FFシリーズ二代目のハイウインド。
後にDS版で父親の名前はリチャード・ハイウインドと判明する。
【関連項目】
→キャラクター/【カイン・ハイウインド】/FF4TA
→キャラクター/【カイン・ハイウインド】/DFF
→キャラクター/【カイン・ハイウインド】/その他
→キャラクター/【カイン】
→音楽/【疑惑のテーマ】
→武器/【ランスオブカイン】
FF4 
概要 
バロン王国八軍団の一つ竜騎士団の若き隊長で主人公セシルの親友である。身長183cm、体重61kg。
「裏切りキャラ」として有名で、敵であるゴルベーザに二度も洗脳されてセシル一行に立ちはだかった。
洗脳された原因はセシルへの劣等感、そして親友の恋人に恋してしまった自分への罪悪感。
全ては自分の心の弱さのせいだと悟り、己の未熟さを知ったカインは再びセシル達とともに戦うことを決意、
全ての元凶であるゼムスとの戦いに赴く。
世界に平和が戻った後、彼は静かにバロン王国を後にし、一人旅に出る。
ローザの父親が竜騎士をしていた関係で、彼女とは家族ぐるみの付き合いである。
口癖は「フッ」。
「フッ まかせておけ。」など、枕詞みたいに使う。
数えた人によると、SFC版で計7回言っている。
- 21歳の割にはやたら言葉遣いがオッサン臭い。
- セリフだけ聞いているととても21歳とは思えない。
- DS版では多少回数が減っている。
少なくともセシルより育ちもいいボンボンの出で、
両親は彼の幼い頃に死亡、セシル同様にバロン王の庇護下で育つ。
セシルとは学校の学友でもあり、学校卒業後はセシルと共にバロン兵学校に入学した。
軍の学校を卒業して以来エリートコースまっしぐら。弱冠21歳で一国の軍隊の隊長になるまで出世する。
親父も同じく竜騎士団の隊長を勤めていたから出世は約束されたようなもの。
竜騎士になるのは世襲制であり竜騎士団隊長であった父親の後を継いだ形だが、
竜騎士団隊長に就任したのはカイン自身の才能であり、
親子2代で隊長というのは300年近い竜騎士団の長い歴史の中でも初めて。
方やセシルは孤児出身で一兵卒上がり(今でいうノンキャリア組)。
セシルに対してコンプレックスを抱くようなモノは1ミリたりとも存在しないはず。(ローザの存在を除けば)
- ノンキャリのセシルが自分と同じかそれ以上に出世してるのが、まさにコンプレックスじゃ?
- いや、カインは
「暗黒騎士になれば昇進できるかもしれないが、自分はこっち(竜騎士)の方が合う」
と言っていたからこの時点ではまだ位に関してのコンプレックスはない。 - 竜騎士への誇りとは別問題として、
暗黒騎士団の過剰な重用には不満を持っていたんじゃないか。管理職だけに部下への責任も抱えているのだし。- 結果としては逆の展開になるが、セシルより先にバロン王国への離反まで決意するのだから。
- 既に「しょうきにもどっ」ていないと考えるのが妥当。
かなり前からじわじわゴルベーザにやられてたんだろう。
- いや、カインは
- 暗黒騎士になる事を受け入れたセシルの自己犠牲ぶりが、自分にはマネ出来なくて眩しかったのではないでしょうか?
