系遁術1051.5

魔法系青魔法

計算式

青魔D値 + ΔINT × 系統係数
青魔D値 + ΔMND × 系統係数
青魔D値 + ΔCHR × 系統係数


青魔D値 = ( (レベル関数 + ステータス補正) × 倍率 ) × コンバージェンス (魔法系青魔法)
青魔D値 = (レベル/75 × α + HP × β) × コンバージェンス  (ブレス)
青魔D値 = (1000 × コンバージェンス)/対象数 (針千本)

エン系

計算式

強化魔法スキル200未満:(強化魔法スキル ÷ 50 × 3) + 3 (端数切捨て)
強化魔法スキル200以上:(強化魔法スキル - 200) ÷ 20 + 15 (端数切捨て)

一覧

名称エンD値系統係数半減値備考
エンサンダー------
エンストーン------
エンエアロ------
エンブリザド------
エンファイア------
エンウォータ------

属性WS

計算式

( (レベル関数 + ステータス補正) × 倍率 ) + ΔINT × 系統係数
( (レベル関数 + ステータス補正) × 倍率 ) + ΔMND × 系統係数


名称D値系統係数半減値備考
1.016

属性物理WS

計算式

WS物理ダメージ × TP補正


TP補正
100200300
50%75%100%

クイックドロー

計算式

( (銃のD値+弾のD値)× 2 )+ クイックドロー効果アップ


クイックドロー効果アップ
名称効果
コルセアトリコルヌ+10

その他

一覧

名称D値系統係数半減値備考
ブラッディボルト601.016INTに依存/魔法D値は精霊魔法と一緒
属性杖× 天候曜日× 魔攻×/属性は遠隔
ホーリーボルトMNDに依存/魔法D値は不明
属性杖○ 天候曜日○ 魔攻×/属性は魔法(光)

参照

FF11板研究様 - FF11魔法大全
Studio Gobli様
精霊魔法演算シート1.71
All or Nothing様


*1 これは、ステータス差がマイナスになった場合に系統係数が0.5減少することからの推測です。
系統係数1.5以上の魔法は半減値が200以上になりますので実際には確認されていません。

*2 系統係数1.0の場合。系統係数1.5以上の魔法はキャップにするために必要なステータス差が大きすぎて実測できません。