南方ボズヤ戦線

Last-modified: 2021-10-01 (金) 00:30:25

概要

「南方ボズヤ戦線」とは、ガレマール帝国第IV軍団に占拠されたボズヤ地方を奪還すべく、広大な戦場を攻略していくコンテンツです。

  • 開放条件「荒鷲の巣作戦」
    レベルファイター/ソーサラー レベル80
    場所ガンゴッシュ (X:6.4 Y:5.7)
    前提条件メインクエスト「白き誓約、黒き密約」、サブストーリークエスト「シタデル・ボズヤ蒸発事変」「『グンヒルドの剣』の複刻」をコンプリート
  • ガンゴッシュ (X:5.5 Y:5.4) :セロウシュから突入
  • レベル71以上のバトルクラス/ジョブ専用。コンテンツ中にも非戦闘中ならチェンジ可能。
    • 元のレベルが79未満のジョブの場合は報酬で経験値を獲得できる。Lv80のジョブは経験値の代わりにアラガントームストーンを獲得できる。
  • 特殊なレベルシンクが適用され、レベルとすべての装備品がレベル80/IL430相当に調整される。
    • 装備ステータスはジョブに応じて固定となり、「ボズヤ戦線専用効果」以外はすべて同じ性能となる。
    • どんな装備でも同じステータスになるが、装備を外すとその分ステータスが低下する。
  • コンテンツ内でパーティ招待/参加が可能。もちろんコンテンツ突入前にパーティを組む事も可能。
  • マウント騎乗可能。マウントスピード0相当、フライング不可。

戦果とレジスタンスランク

コンテンツ内でクエストやスカーミッシュ、クリティカルエンゲージメントをコンプリートすると「戦果」を取得できる。
それ以外のモンスターでは戦果は取得できない。
戦果はコンテンツ専用ウインドウに表示され、一定量まで上げて報告するとレジスタンスランクを上昇させられる。
報告は「南方ボズヤ戦線(X:15.0 Y:30.5):レジスタンスの司令部付き将校」で行う。

  • レジスタンスランクによる恩恵
    • 戦果増減量上昇
    • ロストホルダーの容量拡張
    • 未鑑定ロストシャードの鑑定可能種類増加
    • クエスト受注権利の付与
    • 進入可能エリア拡張

レジスタンスランクが上がってもステータスに直接的な影響はない点に注意。
一応、ロストアクションの種類が増えることによる間接的な戦力強化にはつながる。

  • デスペナルティ
    レジスタンスランクが5以上のときに戦闘不能になると、戦果が減少する。
    蘇生を受けずに拠点に戻る(死デジョン)かコンテンツから退出すると、さらに戦果が減少する。
    なお、デスペナルティによりレジスタンスランクが下がることはない。

フィールド

南方ボズヤ戦線は大きく分けて3つのエリアで構成されている。
南側の「南方塹壕地帯」、中央の「ボズヤ旧市街跡」、北側の「アラムート城下」の3つのエリアがある。
最初に入れるエリアは南側のみであり、レジスタンスランクが上がると新たなエリアを開放するクエストが受注できる。
さらに、特殊なクリティカルエンゲージメント「カストルム・ラクスリトレ攻城戦」では専用のエリアが存在する。

敵モンスター

戦線には通常のパブリックフィールドと同様にモンスターが配置されており、大きく分けて野生モンスターと魔導兵器が存在する。
野生モンスターからは「未鑑定ロストシャード」、魔導兵器からは「ボズヤクラスター」が入手できる。
これらのモンスターはテリトリーからの追跡範囲が広く、振り切るには大きく移動する必要がある。
リポップは倒されてから約1分と短いが、アンデッドやスプライト等は長めに設定されている。
感知方法は通常の「視覚感知」や「聴覚感知」のほか、スプライト系は「魔法」アクションに反応する「魔法感知」が存在する。
戦利品は通常通りファーストアタックを与えたPTが100%もらえ、他のPTは貢献度に応じてもらえるタイプになっている。
ただし、ランク★モンスターやスカーミッシュ等のモンスターは貢献度のみで算出される。

敵の強さは名称の横のアイコン(「I」から「V」「★」)でランク付けされており、数字が大きくなるほど強力。

  • 野良の敵モンスターの強さ
    • Ⅰ:パブリックフィールドの雑魚レベル。ソロでも余裕。
    • Ⅱ:強めの雑魚。ソロで複数相手するにはロストアクションが欲しい。
    • Ⅲ:PT推奨。ロストアクションを活用すればソロ討伐も可能。
    • Ⅳ:PT向け。このあたりからソロでは危険。
    • Ⅴ:かなり強力。まともに攻撃を受ければ大ダメージ、フルPTでも事故が起きやすい。
    • ★:リスキーモブ級。正面から挑むならフルPTで挑みたい。

ボズヤクラスター

フィールドに存在する魔導兵器を倒した時、まれに「ボズヤクラスター」を入手できる。
所持量はコンテンツ専用ウインドウに表示される。最大200個まで所持できる。
集めたボズヤクラスターは「南方ボズヤ戦線(X:14.2 Y:29.6):レジスタンスの補給兵」でアイテムや汎用優先権と交換できる。

  • 汎用優先権
    クリティカルエンゲージメントの抽選で選出されやすくなる優先参加権のひとつ。
    ボズヤクラスター5個を渡すことで、1時間持続する「汎用優先権」バフを得られる。
    持続している間は何度でも効果を発揮するが、「専用優先権」より優先度は劣る。
    パーティを組んでいる場合は、メンバー全員が同じ優先権を取得していないと効果を発揮しない。
    なお、「一騎打ち」と「カストルム・ラクスリトレ攻城戦」に対しては効果が発揮されない模様。

ロックボックス

スカーミッシュなどで手に入るアイテム。
これを「南方ボズヤ戦線(X:15.2 Y:29.7):レジスタンスのロックピッカー」に渡して鑑定してもらうことで中身を得ることができる。
内容は限定マウントやミニオンなどのほか、マテリアや過去の蛮神系製作アイテムも入っている。
ハズレ枠は「マジックプリズム:インディゴスター」。

スカーミッシュ

外で言うところのFATE。
基本的には自然発生。クリティカルエンゲージメントに派生するものは雑魚討伐等の条件を満たさないと湧かない。
発生地点まで行く必要がある。
サブストーリークエスト「聖剣セイブ・ザ・クイーン」をコンプリートしている場合、銀評価以上で「ボズヤ古銭×1」が獲得できる。

座標参戦NPC戦果記録
南方塹壕地帯(ランク1~)
★華麗なる珍獣使いX: (17.4) Y: (26.8)マルシャークマルシャーク
術士大隊との会敵X: (20.2) Y: (26.9)
忠犬との遭遇X: (20.2) Y: (26.9)飛将のゼヴェン・忠犬のエルネイス飛将のゼヴェン
無人魔導兵器との会敵X: (24.4) Y: (27.6)鋭刃のブラズ・豪剣のヴェリボル・熱拳のアギー熱拳のアギー
術士大隊への奇襲X: (24.4) Y: (27.6)鉄火のサルトヴォアール(攻撃不可)
★有人魔導兵器の迎撃X: (27.8) Y: (29.3)バイシャーエンバイシャーエン
豚面の魔獣使いX: (28.6) Y: (26.2)無骨のダグザ
恩徳の術士たちX: (28.6) Y: (26.2)飛将のゼヴェン・恩徳のユンブ
労働十号破壊命令X: (33.7) Y: (29.4)花嵐のイソルデ・魔導技師長シシニアス(セリフのみ)花嵐のイソルデ
野生生物を排除せよX: (33.7) Y: (29.4)羅刹のスタニック羅刹のスタニック
ボズヤ旧市街跡(ランク5~)
整備場奇襲作戦X: (17.6) Y: (23.4)飛将のゼヴェン
野営地への先制攻撃X: (17.6) Y: (23.4)花嵐のイソルデ・恩徳のユンブ
術士大隊の猛攻X: (18.2) Y: (20.9)
最強のパイロマンサーX: (18.2) Y: (20.9)鉄火のサルトヴォアール豪剣のヴェリボル
魂喰いの妖異たちX: (25.4) Y: (22.8)鋭刃のブラズ・豪剣のヴェリボル・熱拳のアギー鋭刃のブラズ
敵新兵器を調査せよX: (25.4) Y: (22.8)羅刹のスタニック・被検体VIII号 ダボグ(非戦闘)
★豚面と赤い馬鳥X: (27.0) Y: (18.5)マルシャーク・無骨のダグザ
忠犬の逆襲X: (30.7) Y: (22.3)バイシャーエン・忠犬のエルネイス忠犬のエルネイス
魔導レイバー破壊命令X: (30.7) Y: (22.3)魔導技師長シシニアス(セリフのみ)魔導技師長 シシニアス
★潔白の脱走兵X: (31.6) Y: (17.3)潔白のロフィー・華麗なるクラリシー華麗なるクラリシー
アラムート城下(ランク8~)
血の匂いに誘われてX: (11.3) Y: (20.4)鋭刃のブラズ・豪剣のヴェリボル・熱拳のアギー
シシニアスの実験場X: (11.3) Y: (20.4)飛将のゼヴェン・魔導技師長シシニアス(セリフのみ)飛将のゼヴェン
豚面の勧誘者X: (11.3) Y: (15.2)バイシャーエン・無骨のダグザ
強化兵部隊の襲撃X: (14.1) Y: (15.7)被検体VIII号 ダボグ被検体VIII号 ダボグ
戦場の犬を解き放てX: (14.1) Y: (15.7)花嵐のイソルデ花嵐のイソルデ
★燃え上がる南方戦線X: (14.3) Y: (18.2)恩徳のユンブ 他恩徳のユンブ
★続・燃え上がる南方戦線X: (14.3) Y: (18.2)鉄火のサルトヴォアール 他多数鉄火のサルトヴォアール
★魔導レイバーB型破壊命令X: (20.8) Y: (18.0)魔導技師長シシニアス(セリフのみ)
暴走魔獣の排除X: (20.9) Y: (14.7)羅刹のスタニック
補給物資強奪作戦X: (20.9) Y: (14.7)羅刹のスタニック羅刹のスタニック
戦場の盗掘者X: (24.5) Y: (17.3)マルシャーク
華麗なるお気に入りX: (24.5) Y: (17.3)鋭刃のブラズ・豪剣のヴェリボル・熱拳のアギー・華麗なるクラリシー華麗なるクラリシー

クリティカルエンゲージメント

参加人数が限定された高難易度ボスFATE。
特定の条件を満たすと発生し、コンテンツ専用UIのボズヤファインダーから参加申請を行う。
「優先参加権」のバフが付与されていると参加人数以上の申請が行われた際に優先して参加が可能。
サブストーリークエスト「聖剣セイブ・ザ・クイーン」をコンプリートしている場合、CEコンプリートで「ボズヤ古銭×3」が獲得できる。

優先参加権発生スカーミッシュ戦果記録
腐乱野菜「ピーリフール」華麗なる珍獣使い華麗なるクラリシー
戦争の妖犬「カニスディルス」
高火力陸戦魔導兵器「ヴィジル」有人魔導兵器の迎撃被検体VIII号 ダボグ
黒き死鳥「アクババ」
怨念の死霊「スパルトイ」潔白の脱走兵潔白のロフィー
赤チョコボのヌシ「レッドコメット」豚面と赤い馬鳥
炎獣使い「火焔百人隊」
拠点防衛魔導兵器「パトリオット」
邪眼の妖獣「エアレー」
鋼鉄の魔獣「ダーインスレイヴ」続・燃え上がる南方戦線
新たなる鉄巨人「魔導レイバーX型」魔導レイバーB型破壊命令魔導技師長 シシニアス
戦慄の角「チルヴニク」
カストルム・ラクスリトレ攻城戦