ヤンが犠牲になった時も命を捨てられるか悩んでいる位ですし。
カインの父の死後、彼の竜は弱っていくばかりだったが、それを助けたのがカイン。
カインは竜と心を通わせる才能によって隊長に任命された、という事が設定資料編に書いてある。
- 竜の心を開かせる才能の持ち主。
だが、本編ではその設定が活かされることはなかった。- 親子で二代に渡って隊長職に就いたのは竜騎士団の長い歴史の中でも初めてだそうなので、
親が竜騎士で世襲制である竜騎士になれることまではともかく、隊長まで出世したのはカイン本人の能力だな。
- 親子で二代に渡って隊長職に就いたのは竜騎士団の長い歴史の中でも初めてだそうなので、
- 己の所業に疑問を抱くセシルは、竜騎士の道を真っ直ぐに歩むカインを羨ましがっていた。
お互いがお互いを羨んでいたわけである。
「ファイナルファンタジー大全集」ではIVの代表的なキャラとしてカインが挙げられているが、
彼がセシルを憎んだ理由に「憎むにも憎みようのない人望を持つセシルを、敵の力を得てようやく憎む事が出来た」
「その事によって彼が歪んだ喜びを得たと考えると穿ちすぎか」と評する言葉がある。
- しかしもしあそこで本当にセシルを殺してしまっていたらカインの心は壊れてしまっていただろうな。
- ローザからも死ぬまで憎まれ続けるだろうし良い事など一つもないな。
裏切りと言っても本心からではなく洗脳が原因なのに、
同じ洗脳キャラのゴルベーザに比べてネタにされ度がもの凄く高い。
しかも続編では(別人格とは言え)本心から敵に協力しているので、裏切りは公式ネタになってしまったようだ。
哀れ。
- 昔のFF4攻略本に掲載されているカインのセリフの代表格は
「だがセシル、戦うのはお前とだ!」だったりする。
哀れ(DS版の攻略本では「竜騎士の名に恥じる真似が出来るわけなかろう」になっているが)。
裏切りに嫉妬に「しょうきにもどった」などやたらネタ化される彼だが、
恋心をずっと内緒にしておくほどいじらしく、親友の任務に付き合うほど友情に厚く、
悪事を重ねる国への離反を真っ先に決意するほど誇り高く、部下にはちゃんと慕われ人望厚い立派な男である。
- それらの要素も全部2度に渡る裏切りで、全て失う可能性も十分あるわけだが。
彼への対応はどちらかといえばエッジの批判的なスタンスの方になるのも無理ないし。- その場面のエッジは単純に「カインは仲間のふりをしていただけでゴルベーザ陣営の人間だった」と誤解して怒っただけ。カインは本心からセシル達の仲間であり
魔法で操られただけでカイン本人もそれを不甲斐なく思っていると分かったあとは特に批判的な対応はしていない。→この場面を参照。 - 一度失った信頼を取り戻すのはとても難しいという好例である。
- その場面のエッジは単純に「カインは仲間のふりをしていただけでゴルベーザ陣営の人間だった」と誤解して怒っただけ。カインは本心からセシル達の仲間であり
裏切り裏切り言われるが不本意な事情があったわけだし、カイン自身は立派な男である。
誇り高いがゆえに自分が許せなかったのだろう。
もっとずぶとい性格だったらここまで苦労しなかっただろうに。
- その報酬にミスリルシリーズ、源氏シリーズなどの高級装備をちゃっかり貰っている点は図太いのかも。
- 大丈夫。魔道船で彼は「また裏切ったら俺を斬れ」と言ったんだから。
それに対してアイツは「ぜひそうする」と斬る気満々だったし。 - そんなエッジは続編ではカインが裏切ったと聞かされて真っ先に
「あいつがそんな事をする訳がない」とカインを信じた
(まあ本人ではなく悪の側面の暴走だったわけだが)。
信用する気になったからこその発言だと思える。
- 大丈夫。魔道船で彼は「また裏切ったら俺を斬れ」と言ったんだから。
- 洗脳のタイプが「本人の人格・性格を変えることなく意思の方向を変える」ような感じだったことも裏切りという印象を与えやすい一因だと思う。
- それに加えて、敵対するタイミングが絶妙に物語のキーポイントを的確に突いている。
もしFF4TAのような「心を封印され別人格を搭載される」タイプの洗脳だったらここまで裏切りキャラという印象は持たれなかったかもしれない。
- それに加えて、敵対するタイミングが絶妙に物語のキーポイントを的確に突いている。
バトル 
戦闘面ではジャンプが強くなかなか。
というか妙に火力のないセシル、妙に柔らかいエッジ等と比べて攻守共に非常に高いカインはヤンと並んで必然的にパーティのエースとなる。
だが最終盤ではやはりホーリーランスの泣けるような弱さで差をつけられる。
- 炎・冷の弱点を持っている敵なら、炎の槍・氷の槍による2倍(4倍)の威力が炸裂する。
少しでも火力を高めたいなら持参も考慮に入れておくと良い。 - エッジと同様に終盤では武器の使い分けが重要かもしれない。
攻撃力が高く、無属性で体力+15のディフェンダーを基本として、
聖属性弱点or霊体or飛んでいるorディフェンダーがあまり機能しない相手にはホーリーランス、
巨人にはオーガキラー、プリンにはブラッド系、ドラゴンには飛竜の槍といった具合か。 - 槍の命中率は聖剣・刀に劣るため、隊列で中心に置いた際の命中率・回避率1.25倍ボーナスが付くのを活かすのも良い。
