ゾンビ状態を治すアイテムだが、作品によって効果などは微妙に異なる。
移動中に使うとHP1で復活し、戦闘中に使うと微小なHP(>1)で復活する。
ゾンビ状態は暴走したら怖い上に回復手段も限られていることが多いため、
例え少ない回復量であっても早めに治すのがいい。
- むしろHP1で復活するのではない作品のほうが多いような。
後期シリーズではゾンビ状態の意味が変わったことが関係するが。
なお、ゾンビだけでなくカーズ状態も治せるようになっている。 - FF9では聖水ではなくおふだとなっている。
FF5 
初登場。
ゾンビ状態を治すためのアイテム。150ギル。
ゾンビ状態は魔法では治せないため、常にある程度は持っておきたい。
アンデッドに使うと微弱なダメージを与える。実用性は皆無に等しいが…
HP回復量は魔法防御力が影響するため、魔防が高すぎると回復が0になり、ゾンビ状態は治っても戦闘不能になることがある。魔法防御力が高ければ必ず回復が0になる訳ではなく「10×乱数-魔法防御力」という計算式。
- アンデッド状態で使うとゾンビ状態は回復するが、当然ながら戦闘不能になる。戦闘中のみだが。
- 計算式は調合「キュアブラインド」等の状態異常回復+HP回復の薬と同じ。-回復量は魔法攻撃と同じ計算になっており、聖水の回復力は「(基本回復量30+乱数0~3)-魔防」にレベルと魔力の倍率がかかる。
回復アイテムだが上記の仕様のため薬の知識は無効。
調合素材としても優秀。特に覚えておきたいのが
- 祝福のキッス:乙女のキッス+聖水。耐性無視強制バーサク+分身+ヘイスト。
- サムソンパワー:毒消し+聖水。戦闘中レベル10アップ。
- エレメンタルパワー:目薬+聖水。全属性を強化する。
- ライフシールド:フェニックスの尾+聖水。即死耐性付与。
他にも調合版ハイポーションなど地味ながら有能なものが多い。
- 聖水×2で調合だと調合版聖水になり、回復量もやや上がる(効果値75+乱数0~9)。
ただし魔防の影響を受けてしまう欠点は変わらないため2個混ぜる有用性は低い。 - 亀の甲羅とともに調合結果を覚えづらい材料。強いて言えば強化したり(上記目薬と毒消し)即死耐性に関連したり「聖っぽい」?
- バーサク効果を持つ調合が二つとも聖水を材料にしているのもそういうことだろうか?祝福のキッスと、もうひとつは聖水+亀の甲羅のバッカスの酒。
第1世界では販売しておらず、第2世界の道具屋から売り出されるようになる。
ゾンビ化させてくる敵が第1世界には存在しないからだろう。
- ドロップする敵も、盗める敵も第一世界には存在しない。第二世界からフェアリーオークなど盗める敵やドロップする敵も登場する。
第一世界のうちは、聖水が必要になる調合は不可能。
FF5(iOS/Android版) 
通常の聖水の効果がゾンビ状態をHP1桁に回復させる効果に変更された。
調合版は従来と同じ計算式で回復する。
ゲーム全般の仕様として、回復アイテムへの魔法防御の干渉が行われなくなっている。
調合の聖水x2も同様に回復は魔法防御無視となる。通常版の聖水も回復効果は魔法防御無視で1桁に回復。
- ゾンビ状態を治療したが魔法防御が高すぎてHP0の戦闘不能、という事態は修正された。
ゾンビ化したボーンメイル装備者を治療して復活できる仕様になった。
FF6 
やはり前作5と同じく、ゾンビ状態を治すためのアイテム。
幻獣防衛戦以降にやっと店で300ギルで購入できるようになる。
しかし、アンデッドを一撃成仏させるのに使った人のほうがはるかに多いはず。
アンデッドのモンスターを倒すと必ずと言っていいほどドロップするのはなんとも律儀。
- 前作5と違い、アンデッドに使うと一撃で倒せる。倍の値段になりご利益も進化したのかも。
- まぁゲーム終盤でアイテム消費がウザいならば、対アンデッド用武器としてはレイズでも良い。
- 特にお世話になるのが獣ヶ原で何度もエンカウントするキングべヒーモス。
メタモルフォース失敗→聖水(レイズorフェニックスの尾)ってのが定番だろう。 - 対魔列車としてよく挙げられるが、この時点ではオーバーソウルのレアドロップのみと面倒なため、
この時点で使いたいなら同じ効果のフェニックスの尾を使う方が現実的。 - なお購入できるようになった段階以降なら、売値500ギルのフェニ尾よりコスパがいい。
いずれもフィガロ城だとエドガーが半額で買えるが、この頃ならアンデッドも頻繁に聖水を落とすだろう。
ちなみに、ゾンビ状態でない味方やアンデッドでない敵に使うと割合でHPが回復する。
非隠れアンデッドにうっかり使用すると大幅に回復する。
- 割合回復につき、HP回復アイテムとして役立つこともある。
- 回復量は最大HPの1/8。戦闘不能キャラを蘇生したときに得るHP量と同じである。
ゾンビのHPはゼロであるため単に治療するだけだとそのまま戦闘不能になってしまうので、
追加で蘇生相当の回復機能をもたせたというところだろうか。 - スカルドラゴンが猛回復して「こいつは聖属性なのか!?」と一瞬誤解したのはいい思い出です
- HP2001以上からハイポーションの回復量を上回る。売値も同じなので、ほぼ上位互換品となる。