カストルム・ラクスリトレ攻城戦

このCEでは戦闘不能になってもCE開始地点に戻ることができる。通常のデジョンはボズヤ戦線の拠点に戻るので注意。
各ボス後に「個人戦利品」が出現する。これらはプレイヤーごとに入手できる。取り忘れ注意。
なお、戦果や経験値/アラガントームストーンは獲得できない。
秘薬の効果は絶大なので必ず持参して使用しよう。秘薬未使用DPSの場合、秘薬を使用したタンクやヒーラーに火力が負けるレベルの差が出る。
編成によってはヒーラーが居ないことも多々あるのでロスト・ケアルラやケアルジャ等を持参すること。
ソロでもクリア出来るが蘇生やシナジー等の支援を考えた場合に不利になるのでPTに参加するのが好ましい。

  • 1ボス上側「ブリューナク」
    魔法に弱い特性を持っているので物理職はロスト・スペルフォージを使うのがおすすめ。
    フォルスサンダー動かしていない腕側が安置
    エネルギー体生成白玉:ドーナツ範囲、紫玉:円形範囲
    磁場転換線でつながった玉の位置が交換される
    魔導マグネット玉とプレイヤーがプラスマイナス線で繋がる。引き寄せ(+-)、吹き飛ばし(++/--)が来るので範囲に入らないように移動する
  • 1ボス下側「IVレギオン・ヘルダイバー」
    魔法に弱い特性を持っているので物理職はロスト・スペルフォージを使うのがおすすめ。
    城門を破壊するまでディッグアーマーを護りながら戦う。ディッグアーマーが倒されたら敗北。
    発令:対物突進攻撃直線頭割り攻撃、各頭割りにPTごとに分散して入る
    発令:対物熱線照射線が付いた人はデバフが付いたら、他の人に線を渡す
    発令:対物一斉突撃左右の頭割りを受けてから正面の頭割りを受ける
  • 捕虜救出
    1ボス後に雑魚戦があり、これを撃退することで捕虜救出/隔壁開放フェーズになる。
    6方面にそれぞれ3つの部屋があり、捕虜、スイッチ、ハズレの3部屋がランダムで決まる。
    フェーズ開始時に捕虜の処刑が開始され、時間経過で捕虜が倒されてしまう。声を掛け合って被らないように各部屋に行く。
    部屋前の通路には敵が部屋を守っており、倒すことで部屋に入れるようになる。

    まずは捕虜の発見を優先しよう。見つけたら処刑人を倒して捕虜を救出。捕虜を救出すると、人数に応じて2ボス後の戦利品が増加する。
    捕虜の救出状況はコンテンツ情報に表示されるほか、救出できる捕虜がいなくなるとメッセージが表示される。
    スイッチ部屋では敵が待ち構えており、倒すとスイッチが機能する。6つ全てのスイッチの上に同時に乗ると隔壁が開く。
  • 2ボス「アドラメレク」
    物理に弱い特性を持っているので魔法職はロスト・スチールスティングを使うのがおすすめ。
    魔法印 水中央からのノックバック アームズレングス、堅実魔が有効
    魔法印 火行動するとダメージを受けるデバフが付与 AAも禁止
    魔法印 雷中央からの大きな円形範囲
    魔法印 土中央から段々と大きくなっていく範囲攻撃
    魔法印 氷動き続ける
    魔法印 風外周に沿うドーナツ範囲攻撃
    魔法合成敵とつながった魔法印の色と同じ攻撃が同時にくる
    トルネド円周移動する竜巻が多数発生。巻き込まれるとダメージ+打ち上げ
    バースト→閃光砲敵からつながる一番最後の玉から大きな範囲攻撃
  • 3ボス「獣王ライアン&ドゥン」
    • ドゥン
      スワープフレンジー→フリジッドパルス着地地点に円形範囲→ドーナツ範囲
      モルトプルメイジ赤い羽根は円形範囲、白い羽根はドーナツ範囲。後半は外周に鳥が出現し位置を吹き飛ばしてくるので移動先を見極める
      しじをきく記号が出た場所に順番に移動して、十字範囲またはドーナツ範囲
      十字範囲は、記号まで飛んだ時の向きが基準になるので注意
    • 獣王ライアン
      DPSチェックがあるので火力に自信があるPTがいく(8人参加可能、足りないとランダムでご招待)
      超級烈風波外周吹き飛ばし攻撃
      地霊脈円形範囲→ドーナツ範囲
      鬼哭血散斬正面範囲攻撃、背面に移動する
      波導地霊斬エクサフレア、矢印の一回目範囲が終わった場所に移動する。吹き飛ばし攻撃も来るので位置を調整する

  • 主な報酬
    • ボズヤ古銭(各ボス)
    • 未鑑定ロストシャード(捕虜救出ボーナス)
    • 戦果記録(アルビレオ, ライアン)(レアドロップ)
    • ボズヤ軽量補材(レアドロップ)

ロストアクション構成考察

  • 全ロール
    • 背水/捨身の境地:強力なダメージバフ。背水の場合は事前HoT/バリアやHP吸収は効果アリ。捨身は回復手段がある時に。
    • パワー/マジックフォント:こちらも強力だが、サイズが大きいため事前にセットしておきたい。マジックフォントはエーテルキットもセットで。
    • デス:捕虜フェーズで時短が可能。司祭の薬なら成功率アップ。
    • スペルフォージ:1ボス用。物理攻撃があるジョブに。1人持っていればOK。
    • スチールスティング:2ボス用。魔法攻撃があるジョブに。1人持っていればOK。
    • プロテス/シェル/ブレイブ:あれば便利、無くても大丈夫。1人持っていればOK。
    • レジスタンスフェニックスフェザー:アレイズや蘇生魔法の代用品。壊滅した時でも立て直せる。
  • タンク
    • 闘士/吸血鬼の薬:防御力は十分なため、攻撃力を上げたい。守護者は攻城戦には過剰か。
    • ケアルジャ:編成事故対策にホルダーに入れておきたい。
    • アレイズ:蘇生後全回復・衰弱消去と非常に強力。ライアン戦の保険に仕込むと便利。
    • スラッシュ:戦士向け。確定クリティカルとの相乗効果抜群。他のジョブでも一応機能する。
  • DPS
    • 武人の薬:攻撃力を上げる事で攻略スピードを上げる。攻撃は最大の防御。
    • 司祭の薬:召喚/赤魔向け。武人と同じダメージ上昇量。クリティカル率増加が無い代わりに、デス成功率増加やMP増加の恩恵を得られる。
    • スラッシュ:竜騎士/機工士向け。確定クリティカルとの相乗効果抜群。他のジョブでも一応機能する。
    • チャージ:開幕ぶっ放し用。スラッシュと組み合わせるとすさまじいダメージをたたき出す。
    • ケアルジャ:編成事故対策にホルダーに入れておきたい。
    • 重騎兵/魔戦士/人狼の薬:タンクがいない時に使える。ただタンクもやられる攻撃に当たれば耐えられない。
    • エンミティ:タンクがいない時用。タンクマスタリー分の軽減効果付きなのでタンクに近い防御力を得られる。
    • 堅守の境地:タンクがいない時用。スタックが溜まりきるまで与ダメージが低下するので注意。
  • ヒーラー
    • 術士の薬:攻撃力を上げる事で攻略スピードを上げる。攻撃は最大の防御。
    • 破戒僧の薬:回復力を犠牲に攻撃力をさらに上げる。ヒーラーが被りすぎた時に。
    • 司祭の薬:支援特化。デスもセットでどうぞ。
    • バニシュガ:雑魚フェーズで活躍する。
    • アレイズ:蘇生後全回復・衰弱消去と非常に強力。ライアン戦の保険に仕込むと便利。
    • 魔戦士/聖騎士の薬:タンクがいない時に使える。ただタンクもやられる攻撃に当たれば耐えられない。
    • エンミティ:タンクがいない時用。タンクマスタリー分の軽減効果付きなのでタンクに近い防御力を得られる。
    • 堅守の境地:タンクがいない時用。スタックが溜まりきるまで与ダメージが低下するので注意。
  • おまけ:CR黒魔道士
    • 盗賊の薬:オートエーテルの消費率10%効果を活用する。
    • レジスタンスエーテルキット:MP自動回復でファイジャやデスペアを撃ちまくれる。10%を引いたら終了。
    • マジックフォント:オートエーテルのおかげで長持ち。

一騎討ち

クリティカルエンゲージメントから続けて発生する事がある。
一騎討ちの通り参加可能人数は1人で、前提となるクリティカルエンゲージメント中に条件を満たした人にのみ通知が来て参加申請ができる。
抽選になった場合、優先参加権の効果は適用されない。

  • 条件(推測)
    • 「被ダメージ増加」デバフを受けなかった
    • 一度も戦闘不能にならなかった
    • 一定の戦闘評価を得た
  • 一覧
    前提クリティカルエンゲージメント
    新型飛行型魔導アーマー「ガブリエル」高火力陸戦魔導兵器「ヴィジル」
    百獣使い「獣王ライアン」赤チョコボのヌシ「レッドコメット」
    老練の魔道士「鉄火のサルトヴォアール」鋼鉄の魔獣「ダーインスレイブ」

ロストアクション

南方ボズヤ戦線でのみ使用できる特殊なアクション。
コンテンツ内で手に入る「未鑑定ロストシャード」を「南方ボズヤ戦線(X:15.3 Y:30.1)等:レジスタンスの鑑定係」に鑑定してもらうことで、ロストアクションを入手できる。
未鑑定ロストシャードはマーケットボードなどで取引できるが、鑑定したロストアクションはコンテンツ内にある「ロストボックス」に保管される。
ロストボックスにはロストアクションを1種類あたり最大200個まで保管できる。なお、超過分は破棄される。

ロストホルダー
取得したロストアクションを使うには、まず「ロストホルダー」というバッグに収納する必要がある。
ロストホルダーには容量があり、ロストアクション毎に設定されたサイズが容量を超えないように入れる必要がある。
また、ロストアクションの組み合わせは「マイセット」として10種類まで保存/読み込みできる。サブコマンドから名称変更可能。

ロストアクションの使い方
ロストアクションには「アクションタイプ」と「アイテムタイプ」の二種類が存在する。

  • アクションタイプ
    ホルダーから使用すると、「コンテンツアクション」として2つのいずれかのスロットに登録できる。
    あとはコンテンツアクションとして使用することができる。
    登録したアクションはコンテンツから退出してもリセットされず、次回の突入時に引き続き使うことができる。
    また、2つのスロットに同じアクションを登録することはできない。
  • アイテムタイプ
    ホルダーから直接使用できるタイプ。使用すると即座に効果が発揮される。
    ホットバーに登録してから使うこともできる。

