FFT
侍のアクションアビリティ。
ストックしてある刀を使って出す。
魔力依存なので、黒魔道士が使った方が強いのは秘密。
- 侍が使った時と比べると最弱の阿修羅でもびっくりするくらいの威力が出る。塵地螺鈿飾剣だと敵を一気になぎ倒せる。
- 射程が短いので白刃取り辺りとセットで使わないとすぐ転がる羽目に。
- 味方用の一部のアビ以外は敵のど真ん中で使わないと意味が無いので確かに結構危ない。
- 風水師など前衛でMAの高いジョブに使わせるのもいい。ラムザの見習い戦士やテンプルナイトなどは耐久面は十分で攻撃面が今一つなアビリティを補える。
- 安全にいきたいのならば欲張ってど真ん中に行かずに射程ギリギリで撃てばよい。菊一文字であれば射程も十分以上。
- このアビリティの一番の問題は上にも書いてある「ストックしてある」の部分。
別に覚えるだけならJPを稼いで塵地螺鈿飾剣まで全部覚える事はできるのだがストックにその刀が無ければ何の意味がない。刀自体は基本的に他の武器と同じように後半になればなるほど強力なものが手に入る仕様になっているためChapter.1とかで侍をMasterにしても(「引き出す」を全部覚えても)使える技は非常に限られてしまう。
またもう一つの問題はここで言及されているように「ぶっ壊れる」事である。後半に買える刀は安くないため結構な出費になる可能性がある。 - ルーンブレイド二刀流+各種MA補強をした風水士に引き出させると汎用技としてはかなりの破壊力になる。村雨の回復力も魔導師系のケアルガを凌ぐほどになる。
- それするくらいなら魔法攻撃力UPとルーンブレード+イージスの盾の方がいいだろ。風水、引き出すと必中の遠距離技を二つも持ってるキャラが命中率の悪い直接攻撃なんてするメリットないし、魔法特化するならなおさら。
- 物理系の上位ジョブたる侍がおぼえるアクションアビリティがMA依存なのは、
物理系ジョブを極めていったキャラが魔法系に転向するときに使えということだろうと思われる。
実際使ってみれば回復・攻撃・補助がそろっていることもありたいていの魔法系ジョブにとって有用。
だが育成を基本技に頼るプレイヤーにとってはあまり使う機会はないかも。
- あるいは、物理依存にしてしまうと、刀を失う危険があるとはいえ、ノンチャージの範囲攻撃であり、かつ反撃のリスクもほとんどないため、物理ATがそこそこ高く、耐久力にも優れる侍にしては強力すぎると判断されたのだろう。
FFTのアビリティは、そのジョブで使うこと前提の性能になってると考えられ、強すぎると他のジョブの立場がなくなったりする。
刀に宿る魂を引き出す事で刀ごとの特有の技を出す。チャージタイムが一切無い上に敵味方識別で便利。
効果は攻撃・状態異常・回復と様々だが、一定確率で折れるので貴重な刀は使用するのに勇気が要る。
範囲回復の村雨は市販な事もあり、よく使われるんじゃないだろうか?
