FF1(FC版)
FC版FF1の魔法やアイテムを選択したときの説明文。
面白い文章になっているのだが、リメイクされてから味気ないものになってしまった。残念。
- めざめのくすり
にげー! なんて にがい くすりだ!! - スタールビー
でっけえ ルビーだことっ!! - ダテレポ
まいごになった……でれない……つらい……
そんな あなたのための ワープまほうです! - ストナ
いしに なってしまうなんて はっきりいって
みんなの おにもつです。さあ なおしましょう! - コテージ(フィールド以外)
ここでは コテージは おおきくなれないんです。
ほかでねっ! - カヌー
かわを わたれるって すばらしい!!- なお、上記カヌーは、通常のプレイにおいてアイテム欄に表示されることはない。
- ねずみのしっぽ
なんか くさくないか これ?! すてちまおうか?
いーや まずいんじゃない! - きんのはり
そんなに かたくなちゃって……!?
いまもとに もどしてあげますよ! だれかなー? - レイズ
げげっ しんでしまった! でも しんぱいなく。
このまほうで いきかえらせましょう! - どくけし
どくだなんて かっこわるいですよ! さあ
このくすりで なおしましょう。だれですか? - ポーション
HPを かいふくしてくれる くすりなんです。
さて だれに ぬったげましょか? - フィールドや街中で使えない魔法を使おうとしたとき
こんなところで ほんとうに つかうんですか?
やめて おきましょうよ。
井戸を調べた時、武器屋などのメッセージとも合わせて、
FF1には事務的な説明にとどまらないメッセージが多く、のびのびしたテイストを与えている。
- 他にも「すんだ みずに かおを うつしてみましょう……
まあ!きたない!さあ このみずで かおを あらって! あらって!」
「おもたそーう あんた それいじょう もてないぜっ!」
「あなたたち みずのなかで いきができるの?すっごおーい もう かんどおーっ!」
「おとうさんがやってる みせに よってね!」
「おれが こわくないのか? ほほー かんしん かんしん」
など、生活感のある親しげでコミカルなテキストが多い。 - 初々しいというか素人くさいというか、さすがは初期のゲームだけあるという感じである。
フリーゲームなどにありがちな説明文であるとも言える。
良くも悪くもおおらかな時代だったのだろう。- 近年ではDFFシリーズの説明文でもコミカルなものが多数見うけられる。説明文を考えるときに、FF1を意識したのかもしれない。
- シナリオが進むにつれ噴水に映る汚い顔がどんどん精悍な顔つきになっていくのかと思いきやそんなことはなく、ずっと汚いまま。光の戦士たちのご尊顔は戦いの日々で常に汚れている。
- 正確に言うと実は和製RPGの始祖といえるウィザードリィなどでも、こうした何処と無くふざけているような、ラノベから萌えを取ったような温かみのある文章が多かった。
某世界樹などで勘違いしている人が多いが、当時こうした表現は別に珍しい物でもなく、一見真面目に見えてこっそりとギャグを仕込むようなセンスのあるテキストは当時では普通のものだった。
硬派漫画の筆頭とされる北斗の拳などでも、実は初期の方で全裸で登場するライバルや服を剥ぎ取られる女など、今見るとアレな表現も実は多く、D&Dの流れをくむ初代FFの文章がこうした文面になるのは別におかしな事ではなかった。
- 正確に言うと実は和製RPGの始祖といえるウィザードリィなどでも、こうした何処と無くふざけているような、ラノベから萌えを取ったような温かみのある文章が多かった。
- 一方でGBA以降のリメイクでは池や井戸以外でのこうしたメッセージは消されてしまった。残念無念。
Wiiのバーチャルコンソールではそこらへんもしっかり再現されている(厳密に言うとまんま移植しただけ)ので興味があるなら見てみよう。
Wolさんが言ってるかと思うと…
- に、にげー!とか…。
- あの4人の中にはデュ○君みたいなキャラのWOLさんがいるんだろう。そう思いたい。
誰が誰に喋ってるのかよく分からない。
会話風なのもあれば、明らかにコントローラー持ってる人間に話しかけてるのもある。
カ○ビィのコピー能力の説明文みたいだ。
河津神が関わっているからかも?この流れはsagaシリーズにも継承された。
ポーションって塗るものだったのか…飲料品として出したメーカーには猛省してもらいたい。
…いや、最初に出たあれはもしやこの「塗り薬」としてのポーションを再現したものなんて事は……
- 明らかに善意で塗るような言葉遣いでないのでいたずらで塗りつけようという気なのかもしれない
残念ながら、ピクセルリマスター版でも再現されなかった……。