ATTACKER

行動適正
未鑑定ロストシャード:暗殺(R8~) アラムート城下 ボズヤ・ライダー、ランク★ モンスタードロップ
ロスト・チャージ自身に「力溜め」を付与する。力溜め効果:効果中に実行する1回のウェポンスキルの威力を1スタックにつき15%上昇させる。
別のロストアクションを継承すると効果が切れる。最大スタック数:16効果時間:30秒リキャストタイマーをウェポンスキルおよび魔法と共有する。
ALL
未鑑定ロストシャード:戦術(R12~) カストルム・ラクスリトレ攻城戦 2ボス後の宝箱
ロスト・マジックフォント一定時間、自身の与ダメージを70%上昇させる。効果時間中はMPを消費し続け、MPが0になると効果が切れる。 効果時間:30秒発動条件:自身が戦闘状態
魔戦士の薬時追加効果:自身に「マジックシールド」を付与する。マジックシールド効果:受ける魔法ダメージを50%軽減させる。効果時間:15秒
HEALER
魔法DPS
ロスト・パワーフォント一定時間、自身の与ダメージを30%上昇させ、かつクリティカル発動率を40%上昇させる。効果時間:30秒発動条件:自身が戦闘状態
狂戦士の薬時追加効果:与ダメージの効果量が40%になる。
重騎兵の薬時追加効果:自身に「フィジカルシールド」を付与する。フィジカルシールド効果:受ける物理ダメージを50%軽減させる。効果時間:15秒
TANK
物理DPS
未鑑定ロストシャード:暗殺(R8~) アラムート城下 ボズヤ・ライダー、ランク★ モンスタードロップ
ロスト・スラッシュ対象に向かって前方扇範囲物理攻撃。 威力:800
追加効果(クリティカル時):クリティカルヒットのダメージが300%になる。 リキャスト:90秒
このウェポンスキルは固有のリキャストタイマーを持ち、他のウェポンスキルや魔法のリキャストタイマーの影響を受けない。
TANK
DPS
ロスト・デス対象を戦闘不能にする。対象のHPが少ないほど成功率が上昇する。キャスト:5秒 リキャスト:60秒
この魔法は固有のリキャストタイマーを持ち、他のウェポンスキルや魔法のリキャストタイマーの影響を受けない。
司祭の薬時追加効果:成功率がさらに上昇する。
ALL
未鑑定ロストシャード:決意(R8~) アラムート城下 クリティカルエンゲージメント
背水の境地一定時間、自身が受ける一部を除くHP回復効果が100%減少する代わりに、与ダメージを50%上昇させる。
他の「境地」系アクションとは同時に使えない。効果時間:15秒発動条件:自身が戦闘状態
ALL
捨身の境地一定時間、自身のHPが減少し続ける代わりに、与ダメージを55%上昇させる。
他の「境地」系アクションとは同時に使えない。効果時間:15秒発動条件:自身が戦闘状態
ALL
鋭敏の境地自身に「鋭敏の境地」を付与する。一定時間、攻撃を回避する度に「鋭敏の境地」のスタックを上昇させる。他の「境地」系アクションとは同時に使えない。
鋭敏の境地効果:受けるダメージを1スタックにつき10%上昇させる。効果時間:120秒最大スタック数:3
発動条件:自身が戦闘状態最大スタックになると「鋭敏の境地」が「神速の境地」に変化する。
神速の境地効果:自身のダイレクトヒット発動率を30%上昇させ、
オートアタックの攻撃間隔と、ウェポンスキルおよび魔法のキャストタイムとリキャストタイムを20%短縮させる。効果時間:180秒
ALL
未鑑定ロストシャード:技巧(R15~) カストルム・ラクスリトレ攻城戦 2ボス後の宝箱
ロスト・フェアトレード所持しているランダムなロストアクションを1つ投げて対象に単体攻撃。 威力:50~1000
投げたロストアクションは失われる。投げたロストアクションのサイズが大きいほど威力が上昇する。リキャスト:4秒
このウェポンスキルは固有のリキャストタイマーを持ち、他のウェポンスキルや魔法のリキャストタイマーの影響を受けない。
ALL

DEFENDER

未鑑定ロストシャード:新鋭(R2~) 南方塹壕地帯 ランク★ モンスタードロップ
ロスト・ウォール一定時間、自身にヘヴィを付与する代わりに被ダメージを90%軽減させ、かつ一部を除くすべてのノックバックと引き寄せを無効化する。効果時間:6秒ALL
未鑑定ロストシャード:決意(R8~) アラムート城下 クリティカルエンゲージメント
忍耐の境地自身に「忍耐の境地」を付与する。一定時間、ダメージを受ける度に「忍耐の境地」のスタックを上昇させる。他の「境地」系アクションとは同時に使えない。
忍耐の境地効果:受けるダメージを1スタックにつき15%上昇させる。効果時間:30秒最大スタック数:5
最大スタックになると「忍耐の境地」が「鉄壁の境地」に変化する。
鉄壁の境地効果:受けるダメージを30%軽減させる。効果時間:180秒
TANK
堅守の境地自身に「堅守の境地」を付与する。一定時間、ダメージを受ける度に「堅守の境地」のスタックを上昇させる。他の「境地」系アクションとは同時に使えない。
堅守の境地効果:与ダメージを1スタックにつき15%減少させる。効果時間:30秒最大スタック数:5
最大スタックになると「堅守の境地」が「鉄壁の境地」に変化する。
鉄壁の境地効果:受けるダメージを30%軽減させる。効果時間:180秒
HEALER
DPS
未鑑定ロストシャード:新鋭(R2~) 南方塹壕地帯 ランク★ モンスタードロップ
ロスト・エンミティ対象を挑発し、自身への敵視を最高位にし、自身への敵視を上昇させる。一定時間自身への敵視を上昇し、かつ自身の被ダメージを20%軽減させる。効果時間:20秒HEALER
DPS

HEALER

未鑑定ロストシャード:決意(R8~) アラムート城下 クリティカルエンゲージメント
瞑想の境地自身に「瞑想の境地」を付与する。一定時間ごとに「瞑想の境地」のスタックを上昇させる。効果時間中にアクションの実行や移動・ターンを行うと、「瞑想の境地」を終了する。
実行後にオートアタックを停止する。他の「境地」系アクションとは同時に使えない。
効果時間:30秒最大スタック数:4発動条件:自身が戦闘状態最大スタックになると「瞑想の境地」が「無我の境地」に変化する。
無我の境地効果:自身からのHP回復効果が50%上昇し、かつ消費MPが軽減される。効果時間:120秒
ALL
未鑑定ロストシャード:新鋭(R2~) 南方塹壕地帯 ランク★ モンスタードロップ
ロスト・ケアル対象のHPを回復する。 回復力:15000 キャスト:2秒 リキャスト:2.5秒TANK
DPS
未鑑定ロストシャード:祝福(R8~) アラムート城下 ランクI~V 野生モンスタードロップ
ロスト・ケアルラ対象のHPを回復する。 回復力:21700 キャスト:Instant リキャスト:5秒
治癒者の薬時追加効果:対象のHPを継続回復する回復力:6000 効果時間:21秒
TANK
DPS
未鑑定ロストシャード:新鋭(R2~) 南方塹壕地帯 ランク★ モンスタードロップ
ロスト・ケアルガ対象とその周囲のパーティメンバーのHPを回復する。回復力:15000 キャスト:2秒 リキャスト:2.5秒TANK
DPS
未鑑定ロストシャード:祝福(R8~) アラムート城下 ランクI~V 野生モンスタードロップ
ロスト・ケアルジャ対象とその周囲のパーティメンバーのHPを回復する。回復力:21700 キャスト:Instant リキャスト:5秒
治癒者の薬時追加効果:対象のHPを継続回復する回復力:6000 効果時間:21秒
TANK
DPS
ロスト・アレイズ対象のHPを全回復し、さらに蘇生する。対象に衰弱効果が付与されていた場合は解除して蘇生する。 キャスト:3秒 リキャスト:2.5秒TANK
HEALER

BUFFER

未鑑定ロストシャード:熟練(R5~) ボズヤ旧市街跡 ランク★ モンスタードロップ
ロスト・スペルフォージ自身または味方ひとりを対象として、「ロスト・スペルフォージ」を付与する。「ロスト・スチールスティング」とは同時に付与されない。
ロスト・スペルフォージ効果:一定時間、攻撃がすべて魔法攻撃扱いとなる。
ただし、与ダメージ上昇等の効果はアクション本来の属性の影響を受ける。効果時間:300秒
ALL
ロスト・スチールスティング自身または味方ひとりを対象として、「ロスト・スチールスティング」を付与する。「ロスト・スペルフォージ」とは同時に付与されない。
ロスト・スチールスティング効果:一定時間、攻撃がすべて物理攻撃扱いとなる。
ただし、与ダメージ上昇等の効果はアクション本来の属性の影響を受ける。効果時間:300秒
ALL
未鑑定ロストシャード:新鋭(R2~) 南方塹壕地帯 ランク★ モンスタードロップ
ロスト・プロテス自身またはプレイヤーひとりを対象として、被物理ダメージを10%軽減するシールドを付与する。効果時間:30分ALL
ロスト・シェル自身またはプレイヤーひとりを対象として、被魔法ダメージを10%軽減するシールドを付与する。効果時間:30分ALL
未鑑定ロストシャード:献身(R8~) アラムート城下 スプライト モンスタードロップ
ロスト・リフレク自身またはパーティメンバーひとりを対象として、効果時間中に受ける一部を除くすべての魔法を跳ね返すバリアを付与する。効果時間:10秒
守護者の薬時追加効果:効果時間が30秒になる。
ALL
ロスト・ストンスキン自身またはプレイヤーひとりを対象として、一定量のダメージを防ぐバリアを張る。
このバリアは対象の最大HPの15%分のダメージを軽減する。効果時間:60秒
ALL
ロスト・ブレイブ自身または味方ひとりを対象として、与ダメージを5%上昇させる。効果時間:600秒ALL

SCOUT

未鑑定ロストシャード:新鋭(R2~) 南方塹壕地帯 ランク★ モンスタードロップ
ロスト・ステルス自身の姿を隠し、ほとんどの敵から感知されない状態になる。さらに移動速度が25%低下する。
一部のモンスターからは感知される。スプリント以外のアクションを実行するか再使用で解除する。効果時間:永続発動条件:自身が非戦闘状態
ALL(NIN除く)
未鑑定ロストシャード:熟練(R5~) ボズヤ旧市街跡 ランク★ モンスタードロップ
ロスト・スウィフト自身の移動速度を大幅に上昇させる。他の移動速度上昇効果と同時に付与された場合、どれか1つのみが適用される。効果時間:10秒
盗賊の薬時追加効果:自身の回避率を30%上昇させる効果時間:60秒
斥候の薬時追加効果:自身に「ファストリキャスト」を付与する
ファストリキャスト効果:効果時間中に実行する1回のアビリティのリキャストタイムを60%短縮する。効果時間:30秒
ALL
未鑑定ロストシャード:戦術(R12~) カストルム・ラクスリトレ攻城戦 2ボス後の宝箱
ロスト・スキルフォント一部を除くすべてのクラス・ジョブアクションおよびロールアクションのリキャストタイムをリセットする。ALL
未鑑定ロストシャード:技巧(R15~) カストルム・ラクスリトレ攻城戦 2ボス後の宝箱
ものまねパーティメンバーひとりを対象として、対象が継承中のロストアクションをものまねし、継承する。発動条件:自身が非戦闘状態ALL

DEBUFFER

未鑑定ロストシャード:熟練(R5~) ボズヤ旧市街跡 ランク★ モンスタードロップ
ロスト・パライガ対象とその周囲の敵に麻痺を付与する。 効果時間:60秒TANK
物理DPS
ロスト・バニシュガ対象とその周囲の敵に無属性範囲魔法攻撃。 威力:200アンデッド系モンスターに対して追加効果を与える。追加効果:被ダメージを25%上昇させる効果時間:60秒HEALER
魔法DPS
ロスト・ディスペル対象にかかっている強化系ステータスを1つ消す。ALL

