その他/【オールバーサーカー】

Last-modified: 2023-12-04 (月) 22:52:58

FF5

FF5のやり込みプレイの一つ。
全員のジョブをバーサーカーにしてクリアすると言うもの。
コマンドの入力が一切できなくなり、ただひたすら物理攻撃を勝手に行うのみという状態になる。
もはや観客視点。
基本的にはボス撃破を主軸に置いており、道中で他ジョブにして逃走したり、アビリティを習得したりはしている。
ジョブ入手後の全戦闘をバーサーカーにした状態でのクリア達成は今のところない……はず。


コマンド入力ができない状況では戦略も何もない……と思いきや、
FF5の武器は特殊効果を持つものが非常に多く、それらを装備するためのアビリティも豊富であり、
○○装備のアビリティさえあれば装備できない武器はほとんどない。
特殊効果も極めて豊富で、単純な属性や追加効果、果ては剣の舞乱れ撃ちまで使える。
通常プレイではアビリティを活用した戦術の豊富さに埋もれがちだが、
FFシリーズ中でも個性化が極まっているFF5の武器を最大限に活かせるプレイである。
ただ、それを以ってしても茨の道であることは間違いない。


SFC版ではバーサーカー時にチキンナイフの「とんずら」が発動するとバグが起こるので、
チキンナイフを使う事が出来ないのも問題かも。

  • SFC版のみ全員がバーサク状態だとLR逃げが使えなくなるが、この状態でとんずらが出ると処理が矛盾してしまうのが原因。
  • PS版からこのバグは修正された。

序盤は1.5倍の攻撃力に相手の防御力を1/4にして計算するという特殊効果付きで
通常プレイでは与えられないような大ダメージを叩きだす事ができ痛快。
しかし終盤になると徐々にキツくなっていくのは制限プレイの常識だろうか。
現時点ではアビリティを有効に使えば、マジックポット含め全ての敵を倒すことができるのだが、
そのためにはあらゆる仕様やバグ技(?)を知っておかないといけないので、軽い気持ちで挑むと泣きを見ることになる。

  • また、左手ダンシングやデスベホマなど、他のプレイでも有用な技ができたのもこのやり込みである。
    サンドウォーム戦が鬼門」なのは、このやり込みプレイヤーの常識。
    (これを含めたダミーターゲットも勝手に殴ってしまう)
    • それに比べると第2世界はものすごく楽である…。

マジックポット(HP65255、防御力255、素早さ2、回避95、開幕プロテス)もオールバーサーカーで撃破可能。

  • SFC版でバーサーカーによる9999ダメージが可能かどうかを検証。
    二刀流・エルメスの靴装備・バーサーカーファリスにダンシングダガートールのハンマー(攻撃力81)を装備させると、HP全快までに最低2回、時々3回攻撃する。
    この状況下で確認のため、調合によりレベルを99に調整すると、剣の舞時ハンマーで防御を1/4化させプロテスを突破し、必中ダメージ9999を叩き出す。
    (トールのハンマーはたまたま手元にあった+盗みで量産可能だったため)
    • つまり、SFC版は純粋にレベルを上げるのが大変だが(地道にやるなりオートレベルアップを使うなり手はある)、検証の結果レベルを上げたバーサーカーなら必中9999ダメージを出す事は可能と言える。
  • SFC版は乱数固定の問題がある上、あくまで理論値上の計算かつ斧系は攻撃力50%になるとカンストに到達しないが、
    ダンシングダガーもシャドーダンサーから盗んで増やしてLv99の全員同じ装備でかかれば撃破可能なはず(最大で9999x4人x3回)。
  • GBA版以降は実際にレベルを99にするのがはるかに容易、
    かつ攻撃力133のアースブレイカーが追加されているので攻撃のバラツキも気にせずカンスト7回が達成可能。
    • 弓矢装備よいちのゆみを装備した場合も、
      回避半減とクリティカルの防御無視で6000ダメージほどをLv99で与え、素早さ補正により回復まで3回攻撃となる。

過去に、週刊ファミ通1993年2月19日号の「FF5の鬼 やりこみゲーム外伝」という記事で、オールバーサーカークリアーが受賞したこともある。
しかし、応募した録画がどうやらビデオカメラによるテレビ画面の直撮りだったらしく、編集者からは「その鬼のような根性に10000ガバス~! と言いたいところだが、画像が悲しいので5000ガバス。つぎはライン録りにしよう」とコメントされていた。
やりこみと関係ない要素で評価を下げるのは如何のものかと、今考えると思う。

