キャラクター/【カリゴ・オドー】

Last-modified: 2023-09-07 (木) 16:40:04

FF15

ニフルハイム帝国軍の准将。ヴォラレ基地を統括する。
年齢は43歳で、身長は168cm前後。CVは山本格
同じ准将のアラネアに対して対抗意識を持っており、彼女のことを「傭兵あがり」と呼んでいる。
自らの保身のみを考え、機嫌のままに人の命を奪うことすら躊躇わない下衆な悪党。

  • 偉そうにしているためかがに股で歩く。また、レスタルムの市民からは嫌らしそうな男と噂されていた。

レスタルムに避難していたジャレッドノクトの居所を聞き出そうとしていた。
ジャレッドは本当にノクトの居所を知らなかったが、アラネアよりも先にノクトを見つけようと躍起になっていたカリゴは本人曰く、「気がはやってつい」ジャレッドを殺害した。

  • しかもそのあとのラジオ報道によるとこの一件は「一般人ともみ合いになり、正当防衛で殺害した」となっている。
    半端ない情報操作である。

余談だが、こいつを捕らえるミッションで見つかると戦闘状態になる(=画面上部の赤いバーが光りだす)が、なったすぐ後にイグニスから「逃げよう」と提案されるため、結局戦闘にはならない。
ウエイトモードで見てみると、レベルが一瞬見られるがカリゴのレベルは20らしい。
作中では戦わないが、戦闘データ自体はあるんだろうか。


ヴォラレ基地ではノクト達に捕らえられ、メルダシオ協会のハンターに引き渡されるが、隙を見て逃亡してしまう。

  • ジャレットの仇を討ちたいと言う動機で基地潜入し、都合よく仇を捉えられたのに逃げられる。
    それでもノクト達はそれ程気にする様子もなく、「また出会うかもな」と呑気なセリフを言うだけ。
    メインストーリーでもこの扱いなのは正直どうかと思う。
    • そもそも野獣の狩りを生業にしている組織に軍人の拘束をお願いするのが間違い。
      イグニスは本当に頭が良いのか疑問に感じる。
    • とはいえ他に当てもない。帝国の支配下のため公的機関は頼れない。民間の組織で軍人の拘束なんて頼めるのはノクト達にはメルダシオぐらいしかない。
      「コル将軍がいればなぁ」と言っているので将軍たちも頼れないと思われる。
    • 王都警護隊でノクティスたちと連絡できると思われるのはコル将軍とダスティン、モニカくらいで3人が各々の任務についてるとすれば確かに彼らにお願いするのは難しいだろう。
      やはりメルダシオ協会に引き渡すのはやむなしか。
      • メルダシオ側も正直軍人の拘束なんて面倒だからカリゴを逃したと考えた方が自然なレベル。
        せめてメルダシオ経由でコルに引き渡すくらいの説明があれはマシだったか。
    • DLCの戦友での話になるが、メルダシオ協会にはコル将軍やモニカ達以外にも多数の王の剣たちが確認されている。
      恐らく帝都陥落により生き残った王の剣と王都警護隊の全員が協会に集結しているんじゃないかと思われる。
      時々見かけるカエムの岬の入口で雑談しているハンター達も話の内容からして元王都警護隊ではないだろうか?
      協会の長イザニアはルシス王やコルと面識があるらしいし、協会に頼むのはむしろ自然な事かもしれない。
      (だとしたら尚更、帝国幹部を逃がした失態が情けなく感じるが)
    • 戦友での王の剣隊員の証言に因ると、そもそもメルダシオは王都警護隊の一部隊。
      30年前の魔法障壁消滅の余波を受け、孤立無援の中王都外の治安を守ってきた自負もあるだろう。
      カリゴの釈放も失態ではなく、ルシス王家に対して遺憾を抱え、実効支配している帝国に組しようと考え、カリゴを逃がした隊内の勢力がいてもおかしくはない。

基地内で尾行している最中も結構喋るのだが、隣にいるのは機械兵。
つまり全部独り言である。そう思うと怖い。
口調は穏やかで機械兵に対しても「君たち」と言うなど紳士的な一面もある。

  • 紳士というよりは慇懃無礼。嫌いな同僚のアラネアも「アラネア准将」と階級は外さず、一度自分を捕らえた宿敵であるノクトにも「あなたたち」と言う。
    見下しているから偉そうにしているのである。家は貴族とかなのだろうか。
  • キャラクター図鑑では彼の過去の一端が確認できる。
    これによると、長い軍人生活の中で、糧食を奪い合って仲間同士で殺し合う者、情けをかけた敵兵に背中を刺された者、上官に楯突き獄死した者など、非業の死を遂げた同胞を数多く見てきた、とある。
    恐らく、元は外見通りの温厚な人物で、それなりの誇りを持った帝国軍人だったのだろうが、死と隣り合わせの生活を毎日過ごしている内に精神をすり減らし歪んでしまったものと思われる。
    その結果、老人や子供にも容赦しない冷徹で、隠蔽も厭わない狡猾な性格になってしまったのだろう。

ちなみに尾行中に捕縛出来るタイミングになった後、しばらく歩くと立ち止まるのだが、この状態にまでなるとカリゴの周りをウロウロしても全く気付かれない(真正面と周囲3,4m程度を除き)。
ほぼ正面に立って、写真をバシャバシャ撮ろうが全く気付かずに時折アゴをポリポリ掻いている。
もはや鈍感というレベルを超えている。


基地潜入以降メインのシナリオには関わらなくなるが、後にフムース基地攻略時にロキ准将と共に再登場を果たす。
最後はロキ共々、ノクト達に倒されて死亡した。

  • と思いきやこの時点では生きていたらしく、エピソードイグニスで再登場を果たす。
  • ラジオ報道によると、この時の負傷で入院していたがすぐに退院して現場復帰したという。
    フムース基地攻略後すぐにラジオを聞いても既に退院・復帰してる。
    大した怪我じゃなかったのか、実は回復力が並外れていたのか。

エピソード・イグニス

オルティシエにてレイヴスの副官として登場。
表向きは従順でいるものの植民地出身のレイヴスを内心見下しており、彼の命令を無視して指輪とイグニスの命を狙った。
戦闘時には水陸両用の重魔導アーマー「アウレウス」に騎乗する。


そんな彼は結局どうなったのかというと、魔導アーマーから離脱しようとしてる最中にレイヴスに背後から斬られた。
なんともあっけない最期である。