ドラゴン狩りは終盤のカインのひとつの見せ場なので飛竜の槍だけは彼のファンならずとも意地でも手に入れておきたい逸品。
ダークバハムート戦に起用できれば気持ちいいことこの上ない。(アルテミスの矢のほうが簡単に手に入ってしまうけど。)
- 火力という一点だけを考慮するなら、ホーリーランスやディフェンダーよりアヴェンジャーを装備させた方が強くなる。
- イージータイプでは斧系武器の性能が底上げされており、両手専用の魔封じの斧(ルーンアクス)がカイン最強武器となっている。
カインはジャンプで敵の攻撃を回避できるので、盾を捨てて攻撃力を優先するのも悪くない。
最終装備候補に能力補正が何もない。(守りの指輪とアダマン除く)
- 無属性で強力なディフェンダーが体+15。魔法防御重視ならイージスの盾も知+3。
レアだがクリスタルリングも速+5。 - アヴェンジャーは常時バーサク且つ盾を装備できない代わりに、力・速・体+10という強力な補正が掛かる。同時に知・精は-10されるが。
洗脳中ファブールのクリスタルルームでセシルと一騎打ちするが、明らかにおかしな強さでセシルを倒している。
ミストで離れ離れになる前はセシルとほぼ互角だったはずなのだが…。
まあ、この戦いはイベントバトルなので仕方ないのだが。
- 一騎打ちなら竜騎士が有利なのは仕方ないようにも思える。単純に能力的な相性の問題として。
パラメータがインチキっぽいのも事実だが。 - 洗脳されて殺る気マンマンなカインと違って、
親友に本気で刃を向ける事がためらわれるセシルでは太刀筋が鈍って負けるのも当然でしょう。 - 竜騎士団は白兵戦力なら飛空艇団を凌ぐという設定のため、間違ってはいない。
- FF4TAでの洗脳セシルとの一騎打ちではまるっきり逆の展開。
したがって能力的な相性の問題よりも、戦う時の心境の差が大きいと思われる。
太刀筋が鈍れば相性の差をもひっくり返してしまう。- 無理にレベルを上げればひっくり返したものをひっくり返せる。
関連項目:【りゅうきし】(洗脳カイン)
セシルが「たたかう」一辺倒なのは有名だが、
カインの方も攻略本で「とにかくジャンプ」「ひたすらジャンプ」「やっぱりジャンプ」と書かれるくらい「ジャンプ」しかない。
- ジャンプは攻守に長けた完璧な戦術だから…。
- 攻撃できるかくれるじゃ…。
力 | 速 | 体 | 知 | 精 | 力 | 速 | 体 | 知 | 精 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
A | -1 | -1 | -1 | -1 | -1 | E | 1 | 0 | 1 | 1 | 0 |
B | 0 | -1 | 0 | 0 | -1 | F | 0 | 2 | 2 | 0 | 0 |
C | 1 | 1 | 1 | 0 | 0 | G | 2 | 0 | 2 | 2 | 2 |
D | 1 | 0 | 1 | 0 | 1 | H | 3 | 3 | 0 | 0 | 3 |
レベル70以降は上記のパターンで成長する。
マイナスパターンが2つあり、普通に育てるにしても特にAパターンは出来れば避けたいものである。
吟味する場合はGパターンとHパターンが伸びが良い。
基本的にGパターンで全体的に伸ばして、Hパターンで素早さを補うようになるだろう。
WSC版 
ジャンプのスピードがむちゃくちゃ遅くなることがあるため、
ジャンプよりたたかうの方が効果的なことも多い。
GBA版(E3)にもある模様。
GBA版 
竜騎士の試練で手に入る追加武器のランスオブアベルによって攻撃力がカンストするようになった。
さらに武器の追加効果で発動するトルネドがボスにも効くため、反則級の強さを誇る。
(バグ修正版では通用しない)
だが追加されたコマンドWジャンプが情けないくらい意味が無いのが残念である。
- 修正前Ver.はゼロムスすら一瞬で葬る。
- ランスオブアベルばかり注目しがちだがアサシンダガーも装備できるので
無属性武器が必要な際もちゃんと戦えるようになっている事も見逃せない。- また、Wジャンプは不安定だったブラッドランスの破壊力を高める意味では有用。
属性や特効を想定するなら、ホーリーランスや飛竜の槍も相変わらず出番がある。
ちなみにWSC版にあったジャンプの遅さはE4で修正された。
- また、Wジャンプは不安定だったブラッドランスの破壊力を高める意味では有用。
- Wジャンプは防御力の高い相手にそれ以上の攻撃力で装甲を貫いたり、ブラッドランスなどのダメージを実用的な水準まで引き上げるなど、
弱いダメージを強くするための、ある種技巧的なアビリティである。- つまり、強いダメージをさらに強くするための手段だとは考えない方がいい。
追加ダンジョン月の遺跡の竜騎士の試練では、同人設定の結晶とも言わんばかりの心情描写がある。
最後の選択肢は「はい」を選ぶと非常に後味が悪く、奥義の書LBも手に入らずお勧めできない。
「いいえ」を選んでも、自分の本心と対峙したカインにとって何とも言えないイベントになったことだろう。
ここに出てくるダークカインがのちの悪のカインなのだろうか?
