FF1 
元コーネリアの騎士。最初の作品の最初のボス。
セーラ姫を攫ってカオスの神殿に立て籠もるが、王の刺客である光の戦士達に討たれる。
しかし、黒水晶の力で2000年前に移動し、カオスとして蘇る。
そして光の戦士を殺し、またガーランドとして生まれ変わる。
これを無限ループで繰り返していた。
しかし殺すはずの光の戦士に敗れたため、時のくさりは断ち切られた。
エンディングを見るかぎりではまともな人物に生まれ変わっているようだ。
- 2000年のち、つまり物語冒頭で姿を見せるようになる頃、カオスとしての記憶は失われている。
現在の時間軸で倒されたガーランドが2000年前にカオスとして転生し、2000年間の闇の支配を続け、
再び現在、倒されたガーランドが再び2000年前のカオスになり…
と無限にループする閉じられた時間の中で永遠の支配を続けていた。
また、コミック版ファイナルファンタジーではカオスがガーランドにその後の運命を語り、
誑かすシーンも描かれている。
しかし、光の戦士達が2000年前に移動し、カオスそのものを倒した事によって歴史が変わる。
ガーランドを誑かしたのが現在のカオスなのか、過去から時空を超えて語りかけていたのかは不明だが、
2000年前はそれ以前の時で、カオスに生まれ変わるべきガーランドが存在しない時代だったと思われる。
- このエピソードが明かされるカオス戦直前のセリフは機種毎に大きく違うが、特に一人称が違う。
FC/WSC/PS版が「わし」「おれ」、GBA版以降が「私」。
興味深いのはPS版以前では、ガーランドだった頃の出来事を話すときだけ「おれ」の一人称を使っている。
単なる元コーネリアのナイトとしてのガーランドと、カオスとしてのガーランドという2つの立場を使い分けているように聞こえなくもない。
ガーランドが姫に惚れ、誘拐し、倒されるという行動も4匹のカオスによって荒廃した時代のせいなのか
新しい歴史の中のガーランドはその様な行動に走る事もなく、
平和に暮らしているらしい事がEDで語られている。
因みにカオスが先かガーランドが先かは語られていない。
- こうした経緯から、過去のカオス神殿では、「未来」に起こる出来事を「過去形」として語るセリフがある。
- ガーランドが些細なすれ違いから憎しみを生み出し、憎しみが世界を司る4つの力へと送り込まれたことでカオスが生まれている。
つまり、ガーランドがすれ違いを起こす前はカオスが誕生していなかったので、ガーランドが先ということになる。
EDでは「ガーランドは4人(光の戦士)がよく知っている人物である」といった内容のことが示され、
さらにその後「光の戦士とはプレイヤー自身のことである」と告げられる。
これらから考えると、ガーランドとは物語の中の架空の人物ではなく、
FF1のプレイヤーが現実世界でよく知っている「誰か」のことなのかも知れない。
ゲーム中では詳しく述べられていないが、セーラ姫に惚れてしまったので攫った様子。
だが、GBA版ではガーランドは「セーラ姫を人質にコーネリアの王の座を手に入れようとしている」
という事になっている。
オリジナル版での台詞は「おうじょは おれのものだ! だれにも わたさん!」といかにもな台詞で挑み、あっけなく散るのだが
GBA版では妙に大物感溢れる口調で戦いを挑んでくる。
後のラスボスになるがゆえの変更だろうか?
- WSC版の時点で、既に目的はGBA版と同じである。
「王女の命とひきかえに コーネリアはおれのものになる。
なんだ!? きさまたち! さては国王の手先か。
こざかしい奴らよ! このガーランドが蹴散らしてくれよう!」
GBA版からは自己アピールもしっかりしている。
「王女の命とひきかえに コーネリアは、ついに私の物となる…。
何者だ、貴様たち…!? そうか…、国王の手先か…。
だが、私が誰だかわかっているのか…?