  • あの企画はやりこみと関係ないところで評価を変えるのがちらほらある。
    • 某なんたらクエストのやりこみの投稿について
      「背景がラストダンジョンだったのが残念、普通のフィールドなら良かったのに。編集しないと載せられない」と苦言を呈していた。
      評価減点になっていたかまでは覚えてない。
    • 雑誌である以上、厳密には「やりこみプレイ」ではなく「やりこみプレイを紹介する記事のネタ」を募集しているはずなので、「記事として見栄えが良くなければ減点」は妥当であろう。

GBA版では亡者の巣窟までちゃんと制覇されている
耐性残存バグが利用できない連戦というのが辛い。

  • スマホ版でも亡者の巣窟の制覇を確認

スマホ版での仕様変更。
1.バーサーカーでも逃げられるようになった(GBA版からの変更)。
2.二刀流ダンシングダガーでの剣の舞

この二つを使ってHP2万のストーカーを開幕の一撃で倒せるようになった。
レベル40台バーサーカー一人で9.375%の勝率。
仕様変更&バグ修正で使えなくなった技も多いが、同時に新戦術の可能性も広がったのを忘れてはいけない。

バーサーカー一人旅

PS版では、「バーサーカー縛り 一人旅」なるとんでもないやり込みがあり、
オメガ4610戦目で初勝利という偉業を成し遂げている。
しかしネオエクスデスにはどうしても勝てなかったらしく、
ネクロフォビアの撃破から一年後にHPにおいて
「バーサーカー一人でネオエクスデスに勝てるわけがない」という文句を残し、その後HPも閉鎖されてしまったのだが…。

2008年にやり込みを開始し、3年の失踪を経て2012年に再開、
そして2013年3月16日、約4年7ヶ月を経て遂に偉業が達成された。


GBA版でバーサーカー1人旅を試してみたが、素早さが異常に高く、かつターゲットが3つ以上存在する隠しボスが多いため、難度が桁違いに高い。
雑魚ボスと言われるガーディアンでさえ、本編ボスの比ではない。
少なくとも各ボスの勝率は、数千~数万分の一ほどだと思われる。

  • またアルケオデーモン戦は、こちらがアビリティ版バーサクを付けたすっぴんを解禁し、
    ワンダーワンド→リフレク発動でデスを封じたとしても、
    その後すぐにワンダーワンドのディスペルが発動し、敵のリフレク状態を打ち消してしまう。
    • そして敵は常時プロテス状態であり、
      例えLv99で最強状態のチキンナイフで攻撃してもディスペル発動までにボスのHPを削りきれないため、
      アルケオデーモンをバーサーカー(厳密にはアビリティ:バーサクをセットしたキャラ)一人で撃破することは困難である
  • 相手はこちらの打撃に対し魔法のデスを使って回復してくるので、そのMP(50000)が枯渇するまで生き残れればあるいは…。
    • ワンダーワンドでアスピルが発動すればアンデッド体質で逆に吸収し、MP9999になるのが確認されている。少なくとも50000まで粘る必要はない。
  • 余談だが隠しダンジョンのギルガメに関しては、源氏の盾が使用できるのがポイント。
    小人・源氏の盾・エルフのマントで回避率を極限まで高め、
    ロッド装備癒しの杖でダメージを与えることで、レベル1バーサーカー一人で勝利可能。

FF5(iOS/Android版)

亡者の巣窟のオールバーサーカー制覇を確認
パーティーの一人をデスシックル装備の小人ゾンビ、他3人をボーンメイル装備によって回復させる。
全員原則エルメスの靴がアクセサリ、アースブレイカーの二刀流とチキンナイフが基本武器。フォースシールドの全属性無効も有用。
隊列ごとの狙われやすさが仕様変更されたので、1.5倍の確率で狙われる先頭にゾンビを置く。

  • ネクロフォビア(第6グループ)は3人の弓矢装備「疾風の弓矢」による乱れ撃ちで後列のバリアと共に撃破可能。
  • 全てを知る者ストーカーの連戦(第5グループ)は二刀流ダンシングダガーx2の剣の舞x2でオートプロテスを突破し全てを知る者を一撃、ストーカーは疾風の弓矢の乱れ撃ちで後列から引き戻して勝利を確認。
    ハリカルナッソスクルルルル!は蛙になった後ターンが過ぎるまで耐え、再度クルルルル!を使って戻されるのを待つ。
    • 必ずしもメイジマッシャーのサイレスに頼る必要はない。
      アビリティ「弓矢装備」で素早さが上がるので、初手を取らせないよう弓矢組からエルメスの靴を外す。
    • ダンシングダガー二刀流はダメージがギリギリなのでLv99付近限定。
      レベルを下げてもメイジマッシャー二刀流で初手、残り一~二人が弓矢装備で突破出来る。
      • メイジマッシャー+ちょこまかうごく+全員エルメスの靴&弓矢組で、二刀流の代わりに各員の回転率を上げても突破を確認(これが一番楽)。

