FFT 
ルーヴェリア王妃を母とする、亡き国王オムドリア3世の嫡男。
オヴェリアの甥にして、義理の弟に当たる。通称「オリナス王子」。
物語中全く登場しないが、ブレイブストーリーの登場人物の中ではChapter.1の時点で1歳である。
後に獅子戦争でラーグ公に担がれる事になる。
このように、物語上は殆ど無視していいキャラなのだが、
FFTは時間が設定されており、移動する度に月日が経っていくため、彼は赤ん坊の姿のまま歳を取る事になる。
頑張れば、99歳の赤ちゃんにする事も可能。やる意味があるかは謎だが。
ある意味FF7のヴィンセントを超える究極の若作り。
- 後にラーグ公に担がれて「即位」するため本当はその時点「王子」ではなく「王」になっているはずなのだが、ストーリー的にはまだ幼児(もしくは子供)だから劇中のキャラもそのまま「オリナス王子」と呼び続けている。
英国のプリンス・チャールズみたいなものなんだろうか(こっちは母親がまだ生きているわけだが)。ちと不憫である。 - ちなみにオヴェリアの方はストーリーが進むにつれ、
王女オヴェリア→女王オヴェリア→王妃オヴェリアと言う風にレベルアップ?している。
FF12のラーサーといい、イヴァリースでは幼い皇帝が摂政の傀儡にされるパターンが多いようだ。
ラーサーの方は人形にはならなかったが。
- まあ実際の歴史でもわりとよくあることではある。かの藤原道長の権勢のように、日本の歴史においても例外ではない。
- 中国だと献帝や始皇帝あたりが有名だろうか。
幼い子供をお飾りのリーダーにして摂政が実権を握ると言うのは上記のように歴史上枚挙に暇がないが、問題はそのお飾りが「成人した後」だったりする。- そのまま実権を取り返せぬまま過ごす王もいれば、摂政を追い落として実権を取り返す王もいる。
下にも書いてあるが立場的にはオイシイ(色々と動かしやすそう)のでもし続編が新たに出るとすれば、登場しそうな感じがする。
- そのまま実権を取り返せぬまま過ごす王もいれば、摂政を追い落として実権を取り返す王もいる。
第三王子だが上の兄弟は死亡(暗殺?)しているため、畏国の正当な王位継承者である。
しかし本当に王の実子だったかは不明。
神殿騎士ヴォルマルフは『ラーグ公は王妃である妹を何としても王母にする為、
病弱なオムドリア王の代わりに王家外部の何者かと妹の間に作らせた子を、王子として産ませたのかも知れん』と推測していた。
なにぶんDNA検査など無い世界なので真偽は不明。
シドにも「オヴェリアが畏国の正当な王位継承者」と言われており、オリナスの血統の正当性を疑っている勢力が他にもいることを伺わせている。
- もっとも仮にも王位継承者とされている人物をその座から引きずり下ろす為にはそれなりの理由を付けなければならないから、その理由として主張しているだけという見方も否定できない。
オムドリア王の死後、この年端も行かぬ子供のため後見人を立てての即位が予定されていたが、
その座をめぐってラーグ公とゴルターナ公の間で政争が始まり、ラーグ公はオリナスの畏国王即位を強行、これに対しゴルターナ公はオヴェリアを女王として即位させ、2人の王を巡って内乱が開戦する。
ラーグ公死亡後は彼の部下と共に各地を逃げ回され、最終的に隣の呂国へ亡命。
これをもってゴルターナ陣営の勝利が確定し、獅子戦争は終結した。彼のその後の消息は語られない。
- 立場的にはおいしいので、ひょっとしたらアライアンスの後作で登場するかもね。
- 上にも書いてあるが、伝統的に王位継承権に関しては「国王の嫡子」が何よりも優先されるため(実際の血筋はさておき)、イヴァリースの正当な王位継承者はオリナス王子となる。
年長だとは言え、国王の妹を持ち出すのはかなりのこじつけなのだ(ただこの場合は仕掛けた方も十分それを認識した上でオヴェリアを担ぎ出している)。
ただ国や文化によっては女性に王位継承権が全く無い場合もあるが、取りあえずFFTの世界ではそう言う問題はないようだ。- 結局エンディングの後ディリータがどうなったか良く分からないのでその後の歴史は不明確だが、
畏国は普通に存続しているようなので王家が絶えると言うような事は無かったようである(アラズラムの時代に存在する畏国が最早王政でない可能性もあるが)。 - もしディリータが死亡していたと仮定した場合、存命している王位継承者の中では間違いなく最上位だと思われるオリナス王子がロマンダから呼び戻されて即位した可能性すらある。
敗者の側から後継者が迎えられると言うのは歴史上無い事ではないが…色々と揉めるだろうなぁ、とは思われる。- まぁ、ラーグ陣営やゴルターナ陣営と言っても獅子戦争の終結時には中心人物はどちら側もほとんど表舞台から退場しているので、意外と和解できたかもしれないが。
- 結局エンディングの後ディリータがどうなったか良く分からないのでその後の歴史は不明確だが、