エルムドアは「刀魂放気」という名前のこれとまったく同じアビリティを使う。
自分中心に発動で射程2マス、高さ3の小範囲(菊一文字のみ直線8マス)。
魔法扱いなので、魔法攻撃力が低いジョブには向いていない。
以下詠唱文。()内は引き出した際の画面に表示される特殊効果名。
| 阿修羅(武術幻刀) | 敵ダメージ |
|---|---|
| 「活殺自在、古今無双なる剣をかざせ 刀気放出!阿修羅! | |
| 虎鉄(暗闇の呪縛) | 敵ダメージ |
| 「闇にありし怨恨の魂よ、 此処に集結せよ…虎鉄! | |
| 備前長船(忘却の言霊) | 敵MPダメージ |
| 「虚無なる空に記憶の糸を斬る 忘れ去らん…備前長船! | |
| 村雨(恵の雨) | 味方回復 |
| 「風無くば、刃の音こそ風とならん 風に散る葉の命とせん!村雨! | |
| 天のむら雲(森羅雲海) | 敵ダメージ+スロウ付加 |
| 「八雲立つ、出雲の神の知るところ 逝くも還るも、天のむら雲! | |
| 清盛(祈祷神羅の風) | 味方プロテス+シェル |
| 「慈悲あれば、許したもうは、剣の心 悪を裁くは無心の剣!清盛! | |
| 村正(呪われし野望) | 敵ダメージ+混乱or死の宣告付加 |
| 「刀に宿りし幾千の、亡霊の呼びて いざ抜かん!村正! | |
| 菊一文字(菊一文字) | 敵ダメージ |
| 「三界六道貫く秘剣、仏の道の許さずも 共に地獄の火とならん!菊一文字! | |
| 正宗(精魂投入) | 味方リジェネ+ヘイスト |
| 「怒れる剣、我が身をもって鬼となれ 生きるは地獄!正宗! | |
| 塵地螺鈿飾剣(乱の炎) | 敵ダメージ |
| 「赤き五月雨に地を染めろ 火喰い刀!塵地螺鈿飾剣! | |
個人的には詠唱文がカッコいいと思う。一部は韻を踏んでるし。
- 「韻を踏む」の意味間違ってね?
- 五七五七七の体裁をとっているものもあるし、韻文の一種には違いない。
ちなみに韻を踏むというのは同じ音(韻)で終わる言葉を重ねてリズミカルに表現する技巧(大雑把だけど)。確かにここには無いかも。- 天のむら雲の「ゆくもかえるも あめのむらくも」はどうだろう。
枕詞の「八雲立つ」以外はおの段でリズムが取れているし。
- 天のむら雲の「ゆくもかえるも あめのむらくも」はどうだろう。
- 五七五七七の体裁をとっているものもあるし、韻文の一種には違いない。
使用した刀が壊れる確率は1/8といわれている。
- マーフィーの法則の一種だと思うのだが、安い刀ほど壊れにくく高い刀ほど壊れやすい印象がある。
- 破損率は武器威力/100。貴重な刀程壊れやすいのは気のせいでも何でもない。
清盛や村雨を大人買いしてた
- 侍が習得、かなり便利だが金がかかるなど、FF5の「ぜになげ」と共通点が多い。
刀使いのお家芸をこの作品が先駆けしている。
村雨は星座相性を無視する。
清盛、正宗の成功率は100%。
それ以外の技はプロテス・シェルでダメージ軽減可能。
極めれば全剣技・算術に比肩するほど超強力だが、汎用技ゆえの哀しさか算術ともども一番肝心な物語中盤での使い勝手が悪い。
破損を防ぐ手段は存在しない。天に祈るのみ。当然ながらメンテナンスを付けても防げない。
- 結局のところ、非売品の2つ以外は素直にお金を稼いで買い込むのが面倒がなく確実。終盤になるとランダムエンカウント1回で凄まじい金を稼げるし金を使う用事も減るはずなので菊一文字だろうと買い込める。
FFT(TIC版)
「エンハンスド」ではこのアビリティ自体の仕様変更はほぼないものの、
バトル中のオートセーブに対応したため、壊れずに済むまで吟味する事が可能となった。
そのような吟味を厭わないのであれば、正宗を酷使して簡単にヘイストをかけたり、
塵地螺鈿飾剣を火力に回せるようになっている。
特に正宗はエルムドア侯爵から盗めるようになったので戦略に組み込みやすくなっている。
- また、クラウドが最初からいくつか引き出すを習得した状態で仲間に加わるため、
実質専用武器やその上位互換を尻目に刀を天に掲げまくっている姿もよく見られるようになった。
それなんか敵役のほうが似合う気がするんですけど