FF7
FF7序盤でエアリスに女装させられてしまったクラウド。別名「骨太のおなご」。
よりにもよってメインイベントの1篇であるため、否応なくクラウドはクラウドちゃんになってしまう。
FF7序盤、ある理由からドン・コルネオに接触することになったクラウド一行。
しかし、心優しいエアリスをウォールマーケットの顔役にして、ド助平ヒヒじじいであるコルネオに接触させたくない。
そう思い悩むクラウド。その時エアリスに電流走る――
「クラウド、女の子に変装しなさい。それしかない、うん。」*1
エアリスにこの提案を上げられた時はクールで通していたクラウドもさすがに狼狽していた。
しかし結局エアリスに押し切られて女装をすることになるのだが…この時、コルネオの好みに合わせ
で完全武装し、コルネオと接触すると…。
あろうことか、コルネオの「今夜のお相手」にクラウドが選ばれてしまう。
もちろん性的な意味で!
ランジェリー】]]
- ステータス画面のキャラアイコンまで専用の物に変更されるという無駄な気合いの入れっぷり。コルネオの館イベントまでの短い期間だが、ここのアイコンが変更されるのは7では彼だけである。
元から諦めていたからか、こうなると凄い勢いでコルネオを誘惑し、なんとキスまで持ち込ませてしまう。
もちろん未遂なので諸賢諸侯は安心して賢者タイムに入ってもらいたい。
エアリスが妬け、ティファに至ってはクラウドであると気づかず、用心棒兼部下でさえ欺いたこの女装。
シリアス色が強いFF7の中にあっても、いやFF史上でも屈指の迷イベントであり、その衝撃度はとてもとても強い。
- 実際には完全武装させる必要はない。
各アイテムごとに評価点が決められておりカツラ、ドレス、ティアラ、コロンが1or3or5点、ランジェリー0点、化粧1~5点(ランダム)という配分になっている。 - これらから合計19点以上を獲得すればクラウドに決まる。
実際やってみると、蜜蜂の館を丸々飛ばす場合は、ほか全てでパーフェクトを達成させなくてはならない(例えばティアラだけルビーのティアラにしても18点であり、化粧をしなければ19点に到達しない)ので、
19点に届くのは意外に難しいのがわかるだろう。- なお、ビキニパンツの評価は0点。入手の経緯から考えて男性用と思われるので、女装の役には立たなかったのだろう。
- そもそも裸審査は無いのでパンツが影響するはずは無い。(ランジェリーは体を締め付けてスタイルを作ったりする効果があると予想される)
- 生地薄めのセクシードレスを着ると、ある程度中が透ける……とまではいかなくてもこう、分かり易くなってしまうのでそれなりのモノを着ていないとバレる危険性とかを考えたんじゃなかろうか多分。
- さらに没イベントでは、○○柄のパンツ(意訳)という、いわゆる女児向けキャラクター柄が用意されていた事がわかっている。
つまり下着も男物・女児・セクシーの三択であったが諸事情により外されたという事になる。
- なお、ビキニパンツの評価は0点。入手の経緯から考えて男性用と思われるので、女装の役には立たなかったのだろう。
- この女装イベントといい、ゴールドソーサーでのイベントといい、物語の約3分の2が別の人格を演じていたりと、クラウドはFF界きっての演技派主人公じゃないだろうか。
- 演技派(思い込み系メス男子)って事ですね。わかりますw
スラムの濃い世界と相俟った衝撃過ぎるイベントのためか、後のFF7スピンアウト作品でもネタにされている。
あまりにも本気すぎる化粧、濃すぎる化粧集めイベント、入手場所が場所であるランジェリー、
選定者であるエアリスを差し置いての美女認定、
その後のベッドシーンとベッドトーク等…その筋の賢者のボルテージは上がりっぱなし。
ある意味、「男の娘」ブームの萌芽であるともいえよう。
- しかし現実では女性がクラウドを演じる*2ことが多い、という逆転現象が起きている。
- そりゃ♂がティファなりエアリスなりのコスプレしたらキモいだろう…。
- ティファなら筋肉的に男でもでk…。
- 余談だがクラウドの中の人はセフィロスの中の人主催のイベントでメイド姿・女子高生姿・アゲハ嬢姿を披露したことがある。
(セフィロスの中の人など他の男性声優も一緒に。メイドの時はオニオンナイトの中の人・ザックスの中の人も一緒にメイドになり、ザックスの中の人は女子高生・アゲハ嬢の時も一緒だった)- さらにそのイベントではエアガイツ版セフィロス中の人やエアガイツ版クラウドの中の人、バッツの中の人も女装したことがある。
