凍える北極の風を魔道師が結晶にしたもの。氷の魔力を秘めている。
相棒は南極の風だが、こちらのほうが登場は遅い。
南極共々、FFワールドに北極なんて場所が存在するのかは謎である。
北極と南極では南極の方が寒いのだが、何故か威力はこちらの方が上。
「ファンタジーだから」という事にしておくのが良いのかも知れない。
- 語感的に「北」のほうが寒そうだからだろう。
- そもそも南極のほうが寒いというのは地球での話(北極と違って大陸があるから)。
- 天体における極点を指す用語なんだからFFワールドに無いなんて理屈は無い。
- しかし、北に進むと南から出てくるFFの世界でそもそも世界は極点を持つ天体なのかという疑問はある。
FF3
シリーズ初登場。南極の風の上位アイテム。
攻撃用アイテムの一つ。使うとブリザガの魔法を発動する。
ブリザガの効果は魅力的だが、入手時期が遅いため南極の風ほど重宝しない。
FF3(DS・PSP・3D REMAKE版)
3DR版ではアイテムの威力が知性1の状態ではなくなり、
使用者の知性なので威力が上がった。ちなみに乱数調整でも入手できる。
炎の洞窟に行く前に、アーガス城でコレを入手してアイテム増殖技で増やし、サラマンダーに使うと楽。
- ガ系魔法のアイテムとしては最も早く手に入る。
FF3(ピクセルリマスター版)
ブリザガがギサールの魔法屋に戻ったので、火クリ開放前でもそれほど重宝しなくなった。
また、ルーンの杖の効果もブリザガに戻った(しかも威力も使用者の知性に判定というオマケ付き)のでMP無消費連射目的ならさほど必要ではなくなった。
ただし、学者が使うとダメージ2倍効果は健在なので、単純な火力だけならこちらが上である。
FF4
攻撃用アイテム。使用するとブリザラが発動する。
魔法がMP制に変わり、MP回復手段が豊富なFF4において、果たしてどれほどの利用価値があるのか……。
神々の怒り、ボムの右腕がドロップ限定になったため、宝箱入手はこれだけになった。
それなりに威力が高く、弱点を突けば1000~2000程度のダメージを与えられる。
同じ効果を持つ氷の槍の実に約2倍の威力。アガルトの村に落ちているため、
やりこみプレイなどでは、カルコブリーナ戦でこれを使ってブリーナを一掃する戦法がよく取られる。
- 何故かGBA版以降において、同所に落ちているアイテムが「南極の風」に変更されている。
地味に困る変更点である。
携帯版の際ホワイトムース戦ではなにかと役に立つ。
リディアの行動を待っていてはこっちがボコボコにされるので。
売値は250ギル。
他にはバブイルの塔5Fでも拾える。
敵からはアビスウォーム、ブリーズビースト、ブリズリザードから手に入る。アビスウォームからなら盗むことも可能。
FF4イージータイプ
登場していない。
FF4(GBA版)
上述通りアガルトの村で拾えなくなった為、バブイルの塔でしか拾えなくなった。
FF4(DS版)
ミスリルの村、バブイルの巨人内で買える。
1個1200ギルとそんなに安くない上に、物語中盤以降になれば敵からの入手も容易になる。
バブイルの塔B12Fのマップ踏破率を100%にすると3個貰える。
アビリティ「かいぞう」で使用者の武器に氷属性を付与する事も可能。
単純なコストで言えば南極の風で十分だが、敵からのドロップ等で余ったらこれを使うのも手。
此方でもアガルトの村で拾えなくなっている。
FF4TA
黒魔法が使えないパーティもあるため、前作より多少は利用価値が上がった。
特にギルバート編のチャレンジダンジョン内では購入可能なので、
ボスのステイルゴーレムやフレイムドッグにバンバン使うと楽。
FF8
相性アイテム。G.F.シヴァとの相性を3ポイント上げる。
冷気魔法精製のアビリティでブリザガの魔法を1個につき20個精製することもできる。
入手方法はLv20以上のグヘイスアイからのドロップまたはぶんどる、レベルを問わずゴージュシールからのドロップ、ゴージュシールのカードからのカード変化(1枚で1個)、シヴァのカードからのカード変化(1枚で100個)、といったところ。
カードゲームやレべリングに勤しんでいると序盤から目にすることができるだろう。
『おでかけチョコボRPG』ランクCでも拾える。
売値は75ギル。
FF10
「使う」用の攻撃アイテムで、単体に1000前後の氷属性固定値乱数ダメージを与える。
また、改造で防具に「氷無効」「ピンチにバコルド」のアビリティを付けたり、召喚獣に「ブリザラ」を習得させる際にも使用する。
キマイラ、アイスプリンから盗むことができる他、ホワイトエレメント、スノープリンにわいろを渡すと入手できる。
ただ、残念なことにマカラーニャを超えると氷属性の需要があんまりなくなったりする。
せめて、ガガゼト辺りで氷属性の攻撃を使ってくるモンスターがいれば使えただろうが。
FF10-2
前作と同じく攻撃用アイテムとして登場。氷属性のダメージを与える。
FF11
「四神」の一体である、アダマンタス族のノートリアスモンスター「玄武」が落とす武器。投擲武器に属する。
同じ四神の「朱雀」に対して命中させると、朱雀の持つエンファイア効果を消去可能。
一度投げるとなくなってしまうため、狩人のジョブアビリティ「エンドレスショット」と併用して使われることが多い。
詳細はこちら→北極の風
FF12
イエティから心得ありでドロップか密猟で入手できるおたから。
モブのカトブレパスの討伐報酬でも一つ貰える
アイテムとして使うことはできない。
交易品「羽根の生えた靴」の入荷に必要。
売却すると1179ギル。
両側が空洞の細い棒状の物体。 怒り狂う冷気でできており、常に魔力を持った冷気がふき出している。
心肺機能の高いイエティは、肺の中で凍てつく空気が行き交うため、肺の温度は凍えるように冷たい。
そのため肺の中には冷気でできた筒状の氷が、呼吸を乱さぬよう両側に穴が空いた状態で生まれる。
この筒の中には時間をかけて少しずつ冷気が蓄積され、北極の風と呼ばれる物質に変化する。⇒ハントカタログNo.95 『不思議なおたから』より