確かにここでダークカインに打ち勝ってもなんとなく彼自身無理をしてるように感じられるし。
- 月の遺跡内部は、訪れる人によってその形を変化させるらしい。
つまりダークカインは、確かにカインの心の奥底の思念が形になったものと考えられなくも無い。- ただ、その戦い自体も含めて「遺跡によって用意された試練」なので、
試練を乗り越えられることを前提に造り上げられていたのだとしたら、
それを凌駕する「現実」はいかに恐ろしいものであることか。
- ただ、その戦い自体も含めて「遺跡によって用意された試練」なので、
- もっとも、恋焦がれるあまり王女をさらった某ナイトと比べれば、
もともとのカインは随分と紳士、というか常識人だと思うのだが。 - なんとなく無理をしている様子もそうなのだが、戦う前に「俺が否定するのは俺自身の弱さだ」と言っており、
自分の弱さを否定しているうちは本当に乗り越えたとは言えないだろう。
考えようによっては、自分の弱さを未だ克服できないという形でFF4TAの伏線にもなりえているのかもしれない。
OPではバロン近郊の山で修行している。
が、しかし所詮二頭身ドット絵なのでお世辞にもかっこいいとは言えない(むしろかわいい)。
- これが進化したのがDS版のOPかもしれない。
月に連れて行かなかった場合、
ゼロムス戦では「セシル、お前との決着はまだ着いていないぞ」とカッコいいメッセージを送ってくれるが、
結局は決着も着けずに試練の山へ行ってしまうので、微妙に説得力に欠けてしまう。
- 少なくとも恋愛では敗北確定、作中では裏切って相手の情に付込んで、
セシルをボコにしたという暴挙に出ておいて微妙どころかこれは…。
さすがに本人の不本意な事情もあるのでツッコむのは厳しいか。 - セシルとカインが戦うときは大抵どちらかが洗脳されている。
ゆえに決着はつかないまま今日に至る(ライバル同士だから勝ったり負けたりしてそうだが)。 - そのセリフはパーティメンバーの組み合わせ次第。
組み合わせによって同じキャラクターに複数のセリフが割り当てられているため、
例えば彼の場合は「お前の力はそこまでか セシル……?」「それで終わりか セシル!?」
「立て セシル……!!」などというセリフになることもある。
しっかり吟味すれば全能力値99も狙えるようになった。
しかし、そのためにはアダマンアーマーとクリスタルリングが必要になる。
頑張って集めよう。
DS版 
DS版での声優は山寺宏一氏。かなり渋い声で、ファンを驚愕させた。
「おもいだす」「ふたりがけ」がデカントアビリティとなったことにより、
カインとは無縁の存在だった魔法を彼も使えるようになった。
ただし最大MPはレベルが上がってもきっちり1ずつしか増えないのであまり当てにはならない。
- 最大MPの低さを逆手に取ってフェニックスを覚えさせると強敵相手にも安定する。
カインを復活させてエーテル一個使うだけで元通り。
「ためる」「ぎゃくてん」などの攻撃力を上乗せするデカントアビリティと
攻撃力二倍の「ジャンプ」の相性が良い。
瞬間火力を極限まで上げられればボス瞬殺も夢ではない。
「げんかいとっぱ」を付ける事もお忘れ無く。
- 「ためる」3回で4.5倍!
「あんこく」で倍になって9倍!
「ぎゃくてん」でさらに倍になって18倍!
この状態で「ジャンプ」すれば36倍ダメージだ!!- 「げんかいとっぱ」と併用する場合、どれか1つをオートコマンドに設定する必要あり。
デモンズウォールを倒した後、彼を先頭キャラにしてメニューを開くと、
ゴルベーザからの洗脳に抵抗している(と思われる)メッセージが表示される。
ふざけるな…! 俺は…二度と…!!
月の地下渓谷ではゼムスに誘惑されているメッセージが見られる。
DS版が初プレイだと、また裏切るんじゃないかと思ってしまうプレイヤーがいるかも知れない。
グッ…違う…! 俺は…
俺は…セシルを… 憎んでなど…いない…!
ローザ… おまえを…憎めるはずが…!
なめるなよゼムス… 人の…心を…!