ちなみにコルネオに選ばれなくなる(ティファかエアリスが選ばれる)アイテムも含めると
- ブロンドのカツラ>チャパツのカツラ>クセゲのカツラ
- シルクのドレス>サテンのドレス>コットンのドレス
- ダイヤのティアラ>ルビーのティアラ>ガラスのティアラ
- 消化薬→セクシーコロン>消臭薬→フラワーコロン>消毒薬→コロン
&ランジェリー、ビキニパンツ
になる。
そして各カテゴリーごとにかなりアレな方向につっこんだ入手イベントが用意されている。
必須とはいえ物語的には脇道のイベントに、これだけ用意したスタッフの熱意に脱帽。
- とはいえ、実際は最低でもドレスとカツラさえあれば事足りたりする。
その場合コルネオの相手には選ばれなくなるが、その部下やソッチと戦える。
上っ面だけで済ませるか見えないところまでこだわるかはプレイヤー次第。 - FF7にモンスター図鑑が無くてよかった。
もしあったら、「ソッチを図鑑に載せる」ことと、「最高レベルの女装グッズを揃える」ことと、
どっちかで悩むプレイヤーが続出したことであろう。
因みに5年前の回想時の宿の主人も「クラウドちゃん」と呼ぶ。
誰か主人公の呼称の方にも書いといて。
クラウドはこの状態でどうやってバスターソードを持ち歩いていたのか、という地味な謎もある。
RPGで突っ込んだら負けと言えばそこまでだが、それだけならまだしも、クラウドは女装を解いた途端普段の恰好に戻る。
つまり、ドレスの下にいつもの服を着込んでいた事になるが、ズボンまで穿いておいてよくコルネオにバレなかったものである(というか下着類の意味がない)。
そもそも肩当はドレスの下に仕込むには致命的ではなかろうか。
- メタ的に考えて、単に通常時のグラフィックを流用しているだけで実際は半裸姿という解釈も出来る。……が、その場合でも剣の出処は謎である。
- DQに比べFFは初期から「その武器防具何十個もどこにしまってんの」の世界なので…。
- FF8では、武器防具に関しては解決されている。
- DQに比べFFは初期から「その武器防具何十個もどこにしまってんの」の世界なので…。
クラウドちゃんのままウォールマーケットのそとに出ようとするとエアリスが制止するが
そのときの台詞が
エアリス「わたしはかまわないけど」
クラウドちゃん「…忘れてた」
これは普段着の上からドレスを着ていたからなのか、
それとも女装になじんでしまったからなのか…。
解体真書で、ティファがクラウドの女装の件についてぼやいていた。
ノリノリで女装してる上、あまりに可愛くなりすぎて本物の女性である自分を差し置いてコルネオがクラウドを選んでいることに相当ご立腹な様子。
リメイクで、クラウドちゃん、どう「リメイク」されるんだろう…。
「途中で逸れた幼馴染を見つけたと思ったら何故か女を連れ歩いていた上にその女が自分に接触してきた」というティファ視点では修羅場もいいところなエアリスとのファーストコンタクトが、
ティファとエアリスが意気投合するというオチになったのは間違いなくクラウドちゃんのおかげである。
…ティファとのファーストコンタクトで発生するであろうトラプルをより強烈な要素で回避するためにクラウドを女装させたのだとしたら、エアリスおそるべし、である。
FF7R
分作一作目が「ミッドガル脱出」までのストーリーなので、当然健在。
2020年01月31日にテーマソング「Hollow」発表記念トレーラーにてお披露目になった。
【視聴覚室】
(1分13秒から該当シーン)
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- 突然のダンス対決(色んなところでミニゲームがお約束のウォールマーケットなのでコレはまだマシか)、からのステージ上でお着替え&化粧。
最終面接では一人だけ骨太さを確認され、3人×3種のドレスがどの組み合わせになっても今夜の嫁に選ばれるクラウドちゃん。
うん。FF7はリメイクしてもFF7だった。 - ドレスのデザインは3種類用意されており、なんでも屋のクエストを誰から依頼されるかによって、クラウドの着るドレスが変化するというシステムに変更された。
