インスタンスダンジョンへ挑むにあたっての心構え。
初心者の館にはロール毎の立ち回りが書いてあるので、そちらも参照すると安定する。
1.基本的な隊列は先頭からタンク、近接DPS、ヒーラー、遠隔DPSという順番が望ましい。
- 遠隔DPSはヒーラーから離れすぎると回復・補助スキルの対象から外れてしまいやすいので、なるべくヒーラーの近くに寄っておこう。
- 基本的に敵の近くにいると避けられない攻撃は少なく(予兆や詠唱、モーションを見てから避けられる)、逆に遠くにいると避けられない攻撃は頻繁に出てくる(敵の真下しか安地がない等)。
そのため、ヒーラーや遠隔DPSであってもあまり敵から離れないほうが良い場合が多い。
2.基本的にタンクが敵の攻撃を引き受け、ヒーラーがタンクを回復し、DPSが攻撃する。
- 一般にダンジョンの敵はフィールドの敵よりもHPや攻撃力がかなり高く、タンク以外が敵の攻撃を引き付けると簡単に死んでしまう。
- 敵が3体以上いる場合は範囲攻撃が使用できるなら、それで攻撃した方が早く処理できる。
- ジョブによっては敵が2体でも範囲攻撃のほうが総ダメージが高くなる場合もある(主にタンクやヒーラー、遠隔物理DPSが該当する)。
- スリプルやリポーズが使用できる場合は、タンクが攻撃している敵以外を眠らせる戦術もある…が、攻撃を当てると解除されてしまう。
範囲攻撃を撃つ状況では使う意味は少ない。
3.タンクは防御アクションを使って被ダメージを減らすこと。
- タンクの被ダメージを減らせばヒーラーが攻撃に回りやすくなり、敵を早く殲滅できるので結果としてタンクの負担も減る。
- ロールアクションのランパートやリプライザルのほか、リキャストが120秒で被ダメージを30%軽減するアクション、リキャストが短く被ダメージを10~15%軽減するアクション、そして各ジョブに固有の防御アクションが使える。
- ナイトであればそれぞれセンチネル、シェルトロン(ホーリーシェルトロン)、ブルワークが該当する。
- 雑魚戦ではアームズレングス(敵の物理攻撃に対して20%スロウを付与)とロウブロウ(敵を5秒スタンさせる)も役に立つので覚えておこう。
- 初心者はボス戦のために防御アクションを温存してしまいがちだが、実はダンジョンにおいてはボス戦よりも雑魚戦のほうが敵の攻撃が激しく危険。
- 特に雑魚戦が始まった直後は複数の敵から集中攻撃を受けるため、被ダメージがかなり大きくなる。ここに上記の防御アクションを合わせると効率が良い。
- 大事なのは大きなダメージを受ける前に防御アクションを使うこと。HPが減ってから慌てて身を守ろうとしても無駄に終わることが多い。
- 余裕があればボス戦で味方が受けるダメージも減らしてみよう。
- リプライザルは敵の与ダメージを低下させるという性質から、全体攻撃や頭割りダメージなど、PT全員が受ける攻撃に合わせることで全員のダメージを抑えることができる。
- レベルが上がると自分中心の範囲にバリア(またはダメージを軽減するバフ)を付与するアクション(ナイトであればディヴァインヴェール)を覚えるので、こちらも同様に使える。
4.ボス戦などの一部の例外を除き、DPSは必ずタンクと同じ敵を攻撃すること。
- DPSがタンクと別の敵を攻撃するとターゲットがDPSに移ってしまい、ヒーラーの回復が追いつかなくなる、または回復でDPSの敵視量を超えてしまい最終的にヒーラーがタゲられる事がある。
- ヒーラーの回復の優先度はDPSが最も低い。基本どおりにやれば不可避の攻撃以外はDPSはダメージを受けないため。DPSがタゲられるのは自己責任であり、回復がこなくても文句は言えない。
5.タンクが敵視を全て引き付けないといけないので、特に初めてのIDではDPSやヒーラーは移動中はタンクより前に出ないこと。
- 不用意にタンクよりも前に出て、敵視に引っかかるような事態にならないように注意。
- 一部ダンジョンでは巡回する敵もいるためこちらも注意。タンクが敵視を稼いだからといって迂闊に前に出ると、先を巡回する別の敵に発見される危険がある。
6.DPSはタンクが攻撃するまで絶対に攻撃をしないこと。
- DPSがタンクより先に攻撃してしまうと、リンクした敵もすべてDPSがターゲットされてしまうため。
- 竜騎士のスパインダイブなどの急接近攻撃は、タンクがターゲットされるまで使用は控える事。余程の理由がない限りは、基本しない方が良い。
- タンクは戦闘の開始時に、挑発や遠隔攻撃(シールドロブやトマホーク等)を使用して敵を引きつけ、範囲攻撃(トータルエクリプスやオーバーパワー等)を使って敵全体の敵視を稼ぐ。リンクした敵は敵視が稼げておらず、回復や補助スキルを使用すると敵視が上昇するので、使用者に全てのターゲットがいってしまうため。
- タンクが敵視を稼ぐ前の敵に攻撃する様な事をするのは危険である(ボス戦のザコは例外で、DPSが先に殴るのが良い場合が多い)
- 「先釣り」と呼ばれ嫌われる行為である。
7.DPSやヒーラーはタンクが敵視を稼ぐまで敵視を抑えること。
- DPSやヒーラーが最初から敵視の高い行動を取ると、タゲがフラつきやすく安定しないため。最初はDoTスキルや防御系アビリティなどにしておくといい。
- タンクの遠距離攻撃(シールドロブやトマホークなど)には敵視アップの追加効果があるが、これだけではまだ十分な敵視が得られていない。
少なくともタンクが範囲技を1回使うまでは攻撃を抑えよう。
- タンクの遠距離攻撃(シールドロブやトマホークなど)には敵視アップの追加効果があるが、これだけではまだ十分な敵視が得られていない。
ヒーラーの場合、継続回復するスキルはその効果で開幕の敵視を奪ってしまうので、使うのはタンクが周囲の敵視を集めきってからでよい。- パッチ6.2より継続回復の効果だけでは敵視を奪わないようになった。スキルを使った瞬間だけは変わらず敵視が上昇してしまうので、移動中(接敵前)にスキルを使ってその後戦闘に挑めば敵視を稼がずに継続回復できる。
- 挑発は単体の敵視を最大まで稼ぐ。リキャストが30秒と微妙に長いが、遠距離攻撃よりも射程が長いので活用したい。
- いずれにしても重要なのは、全員の足並みをきちんと揃える事。
- 1人の早まった身勝手な行動が、即パーティーを全滅させる要因になると心得よう。
- ダンジョンに初めて挑む人は事前に申告して、経験者に攻略法などを教えて貰うと良い。