公式コンプリートガイドのギャラリーに、非公式ながらも素顔想像図が載っている。
流し目っぽいイケメンで、「タブン美形。だってFFだもの」とコメントが書かれている。
- 続編での謎の男に近い感じ。これが元になったのかもしれない。
SFC版などでは、彼がジャンプしている間にバトルが終了すると、
彼が地上に戻らないまま「ファンファーレ」が流れるのだが、
DS版ではちゃんと着地してほかのキャラとともに勝利のポーズをする。
- 一瞬で戻ってくるのが何だかカッコいい。
- 「何もしてないくせにきっちり勝利ポーズだけは取るのかよ」という気もしなくもない。
戻って来ても来なくても突っ込まれるのはさすがガリと言うべきか。- んなことはカインに限らずパーティーメンバー全員に言えることである。
特に魔法使い組は何もしないうちに素早さが高いキャラが敵を倒してしまうぐらいザラ。
- んなことはカインに限らずパーティーメンバー全員に言えることである。
父親がリチャードである事が判明した。
- カインがこんな悲しい恋をするのはきっと父親譲り。
エンディングにて、周回数でカインのカットが多少変化する。
一周目:兜を取った後、後姿
二周目:兜を取った後、口から下の正面
三周目:二周目と同じ。
EDのセリフが「祝福することはできん」から「祝福する権利はない」に変更されている。
SFC版だとローザへの未練タラタラだから祝福できない、という解釈になってしまいそうだが、
DS版では未練云々よりも、悪の片棒を担がされた心の弱い自分自身が許せないから祝福できない、という印象である。
個人的には良い変更だと思う。
オープニングムービーでゴルベーザに吹っ飛ばされている。
ちょっと可哀想だと思ったのは私だけではあるまい。
- セシルとローザを離れた場所から見ていたのも何とも言えなかった。
- 実はコマ送りで見るとゴルベーザに槍を捕まれたカインが即座に身を翻して飛びすさり(ゴルベーザがサンダガを撃とうとする)
→カインがリディロザの展開したシェルに入った直後にゴルベーザのサンダガがシェルに直撃、
という流れで別にぶっ飛ばされてないのだが、この流れの動きが早すぎてコマ送りでもしないと視認できない。- え、緑だからリフレクでは。
- 実はコマ送りで見るとゴルベーザに槍を捕まれたカインが即座に身を翻して飛びすさり(ゴルベーザがサンダガを撃とうとする)
心情システムの追加でツンデレな性格であることが暴露された。
口では気取った自信家、皮肉の入った台詞を言いつつ、
心情を見ると「流石は~~だな」「大した奴だ」などの周囲を評価する台詞がやたら目に付く。
そういう性分だからセシルに対する劣等感を感じて操られるはめになったのかも知れないが。
難儀なものだ。
- クールで口数が少なく、素顔もめったに見せないカインだから、
彼の本質を理解していた人間はとても少ないのかもしれない。- 実際フィクションだと人気のある性格設定だが、実際にいたら…。
利き腕システムの廃止により、右手で武器を持つようになっている。
余談 
戦士系キャラとしては扱いやすく、HPも高いので死にづらい。セシルよりも素早さは上。
しかし武器の威力に恵まれない為か、ラスト付近ではセシルよりも攻撃力で離される。
- セシルの最強武器が強すぎるせいだと思う。
カインはジャンプがあるので、火力としては負けてない。 - スタッフもセシルに攻撃力をやりすぎたと思ったのか、GBA版でカインがチート化したり、
DS版で聖属性耐性敵だらけになってセシル涙目になったりしている。
バランスを取るのは大変なのだ。
バトル画面での鎧兜の色は、爽やかな水色系の青。
しかしメニュー画面・移動中は濃紺となっていて、イメージが相当に違う。
色々とネタにされやすいお方。台詞がいちいちキザというか自信家っぽいところがある。
- フッ、まかせておけ。
ちせいが5しかない。
- 知性・精神がセシルの半分くらいで低め。
まあ魔法を使わないので当然なのだがヤンも同じように低め、
ゼムス戦の魔法の威力からゴルベーザの知性・精神を換算すると、
兄さんの知性・精神はなんと幼少期リディアの初期値に劣る。- もしかして洗脳されやすいのは知性・精神が低めだからなんじゃないだろうか
- カイン:ゴルベーザに2回洗脳される。
- ヤン:バロンに船で向かうがリバイアサンに襲われ漂流。記憶をなくし洗脳される。
- あれは洗脳ではなく騙されていただけ。
- 殴られただけで正気に戻るとは器用なだまされ方だ。
- あのときのヤンは、カイナッツォに操られていたのだろうか。
- ゴルベーザ:ゼムスのテレパシーを受け洗脳される。
- 敵に回るとHPが60000~65000になってるところも共通しているな。
- 小説版ではローザもわずかな間だが洗脳された。確かに彼女の知性はエッジより低い。
しかしそのローザが洗脳されているのに気付いたのは彼女より知性の低いカインだった。
EDのワンシーンで金髪だったことが判明。後ろ姿で登場するため、残念ながら素顔は拝めない。
- 意外な金髪設定にやられて彼に惚れた乙女は少なくない。
- …それって金髪以外は魅力ゼロってことじゃあ…。まあ裏切り者だし、それでもいいか。
- むしろ裏切りも含めてファンになった人は多い筈。
- 俺だ…。
- カインはダークヒーロー的な魅力が最高だと思うんだが。スー○ーマンよりバッ○マン派って人は多いんじゃないか?