- また、ダンスを終えて蜜蜂の館のスタッフによる女装が行われた後、クラウドの座っている椅子周辺が上昇し、
その場にいる観客や手揉み屋たちの前に派手な演出と供にその姿を堂々と晒されてしまう。
アニヤンの「美しさに性別は関係なく、心持ち次第」という考えから原作のように女装がバレて蜜蜂の館を出禁にされることはないだろうが……クラウドの羞恥心は原作以上に高まっただろう。
しばらくはウォールマーケットを歩けなかったに違いない(本編ではそれどころじゃなかったけど)。- リメイクでは原作とは異なり蜜蜂の館でショーの一環として女装させてもらう形なので勿論出禁にはならず、プレート落下後のチャプター14にて再度ウォールマーケットを訪れた際に蜜蜂の館に行くと、
「今夜のステージに出演していただけませんか?」「クラウド様ならいつでも大歓迎でございます」と言われる。
- リメイクでは原作とは異なり蜜蜂の館でショーの一環として女装させてもらう形なので勿論出禁にはならず、プレート落下後のチャプター14にて再度ウォールマーケットを訪れた際に蜜蜂の館に行くと、
- ちなみに蜜蜂の館から出てきた直後はエアリスを操作することになるが、クラウドに話しかけると無視する上に絶対にこっちを見ない。
感想を言おうとすると何も言うなと牽制してくるあたり、その羞恥心はもはや黒歴史レベルなのだろうと伺える。 - その後なんだかんだでティファと合流した際も、女装に気付いたティファに対して「感想はいらない他に方法が無かった」等と早口て捲し立ててそれ以上の追及を拒む。
5年間寝てたクラウドは精神年齢的には高校の文化祭で無理やり女装させられたようなものだし、ね。
本作の発売記念の一番くじのG賞のミニフィギュアのシークレットでまさかの立体化を果たした。見た目は原作本編のディフォルメされたポリゴンの姿。
しかしシークレットであることやクラウドちゃんの人気もあって某フリマアプリ等では高値で取引されている。
前述の通り、女性キャラのドレス追加の例に漏れず女装のドレスも追加された。
- なんでも屋クエストをサムから依頼され、クエストを全てクリアした場合のドレス
- 原作通りの三つ編みエクステで、ピンクのリボン付き。
リボンの付いた黒のカチューシャ、ブルーのコルセットにダークパープルのロングパニエとゴシックな雰囲気のドレス。
二の腕から手首はシースルーで覆われているあたりに骨太のおなご感があるような、ないような…。- サムが用意したらしい。
「やっぱ締めるとこ締めて出すとこは出すとぐっと色気が―」
「ふん。単純な男だね」
- サムが用意したらしい。
- 原作通りの三つ編みエクステで、ピンクのリボン付き。
- なんでも屋クエストをマダム・マムから依頼され、クエストを全てクリアした場合のドレス
- 淡いアイスブルーの色味と黒のレースが印象的なフリル多めのガーリーなドレス。バックには大きなリボン付きで更にガーリーに。
白いティアラと黒いチョーカーの装飾の宝石はクラウドの目の魔晄色とお揃い仕様になっている。
ちなみにエクステは軽くウェーブのかかったロングヘアものに変更される。- マムが用意したらしい。
「にしてもなんで女ってのはこうゴテゴテと飾りたがるんだ?」
「あんたには一生わからないだろうさ」
- マムが用意したらしい。
- 淡いアイスブルーの色味と黒のレースが印象的なフリル多めのガーリーなドレス。バックには大きなリボン付きで更にガーリーに。
- なんでも屋クエストを一切クリアしなかった場合
原作の項にもある「クラウドはどこに装備を隠していたのか」という疑問については、
今作ではエアリスとティファがコルネオの部下の溜まり場から脱出する際にコルネオの側近であるはずのレズリーから全員分の装備を返してもらい(彼のこの行動はアニヤンの手回しによる)、
それを持って二人がコルネオの寝室に駆けつけるという形で解消している。
…とまあここまではいいのだが、そこからクラウドが自らの正体を明かす際にあろうことかその場で生着替えを敢行している。
それもコルネオのみならず女子二人の目の前で、である。
もちろんクラウドの着替え中の様子は画面に映らずコルネオの表情がどんどん歪んでいく様は見物ではあるが、それを眺める彼女たちの反応も少し見てみたかった気もする。
DFF・DDFF
まさかの参戦。DFFスタッフの中には大賢者様がおわすようだ。いいぞもっとやれ!