ナイトの中のナイトと言われたこのガーランドの剣に敵うと思ってか!」- よく見ると、王座を狙っているとは一言も言っていない。国として統治する以外の目的があるような気もしないではない。
ある程度まとまって開発された土地が欲しいとか、或いは宝物庫の宝を狙っているなど。
もしかしたら、そうしたものを手に入れた上で、モンスターなどを率いてさらなる目標を掲げるための踏み台にするつもりだろうか。
むしろ、そんな理解しがたい混沌とした行動原理こそ、彼がカオスとして転生する人物としての状況証拠と言えなくも無い。 - リメイク版での演出は、セーラが寝かされており、その眼前でガーランドが上記のセリフを言う。
まるで生贄。
- よく見ると、王座を狙っているとは一言も言っていない。国として統治する以外の目的があるような気もしないではない。
EDで全ての元となったのはガーランドの「ほんの少しのすれ違いから起こった些細なもの」
からと語られている(リメイク版では「些細な運命のすれ違いから始まった」に変更された)が、
オリジナルのように「セーラ姫をさらったのは愛情だった」からこそ
EDの通り「(セーラ姫との)些細な運命のすれ違い」ということだったんじゃないだろうか。
また、リメイク版のストーリー変更を別に考えれば、野心を抱くガーランドを
光の戦士たちが殺したことによるガーランドのいわば逆恨みが「運命のすれ違い」か?
- GBA版以降ではほんのささいなすれ違いがきっかけで権力を所望するようになったのかもしれない。
- コーネリア城の兵士曰く「力におぼれ、自分を見失ってしまった」との事。セーラ略取もそれからのことだと思われる。
- 愛憎の念をカオスに利用されたなんて言うのは、非常に王道。
どちらかというと、ガーランド自体はカオスに利用されたにすぎない気が… - 「僕たちの好きなファイナルファンタジー」では、「時代劇によくいる古寺を根城にした悪党」(要約)と評されている。
それこそ若い娘をかどわかすなどの悪事を行えど、「正義」の側にあっけなく討伐される点で似ている辺りで評されたのか。
ただ、時代劇と違うのはその悪党が最後の宿敵として立ちふさがるという点だが…
- 英語圏の姓であるGarlandには「花輪」の意味がある。2000年の時の「輪」を作り出した彼に相応しい名前ではないだろうか?
同じく時間ものであるFF8の「ガーデン」や、約束の場所の「花畑」など、FF1が意識されていることを感じる。
最初のボスだけあってさほど強くはなく、行動パターンは通常攻撃だけ。HPは106。
モンク4人などの極端な編成でない限り、Lv2~3程度あれば十分だろう。
全員生存に拘らないならLv1で勝つことも可能。
戦闘後はコーネリア城に戻されるので、帰りの心配をする必要は無い。
リュートを携えセーラ姫を安置していた。
リュートはカオス神殿の隠された通路を開くための重要アイテムであり、カオスの力を欲していたのではないかと推測できる。
カオスに魅入られたか、はたまたカオスに取り入れられたか定かではないが、いずれにせよ彼は2000年の時を超え、カオスとなるのである。
FC版のカオス戦直前では「話しかけると一文喋った後に後ろに下がり、また話しかけると次の一文を喋って下がり~」というもったいぶった演出があるが、これはFC版ではメッセージウインドウを一枚しか表示できず、FF2以降のようなメッセージ送りの概念が無かったため。
FC版の(OP,EDを除いた)ゲーム中のイベントメッセージは全て一画面の4行分に収まっており、それ以上のメッセージを表示するのはこのラスボスカオスだけである。
そこで4行喋ったら後ろに下がり、次の4行分を別のイベント扱いにすることで擬似的に長文を喋らせている。
他にもクレセントレイクに賢者が12人もいていろいろなことをバラバラに教えてくれるなど、このメッセージウインドウの縛りには苦心の後が見える。
FF1(GBA版以降) 
HPが2倍に強化され、212になった。
しかしプレイヤーに有利な変更点のほうがはるかに多いので苦にはならないだろう。
アイテムドロップにロングソードが設定されている。
ミスリルソードには及ばないものの、時期的にはアストス撃破後の武器なので入手できれば非常に強力。
入手できれば。
そのドロップ率はわずか2%。
GBA版のモンスターは、5%以下という妙な低確率で格上の武器や便利な消費アイテムが手に入るものがいるが、これもその一例。
ただボストロールどころか大魔神の雷神の剣よりも確率が高く、そこまで無茶でもないので粘ってみるのも一興。
- GBA版以降のFF1の仕様上、ボスの目の前でセーブ可能なのでリトライ自体は楽なのがせめてもの救い。