ストーリーでは洗脳されるという不遇な扱いだったが、情に厚いし実力もある。
- むしろ裏切りも含めてファンになった人は多い筈。
- SFC版でカインがパーティーにいる時、メニュー画面でカインの金髪が見えていた。
FFシリーズ中で剣(聖剣・暗黒剣は不可)・斧が装備可能な数少ない竜騎士。
(他にはFF2のリチャードがいる)
- セシルを回復役兼壁役にしてカインやエッジを攻撃役にしてたら、むしろ剣や斧を使う機会が多いのが面白かったな。
- 槍ではなく、剣や斧を手にジャンプする竜騎士とはこれ如何に。
- 急降下の勢いを利用して斬りつけるって考えたらおかしくはないのでは? むしろ斧に至っては武器そのものの重量も相まってより一層切れ味抜群な気が…
- アヴェンジャーを力特化装備で振らせた強さには惚れた。
フィールド移動時及び戦闘中のドット絵では普通に顔出ししているが、
ステータス画面の肖像画(?)やDS版では目だけ隠されている。
セシル同様弱冠21歳にして軍団の隊長を任されている事から軍の階級は今で言うと中将位はありそう。
二世とは言えども勝ち組中の勝ち組である。
- セシル=バロン城の中に自宅
シド、ローザ=バロンの町に自宅がある
カイン=自宅がない- カインはどうやって暮らしていたのか。まさかローザ…。
- 竜騎士の宿舎住まいとか。いや、ハイウインド家は武家の名門だからきっと立派な屋敷がある筈…。
攻略本などでのアルファベット綴りは「Cain Highwind」だが北米版では「Kain Highwind」である。
日本版の綴りは聖書で有名な「カイン」と同じなので、宗教的に配慮したと思われる。
- ケインって読まれるからじゃない。いやまぁKainでもケインって読めるけど。
- ゴルベーザ(Golbeza)の綴りも北米版だと「Golbez」になっているが、関連が?
- aで終わる名前は女性名っぽい印象を受ける為(クリス<->クリスティーナ、ジョン<->ジョアンナなど )
完全な余談だが、キリスト教圏には月の表面に見える模様(餅をつくウサギに見えるとかいうアレ)を
「彷徨うカイン」とか「カインの裏切り」と呼んでいる地域がある。
スクウェアはそこまで狙って彼の名を付けたのか……?
昔、ファミコン通信(現ファミ通)に載っていたSFC版の北米向けに描き直されたアメコミ調の立ち絵が、
元とかけ離れ過ぎている上に笑顔があまりにも不気味だったので、暫くの間は本誌の投稿コーナーでネタにされていた。
天野氏のFF画集「DAWN」に私服姿の彼が掲載されている。
しかしファンの間での評判はあまり良くなく、
「大阪のおばちゃんとヤンキーと食い倒れ人形を足して3で割った感じ」と評されている。
……竜騎士は大人しく竜騎士鎧を着ていれば良い、という事だろう。
- 載ってた?竜騎士姿しか見当たらないのだが…。
- 此方⇒■
の下のGalleryに表示されてます。
なんというか、鎧着てなきゃ見知らぬオッサンです。 - 現物を所有しているが、同書にそんな絵は一切掲載されていない。初出・真偽は知らんが出典としては完全に事実誤認。
- セシルもカインも本編では常にフルアーマーなので(謎さんの時を除く)、
鎧の下や普段着がどんな服装なのか全く分からないからなぁ…。
- セシルもカインも本編では常にフルアーマーなので(謎さんの時を除く)、
- 『DAWN』ではなく『天野喜孝画集<空>THE ART OF FINAL FANTASY-』に掲載されています。
- コンプリートコレクションの攻略本でのイラストギャラリーにも私服姿は載っていた。こっちだと謎さんに近い感じかな?
時田貴司のお気に入りのキャラクターの1人であり、
彼のキャラクター造型は「LIVE・A・LIVE」のストレイボウに受け継がれている。
また、『ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章』の主要人物・魔人王ジャガンの立ち位置にもカインの影響は見られる。
「闇に堕ち、光を取り戻す」「恥を知る性格であるがゆえに戦いの後仲間達の元を去り、自己克服のため別の地へ旅立つ」あたりはカインそのものかと。
「試練により自分の過去の罪を清算し、光の道を歩む」点はセシルの影響があるのだが。
ゾットの塔で加入直後はセシル、カイン、シド、ヤン、ローザと前衛4後衛1の構成だがFF4は隊列で前衛を3人までしか置けないため、
ジャンプができるカインが後衛に回されやすい。
ここまではいいのだがこの構成のままドワーフの城に突撃するとシドの位置にリディアが配置されるため、
本来前衛であるカインが魔道士系を差し置いて後衛に回る妙に情けない図になってしまう。
制作秘話 
発売当時の雑誌には、白魔法のコマンドを持っている写真がいくつか掲載されていた。
ひょっとして彼も使える予定があったのだろうか?
