アビリティ/【HP30%アップ】

FF5

モンクのアビリティ。最大HPを30%上昇させる。複数枠装着する事で重ねがけが可能。
通常のプレイではアビリティに付けてまで使おうとも正直思わないだろう。

モンクをレベル7（マスター）まで上げると修得する。
レベルアップに必要なABPは300、累計700。

ジョブ特性でもないし、すっぴんやものまねしに受け継がれることもない。

複数付けた場合、乗算方式で増加量がカウントされる。
HP30%アップをニつつけると+60%ではなく1.3*1.3=1.69、即ち+69%。三つだと驚異の+119.7%！

• ものまね士が3つ付けると「ものまね」しかできなくなるが、HP30%アップの取得はモンクのマスターと同義。
• 最高の力と体力を受け継いだことで、武器を装備してもダメージが大きく、増加前のHPも最高。
  同時にジョブ特性の格闘やカウンターも受け継がれているため、コマンドを入れずとも素手クリティカル込みの反撃を出すことが可能と、ものまねオンリーでも意外に立ち回りの余地はある。

ものまね師に「HP30%アップ」「HP30%アップ」「しょうかん」とセットして、
神竜を属性防具無しで倒す脳筋プレイヤーもたまにいるらしい。

• 余談だが、たとえば上から順に「HP10%アップ」「HP20%アップ」「HP30%アップ」というように付けると、
  「元のHP×1.1」→端数切り捨て
  「↑で出た値×1.2」→端数切り捨て
  「↑で出た値×1.3」→端数切り捨て、という風に計算される。
  なので元のHPによっては、つける順番を変えると微妙に最大HPに差が出ることがある。
  もっとも、HP30%アップを覚えている時点で、それを3つ付ければよい話だが。
• GBA版でも二つ付けると+69%になるのを確認。

アビリティ「調合」と組み合わせて使うプレイヤーもいるようだ。

• 巨人の薬で30%アップしたHPをさらに倍化し、ホーリーブレスやドラゴンブレスで現在HP分のダメージを与える。
  プロテスやシェル、ダミーターゲットを無視してダメージを与えられる。

ホワイトウインドの回復量を増やすという使い道もあるにはある。

モンクでレベル99ならHPも9999になるので最終的には必要ないが、普通にゲームをクリアする段階ではまずレベル99まで上げているプレイヤーなどほとんどいない。
レベルが上がりきらないうちにつけることで真価を発揮するアビリティ。

• むしろ低レベル攻略時、瞬殺の出来ない縛りの時にこそ輝く。HP50が80になることで耐えられるようになる攻撃は存外多い。

FF5(iOS/Android版)

スマホ版ではアビリティ「予言」の威力が使用者のHP下一桁で決定され、さらに有用な技は発動するとHP回復を伴うため、最大HP下一桁を9にする事が運用上非常に重要になる。
今まで死にアビリティだった「HP10%アップ」「HP20%アップ」「HP30%アップ」を組み合わせてHP下一桁の調整に使える。

増えたHPを瀕死化させて、青魔法「????」でダメージを与えるという荒業も。スマホ版では必中になっているので硬い敵用に。

• GBA版までは????が敵の魔法回避により不発になるので使えない。

複数つけた場合の計算式が乗算方式から加算方式に変わった。
GBA版まではこのアビリティを2つつけると上記の通り+69%となっていたが、スマホ版では単純に+30%を2回足して+60%となる。
HP105のモンクマスターレベル4のファリスにこのアビリティを1つつけると136、2つつけると167となった。