もっとも、当然ながら制限プレイでもなければわざわざドロップするまで粘らずにさっさと次に進んでしまった方が楽だったりするが。 - ただし、これが購入可能になるメルモンドの町に行ける頃にはミスリルソードが購入可能になるクレセントレイクの町にも同様に行けるようになるので、ここで入手できなかったら全く出番がなく終わってしまう可能性も高い。
スリプルが効いてしまう。この時点では普通の人間並みの力しかないようだ。
コミック版ファイナルファンタジー 
原作版同様セーラ姫をさらってみるものの、おじさん呼ばわりされてフラれる。
その後主人公たちとバトルになるが、なぜかデスなどの高レベル魔法を使い出す。
マトーヤ曰く「おかしい、本来こいつはこんな呪文を使ってこなかったのに」
しかし敗れる。その後は本来と同じ道筋をたどるようになる。
コミック版の彼は官僚風の整髪料たっぷりの中年だがカオスモンスターの女性化、
ランボー風バハムート・幼女マトーヤとやり過ぎたためなのか、
その後同作者のFF2漫画は打ち切られ、小説化したとか何とか。
FF9 
悠久の時を生きる、テラ・ジェノムの管理者である老人。
アルティマニアによると、彼自身も何者かによって作り出されたジェノムである。
ジェノムは本来自我を持たないが、彼は使命を持って生まれているため自我がある。
ガーランドの管理下で生産していたジェノムの中に、偶然自我をもって生まれてきたのが「クジャ」である。
ガーランドは、本来なら失敗作であるクジャを廃棄せず、ガイアへ送り込み、ガイアに混乱をもたらす役割をクジャに任せた(丸投げした)。
ガーランドはイーファの樹とインビンシブルを用いて、ガイアで死んだ人々の魂を制御し、テラに取り込もうとした。
しかし、クジャがテラのためではなく自分の世界征服(自分の存在を誇示する目的)のためにガイア侵略を始めたため、代わりに赤ん坊から人間のように成長する「ジタン」を創造したが、ジタンの存在に嫉妬したクジャにガイアに連れ出され、捨てられてしまう。(ジタンが幼少時の記憶がないのはこのため)
クジャは、自身の上の存在であるガーランドへの反逆をもくろみ、ガーランドが危険視する召喚獣(宝珠)を集め始める。アレキサンダーを召喚し、インビンシブルで自身の制御下に置こうとするのだが、ガーランドはそれを阻止。クジャの呼び出したインビンシブルを内側から操作し、アレキサンダーを攻撃・抹殺した。
この後もガイアをテラに取り込む計画を進めるのだが、ジタン達に逆に攻め込まれて半殺しにあったところをクジャに止めを刺される。
記憶の場所でのメッセージで、彼は管理者の「使命」を与えられて生まれた事に感謝していた事が分かる。
クジャがいずれ暴走することを予想して、寿命をたった24年しか与えなかったりするなど、中々のしたたか者である。
- 正確には…クジャは偶然できてしまった意志の強いジェノムで、それを利用したに過ぎない。
特別に意思を持たせて作ったのはジタンとミコトだけである。
クジャが暴走し始めたからジタンを作ったという描写はない。 - 少なくともクジャにリミットを設定した時点で既にジタン製作の予定が決まっていた。しかし、彼の口ぶりからして、そもそも魂を持った時点でリミットを設定していたことがうかがえる。
- 要は「本命が使えるレベルにまで成長するまでの繋ぎ」である。リミットを設けておく事で用済みになった時に処分する手間が省ける。
- 何気に死に様は6のガストラ皇帝そっくりである。
どちらも側近に裏切られ瀕死の状態で蹴られながら悪態を突かれ、最後は高所から蹴落とされ最期を迎えている。- この手の総帥キャラはドラゴンボールでもガンダムシリーズでも大体ラスボスになった試しがない。
- だがその後も精神のみで生存しており、そのまま落下死したガストラと違ってかなりしぶとい。幸い戦う事はなかったが。
パンデモニウムでのバトル時には、フレア、ストップ、念力などを使うが、単体攻撃ばかりなので止まらずの術さえセットしておけば負ける要素はあまり無い。
3連戦の真ん中ということもあり、重要人物とのバトルの割にあまり印象には残らない。
管理人とだけあってジェノムをコントロールできるのか、自分を倒そうとしたジタンを『空っぽの器』状態にしてしまった。
- あれ、あそこそういう描写なの?その割にはずいぶんあっさりもとの人格取り戻したけど……。
- どこかのマンガにあったけど、周りの仲間の中にもジタンという人格があり、その仲間たちのおかげで元に戻れたのでは
- ただのジェノムに戻した、とも言える。
- なんとなくロボコップを彷彿させるシーン。
- ジタンがジェノムの器に戻された後に連れ込まれる部屋は、「独りじゃない」イベントの後に再び訪れマップ名を調べると「洗脳室」とある。記憶の場所に辿り着いた際にガーランドにより明かされるが全ての生命は潜在的に記憶が繋がっている。それに倣えばテラの宿命で感情を閉ざされたジタンが本心で思い描くいつか帰るところ(仲間との相互理解)が記憶を呼び覚まし再び原動力になったと思えなくもない。