- 実はデータ内には彼の呪文詠唱時のドット絵もある。目をつぶって手を組んでいる、といった感じである。
実はFF4のタイトルロゴもこの御方→理由はパラディンのセシルはネタバレになるし、
暗黒騎士のセシルではイメージが悪いから、だそうである。
が、DS版ではゴルベーザがタイトルロゴを飾っている。
- しかしテーマソング「月の明り」はカインの気持ちをイメージしてるとか何とか。存在感は健在であった。
- 攻略本のインタビューによると、時田氏は
「セシルとローザの関係だけではなく、いろいろな解釈が出来るようにしたい」
という思いで「月の明り」を制作したとの事なので、必ずしもカインの心情というわけでは無いと思われるが。 - 某動画サイト等で「セシルの歌だと思った」と言ってる人が結構いたようだが、
どの歌詞をどんな風に解釈したらそうなるのか。
- 攻略本のインタビューによると、時田氏は
- 昔どこかで行われた人気投票ではセシルを抜いて1位だった。
(何の本だったか忘れてしまったが結構古い。確か5位までのFFキャラの人気投票だったような…)- FF4DS版発売前に公式HPで行われた人気投票ではセシルに1位を譲ったが、それでも2位だった。
恐るべき存在感。
- FF4DS版発売前に公式HPで行われた人気投票ではセシルに1位を譲ったが、それでも2位だった。
ツッコミ 
本来突いて攻撃するはずの槍で『斬る』という謎な行為をする人。
ホーリーランスの攻撃力が低いのは武器そのものの威力よりも使い方の問題では無かろうか。
ランスオブアベルで突いたらいったいどれだけの攻撃力になるのやら…。
- 謎でもなんでもなく槍は斬ったり叩いたりもする武器だが。
「槍は切るもの刀は突くもの」といってる流派もあるくらいで。 - 斬ったり叩いたり“も”するってだけであって、やはりメインは突きでしょう。
カインは長い槍を片手で振り下ろしてるけど、あれじゃ体重も乗らないし確かに威力は伸びなさそう。- いや、単純に当時の武器の仕様だろう。鞭なんかくしゃくしゃのままブンブン振ってるし。
- 「ジャンプ」の攻撃グラフィックも、動作こそ突きですが「急降下『パンチ』」ですしね。
凝ったグラフィックを別途に作るのはまだ難しかったのでしょう。
- 「ジャンプ」の攻撃グラフィックも、動作こそ突きですが「急降下『パンチ』」ですしね。
- いや、単純に当時の武器の仕様だろう。鞭なんかくしゃくしゃのままブンブン振ってるし。
- DS版のOPではトライデントっぽい槍を持っているが、刃が分かれていない方で攻撃している。謎な槍。
- DS版ではちゃんと突くようになった。と思ったらやっぱりたまに斬りつける。
ところでお前(カイン)の自宅どこよ?
- FF2界にディストの島があって…。
体重設定がありえん。身長183cmで体重61kgってどんだけ軽いんだよ。
(BMI換算で18.21となり、『痩せ気味』に値する)
- ジャンプのために無理な減量した……ということにしておけば納得できなくもないか?