ITEM

未鑑定ロストシャード:技巧(R15~)  カストルム・ラクスリトレ攻城戦 2ボス後の宝箱
運命のダイス運命のダイスをふる。何が起きるか分からない。発動条件:自身が戦闘状態 リキャスト:180秒ALL
未鑑定ロストシャード:新鋭(R2~) 南方塹壕地帯 ランク★ モンスタードロップ
レジスタンスフェニックスフェザー対象を衰弱状態で蘇生する。ALL
未鑑定ロストシャード:治癒(R5~) ボズヤ旧市街跡 スプライト モンスタードロップ
レジスタンスリレイザー効果時間中に戦闘不能になると70%の確率で自動的に蘇生する。効果時間:180分ALL
レジスタンスポーションキット自身に「オートポーション」を付与する。
オートポーション効果:効果時間中にHPが50%以下になると自動的に回復する。効果時間:600秒 リキャスト:30秒
回復効果が発動すると50%の確率で効果が切れる。
盗賊の薬時追加効果:回復効果発動時の消滅確率が10%になる。
リキャストタイマーを「レジスタンスエーテルキット」「レジスタンスレメディキット」と共有する。
ALL
レジスタンスエーテルキット自身に「オートエーテル」を付与する。
オートエーテル効果:効果時間中にMPが20%以下になると自動的に回復する。効果時間:600秒 リキャスト:30秒
回復効果が発動すると50%の確率で効果が切れる。
盗賊の薬時追加効果:回復効果発動時の消滅確率が10%になる。
リキャストタイマーを「レジスタンスポーションキット」「レジスタンスレメディキット」と共有する。
ALL
未鑑定ロストシャード:祝福(R8~) アラムート城下 ランクI~V 野生モンスタードロップ
レジスタンスレメディキット自身にかかった一部の弱体効果を1つ解除する。この効果が発動しなかった場合、一部の弱体効果を1つ防ぐバリアを張る。
同種のバリア効果とは同時に付与されない。効果時間:30分 リキャスト:45秒
リキャストタイマーを「レジスタンスポーションキット」「レジスタンスエーテルキット」と共有する。
ALL
未鑑定ロストシャード:新鋭(R2~) 南方塹壕地帯 ランク★ モンスタードロップ
レジスタンスポーション自身のHPを継続回復する。回復力:5000 効果時間:40秒ALL
未鑑定ロストシャード:強化(R2~) 南方塹壕地帯ランクI~III 野生モンスタードロップ
術士の秘薬英雄の記憶を継承し、自身の与ダメージを80%上昇させる。
他の「秘薬」「霊薬」系薬品とは同時に使えない。効果時間:永続
HEALER
闘士の秘薬英雄の記憶を継承し、自身の与ダメージを60%上昇させる。
他の「秘薬」「霊薬」系薬品とは同時に使えない。効果時間:永続
TANK
治癒者の秘薬英雄の記憶を継承し、自身からのHP回復効果を60%上昇させる。
他の「秘薬」「霊薬」系薬品とは同時に使えない。効果時間:永続
TANK
DPS
魔戦士の秘薬英雄の記憶を継承し、自身の物理防御力を150%、魔法防御力を45%上昇させ、かつ最大HPを60%上昇させる。
他の「秘薬」「霊薬」系薬品とは同時に使えない。効果時間:永続
HEALER
魔法DPS
重騎兵の秘薬英雄の記憶を継承し、自身の防御力を80%上昇させ、かつ最大HPを45%上昇させる。
他の「秘薬」「霊薬」系薬品とは同時に使えない。効果時間:永続
物理DPS
未鑑定ロストシャード:催眠(R5~) ボズヤ旧市街跡ランクI~IV 野生モンスタードロップ
守護者の秘薬英雄の記憶を継承し、自身の防御力を30%上昇させ、かつ最大HPを10%上昇させる。
他の「秘薬」「霊薬」系薬品とは同時に使えない。効果時間:永続
TANK
司祭の秘薬英雄の記憶を継承し、自身の最大MPを50%、自身からのHP回復効果を25%上昇させ、かつ自身の与ダメージを20%上昇させる。
他の「秘薬」「霊薬」系薬品とは同時に使えない。効果時間:永続
HEALER
SMN
RDM
武人の秘薬英雄の記憶を継承し、自身の与ダメージを20%上昇させ、かつクリティカル発動率を15%上昇させる。
他の「秘薬」「霊薬」系薬品とは同時に使えない。効果時間:永続
DPS
斥候の秘薬英雄の記憶を継承し、自身の最大HPを5%減少させる代わりに、自身の回避率を40%上昇させる。
他の「秘薬」「霊薬」系薬品とは同時に使えない。効果時間:永続
DPS
破戒僧の秘薬英雄の記憶を継承し、自身からのHP回復効果を70%減少させる代わりに、自身の与ダメージを100%上昇させる。
他の「秘薬」「霊薬」系薬品とは同時に使えない。効果時間:永続
HEALER
狂戦士の秘薬英雄の記憶を継承し、自身が受けるダメージを200%上昇させ、かつ最大HPを30%減少させる代わりに、自身の与ダメージを90%上昇させる。
他の「秘薬」「霊薬」系薬品とは同時に使えない。効果時間:永続
TANK
盗賊の秘薬英雄の記憶を継承し、自身の回避率を10%上昇させ、かつ毒耐性と移動速度を上昇させる。移動速度上昇効果はマウント騎乗中も有効。
他の「秘薬」「霊薬」系薬品とは同時に使えない。効果時間:永続
ALL
未鑑定ロストシャード:信仰(R11~) カストルム・ラクスリトレ攻城戦 2ボス後の宝箱
吸血鬼の秘薬英雄の記憶を継承し、自身の与ダメージを40%上昇させ、かつ自身の攻撃に、与えたダメージの一部をHPとして吸収する効果を付与する。
他の「秘薬」「霊薬」系薬品とは同時に使えない。効果時間:永続
TANK
人狼の秘薬英雄の記憶を継承し、自身の防御力を50%、最大HPを45%上昇させ、かつ自身の攻撃に、与えたダメージの一部をHPとして吸収する効果を付与する。
他の「秘薬」「霊薬」系薬品とは同時に使えない。効果時間:永続
DPS
聖騎士の秘薬英雄の記憶を継承し、自身の防御力を50%、最大HPを45%上昇させ、かつ自身の与ダメージを60%上昇させる。
他の「秘薬」「霊薬」系薬品とは同時に使えない。効果時間:永続
HEALER
未鑑定ロストシャード:覚醒(R11~)  カストルム・ラクスリトレ攻城戦 2ボス後の宝箱
術士の霊薬英雄の記憶を継承し、自身の与ダメージを96%上昇させる。
他の「秘薬」「霊薬」系薬品とは同時に使えない。効果時間:永続
HEALER
闘士の霊薬英雄の記憶を継承し、自身の与ダメージを72%上昇させる。
他の「秘薬」「霊薬」系薬品とは同時に使えない。効果時間:永続
TANK
治癒者の霊薬英雄の記憶を継承し、自身からのHP回復効果を72%上昇させる。
他の「秘薬」「霊薬」系薬品とは同時に使えない。効果時間:永続
TANK
DPS
魔戦士の霊薬英雄の記憶を継承し、自身の物理防御力を180%、魔法防御力を54%上昇させ、かつ最大HPを72%上昇させる。
他の「秘薬」「霊薬」系薬品とは同時に使えない。効果時間:永続
HEALER
魔法DPS
重騎兵の霊薬英雄の記憶を継承し、自身の防御力を96%上昇させ、かつ最大HPを54%上昇させる。
他の「秘薬」「霊薬」系薬品とは同時に使えない。効果時間:永続
物理DPS
未鑑定ロストシャード:睡魔(R13~)  カストルム・ラクスリトレ攻城戦 2ボス後の宝箱
守護者の霊薬英雄の記憶を継承し、自身の防御力を36%上昇させ、かつ最大HPを12%上昇させる。
他の「秘薬」「霊薬」系薬品とは同時に使えない。効果時間:永続
TANK
司祭の霊薬英雄の記憶を継承し、自身の最大MPを60%、自身からのHP回復効果を30%上昇させ、かつ自身の与ダメージを24%上昇させる。
他の「秘薬」「霊薬」系薬品とは同時に使えない。効果時間:永続
HEALER
SMN
RDM
武人の霊薬英雄の記憶を継承し、自身の与ダメージを24%上昇させ、かつクリティカル発動率を18%上昇させる。
他の「秘薬」「霊薬」系薬品とは同時に使えない。効果時間:永続
DPS
斥候の霊薬英雄の記憶を継承し、自身の最大HPを3%減少させる代わりに、自身の回避率を48%上昇させる。
他の「秘薬」「霊薬」系薬品とは同時に使えない。効果時間:永続
DPS
破戒僧の霊薬英雄の記憶を継承し、自身からのHP回復効果を70%減少させる代わりに、自身の与ダメージを120%上昇させる。
他の「秘薬」「霊薬」系薬品とは同時に使えない。効果時間:永続
HEALER
狂戦士の霊薬英雄の記憶を継承し、自身が受けるダメージを200%上昇させ、かつ最大HPを30%減少させる代わりに、自身の与ダメージを108%上昇させる。
他の「秘薬」「霊薬」系薬品とは同時に使えない。効果時間:永続
TANK
盗賊の霊薬英雄の記憶を継承し、自身の回避率を20%上昇させ、かつ毒耐性と移動速度を上昇させる。移動速度上昇効果はマウント騎乗中も有効。
他の「秘薬」「霊薬」系薬品とは同時に使えない。効果時間:永続
ALL
未鑑定ロストシャード:福音(R14~)  カストルム・ラクスリトレ攻城戦 2ボス後の宝箱
吸血鬼の霊薬英雄の記憶を継承し、自身の与ダメージを48%上昇させ、かつ自身の攻撃に、与えたダメージの一部をHPとして吸収する効果を付与する。
他の「秘薬」「霊薬」系薬品とは同時に使えない。効果時間:永続
TANK
人狼の霊薬英雄の記憶を継承し、自身の防御力を60%、最大HPを54%上昇させ、かつ自身の攻撃に、与えたダメージの一部をHPとして吸収する効果を付与する。
他の「秘薬」「霊薬」系薬品とは同時に使えない。効果時間:永続
DPS
聖騎士の霊薬英雄の記憶を継承し、自身の防御力を60%、最大HPを54%上昇させ、かつ自身の与ダメージを72%上昇させる。
他の「秘薬」「霊薬」系薬品とは同時に使えない。効果時間:永続
HEALER