オリジナルの技で波動を使う。
モーションはまんま波動拳だが。
なお頭髪は薄い、いわゆるハゲである。
後々の関連作品や資料内にて、ジタンやクジャに散々ネタにされることになる。
エーコに「悪そうな名前」と言われてしまうが、「ガーランド」は英語圏で普通にある名字(e.g.ジュディ・ガーランド)で、原義は「花冠」「花輪」を意味するどちらかというとかわいらしいイメージの言葉である。
実はサイレスが効く。厄介なストップが使えなくなるのでぜひどうぞ。
- ストップを使わなくなると代わりに念力、波動、フレアの頻度が上がり結果的に攻撃が激しくなる
- 止まらずの術さえセットしていればむしろストップはチャンスと考えてもいいくらい
終盤、記憶の場所でジタンのみに彼が記憶の場所の解説や、記憶、命の在り方などを語りかける。
しかし、記憶の場所を攻略するうちに彼は事切れてしまう。
- 元々管理者とだけあって非常に知識が深く、考え方も達観している。
しかし、何故記憶の場所で彼は語りかける事が出来たのか、その他諸々の謎は謎のままである。 - ジタンに対しては「よくぞ帰ってきた、テラ復活まで共に悠久の時を過ごそう」と父親のごとく呼びかけ、半殺しにされても恨み言を吐かず、死後も記憶の場所で丁寧に説明してくれる。
霧の三王国や召喚士一族を壊滅させた悪役の一人ではあるのだが、憎み切れない部分もある。- どこが憎めないの?
- ↑背景を考えると同情してしまうところでしょう。ガーランドも考え様によっては人の親でもあるし。あと「憎めない」のではなく「憎み切れない」。全く憎めない人物、あるいは全てにおいて憎い人物だったら、ここまでジタンの胸中にここまで複雑な迷いを起こしていない。ジタンの親であること以前に、己の技術を過信したテラの民の生命補完計画を押し付けられるためだけに生を受けた身で、5000年以上もの間手探りで侵略計画を進めてくしかない運命は、ある意味黒魔道士たち以上に悲惨である。しかも息子も娘も思う通りに動いてくれないし、息子2人にいたっては世紀末反抗期だし、親としても中間管理職としてもダブルで辛いという。FF9では計画遂行中のガーランドの苦悩の描写が匂わす程度にしか描かれないから「どこが憎めないの」と思うのも仕方がないことだが、またこうして憎しみを抱かれるのも彼自身が辛いポジションを背負わされている証明なのだろう。
- どこが憎めないの?
テラ復興計画の遂行のために製造され、5000年以上に渡って孤独にしかし忠実に計画を勧めてきた。
それゆえ「テラ復活」という使命が完全に内面化されており、彼の行動原理はそれのみである。
黒魔道士とジェノムの関係から類推すれば、彼はジェノム版黒のワルツとも言えるかもしれない。
ジタンとの再戦時には「ガーランド、お前の望みは何だ?」「知れたこと、テラの復活以外に何が…」「それはテラの民の願いだろ?」と返されて言葉に詰まる一幕も。
しかしテラがクジャに破壊されて以降、すなわち記憶の場所では使命から解放されたためか中立な語りとなり、
今際の際には「作り物の意志であっても、私はこの世に生を受けたことを感謝している」と自身の生涯を振り返り、肯定する。
彼もまたFF9のテーマ「生命賛歌」を構成する一人であると言える。
「星の寿命さえも制御できる」というテラ一族の己の文明の栄華への過信により自分が生まれたのだ、と記憶の場所で語っている。
パンデモニウムで頑なに使命を全うする意志を曲げようとしなかった点から、このことはガーランド自身が一番認めたくなかっただろう。テラは崩壊し、後は消え逝くのみの思念体となったことでやっと語る気になれたというところか。
クジャは「生きるために他の生命を奪うなんてこと、多かれ少なかれ誰だってするだろう?」
ガーランドは「生命はそれ自体が死神ではないのか?食べるために、生きるために他の生命を奪う……」
という思想をジタン達に語るが、それらのテラの者達の責任転嫁の行き付く先で身に付いた感覚が「過信」であるなら、ガーランドがジタンに敗れた敗因はミコトへの「過信」と……ジタンの仲間をパンデモニウムへ通してしまったミコトのテラ文明への「過信」だったのかもしれない。
記憶の場所(インビンシブルの目玉が空にあるマップ)ではヒロインを必ず「ガーネット」と呼ぶ。
ヒロインが偽名を決めた後はジタンと仲間たち(アレクサンドリアに属する者は除く)は彼女の事をずっと偽名で呼び続けているはずなのに、何故か「ガーネット」のほうの名前を知っている。
どういう手段で知ったのかは不明だが、テラに付いた時にジタンに名前を聞かれて「貴様は……何者だ?」「つけられた名を己が証とするか……」と言うあたり、自分のように課せられた使命に従属する生命の姿こそが人間の本質と捉え、国の使命を背負うガーネットのほうで名前を呼んだ……のかもしれない?