- エッジに比べたらまだマシ。(175cm51kg)
- 某イケメン演技派俳優は180cm55kgなので、芸能人並のスタイルの良さと考えれば問題ない。
- 一般人としてはあり得る設定かもしれんが騎士でそれってのはさすがにどうよって話だろう。
- 現実の地球に比べて重力が低いという説を考えてみた。
- カインの外見って筋肉質っぽくない?なのにBMI判定では『脂肪も筋肉もついてない“痩せ型”』だという。
やっぱり61kgは無理があると思う……。
- カインの外見って筋肉質っぽくない?なのにBMI判定では『脂肪も筋肉もついてない“痩せ型”』だという。
- 現実の地球に比べて重力が低いという説を考えてみた。
天野絵のカインは腕や足の筋肉がかなりついているように見える。
DS版のCGでは細身になっているが、DDFFのイラストおよびグラフィックは結構なマッチョ。
正直70~80kgあってもおかしくなさそうだが、親友のセシルも筋肉質的な身体のわりに体重が軽いこともあり、FF4の世界ではこれで普通なのかもしれない。
- 小説版では「鍛え抜かれた筋肉はついてるが細身」だと描写され、TAでもマッチョ認定をされなかった辺り、セシルはともかくカインの方は長身痩躯設定ではあるらしい。
- 竜騎士として飛ぶためにギリギリまで体重を絞っているのだろう。
- 実際走高跳びの世界記録出した189センチ65キロの選手もいるし。
ジャンプ競技は手足が長く、かつ筋肉を付けつつギリギリまで体重を軽くした方が有利なので、長身で痩せているのは竜騎士としてはおかしくない。 - ジャンプ競技と比較してもなぁ。高く飛べさえすればいいものと違って、こっちは攻撃だし、肉弾戦だし、鎧だって着なきゃいけないからね。
まぁ現実世界のあれこれと結びつけても無理が出る数値なので、上の方のコメントにあった「FF4の世界ではこれで普通」で押し通すのが一番だと思う。
OPイベントでセシルと共に幻獣討伐を命じられた際「準備は俺に任せてゆっくり休め」と言うが
遠征に行くというのに路銀はおろかポーションの1つさえ用意してくれた気配はない。
お前は一体何の準備をしていたのかと小一時間…。
- きっと城での事務手続きとか済ましといてくれたんだよ。
あと食料とか準備してくれてたんだよ。と頑張って解釈してみる。
DSのパッケージ裏のこいつはローザの胸を見ているような描かれ様である。
ネタ 
「RPGで裏切るキャラは?」と聞かれれば必ず名前の出る有名人。
- 実際には洗脳されているので「裏切り」ではないのだが、
装備品を持ち逃げしたり実際に戦ったりするので裏切りキャラなのである。
ピクセルリマスター版の仕様では離脱後に装備は戻ってくるので、システム面でのヘイトは緩和されたと思われる。
FF2にも同名の子供がいる。
このカインが後のFF4のカインになっているのではないかという説もあるが、
FF2の件の子供に名前がつけられたのはリメイク以降の後付設定。
因みに髪は金髪で、リチャードによって竜騎士を目指す。
バルバリシアとのやりとりから、裏切り期間中、
彼女と恋仲にあったのではないかという妄想を膨らませているファンが一部にいる。
- なお、バルバリシアの一件は、TAでのやり取りにつながった。
- 気になる人は、月の遺跡のバルバリシア戦にカインを同行させるといい。
- あの時縛られていたローザを見てなんとも思わなかったのか?
DFFにおいては、バルバリシアは竜騎士のジャンプを苦手としている為、
カインの事をライバル視していると召喚獣のライブラリーに表記されている。
TFFでは、初期装備にすてみのアビリティが装備されているため、なんと最初はHP1だった。
スタッフは狙っていたとしか思えない。
本来無関係な事案における巻き添えにより、一部界隈では2ch用語/【ガリ】と呼ばれたりする。
- 某動画サイトでは「ボ○キした」などという不名誉な渾名を付けられたりと散々である。
小説版 
ゼロムス戦後、空位となっていたバロン国王にセシルを推薦したらしい。
- セシルの戴冠に反対する者は誰もいなかったとのこと。
そして戴冠式前日に逐電する。
彼に最後に会ったのは婚礼衣装を見せに来たローザであった。
裏切っている間のカインの心境が詳細に描写されている。
洗脳よりも、本心から裏切っているような描写がある。そして苦悩する姿が描かれる。
全体として、彼の心理描写は多い。序章も彼の心理描写である。
本編知らない人が読んだら彼が主人公だと思いそう…と言うのは言い過ぎであるが。
- 逆に言えばそこまでやらないと本編の彼はフォローしきれない、というのは斜に構えすぎか…。
- そもそも小説版ではカインは殆ど操られていない。ゲーム本編では魔法で操られている。
とあまりに立場が違いすぎてフォローになっていない。 - そしてゴルベーザにタメ口である。
ゴルベーザとの関係や「裏切り」の真相など、
ゲーム本編とは違う独自の解釈・設定を入れている部分があり、
原作に忠実なノベライズというよりは、同人的な二次創作の印象がある。
少なくともカインに関する部分は。
- セシルとゴルベーザの別れもオリジナルな解釈になっている。
「FF4で明らかになっていなかったりツッコミを入れられた箇所を独自の解釈により整合性を持たせた」
本だと思うといい。 - 公式本であっても作者の独自解釈が入ることはそう珍しい事じゃない。
それによって原作では不明瞭だった部分が膨らむことがあるのも事実だし。
ゾットの塔でローザを助け出した後の挿絵は秀逸。(描・オグロアキラ)
シドとヤンはにやにやしてるのに、カインはそっぽを向いている。
関連項目 
〈裏切り伝説を彩る名言の数々〉
〈口癖〉