ステップアップ
先を見据えた戦い方
- ヒーラーの基本は「パーティのHPに余裕を作り、余裕ができたら攻撃する」こと。
なれば、「次のダメージで死なせないよう回復する」とも言い換えてもいいだろう。
必要な回復量
- 攻撃に耐えるためには、必ずしもHPが満タンである必要はない。耐えられればそれでいい。
最大HPの60%の攻撃を2回してくるのであれば、合計120%、耐えるには20%以上の回復をすれば足りる。
安全マージンを取ってもう10%足すにしても、回復が1手増えた程度では過剰な回復は少なく済むだろう。
回復タイミング
- 次の攻撃タイミングが分かっているのなら、それまでに回復を行えばいい。
攻撃の間にどんな回復を入れても、回復量が同じなら次の攻撃には間に合う。
ダメージを受けたらすぐ戻すだけでは、コンテンツに振り回されてしまう。
アプローチは様々ある。もうすぐリキャスト明けのアビリティを使ったり、継続回復を入れてゆっくり戻したり、あらかじめ回復効果を仕込んだり。
初見のコンテンツでも、継続回復を配慮して回復を調整することもできる。
回復タイミングの余裕を見極めることで、攻撃する余裕も自ずと見出すことができきるだろう。
攻撃前の備え
- ヒーラーはダメージを受けた後にHPを戻すだけでなく、ダメージを受ける前に備えることもできる。
事前に備えるということは、ダメージ後の負担を減らすことにつながる。
ダメージの前にできること
- ダメージに備えてできることは大きく分けて2つ。ダメージを軽減し減らすこと、事前に回復効果を入れておくこと。
- ダメージを軽減すれば、致死ダメージを乗り越えるだけでなく、ダメージ後の回復アクションを減らすことができる。
- 事前に回復効果を入れておけば、ダメージ後の回復に他のアビリティを入れる余地ができる。さらに、アビリティならリキャストを早めに回しておける。
GCDの使い方
- ダメージに備えると言っても、それだけのためにGCDヒールで無駄を出すのはよくない。
事前のGCDヒールは、HPが減っていない限りは無駄が出る。それほどの回復を要求されるコンテンツではヒーラーは2人いることが常であり、一緒にヒールする方がよほど安定したヒールが可能だ。
仮にこのような使い方をするならば、「味方ヒーラーがやられたうえ、すぐに大きなヒールが要求される場面が来るが、全力でやれば凌げるかもしれない時」くらい。
そうでもなければ、攻撃魔法に回してMPを節約した方が、その後のヒールの役に立つ。 - 「攻撃可能な状況での事前GCDヒール」については上記の通りだが、逆に「攻撃できない状況」であればGCDヒールはMP以外のコストを無視できる。
GCDを回しても無駄でないのなら、事前に備えることは十分役に立つ。こういう時は存分に継続回復やバリアで備えよう。