アルティマニアのキャラクター対比では、髪を含めたサラマンダーの身長(255cm)を超える超長身であり、対比に載っているキャラクターでは最も背が高い。9どころかシリーズ全体でもトップクラスの長身だろう。
DFF 
概要 
カオス側として登場、CVは内海賢二氏。当時の資料が無い為ゲーム画面を元に野村氏がデザインした。
ファミコンを含めどの移植作のよりも強面&筋骨隆々になっており変幻自在の大剣を武器として扱う。
アナザーは赤銅色の色違い。
- 当時の資料がない、ってのはこの件に限ったことではなく
スクエニという会社の方針らしい。
ノビヨにも「スクエニって不思議な会社だよね、普通は昔の資料とか残すものなんだけどw」
と言われる始末。- その後開発資料満載のメモリアルアルティマニアが制作できた程度には資料は残っていたようだが...
性格はひたすら戦いを求めている猛者そのもの、原作で姫に心を奪われたのが信じられないくらい。
今作のガーランドは、カオスに転生済みである為だろうか。
最終的に最終ボスの前座として出現し、輪廻の終焉とカオスの目的を語り戦いの輪廻を求め消滅した。
カオスレポートによれば、
レポートの著者である研究者が神々の闘争を始めるきっかけとなった存在と思われる。
このレポートでも混沌が彼を呼んだのか、彼が混沌を呼んだのかは定かではないとしている。
この辺あたり、原作にほぼ準拠している。
1人称は「わし」
これは原作の2000年前のカオス神殿での対峙時の時のものであり、最初の対峙時は「おれ」だった
- 因みに今作でカオスと会話している時は「私」である。
異名は「猛者」。ひたすら戦いを求める今作の彼を象徴する二つ名だろう。
持っている武器は使う技に合わせて変形する。
通常は大剣、分裂させて双剣、鎖を繋いで射出する鎖剣、刀身の関節を伸ばして槍、先端を折り曲げて斧。
しかし変わった武器に興味津々なオニオンナイトはなぜかスルーする。
上記されている通り、今作のガーランドのイラストはドット絵を元に新規にデザインされたものである。
天野氏のイラストや設定画がなかった上に、新規で描くにも昔からいたような存在感を出さなければならないということがあって、デザインには苦慮したと野村氏は語っている。
制作されたガーランドは重厚感のある武器や甲冑を身に付け、細部には天野氏的デザインを施されている。
戦闘 
EXの変化は最初のボス戦での姿を彷彿させる銀色の鎧姿になりカオス形態になるわけではない。
エクスデスほどではないが動作が重たく、ガタイがでかいので的になりやすい。
ブレイブ攻撃は当てやすいものが揃っているが、
HP攻撃はどうにも当てづらいのでEXモードのスーパーアーマーを上手に利用して戦うのが良いだろう。
- コスモス・カオス通してHP攻撃が一番当てづらいガーランドだが、たつまきを壁にしてほのおを撒き散らすという搦め手も存在する。
武器は変形、分離等ギミック満載の大剣。
移動時には剣先を地面に引き摺り、絵を描くことができ多彩な変形パターンといい、
遊び心もロマンも満載である。
彼のHP攻撃のじしん・ほのお・たつまき・つなみは原作における4体のカオス、
リッチ・マリリス・ティアマット・クラーケンの属性を意識していると思われる。
また没になったボイスでガーランドが4体のカオスを呼び出しているものもある
- というか、FF1でカオスが使ってきた技そのもの。もちろんその時点で意識して作られてはいるが。
EXのスーパーアーマー状態でのゴリ押しラッシュは強力。遠距離タイプの敵は苦手。
アクセサリも引力球や白のチョーカー等EXモードを軸に据えると良い。
動きはすっとろいが、エクスデス同様ガードを使いこなすと鬼のような強さを発揮する。
特に攻撃一つ一つの範囲が広いため、相手が逃げ腰になるように仕向けると、
回避のしにくい怒涛のような連続攻撃で一気に追い詰めることが可能。
逆に自身もガードに弱い(攻撃が大振りなため、見切られやすい)。
エクスデスのような完全待ちキャラではなく、
状況に応じて回避のしにくい奇襲的な攻めと反撃に転じる待ちを使い分けるのがよい。
