初心者の館/Healer/解説_ステップアップ

Last-modified: 2022-05-05 (木) 07:44:22

ステップアップ

先を見据えた戦い方

  • ヒーラーの基本は「パーティのHPに余裕を作り、余裕ができたら攻撃する」こと。
    なれば、「次のダメージで死なせないよう回復する」とも言い換えてもいいだろう。

必要な回復量

  • 攻撃に耐えるためには、必ずしもHPが満タンである必要はない。耐えられればそれでいい。
    最大HPの60%の攻撃を2回してくるのであれば、合計120%、耐えるには20%以上の回復をすれば足りる。
    安全マージンを取ってもう10%足すにしても、回復が1手増えた程度では過剰な回復は少なく済むだろう。

回復タイミング

  • 次の攻撃タイミングが分かっているのなら、それまでに回復を行えばいい。
    攻撃の間にどんな回復を入れても、回復量が同じなら次の攻撃には間に合う。
    ダメージを受けたらすぐ戻すだけでは、コンテンツに振り回されてしまう。
    アプローチは様々ある。もうすぐリキャスト明けのアビリティを使ったり、継続回復を入れてゆっくり戻したり、あらかじめ回復効果を仕込んだり。
    初見のコンテンツでも、継続回復を配慮して回復を調整することもできる。
    回復タイミングの余裕を見極めることで、攻撃する余裕も自ずと見出すことができきるだろう。

攻撃前の備え

  • ヒーラーはダメージを受けた後にHPを戻すだけでなく、ダメージを受ける前に備えることもできる。
    事前に備えるということは、ダメージ後の負担を減らすことにつながる。

ダメージの前にできること

  • ダメージに備えてできることは大きく分けて2つ。ダメージを軽減し減らすこと、事前に回復効果を入れておくこと。
    • ダメージを軽減すれば、致死ダメージを乗り越えるだけでなく、ダメージ後の回復アクションを減らすことができる。
    • 事前に回復効果を入れておけば、ダメージ後の回復に他のアビリティを入れる余地ができる。さらに、アビリティならリキャストを早めに回しておける。

GCDの使い方

  • ダメージに備えると言っても、それだけのためにGCDヒールで無駄を出すのはよくない。
    事前のGCDヒールは、HPが減っていない限りは無駄が出る。それほどの回復を要求されるコンテンツではヒーラーは2人いることが常であり、一緒にヒールする方がよほど安定したヒールが可能だ。
    仮にこのような使い方をするならば、「味方ヒーラーがやられたうえ、すぐに大きなヒールが要求される場面が来るが、全力でやれば凌げるかもしれない時」くらい。
    そうでもなければ、攻撃魔法に回してMPを節約した方が、その後のヒールの役に立つ。
  • 「攻撃可能な状況での事前GCDヒール」については上記の通りだが、逆に「攻撃できない状況」であればGCDヒールはMP以外のコストを無視できる。
    GCDを回しても無駄でないのなら、事前に備えることは十分役に立つ。こういう時は存分に継続回復やバリアで備えよう。