未鑑定ロストシャード

未鑑定ロストシャード:信仰以降はカストルム・ラクスリトレ攻城戦で入手

シャード要求ランク鑑定結果
ドロップ
未鑑定ロストシャード:新鋭2ロスト・ウォール/ロスト・ステルス/ロスト・プロテス/ロスト・シェル/ロスト・ケアル/ロスト・ケアルガ/ロスト・エンミティ
南方塹壕地帯 ランク★ モンスター(ブルーエンジェル X19 Y29/ファーンフラワ X26 Y25/インククロウ X35 Y27)
未鑑定ロストシャード:支援2レジスタンスフェニックスフェザー/レジスタンスポーション
南方塹壕地帯 スプライト・アンデッド モンスター
未鑑定ロストシャード:強化2術士の秘薬/闘士の秘薬/治癒者の秘薬/魔戦士の秘薬/重騎兵の秘薬
南方塹壕地帯 野生 モンスター
未鑑定ロストシャード:熟練5ロスト・パライガ/ロスト・バニシュガ/ロスト・ディスペル/ロスト・スペルフォージ/ロスト・スチールスティング/ロスト・スウィフト
ボズヤ旧市街跡 ランク★ モンスター(ソーグラヴ X33 Y18/ヴィイ X29 Y20/スモク X15 Y21)
未鑑定ロストシャード:治癒5レジスタンスリレイザー/レジスタンスポーションキット/レジスタンスエーテルキット
ボズヤ旧市街跡 スプライト・アンデッド モンスター
未鑑定ロストシャード:催眠5守護者の秘薬/司祭の秘薬/武人の秘薬/斥候の秘薬/破戒僧の秘薬/狂戦士の秘薬/盗賊の秘薬
ボズヤ旧市街跡 野生 モンスター
未鑑定ロストシャード:献身8ロスト・リフレク/ロスト・ストンスキン/ロスト・ブレイブ
アラムート城下 スプライト・アンデッド モンスター
未鑑定ロストシャード:暗殺8ロスト・チャージ/ロスト・スラッシュ/ロスト・デス
アラムート城下 ボズヤ・ライダー ランク★ モンスター(パティ X9 Y18/クリンギー・クレア X18 Y18/バード・オブ・バラスルーム X24 Y13)
未鑑定ロストシャード:決意8背水の境地/捨身の境地/忍耐の境地/堅守の境地/瞑想の境地/鋭敏の境地
アラムート城下 クリティカルエンゲージメント
未鑑定ロストシャード:祝福8ロスト・ケアルラ/ロスト・ケアルジャ/ロスト・アレイズ/レジスタンスレメディキット
アラムート城下 スプライト・アンデッド(ボズヤ・ライダー除く) モンスター
未鑑定ロストシャード:信仰11吸血鬼の秘薬/人狼の秘薬/聖騎士の秘薬
カストルム・ラクスリトレ攻城戦 2ボス後の宝箱
未鑑定ロストシャード:覚醒11術士の霊薬/闘士の霊薬/治癒者の霊薬/魔戦士の霊薬/重騎兵の霊薬
カストルム・ラクスリトレ攻城戦 2ボス後の宝箱
未鑑定ロストシャード:戦術12ロスト・マジックフォント/ロスト・スキルフォント/ロスト・パワーフォント
カストルム・ラクスリトレ攻城戦 2ボス後の宝箱
未鑑定ロストシャード:睡魔13守護者の霊薬/司祭の霊薬/武人の霊薬/斥候の霊薬/破戒僧の霊薬/狂戦士の霊薬/盗賊の霊薬
カストルム・ラクスリトレ攻城戦 2ボス後の宝箱
未鑑定ロストシャード:福音14吸血鬼の霊薬/人狼の霊薬/聖騎士の霊薬
カストルム・ラクスリトレ攻城戦 2ボス後の宝箱
未鑑定ロストシャード:技巧15ロスト・フェアトレード/ものまね/運命のダイス
カストルム・ラクスリトレ攻城戦 2ボス後の宝箱

未鑑定ロストシャード・ボスヤクラスタードロップ一覧

https://twitter.com/ardbert_/status/1316484690828689408 より

南方塹壕地帯
名前ランク座標条件ロストシャードドロップ率
ボズヤ・ネペンテスIX16,Y28常時強化×120%
ボズヤ・オロボンIX16,Y28常時強化×120%
IVレギオン・スラッシャーI常時ボズヤクラスター20%
ボズヤ・コリガンIIX21 Y27常時強化×125%
ボズヤ・マッドパピーIIX22 Y29常時強化×125%
アース・スプライトIIX25 Y26砂塵支援×1100%
IVレギオン・ニムロッドII常時ボズヤクラスター25%
ウィンド・スプライトIIIX30 Y28支援×1100%
ボズヤ・ゲシュンペストIIIX24 Y29支援×2100%
ボズヤ・マタマタIIIX31 Y26常時強化×3100%
IVレギオン・マグナローダーIII常時ボズヤクラスター50%
IVレギオン・デスクローIII常時ボズヤクラスター50%
ウォーター・スプライトIVX33 Y25支援×2100%
ボズヤ・レイスVX35 Y25支援×5100%
ライトニング・スプライトVX35 Y29支援×5100%
ブルーエンジェルX19 Y2930min.新鋭×20100%
ファーンフラワーX26 Y2530min.新鋭×20100%
インククロウX35 Y2730min.新鋭×20100%
ボズヤ旧市街跡
名前ランク座標条件ロストシャードドロップ率
ボズヤ・ドブランIX28 Y21常時催眠×110%
ボズヤ・サボテンダーIX29 Y19常時催眠×110%
IVレギオン・ヴァンガードI常時ボズヤクラスター10%
赤チョコボIIX29 Y17常時催眠×125%
ボズヤ・トーメンターIIX27 Y17常時催眠×125%
ウォーター・スプライトIIX30 Y21治癒×1100%
IVレギオン・アヴェンジャーII常時ボズヤクラスター25%
ボズヤ・アントリオンIIIX23 Y20常時催眠×150%
ボズヤ・スケルトンIIIX25 Y20治癒×2100%
ボズヤ・ウォームIIIX26 Y21常時催眠×150%
ライトニング・スプライトIIIX27 Y23治癒×1100%
IVレギオン・ガンシップIII常時ボズヤクラスター50%
ボズヤ・バンダースナッチIVX23 Y23常時催眠×175%
ボズヤ・ビアストIVX20 Y23常時催眠×1100%
ボズヤ・タイパンIVX16 Y24常時催眠×1100%
ウィンド・スプライトIVX21 Y21治癒×2100%
ボズヤ・デュラハンVX32 Y15治癒×5100%
アース・スプライトVX16 Y21砂塵治癒×3100%
ソーグラヴX33 Y1830min.熟練×20100%
ヴィイX29 Y2030min.熟練×20100%
スモクX15 Y2130min.熟練×20100%
アラムート城下
名前ランク座標条件ロストシャードドロップ率
ボズヤ・スクリーマーIX11 Y21常時祝福×110%
ボズヤ・エルブストIX9 Y19常時祝福×110%
IVレギオン・ヘキサローラーI常時ボズヤクラスター10%
ボズヤ・ラナンキュラスIIX10 Y17常時祝福×125%
ボズヤ・フォボスクスIIX12 Y19常時祝福×125%
ライトニング・スプライトIIX14 Y16献身×175%
IVレギオン・ガードスコーピオンII常時ボズヤクラスター25%
ボズヤ・モニターIIIX18 Y15常時祝福×150%
ボズヤ・グレイブキーパーIIIX19 Y17暗殺×1100%
ボズヤ・オチューIIIX11 Y16常時祝福×150%
ウォーター・スプライトIIIX17 Y19献身×1100%
IVレギオン・アームドウェポンIII常時ボズヤクラスター50%
ボズヤ・グゥーブーIVX19 Y14常時祝福×175%
ボズヤ・ネロディアIVX12 Y15常時祝福×175%
ボズヤ・ウアジェットIVX17 Y15常時祝福×175%
アース・スプライトIVX20 Y19砂塵献身×1100%
ウィンド・スプライトVX24 Y18献身×2100%
ボズヤ・ドールVX24 Y14常時祝福×1100%
ボズヤ・エラスモスVX25 Y15常時祝福×1100%
ボズヤ・アンズーVX22 Y13常時祝福×1100%
ボズヤ・ライダーVX21 Y16暗殺×5100%
パティX9 Y1830min.暗殺×20100%
クリンギー・クレアX18 Y1830min.暗殺×20100%
バード・オブ・バラスルームX24 Y1330min.暗殺×20100%

戦果記録

だいじなもの「戦果記録帳」に登録できるアイテム。スカーミッシュなどで手に入る。
使用することで戦果記録帳に登録され、いつでも閲覧できるようになる。
記録済みの戦果記録は「南方ボズヤ戦線(X:15.0 Y:29.1):レジスタンスの情報将校」に渡すとロックボックスと交換してもらえる。

バイシャーエン・ウルガッシュ54歳。ロスガル族。旧ボズヤ王都ボズヤ出身。
ボズヤ・レジスタンスのリーダー。

ガレマール帝国からボズヤ管区を解放し独立国家の樹立を目指している。

医学生を経て帝国軍に徴用される。軍医として従軍。様々な勲功を上げ、帝国の名誉市民として市民権を得た。結婚し子をもうけるが、反乱鎮圧のための遠征中にシタデル・ボズヤ蒸発事変が発生、妻子を失う。
事変後、帝国を見限り仲間と共に軍を脱走。地下での潜伏活動中にレジスタンスに参加した。

従軍していた際は、自分の人生について、これはこれで悪くないという印象を持っていたが、事変後、それは真逆となった。帝国に対する恨みと憎しみは誰よりも強い。
だが、知性派でもあるバイシャーエンはそうした負の感情を極力押さえ込もうとしている。感情だけでは負の連鎖が収まらないことを歴史から学んでいたためだ。

グンヒルドの剣(レジスタンス・ウェポン)を復刻し、女王の親衛隊を新生したバイシャーエンはついに第IV軍団をボズヤから追い出すために反撃の火蓋を切った……。
マルシャーク・アペッラ42歳。ロスガル族。ボズヤ管区シタデル・ボズヤ出身。
ボズヤ・レジスタンスの一員。

バイシャーエンの片腕として活躍。
徴用兵として帝国軍に従軍中にシタデル・ボズヤ蒸発事変が発生。親兄弟を失う。事変後、軍を離れレジスタンスに参加した。
バイシャーエンを師と仰ぐ一方、レジスタンスでは資金や物資の調達、人材の育成などに従事している。特に外部の協力者とのやりとり、例えばドマ国のヒエンや東アルデナード商会などとの渉外役としてその才を発揮。温厚な性格もあり、窓口として信頼されているようだ。

帝国に対して恨みはあるものの、属州民として育ったこともあり、まずは国家と人を切り分けて接することをモットーとしている。ある意味、お人好しともいえるが、その柔和な口調が他者の警戒心を解きほぐすようだ。
戦士としての評価も高い。それもそのはず、ロスティック直伝のガンブレイカーでもある。温厚で頼れる盾役、それがマルシャークだ。
ゼヴェン・スヴァナシュ47歳。ロスガル族。
ボズヤ・レジスタンスの一員。「新生グンヒルドの剣」のひとり。

その出自は不明。ボズヤ人と思われるがゼヴェンの過去を知る者はひとりもいない。本人も好んで過去を語ることはないが、わずかに知り得た情報によると、曰く、魔術を極めるために各地を放浪していたらしい。南はサベネア、東はひんがしの国、北はガレマール帝国の帝都ガレマルドまで足を伸ばしたことがあるようだ。
魔術を志したきっかけはエオルゼアの地を訪れた時のことだ。不治の病に冒された母を助けようと父と二人でグリダニアを目指し旅していた。だが、残念ながら治癒法を見つけることはできず、母は旅の途中で亡くなった。その病はガレマール帝国によるボズヤ侵攻が原因であり、母を失った哀しみは幼心に帝国に対する憎悪と復讐心を芽生えさせるには十分だった。
旅の途中、様々な魔術を目にしたゼヴェンはその知識をボズヤに持ち帰ろうと考えた。独学で身につけたその魔術をボズヤ解放に役立てようというのだ。
各地で学んだ魔術はゼヴェン独自の魔術体系としてひとつの学問になり得ていたが、ゼヴェンはそれを他者に教示しようとはしなかった。なぜなら、それは破壊を主とした魔術であり、利用者の目的次第ではただの「災い」となるからである。
気がつけばゼヴェンは唯一無二の魔術士として、兵士から畏怖の念を抱かれ、軍神として崇められる存在となっていた。
ゼヴェンは戦場での死を恐れていなかった。むしろ死を望んでいた。それはかつてダルマスカの大迷宮を訪れた際、遭遇した異国の怪しげな魔道士にされた予言である。異国の言葉を聞き取ることはできなかったが、その意味を理解することはできた。いつかボズヤで解放の狼煙が上がるときこそ、ゼヴェンの死が訪れる時であると。今、この南方ボズヤ戦線がその死地ではないのか。だとしたら、自分はその死を恐れずに、ただ、ただ一振りの剣として、新生グンヒルドの剣として戦い死ねばよい。ゼヴェンは死を恐れてはいないのだ。
そんなゼヴェンに対する予言が成就しようとしていた……。
イソルデ・コヴィー26歳。ヒューラン族。ダルマスカ管区レアモンデ出身。
ボズヤ・レジスタンスの一員。「新生グンヒルドの剣」のひとり。