エフェクトは虹色の雫が降りかかるような感じ。
毒ガスでも浴びてるようだった前作に比べて格段に美しくなった。
上記の通りアンデッド系を倒せば(特に崩壊後は)ぽろぽろモンスターが落とすのだが、なぜか町やダンジョン等のマップ上で拾えるのは崩壊前後を通じて数個数える程度のレア物。もっと高価なエリクサーは結構民家の中に隠されてたりするのに…
そのためゾンビ天国(?)と化しているダリルの墓突入時ではほとんど所持してないという事も間々あるので、念の為この前に多少買い集めておくのも手。…まぁアミュレットorリボンを人数分揃えていれば済む話と言われればそれまでだが。
…そんな中、その数少ない聖水を拾えるのがベクタ城のトイレ(よくネタにされる後にアルテマバスターが住む牢屋ではなく、客間の奥に設けられた正真正銘のトイレルームに置かれている)。……何でそんな所にそんな物があるのか、本当にそれは本来の「聖水」なのか、FF6での「聖水」とは一体どういうものなのか…あまり深く考えるべきではないか…。
エフェクトが出ている間、魔法やアイテムなどで仲間全体を対象にして選択すると、聖水のエフェクトが出たキャラのカーソル対象が外されて発動する現象が2022年になって確認されている。
FF6(GBA版以降) 
追加モンスター勢では強化スカルドラゴン、サウルスゾンビから盗める。
サウルスゾンビは通常枠なので、盗みやすい。
FF8 
ゾンビ、カーズを治療する治療アイテム。
本作ではアンデッドモンスターを浄化・昇天させる効果はない。
価格は100ギル。ゾンビ系の敵が落とすゾンビパウダーからの精製でも入手できるが、制限プレイでもない限りその必要はないだろう。
- ゾンビパウダーは入手し易いし、ゾンビパウダーのまま売るより儲かりもするので、精製する価値は十分。
精製ルート
精製元 | 個数 | アビリティ | 個数 | 本品 | 個数 | アビリティ | 個数 | 精製先 |
ゾンビパウダー | 1 | →ST薬精製→ | 3 | 聖水 | 1 | →生命魔法生成→ | 2 | ゾンビー |
参考までに、ゾンビパウダーから直にゾンビーを精製すると20個入手できる。
おでかけチョコボRPGのランダムイベントでも手に入る(Dランク出現)。
FF10 
ゾンビ、カーズを治療する通常アイテム。
また、70個で武器に「ゾンビ攻撃」、30個で防具に「ゾンビ防御」のアビリティをセット出来、
召喚獣に99個で「ゾンビアタック」を覚えさせることが出来る。
エスナや万能薬では治療出来ないカーズを治せる点は注目であり、後半になると使い時が増えてくるアイテムである。
ナギ平原以降の店で購入出来ることからも分かるように、それまではほとんど登場することがないが、ガガゼト山のシーモア:終異体はこのアイテムがないと苦戦必至だろう。
FF10-2 
カーズ・着がえたい・経験値0を治療する回復系の消費アイテム。
FF11 
中級の錬金術職人が製作できる薬品の1つで、12個スタック可。
今作では呪い&呪詛、死の宣告状態を回復するアイテムとなっている他、
光属性の追加ダメージを有する武器を製作する際にも使われる。
詳細はこちら→聖水
FF13 
呪詛状態を治療するアイテム。
呪詛自体が地味な上にエスナやガッツでも治せるので影は薄い。
FF13-2 
味方1人の呪詛状態を解除する。
アイテム使用のキープ値が高いため呪詛状態の解除手段としては安全な部類だが、
魔法ではなくアイテムでの回復を余儀なくされるほど連打を浴びる乱戦はそうそう存在しないため影は薄い。
FF14 
物質の邪気を洗い流すという清らかな水
錬金術師が制作できるアイテム。
バトル中に使用できるわけではなく中間素材で他のアイテムを作るときに活用される。
これの亜種に祝聖水というものもある。
ゾンビーたちに掛けても効果はあまり無さそうな、きれいな名水のイメージ。
詳しくはこちら→聖水
FFT 
- 本作ではゲーム開始時に一通りアイテムを1個ずつ持っているため、いきなり売って資金源にするのもアリ。
ちなみに1個1000ギルと序盤では中々の高額で売れる。
FFTA 
ゾンビを治す。
ヤクトではそのままだと除名されるので、
ゾンビ系のクエストinヤクト時はとりあえず使えるよう誰かが「アイテム」を持っているといい。
エサとしても使えます
FFTA2 
ステータス耐性を高める神聖な水。80ギルで購入可能な消耗品。
使用するとステータス耐性アップの効果。
効果逆転で『ステータス耐性ダウン』を発生させる。
アンデッド系に使うと20ダメージを与える。
FFCC 
素材アイテムの1つ。
ブレスメイル・ブレスバックルの素材となる。
その他 
スーパーマリオRPGにも作中アイテムで唯一、FFシリーズと共通名として登場。
効果はアンデッド系を一撃で倒せるのと、アンデッド系から落とせるのはFF6と共通している。ただし、これで倒しても経験値とコインは手に入らず、非売品なのと純粋な攻撃アイテムとして登場しており、味方に使うことはできないのが大きな違いである。
ちなみに売値は75コインと、結構高値で売れるため、金策にも使える。