- 同じパワータイプのクラウドと比べて攻めの手段が多彩であり、扱いに慣れると非常に強い。
たつまきの魔法反射効果を盾に、遠距離にはほのお、
近距離には打撃と使い分ければ、たつまきが消えない限り、
クジャやティナ等魔法主体のキャラには無敵の強さを発揮する。
一部反射出来ないものもあるが、大抵大振りな為回避も十分可能。
逆に厳しいのは、たつまきを掻い潜って接近可能なキャラ。
たまねぎやジタンがそれに当たるが、たつまきの中に自ら潜ることで対応可。
基本BRVに戻すサークレット等を装備し、エアダッシュを巧く使えば瞬殺も可能。
全キャラ中最高のATKとDEFを誇る。
EXガブラスと同じ値を常に発揮できるが、スピードの低さが欠点。
UT版 
ランスバレットとラウンドエッジの判定が強化され、
バルディッシュとたつまきのフォース排出量がアップした。
回避キャンセルから繋がるコンボが軒並み廃止されている中で、ゴル兄同様被害を受けていない一人。
とある仮説では、地上起点のコンボは被害を受けていない様だ。
高橋によれば、新技の追加やいくらでも調整したい部分があったが、納期の問題でポイントを絞ったらしい。
続編が発売された場合は、コンセプトである裏スタンダードの名に恥じない性能になってるかもしれない。
- 続編ではスーパーアーマーの強みは失われ、引き換えに新システム「EXリベンジ」による凶悪な火力を手に入れた。
余談 
ジタンやクジャと戦わせたときのセリフが明らかに9を意識している。
だがそれはアルティマニアでは「同名キャラのパロディ」とされているだけで
実際に1と9のガーランドは完全な別人である。
ジタンは王女誘拐に成功した者。一方ガーランドは王女を誘拐したら眩しい奴×4にボコられた。
因みにジタンと仲のいいバッツは王女ハーレム。
何だかガーさんが可哀そうに思えてきた。自業自得だけど。
勝利画面を見るとわかるがガタイのよさのわりにいやに腰が細い人。
なんだかんだ言って、カオス勢の中ではゴル兄さんと並ぶ数少ない常識人。
ストーリー中、自分の本拠地をぶっ壊しながら戦っている。いいのか。
ノーマルフォームでEXモードになると、目がおかしくなる。
UT版でも修正されず、DDFFにてようやく修正された。
- ちなみに足部分もテクスチャが足りず、白い部分がむき出しになっている。UTで修正しなかったのは納期の問題か。
DDFF 
サードコスチュームは天野氏が描いたイラストの「雲海の魔人」の魔人を再現したものになっている。
他の鎧組と同じく、そのあまりの変貌ぶりに「誰だお前は」と言いたくなる。
武器の大剣も金属ではなく、岩のようにゴツゴツとした質感になっている。
- 暗黒騎士のセシルをそのままマッチョにしたような感じに。元の天野絵もそうなので、ある意味再現性の高さを証明している。
またアナザーフォーム「古強者の甲冑」という名称がついた。
セピア調の色合いから、この名が付けられたものと思われる。
- 4thコスは結局追加されなかった。あったら絶対9のジジイガーランドになると思ってたのに…
012編の実質的ラスボス。
普通に進めた場合の自キャラや他のカオス勢がレベル20代であるにも関わらず、
総大将の彼だけはレベル39とずば抜けている。
追加技のフレアーも相まって初見ではかなりの強敵。
- 「Lvが10以上高い」のアクセや召喚石アスラ、デスゲイズがあれば多少は何とかなる。
フレアーも発動までが遅いのでワンテンポ置いた後に回避すればOK。
ガードに弱いのは相変わらず(中判定のブレイブ攻撃がある点に注意)なので、前作同様ガードやカウンター主体で攻めるのがポイント。
追加技は↑にもある通り「フレアー」。
ちなみに皇帝の青(橙)色の球は相変わらず「フレア」。
原作では同じ「フレアー」だったのに…
“ある技術”によって創造された存在であるカオスとコスモスによって、“原作世界から召喚された存在”。
レポートの中に、召喚された当時のガーランドの独白がある。カオスを不憫に思い、彼の味方であろうとしたようだ。
事実、カオスに忠実な戦士はガーランド1人である。