れっきとしたボズヤ人。両親はダルマスカへ逃れたボズヤ難民であり、ダルマスカが帝国の属州となった後、帝国が始めたボズヤ難民の帰国政策を拒否してレアモンデに移り住んだ。イソルデは帝国属州民として生まれ帝国式の教育も受けたが、彼女の興味はもっぱらボズヤに伝わる舞踏と歌であった。ボズヤの音楽の大きな特徴は速いテンポと激しい旋律の上下動である。歌詞も庶民の生活や自然をモチーフとしており、その大半が恋愛に関する楽曲であった。弦楽器と打楽器からなる演奏と共に踊り手が歌いながら激しいステップを踏む。イソルデは幼い頃からその踊り手に憧れ、いつしか次世代の踊り手として期待が集まるようになっていた。このボズヤ舞踏のもうひとつ大きい特徴が武器である弓を楽器として用いることである。弓の弦をもうひとつ別の弓で弾いて音色を作ったり、また弓の弦を指で弾いて打楽器のようにリズムを奏でることに使用する。これは狩猟をしながらボズヤの各地を転々とした祖先に対する敬いであり、踊り手は皆、弓矢の使い手でもあったのだ。
ボズヤに戻りレジスタンスに参加したイソルデはまたたくまに弓術士として活躍するようになった。

だが、彼女の心には庶民の生活と自然に対する深い理解と愛情が色濃く残っている。それはボズヤ人のみならず帝国人に対しても、同じである。「早く平和に、でもそれはボズヤも帝国も」それがイソルデの口癖であった。
スタニック・アルボフ36歳。ロスガル族。ボズヤ管区シタデル・ボズヤ出身。
ボズヤ・レジスタンスの一員。「新生グンヒルドの剣」のひとり。

スタニックは幼い頃から「英雄」に憧れていた。
属州民として暮らす多くのボズヤ人の生活はとても貧しく、スタニックの両親が営む雑貨屋もその日の食事代を賄うので精一杯。学校へ通わせるお金すらなかったが、貧困にあえぐボズヤ人にはけっして珍しい光景ではなかった。スタニックは少しでも金銭を得ようと子守から靴磨きまでなんでもやったが、スリや盗みなどの犯罪に手を染めることはなかった。両親からたとえ貧しくとも人の道に外れることをしてはならないと教育されていたからである。
15歳になったスタニックは帝国軍の徴兵検査を受け、兵となった。「英雄」になりたかったからではない。自分ひとりが「減る」ことで両親の負担を少しでも楽にしてやりたかったからだ。
わずかな給金からさらにほんのわずか、スタニックは両親に仕送りをしたこともあった。毎回ではなかったが、スタニックにとってそれが「自分的英雄行為」だと感じられたからだ。スタニックにとって両親からの手紙が唯一の安らぎであり、生きている証となった。

シタデル・ボズヤ蒸発事変が起きた時、スタニックはボズヤから遠く離れた地で任務にあたっていた。事変から5日後、両親からの手紙が彼の手元に届いたが、その日付は事変の前日であった……。
ブラズ・アゼティナ25歳。ロスガル族。ドマ国ドマ出身。
ボズヤ・レジスタンスの一員。「新生グンヒルドの剣」のひとり。

拳術から剣術、柔術、槍術などあらゆる武術を網羅する武芸の高級百貨店こと「翠(みどり)の一門」直系のサムライ。
「翠の一門」はこれまで門徒に対してレジスタンスへの参加を認めてはいなかった。これは武術の精進は己の魂を磨くためであり、けっして争いの道具にしてはならないという教えがあるためだ。だが、ボズヤで反乱が起きる都度、帝国に対する不満と憎悪を抑えられない門徒がそれに参加。一門はそうした門徒を破門とし、帝国と直接事を構えることを避けてきた。
ブラズの父親は「翠の一門」宗家の末子だったが、やはり禁を破り反乱に参加。反乱は失敗に終わり、ボズヤを離れドマ国へ逃れた。ドマで母と出会い、ブラズが誕生した。ブラズは侍剣術の名門に弟子入りし、父親譲りの才能を開花。若くして免許皆伝の腕前となる。ヒエンの帰還後、ドマに対する恩を返そうとドマ解放戦争に参加し活躍した。ドマ奪還後、役目が終わったとばかりに出家するが、東方連合とボズヤ蜂起の噂を聞き、故郷へ戻ることを決意する。
丁度その頃、「翠の一門」の当主が交代し、ボズヤ再興のために力を尽くすと方針転換があった。「翠の一門」に戻ることを許されたブラズに対して当主は侍剣術の師範になるよう要請するが、ブラズはそれを断りレジスタンスに参加。すでに鬼籍に入った亡き父の遺志を継ぎボズヤの独立と再興を目指すと固く心に誓ったのである……。
ヴェリボル・アゼティナ24歳。ロスガル族。ボズヤ管区ゼティナ庄出身。
ボズヤ・レジスタンスの一員。「新生グンヒルドの剣」のひとり。

拳術から剣術、柔術、槍術などあらゆる武術を網羅する武芸の高級百貨店こと「翠(みどり)の一門」直系の騎士。ブラズの又従兄弟にあたる。

「翠の一門」は二百年以上の歴史を誇る武芸の名門である。ガレマール帝国の侵攻時、小国ボズヤを守るために多くの門徒が戦いに挑み、その命を散らしたという。その武芸の才を惜しんだ当時の第IV軍団バッシュ・ヴァン・ガブラス軍団長は、帝国への忠誠を誓うのであれば「翠の一門」を庇護すると約束した。当主は自らの首を差し出すことで一門皆殺し、その「血」を途絶えることを避けた。
当主代理となったヴェリボルの祖母はガブラスとの約束を頑なに守った。占領後もたびたび反乱が発生し、一部の門徒が参加したが、都度、それらを破門として一門に害が及ばぬよう尽力したのである。その祖母も鬼籍に入り、新たな当主となったヴェリボルの父に残した最期の言葉は「我はガブラスとの約束を生涯守った。それは我が伴侶の願いであり、我やぬしを守るための深い愛であったと思う。だが、ぬしは正直に生きろ。時代は変わる……」

一門に復帰した又従兄弟のブラズとはおおいに気が合った。初めて会った時を今でも覚えている。同じ志を持った同門の士、いや魂を分けてこの世に生まれた真の兄弟であるとヴェリボルは感じた。短い期間ではあったが互いに切磋琢磨することができ新たな技を生み出すことにも成功したという。ボズヤ蜂起を受け、一門はレジスタンスに正式に参加。自らの役目を果たすため、今日もヴェリボルは大剣を振るう……。
アギー・グローヴァー17歳。ヒューラン族。ボズヤ管区マルタルヴェ出身。
ボズヤ・レジスタンスの一員。「新生グンヒルドの剣」のひとり。

拳術から剣術、柔術、槍術などあらゆる武術を網羅する武芸の高級百貨店こと「翠(みどり)の一門」の拳術士。

アギーは両親を知らないし、本当の名前もわからない。「アギー」と名付けたのは、寒い冬の日、凍死寸前のところを助けてくれた帝国福祉局の職員だった。
ボズヤの港湾都市マルタルヴェは人口20万人の古都であり、仕事を求めて地方から出稼ぎにくる労働者が多い雑多な街である。そうした街にはホームレスや孤児も多かった。戦争や病気、何かしらの事件により当局に逮捕されたボズヤ人を親に持つ子供……親を失った孤児の多くは下水が流れる地下施設で身を寄り添うように暮らしていた。アギーもそうした「マンホール・ベイビー」の一人であった。
保護された5歳までの記録はない。親と過ごしたであろう生活を思い出すこともできない。そもそもアギーは言葉を話すことすらできなかったという。
福祉局はそんなアギーを武芸の名門「翠の一門」に預けた。アギーはまたたくまに読み書きを覚え、兄弟子たちを相手にめきめきと実力を身につけていった。保護された当時、その瞳は死人のように暗く、生気をほとんど感じられない、まさに生きる屍だったアギー。今では明るく人なつこい性格で一門のムードメーカーとなった。
特に、ブラズとヴェリボルの二人と意気投合したアギーは、ふたりに負けぬよう拳術に励んだ。才能があったのか、それとも努力が実ったのか、16歳にして免許皆伝となった。
レジスタンスに参加後もなにかと沈みがち、荒れがちとなる場の雰囲気をアギーは明るく変えた。彼女は皆のアイドルとなった。そんなアギーが「新生グンヒルドの剣」に選ばれたことをブラズやヴェリボルは喜んだが、バイシャーエンの政治的配慮をアギーは感じていた。だが、それを表に出すような娘ではない。今も、傷を負った負傷兵のため彼女は元気づけようと明るく振る舞っている。
好物はゼフィール。マシュマロに似た甘い菓子である。アギーが唯一、マンホール・ベイビーとして覚えてる記憶がそのゼフィールの味であった……。
エルネイス・ピル・ロングス24歳。ヒューラン族。ランディス州モンファルコーネ出身。
ガレマール帝国第IV軍団「魔獣大隊」所属の伝令長。

獣王ライアンに憧れ「魔獣大隊」に志願した若者。自分が立案した作戦を状況に応じてコロコロと変更するライアンの采配は、どれも奇抜なものであり、士官学校では絶対に学ぶことはない。それ故、中央の将たちはライアンを所詮辺境の者程度と軽んじている。実際、将らしからぬ粗暴な物言いやその姿、人間よりも魔獣を可愛がるその姿勢はまさに「蛮族の将」である。
エルネイスも入隊直後はそうした感想を抱いたものだ。だが、4年前のダルマスカ管区の反乱鎮圧でその感想は真逆のものとなった。たしかに口は悪いが、部下ひとりひとりの名を覚え、その弱点を的確に指摘する。戦場では誰よりも真っ先に敵と対峙し、危険に身を置くことを厭わない。「死ぬ奴は弱いだけ」と口癖のように語るライアンのいうとおり、戦場で死ぬのは腕の立たない臆病者ばかり。彼が人間よりも魔獣を可愛がるのは、兵を死なせぬために魔獣を盾とする……その用兵法があるが故、魔獣の方が死ぬ確率が高い、それ故、死に近い位置にいる魔獣を彼は愛しい恋人のように可愛がるのだ。そう気付いた時、エルネイスはライアンを師と仰ぎ、「魔獣大隊」の所属となった。

以下、モンファルコーネのタウン誌「キュリオス」に掲載されたエルネイスの記事より抜粋。
(記者)あなたは第IV軍団の仲間から「忠犬」と呼ばれているそうですね。揶揄とは思いませんか?
(エルネイス)……連中は羨ましいのさ、このオレのことがね。
(記者)どうしてそう思うのですか?
(エルネイス)たいていの連中は面従腹背だ。大人しく上官の命令に従ってるフリして、内心、どこかで逆らっている。
(記者)軍人なら上官の命令は絶対ですが、彼らも人間ですからね。
(エルネイス)だが、オレは違う。心の底からライアン様を崇拝しているからな。魂の底から彼に寄り添う準備ができているんだ。言わせておけばいい……オレにとっては勲章だ、そう呼ばれることが何よりの幸せ……実に誇りに思う!