「女装セット」として、「ブロンドのかつら」「シルクのドレス」「セクシーコロン」が登場する。
また、なぜか腕防具として、このイベントに関連する施設「蜜蜂の館」の「会員カード」も登場する。
また、このセットを装備することによりコンビネーション効果「蜂蜜の色香」が発生する。
蜜蜂の館からのミッシングであろうが、よりによって女装セットにあの名前を冠するとは…いいぞもっとやれ!
しかし、残念ながらクラウド以外には(なぜか)ケフカしかこの女装セットを装備できない。
だが、その名前と上記由来から出場する男性キャラクターに女装させたいと思う諸賢諸侯・紳士淑女も多いようだ。
- 男性キャラクターのほとんどが装備できないのはわかる。
だがなぜクジャを差し置いてケフカなのか。なぜケフカなのか。- 装備できるかの基準は「趣味」で、ケフカはそういう趣味がありクジャにはないんだと自分は解釈した。
- バッツが装備できなかったのは幸か不幸か。
FF5ファンはそういう趣味がなくても「すっぴんである以上は何でも装備できるべきだ」と機械的に考える奴が意外と多い。
これを装備すればクラウドの見た目が…と期待した奴は多いはず。
ぜひFF7AC並みのクオリティで見てみたい映像の一つであろう。
- もし実現した暁にはフリオも「…ゴクッ…」と言う事間違い無しであろう。
- 顔面と身長だけならともかくクラウドは肩や腕、胸板といった体付きはかなりごついので、実際3D化したらかなりきついんじゃないかと思う。
- 多分ジョセフ・ジョースターがテキーラ酒を持ってきた時みたいになるだろう。現実はそんなに甘くない。
- ↑、↑↑、そりゃ「骨太のおなご」なんだからごつくないとダメでしょ。
むしろそのゴツさ込みで女装してもらって、ギャップ等を確かめたい。
- ↑、↑↑、そりゃ「骨太のおなご」なんだからごつくないとダメでしょ。
- 顔面的にも化粧無しではけっこうキツい気がする。
- ファンの手によって女装コラが結構な数作られているがそれを見た感じ顔面だけなら化粧無しでも割と行ける気がする。
DDFFではクラウドのDLC候補に『クラウドちゃん』の衣装を提案したスタッフもいたらしい。いいぞもっとやれ!
本作のクラウドの画像を元に絵を描いて提案したそうだが、願いかなわず却下されたようだ。実に惜しい。
結局クラウドのDLCはKHバージョンの衣装が採用された。
ところでKHコスについて野村氏は最初、「あれはKHの衣装だから」と反対していたらしい。
最終的にはスタッフの要望もあって通したらしいが、
仮にKHコスが不採用になっていた場合は『クラウドちゃん』の採用も無くはなかったかもしれない。
- その前に神羅兵の服装が採用されると思う、多分……。
DDFFの追加OP映像でクラウドのアップが一場面あるのだが、
この時のクラウドの顔は頬がポテッとしてて妙に女の子っぽい。クラウドちゃんよりなのか?
(DDFFのアルティマニア:アクション編のクラウド紹介文のCGが該当箇所)
しかし腕の筋肉はムキっとしててギャップが凄い。そりゃあんなデカブツ扱うんだしなぁ。
- よく考えると、クラウドちゃんは思考を読み取って擬態するジェノバ(セフィロス)細胞持ちだぞ。
きっと骨はともかくとして肉付きは違和感なく女性に見えるよう変形しているに違いない!!
(骨が変形するときはすごく痛い…が、筋肉が落ちるときは痛みがないため)