- 彼は「2000年前に戻ってはカオスとして力を蓄える」という「時の鎖」をすでに経験している。
- 「ある男の独白」に出てくる「獣」の境遇に同情した彼は自分の立場と重ねてか、自分が時の鎖に捕らわれ、変貌したときの名前「カオス」を獣に与えた。
知られざる物語では、ミラージュ大砂海に彼のイミテーションが大量発生しているほか、デスペラードカオスのアシストとしても登場。
激突→バルディッシュ→HP攻撃の連携や、回避硬直を狩られたりと、被害報告は多い。
シナリオクリアの大きな障害となっているが、あんな姿になり果ててしまった主に未だ仕え続ける義理堅い彼をどうか恨まないであげてください。
- デカオがコイツで追撃連携をしてこない点も数少ない救いである。
もし追撃連携ができれば直後にヴェントゥス・イレあたりでジエンドだから、わざと追撃連携のできる技を入れなかったのだろうか。
EX効果のスーパーアーマーが弱体化。
プレイヤーからは不評である。
- スーパーアーマーを過信するとEXブレイクを食らいやすいという欠点もある。
一方、EXリベンジからのバルディッシュ連発が非常に強力であり、
激突技が多いことからアシスト連携も組み込みやすいという長所がある。 - EXがシステム的に弱体化された今作では、前作の性能のままでも問題なかったはず。
追加された会話では、クジャに真実を教えジタンへの敵愾心を煽って利用するアルティミシアに対して「感心せんな……人の心を弄ぶなど下劣な者のやることだ」と苦言を呈し高潔な騎士らしさを示す場面がある。
カオスレポートの独白でもカオスとの交流はガーランドが手を差し伸べたことがきっかけと判明しており、総じてガーランドの人間らしさや善性が掘り下げられた内容となっている。
流石は騎士の中の騎士とまで讃えられた男。呪われた運命さえなければ彼もまた英雄と呼ばれるに相応しい人物なのだろう。逆に言えば、これほどの人物ですら歪みきって悪に染まってしまうほど2000年の孤独は恐ろしいものとも考えられる。
DFFAC 
type:HEAVY
攻撃を加えるにつれて、力を高めていくキャラクター。 技によって変化する大剣は近づく者を圧倒し、 天災を司るHP攻撃で遠方さえも猛追する。 前線へと突き進み、比類なき強さで敵をなぎ払おう。
- 現在は以下の通り
type:HEAVY
・攻撃を当て続けるとバフ『ソウルオブカオス』で全ブレイブ攻撃強化
更に当て続けるともう一段階強化され、以降は効果時間は延長される
[専用EXスキル:ソウルオブカオス]
ヒット時△長押しで敵を拘束し続ける/同名のバフが発生しやすい
「闘争の境地を魅せよう」
「モフられ屠られに来るか」
「ワシを満たしてみせよ!」
「輪廻の内で足掻くのみよ」
「この渇きも定め……」
「遅れを取るでないぞ!」
専用称号は「闘争あらわす猛攻の士」「輪廻めぐる雄強の猛者」
概要 
Ver1.210より参戦(カラーバリエーションはVer1.220実装)。
CV:石井康嗣
- ご逝去した内海賢二氏と演声が似ていて、更に昵懇の仲で同氏の事をよく知る方だったため起用された。
内海氏担当していたナレーションで代役を務めた実績もあったという。 - その演技は内海氏本人かと錯覚する程だが、所々で多少声質が変わっているせいか恐ろしく強くなった印象がある。
PSP時代と比べて衣装が豪華になっている。
具体的には鎧や剣の装飾がやたら複雑なものになった。
そしてフルフェイスの兜もより凶戦士的なデザインのものになり、好戦的な雰囲気を更に高めている。
- 変更理由は以下の通り(ソース
)。
野村「えーと、幾つか理由はあるんですが、ガーランドだけ元がドット絵しかなくて、 唯一ディシディアのオリジナルデザインなんです。 なので今回、アーケードという新たなる場で生まれ変わったディシディアの象徴として、 変更させて貰いました。」
- 変形時のガシャンという音はかなり拘って付けて貰っているという。
デザインの変更と相まって、ますます漢受けするキャラクターに仕上がってる。 - PSP時代の衣装は2ndフォームで実装された。