(記者)ライアン殿、このようにロングス伝令長は語っていましたが、あなたはどう思いますか?
(ライアン)いやぁ、マジ思い出せなかったのよ、でも今の話で思い出したわ。あの犬っころみたいなガキね。ああいう元気のイイ奴ぁ好きなンだがなぁ……早死にしちゃうんだよなぁ、ああいう奴ってサ。
(記者)…………。
クラリシー・クォ・プリスクス33歳。エレゼン族。
ガレマール帝国第IV軍団「魔獣大隊」所属の百人隊長。

高慢な物言いなどから外連味が強くキャラの濃いクラリシーだが、それは彼女の表層的な外的側面、いわゆるペルソナである。
クラリシーが第IV軍団の一員となって約10年、獣王ライアンが認める魔獣使い・ビーストテイマーのひとりが彼女である。魔獣を意のままに操る彼女を皆は「魔女」とも呼んだ。噂によると、彼女はこの世のものとは思えぬ不思議な発音で人外の言葉を語り、その言葉で魔獣を使役しているのだという。いやいや、それは彼女のアンチが流した悪意ある噂だと別の者は語る。クラリシーは「魔女」どころか「聖女」。傷ついた兵士や魔獣のために身体を張って戦うその姿は伝説の軍神にして女神であるグラーディアその人だというのだ。事実、彼女が戦場で挙げた武功は数知れない。
どちらの噂も本当かもしれない。仲間のために誰よりもその身をさらし戦う姿はまさに「聖女」、一方、魔獣を操り容赦なく敵を狩るそれは「魔女」そのものに違いない。いずれにしても、彼女の瞳を視た者はその妖艶な眼差しに魅了されるか、恐れを抱き震え上がるかどちらかなのだ……。

彼女の過去を知る者は極めて少ない。
クラリシーは国境をまたいで旅をする流浪の民であるエシュワ族出身である。帝国支配下では定住政策が進められていたが、エシュワ族はそれを拒否。軍団長ガブラスは折衷案として一定期間兵役に就く者を差し出せば今までの生活を続けて良いと提案。エシュワ族はその条件を呑み若い男性数名を差し出した。クラリシーの夫もそのひとりだ。獣王ライアン配下の魔獣大隊の一員として彼女の夫も参加したが初陣であえなくその命を落としてしまう。結婚からわずか数ヶ月後のことであった。ガブラスに代わりライアンが彼女の元を弔問し、死なせたことを謝罪した。未亡人となったクラリシーは夫の代わりに兵役に就くことで一族からこれ以上の男手を奪わぬよう嘆願し、ライアンはそれを承諾した。以来、彼女は「魔女」と「聖女」の仮面を被りつつ、亡き夫の鎮魂と一族の平和のため戦いを続けている……。
サルトヴォアール・クォ・ソラノス61歳。エレゼン族。旧ランディス共和国マントヴァ出身。
ガレマール帝国第IV軍団「術士大隊」所属の上級百人隊長。

ボズヤ侵攻を果たした第IV軍団は初代ソル帝の命に従い、次なる目標である旧ダルマスカ王国へ侵攻するために準備を進めていた。当時の軍団長バッシュ・ヴァン・ガブラスにとってダルマスカの魔術士隊が脅威であった。毒をもって毒を制する……ではないが、ガブラスは似たような魔術士隊を第IV軍団内に構築することで対抗しようと計画した。まず目を付けたのが、旧ランディス共和国で唯一、魔術を武器とする魔術騎士団を有していた都市マントヴァである。帝国はその支配を受け入れた国家の騎士団を解体し帝国軍に組み直すという手法を採っていたが、それは旧ランディス共和国も同じであった。だが、魔術を脅威として認識していた帝国は魔術騎士団を弾圧。所属していた魔術士たちは死を恐れて各地へ逃れた。ガブラスはそうしたマントヴァの魔術士たちを探したのである。

サルトヴォアールもそのひとりであった。マントヴァ近くの小さな農村でその正体を隠して小さな学問所を営んでいたが、第IV軍団に見つかってしまう。サルトヴォアールはオファーを拒否したが、帝国と似て非なるガブラスの思想を知り興味を抱くようになる。長期間をかけてしつこく、だが丁寧に第IV軍団はサルトヴォアールを口説いた。ある日、学問所に見知らぬ武人がいた。帯剣もせず、護衛もいない初老の武人……だが、サルトヴォアールはその魔術をもってしても倒すことはできないとすぐに悟った。その武人こそバッシュ・ヴァン・ガブラスであった。ガブラス本人と直接言葉を交わす機会を得たサルトヴォアールはその価値観や思想に深く感銘し、忠誠を誓った。

あれから三十余年、妖術士アルビレオの参加により第IV軍団の魔術はより高みへと引き上げられたが、その基礎はマントヴァの魔術士たちである。サルトヴォアールはそれを誇りとしつつ柔軟にアルビレオから魔術を学んだ。そして、ノア・ヴァン・ガブラス現軍団長と共に亡きバッシュの遺志を実現しようとしている……。
シシニアス・マル・ヴェリュータス42歳。ガレアン族。ガレマール帝国ガレマルド出身。
ガレマール帝国第IV軍団「機械化歩兵大隊」所属の技術士官。

ガレマール帝国・超越技術研究所にて魔導技師長アウルス・マル・アシナに師事し、研究員として活動していた。アラミゴ陥落と共に超越技術研究所は解体され、その研究データは帝都ガレマルドへと送られた。シシニアスにも帝都への帰還命令が下るが、もともと古代アラグ帝国が残した遺物や失われた技術を研究対象としていたことから第IV軍団へ転属を願い出た。第IV軍団が以前から「聖遺物」と呼ばれる古代文明の秘宝を収集しているとの噂を耳にしており、さらに帰還命令と同時に第IV軍団からの誘いがあったためである。軍団長ガブラスと聖遺物探索の責任者であるメネニウスはシシニアスの才を認め、またシシニアスもガブラスの思想に感銘を受け忠誠を誓う。シシニアスは第IV軍団の魔導技師長に就任した。

現在はダルマスカ南のバルナード海に浮かぶリドルアナ大灯台から回収した古代兵器や機構の復活を目的に研究を続けている。すでに「労働」シリーズについてはそのメカニズムの調査を終え、新たな魔導兵器として実戦投入できるところまで準備を進めた。シシニアスはそれら新兵器の実戦投入にあたり、そのデータを集めるために南方ボズヤ戦線に赴いた。研究室に篭もるただの学者ではなく、そのデータを自らの目と耳、手で集めるのは師匠譲りといったところか……。
ロフィー・ピル・ポティトゥス19歳。ミコッテ族。ダルマスカ管区バルナイン出身。
ガレマール帝国第IV軍団「術士大隊」所属の選抜兵。

ロフィーは脱走兵である。敵前逃亡は重大な軍規違反であり、帝国軍においてはよほどの理由がない限り「死刑」となる。彼女の場合、実験動物である「モノセロス」を奪い逃亡した。「モノセロス」は術士大隊にとって貴重な実験動物であり、それを隠匿しただけでも問題だが、さらに敵前逃亡したとなれば、見つけ次第、即殺処分されてもおかしくない……いや、そうされるべき大重罪だ。ロフィーもそれを重々承知の上、大隊を離れた……それは何故か?
「魔術」の実戦配備に、帝国軍は消極的であった。その術式はエオルゼアなど他国から持ち込まれたものであったとしても、ガレアン族はもとより「魔術慣れ」していない帝国市民・属州民に合わせた調整は必須である。そのため基礎研究から改良まで、まずは動物や魔獣、妖異を実験対象として試験が重ねられた。
ロフィーは才能ある新人召喚術士であった。魔術を行使するに十分なエーテルを保持し、術式を誰よりも正確にこなすテクニックは同期の者たちより数段階もレベルが上だった。魔術学校を飛び級で卒業したロフィーは第IV軍団に入隊。厳しい訓練を経た後、アルビレオ配下の「術士大隊」に配属された。彼女の任務は新たな魔術の調整と改良であった。ロフィーはボズヤで厳しい現実を知った。その魔術の実験体として多くの野生動物や魔獣、妖異が極めて酷い扱いを受けていたことを知ったのである。
ロフィーは「モノセロス」という一頭の魔獣を、彼女が研究している魔術の実験対象にするよう指示される。「モノセロス」はアンデッドを消し去る「浄化の光」を使う珍しい魔獣である。生息数も少ない貴重な魔獣にもかかわらず、むしろ貴重だからこそ捕らえられ実験対象となった。幾度も厳しい試験を耐えた「モノセロス」だったが、遂に実験による殺処分の許可が出た。ロフィーは自らが創造した魔術が罪深いものであることをあらためて認識した。深い後悔と失望の中、ロフィーは決意する。この魔獣を逃がそう、そして私は帝国を捨てよう……と。
ダボグ・アン・イニヴァシュ推定34歳。ロスガル族。ボズヤ管区シタデル・ボズヤ出身。
ガレマール帝国第IV軍団「機械化歩兵大隊」所属の特殊兵。

高火力陸戦魔導兵器「ヴィジル」及び新型飛行型魔導アーマー「ガブリエル」の操縦者。これら魔導兵器を操縦するために「最適化」された強化兵がダボグである。
帝国で開発された数多くの魔導兵器がダルマスカ管区バルナインに保管されている。これら魔導兵器は魔導技師長シシニアス指揮の下、更に改造を施され高性能兵器として実戦配備されている。中でも「ヴィジル」や「ガブリエル」は操縦者の物理的操作だけではなく精神操作によって、より素早く、より繊細に機動することが可能だ。だが、その操作には強化兵=ハイパーチューンドが必要だ。精神感応力を高め、機械と精神をシンクロさせるために強化された特殊な操縦者が必要なのである。
シシニアス曰く、これはまだ実用に向けた試験段階であり、理論的には完成しているが、生身の人間を用いる以上、どんな危険や予想外の問題が発生するか不明である。それ故、来たるべきダルマスカ・レジスタンスとの全面的衝突に備え、ボズヤで試験しておきたい……という計劃であった。こうした性能実験の被験者として選ばれたのがダボグであった。

ダボグは志願兵ではない。それどころか本来は、第IV軍団と戦うレジスタンスの一員である。
15年前、シタデル・ボズヤ蒸発事変で両親や兄弟を失ったダボグはすぐにレジスタンスに参加した。親兄弟の仇を討つために戦ってきたダボグだったが、2年前の作戦で失敗し、帝国兵に捕らえられてしまう。捕虜となったダボグは二度目の脱走を企てた際、城壁から落下、頸椎を複雑骨折してしまう。誰の目から見ても回復は見込めず、もって一週間という死の宣告がなされたダボグ。
第IV軍団では試験的人体実験を禁止していた。あくまでも実用性と安全性が実証できた場合のみ許可するというルールである。だが、この時、死にゆくダボグの命を助けるという名目で試験的な人体実験が秘密裏に進められたのである。シシニアスらは第IV軍団における捕虜の扱いに関する「最低限の人道的配慮を行う」というガブラスが定めた掟を悪用したのだ。
こうして、強化兵として改造されたダボグは新型魔導兵器の操縦者として戦場に舞い戻った。シシニアスらは「最低限の人道的配慮」をさらに重ねた。かつての同胞を殺すという辛い想いをして欲しくないという理由で彼の記憶を消したのである……。
ユンブ・ピル・ポティトゥス24歳。ミコッテ族。ダルマスカ管区ラヴェンナ出身。
ガレマール帝国第IV軍団「術士大隊」所属の選抜兵。