アルケオデーモン(第3グループ)はエルメスの靴非装備者にワンダーワンドを持たせ(事前に発動魔法をコンフュあたりまで調節しておく)、
リフレクをかければ、デスべホマを封じてディスペル発動までに倒せる。

ストーリー攻略における次元の狭間のネクロフォビア、および孤島の神殿のストーカーも同様の戦略で勝利可能。


GBA版の知識も応用すれば、オールバーサーカー縛りによる全ボス撃破はスマホ版も可能と思われる。
オメガ・オメガ改サークル必中(イージスの盾も不可)・耐性残存バグ不可・左手ダンシング不可・戦闘不能ゾンビ不可に変更されたので、
ゾンビ(フレイムタン装備)盾頼りと炎の指輪アトミックレイ吸収でしのぎつつ、
弓矢装備「与一の弓」(命中90、クリティカル確率30%)の回避率半減・クリティカル9999ダメージを6回(改は7回)当てる運頼みになると思われる。
デルタアタックの石化は防げない。

  • 与一の弓なら素早さを上げつつ発動カウンターが2回に抑止できるのでベスト。期待命中率は約13.5%。
    スマホ版から波動砲も魔法回避で回避できるので、ミールストーム回避も兼ね最も高い魔法回避は茨の冠(10%)+ボーンメイル(10%)+炎の指輪(5%)。
  • 次点は疾風の弓矢25%(命中無視みだれうち)、約8000ダメージ、カウンター4回。
    ダンシングダガー+アースブレイカー剣の舞12.5%(カウンターは封じられないので反撃が出来るだけゾンビに当たるのを祈る)、9999ダメージ、カウンター4回。
    • 攻撃役は2人にするか、ゾンビ3人・与一の弓にするか。
      後者はデルタアタックが攻撃役に当たると死ぬが、総カウンター数半減が魅力なのでゾンビ3人がよいだろう。茨の冠のスリップも波動砲の回避10%アップの方がより重要。
    • オメガはHP55530、回避95。オメガ改はHP65000、回避100。サークルは2回目のカウンター時1/3の確率で選ばれる。

戦闘不能ゾンビが可能だったら、隊列の効果と併せてずっと簡単に突破出来たのだが…。


神竜撃破はオメガ撃破よりもはるかに簡単。

  • 全員に珊瑚の指輪を装備させ、一人はアビリティ「ロッド装備」で力の杖を装備させバーサクさせる。
    バーサクの発動率は99%、かつ発動すれば必中なのでミラージュベスト不要。
    もう一人はアビリティ「弓矢装備」で暗闇の弓矢を装備しバーサク後の神竜を暗闇化させる。
  • 残り二人は攻撃役。一人はミラージュベストを装備して打撃への保険を掛け、アビリティ「竪琴装備」でアポロンのハープ装備。
    最後の一人はアビリティ「鞭装備」あるいは「槍装備」で源氏の盾による打撃50%回避と兼用しつつ竜族特攻武器。

SFC版、スマホ版共に一発クリアを確認。運も若干絡むが確実にすぐ勝てる。
オワゾーラールのレア枠からミラージュベストをもう2人分用意すればさらに安定する。
スマホ版の場合はバーサーカーの1ターン休みが存在しないため全員エルメスの靴で決まり。勝率はより向上する。


旧スマホ版ではバーサーカーの仕様が「先頭の敵を攻撃する」という仕様に変更されている。
オートで動くバーサーカーがどの敵を狙うのかがあらかじめ判っているというのは、他の仲間がサポートを行う上で有益なのは確かなので、先頭の敵狙い固定になったはむしろ良調整ではある。


サンドウォームは見た目通り確率1/3&前列後列判定ありになったようで、撃破しやすくなった
スマホ版バーサーカーが後ろの敵を攻撃できる手段としては、
1.大地のハンマーによる地震(発動率25%)
2.刀装備風切りの刃によるかまいたち(発動率12%)
3.弓矢装備+疾風の弓矢による乱れ撃ち(発動率25%)
がある。
このうち1はアビリティ無しで使えるが、よりによってストーカー・ネクロフォビアのバリア共に地属性だけ無効なのが痛い。
なのでボス対策としては2・3のいずれかを用いるしかない。
2は盾と併用して守りを固められるが、技の発動率は3の方が高い。

  • 結論として、「先頭が無敵のモンスターパーティはバーサーカーのみでは撃破不能」というのは誤りと言ってよいだろう。

FF7

ゴンガガ村怒りの指輪を3つ購入後、擬似オールバーサーカーをすることができる。
魔法はもちろんリミット技も使えないのでかなり厳しい。
それでもFF5よりはマシな難度ではあるが。