治癒術士であるユンブはその能力を活かして配下の兵と共に戦場で戦う若者だ。
ガレマール帝国内でヴァリス帝が暗殺され、後継者不在により内乱が始まったことをすでに多くの一般兵たちは知っていた。本国の指揮系統が崩壊し、かつての強固な大帝国が崩壊していく……まさかそんなことになるとは露程にも考えたことがなかった。だが、ユンブは違う。誰よりもガブラス軍団長の思想に傾倒していた彼女は、今がまさに好機ではないかと捉えた。帝国の支配下を逃れ、新たな「王国楽土」を作るのであれば今がまさにチャンス。それは旧ランディス共和国の再興でもなければ、ダルマスカやボズヤの復活ではない。新たな国家の樹立である。
帝国崩壊により未来が見えなくなった兵も多い。属州民はより不安であろう。ユンブは、本国に家族を残してきた者たちに対して帝国を抜け出し、この地に集うよう薦めた。不安からレジスタンスに寄り添おうとする者たちには、連中を我々は必ず駆逐するとその決意を語った。
ユンブがこう考えるようになったのは自らの出自である。「ポティトゥス」は帝国支配下の属州で暮らす「市民権を得たミコッテ」には割とよくある名である。彼女は親を失った孤児であった。ストリートチルドレンとして育ったユンブは自らの境遇を嘆く他の子供と違い、いつか市民権を得て、属州民として暮らすことを夢見ていた。そのためには学問が必要だと考え、学校にこっそり侵入し授業を盗み見るのが彼女の日課となっていた。ある日、福祉局に保護されたユンブは他の子と違い読み書きできたことから予備軍養成所の中等教育機関へと送られる。ここでガブラスの思想に触れたユンブは彼の信者となる。ガブラスを敬畏し、ガブラスのために戦うことがこの国の民を豊かにすると盲信したのであった。
治癒術士となったユンブは、今日も戦場で仲間を助けるためその腕を振るう……。
ミーシィヤ・ヴォートヤシュ29歳。ルガディン族。ボズヤ管区シタデル・ボズヤ出身。
ボズヤ・レジスタンスに潜入した第IV軍団の工作員。

シタデル・ボズヤのスラム街で生まれ育つ。帝国の政策により福祉局を通じて学校へ通うことを許され、学問に励む。成績が優秀だったことから特待生として奨学金の給付を受け、帝都の最高学府に進学。民俗学や史前学などを学ぶ。そのためボズヤの歴史や民族に造詣が深い。

闘神セイブ・ザ・クイーンの復活のためにレジスタンスに「グンヒルドの剣」を復刻させるよう助言したのはミーシィヤである。彼女がレジスタンスを敵に回し第IV軍団に従う理由はふたつ。ひとつはボズヤに残る根深い貧困問題だ。

帝国支配前の小国ボズヤ時代、民の約7割が平均所得の2分の1に満たず、いわゆるスラムで暮らす者は3分の1にも及ぶ。この原因は支配者階級である貴族や大商人たちが富を寡占していることは明白であった。帝国支配後、そうした状態はやや緩和されたが、依然として家を持たないホームレスや親を失ったストリートチルドレンは特にシタデル・ボズヤのような大都市で見受けられた。
ミーシィヤもそうした貧困層に生まれ、スラムで育ったボズヤ人である。幼少期は食事にありつけない日も多く、彼女はゴミの山から少しでも使えそうなものを拾いそれを売るのが日課であった。こうした衣食や教育機会が与えられない極度の貧困状態にある児童を問題視した帝国は福祉局を設置し、児童の救済を進めた。だが、その恩恵に与ることのできた児童は半数にも満たなかった。
ミーシィヤの場合、幸いにも学校に通うことができ、優秀な成績を収めたことから特待生として帝都の大学府へ進学することもできた。だが、ボズヤでは「富める者」がそうした貧困層をまるで社会に害為す者であるかのように扱うのが日常茶飯事であった。面と向かって罵られることは幾度もあったし、物理的なハラスメントを受けたこともある。いつしか彼女は「富める者」を憎むようになっていた。
また、ミーシィヤは最後の女王グンヒルドの血脈であり、その末裔であった。そして女王の悲惨な最期を知っていた。
故に、彼女は「持たざる者」であることと、女王が暗殺されたこと、この二点においてボズヤ社会に対する不信感が根底にあり、「自分はこの社会の一員ではない」という意識が強かったのである。

もうひとつが第IV軍団のイデオロギーである。ガブラス親子は参加する兵に対して求めるのは能力と忠誠心だけだと公言していた。出自を問わず、文化や宗教を問わず、性別を問わず、能力が高く、第IV軍団に対して忠誠を誓うのであれば誰であっても等しく扱う……それがガブラス親子の方針である。これがミーシィヤには魅力的に感じられた。 

そんな心に傷を持つミーシィヤをいったい誰が止められようか……。
ライアン・レム・ヘルソス68歳。ヒューラン族。旧ランディス共和国アンベルク出身。
ガレマール帝国第IV軍団千人隊長。

ガブラス親子二代に仕える勇猛果敢な将。亡きバッシュ・ヴァン・ガブラスと同じランディス共和国出身の戦士。半西紀前のボズヤ侵攻時、十代でありながら百人隊長として任務にあたっていたという。現軍団長ノア・ヴァン・ガブラスを幼少の頃から知っているせいか、未だに「ノア坊」と呼ぶ。

メネニウス配下のボズヤ管区分遣隊に所属。「魔獣大隊」を指揮する。「獣王」の呼び名のとおり、獣使いとして手塩にかけ育てた魔獣と共にレジスタンスと対峙する。
すでに68歳と高齢だが、未だ一騎当千の戦闘能力を誇り、長年の戦場生活で培った用兵術を駆使して襲ってくる。ただし、自ら立案した作戦を無視して単独で出撃することもしばしば。勝つことよりもより強い相手との戦いを好むため、一騎打ちになることも多いようだ。軍略を台無しにする行動を採るせいか上官であるメネニウスから叱責を受けることも。戦闘や戦争が大好きなバリバリの武闘派である。故にメネニウスが好むような謀略・調略の類いが大嫌い。「勇士なら拳で語れ」が口癖。
メネニウス・サス・ラナトゥス45歳。エレゼン族。ガレマール帝国ガレマルド出身。
ガレマール帝国第IV軍団分遣隊長。

情報武官として密偵を束ね様々な情報を収集し、軍略などを軍団長ガブラスに助言する立場にいる。また、ダルマスカやボズヤなど南方属州での聖遺物探索隊をも指揮しており、古代アラグ帝国やイヴァリース王国など、現在の知識では再現できない科学や魔道を手に入れようとしている。
今回、ボズヤ・レジスタンスの大規模な反撃を受け、ボズヤ管区の分遣隊長としてカストルム・ラクスリトレに赴任した。三個大隊を率いており、具体的には獣王ライアン率いる「魔獣大隊」、妖術士アルビレオ率いる「術士大隊」、直属の魔導兵器で武装する帝国の一般的な「機械化歩兵大隊」である。

ガレマール共和国時代、有力貴族としてその名を知られたラナトゥス家ではあったが、祖父にあたるタイラスが当時独裁官だったソル・ゾス・ガルヴァスの皇帝即位を反対したため追われることになる。タイラスは流浪の末に病死するが、その息子ルーシアスが辺境で戦っていた第IV軍団に拾われる。その後、頭角を現したルーシアスはその実力を買われ、バッシュ・ヴァン・ガブラスの副官のひとりとして活躍をした。ラナトゥス家の再興を願うルーシアスはバッシュの勧めでエレゼン族の没落貴族の娘と婚姻を結ぶ。彼女にはすでに息子がひとりいたが、子のいないルーシアスはそれを養子とした。その息子がメネニウスであった。
現軍団長のノア・ヴァン・ガブラスとは幼い時代からの友人であり、ガブラス親子に対する忠誠心は人一倍強い。そのせいか、汚れ仕事を一手に引き受けており、情報武官としての活動はまさにメネニウスが望む仕事であった。そのやり口は冷徹かつ非情であり、軍団内でも「目的のために手段を選ばぬ男」と評された。だが、その実、すべてはガブラス親子のためになればという考えであり、心の奥底に秘めた想いは熱いものである……。

ガレマール帝国が内乱に突入したことでガブラスは宿願であった帝国からの独立という道を選択。それは帝国からの兵站の補充がなくなることを意味しており、レジスタンスとの戦いが長引けば第IV軍団は不利になる状況であった。だが、メネニウスはガブラスのため、新たな「王国楽土」を築くために、兵の消耗を避け、その上でレジスタンスを混乱に陥れる作戦を立案した。そのひとつが「聖剣セイブ・ザ・クイーン」の伝説であった……。
サドル・レム・アルビレオ37歳。エレゼン族。エオルゼア・ウルダハ出身。
ガレマール帝国第IV軍団千人隊長。

メネニウス配下のボズヤ管区分遣隊に所属。「術士大隊」を指揮する魔術士である。古代の失われた魔術に傾倒しており、己が魔道の発展と完成のために捕らえた捕虜を実験台として死なせることもしばしば。敵の命に価値がないと考える冷徹な性格。そのため敵だけでなく味方からも「妖術士」と呼ばれる。

ウルダハでは呪術士ギルドに所属したが、その心に秘めた冷酷さにいち早く気付いた当時のギルドマスターのムムエポがアルビレオを危険分子と判断しギルドから追放した。ウルダハを追われたアルビレオはより強力な破壊魔法や召喚魔法を求めて各地を放浪。帝国が支配するダルマスカ管区にたどり着いた際、第IV軍団が幅広く才能を募っていたことから術士部隊の発足を条件に入隊した。第IV軍団に参加後、ガブラスは約束どおり術士部隊をアルビレオに任せ、この15年で多数の魔術士を育成、ついにはエオルゼア諸国と対等に戦える部隊を作ることに成功した。
メネニウスが指揮する聖遺物探索に興味を惹かれたアルビレオはボズヤ・レジスタンスとの戦いに志願した。その際、古代イヴァリースの聖遺物である「聖石」のひとつをこのボズヤに持ち込んでいた……。
グンヒルド古代ボズヤを統べた女王。

氏族同士の終わりなき争いが続く古代ボズヤ、その争いに終止符を打つべく女王を共立することで統一国家が誕生した。女王の名は「グンヒルド」。それは称号であり、女王を継ぐ者に与えられた。
女王は有力氏族の血脈から選出されるわけではない。神事を司る巫士(シャーマン)たちの中からもっとも有能な者が選ばれるという仕組みで、種族は問われない。だが、実際にはロスガル族から選ばれることが多い。これはボズヤ人を構成する人種分布においてロスガル族が多数を占めるためである。

第三星暦末期、アラグ帝国が引き起こした第四霊災が古代ボズヤを襲った。為政者である有力氏族の長や神官たちは聖剣セイブ・ザ・クイーンの力を解放することで難局を乗り切ろうとした。だが、当時、女王グンヒルドはアラグ帝国との争いで傷を負い床に伏せていた。そんな彼女は命を失うことを恐れた。そこで神官やグンヒルドの剣たちは下級巫士であったヴォートヤシュ氏族の若者を女王へと推挙した。それは聖剣の力の解放と共に死ぬ運命にある女王である。「使い捨ての女王」ならば家柄は低く、平民から巫士となった者で十分と判断したのだ。だが、そんなことを露程も知らぬ彼女は聖剣の力を解放し闘神となった。
第四霊災から民を護った女王であったが、神官たちに誤算が生じた。闘神となったあとも女王は人間の姿に戻り、その闘神の力を自在に制御したのである。為政者たちはその力を大いに恐れた。恐れた彼らはグンヒルドの剣を使って女王の暗殺を企てる。使い捨ての「駒」に過ぎないヴォートヤシュ氏族の女王など生かしておけぬ……というわけである。
彼女はだまし討ちに遭い、あえなくその若い命を散らした。だが、その魂(エーテル)の一部が聖剣に取り込まれたことに首謀者たちが気付くことはなかった……。