ただしマントはEXモード時に用いられていたシルバー。 - ガーランドだけはFF1時代の天野絵が存在しない為、PSP時代では独自のデザインが仕立て上げられたが、天野絵に比べると無骨でシンプルな為に、FF1~6の所謂天野FFのキャラと並べてみるとどうにも浮いている感じは否めなかった。
しかし、本作のデザインの変遷を受けてより複雑で精緻な装飾が施され、
概ね天野FFキャラと並べ比べて見ても遜色ない仕上がりになっている。
カオス勢の割にシンボルチャットでのコミュ力は高め。
礼節を重んじる武人気質なチャットが多いのは高名なナイトだった頃の名残か。
ネタチャットはほとんど無いが、C.Lv15の「王女は俺のものだ!」だけは完全にはっちゃけている。
これは「このガーランドが蹴散らしてくれよう!」共々、原作台詞の再現である。
- このチャットのせいで、自称王女キャラとしてネタにされてしまっている。
- 本作で「王女」といえば大抵彼のことを指している。
- 「このガーランド王女は加勢しよう!」「わしは王女ひとつたのもう」
- 何気に味方の鼓舞も得意な感がある。
「戦いを楽しもうではないか!」とか、「このガーランドが蹴散らしてくれよう」とか。
召喚詠唱中はドット絵でおなじみのポーズをとる。
戦闘 
技表はこちら。
攻撃を当て続けると「ソウルオブカオス」(SOC)というバフを自身に宿す。
SOCにはIとIIの二段階が存在し、段階が上がるとブレイブ攻撃の性能が飛躍的に上昇する。
ただし攻撃を当てずに一定時間が経過すると、段階が落ちてしまう。
攻め続けることで自身を絶えず強化できれば、大きな戦果をあげることができるだろう。
SOCのバフ(効果時間25秒)が掛かっていないと、type:HEAVYにしては火力が控えめ。
それでもtype:SPEED並みの攻撃力はあるので、決して安い訳ではない。
SOCが発動すると驚異的な攻撃範囲になり、火力すら全キャラトップに躍り出る。
図体がデカい為移動が遅く感じるが、移動速度はWoLと変わらない。
- ちなみに効果時間はグッドタイムで延長できる。
意外にも小回りの利く技が多く、バランスの良い性能をしている。
DFFACの基本が詰まった非常に使いやすいキャラクター。
欠点としては、素の状態ではキープ値が早く付く攻撃が無いので(EXは除く)、素の状態ではSPEEDやUNIQUE相手でも別段有利というわけではなく、SHOOTにも割と追い返されてしまうこと。
そしてそのSOCを付ける手段は攻め続けることなわけだが、ダッシュ開始が遅く技の隙も大きいHEAVYで攻め続けるのはなかなか難しいということ。
攻撃性能は最高クラスなのだが、隙が大き過ぎる為にどの技を振るのも命懸け。見かけによらず常にリスクと相談して慎重に立ち回らなければならない。
調整 
・Ver1.220(2016/05/26)
ツインソードはコンボ抜け関連、じしんは地形関連の不具合が修正された。
ほのおがMASTERナイトでカウンター出来なかった不具合も是正されている。
・Ver1.230(2016/06/30)
ソウルオブカオス(専用EXスキル)のキープ値発生が入力した瞬間に変更され、
じしんは攻撃持続短縮とキャンセル可能タイミングが早くなる調整を受けた。
たつまきの連続ヒット時に生じたHPダメージ絡みの不具合も是正されている。
移動性能の全体調整では、他のtype:HEAVYと同様にダッシュ性能が上がって機動力が改善された。
・Ver1.240(2016/07/28)
じしんで2or3枚抜きした際に片方のHPダメージが0になる不具合が修正された。
・Ver1.300(2016/09/15)
たつまきで一部地形を貫通してしまう不具合が是正された。
・Ver1.310(2016/10/20)
他のtype:HEAVYの硬直に合わせる形で、
ダッシュ開始から攻撃でキャンセル可能となるタイミングがやや遅くなった。
また他のキャラクターの硬直に合わせる形で、被ブレイブ攻撃で壁激突ないし地上へ叩きつけられた際に、
受け身・ジャンプ・攻撃でキャンセル可能となるタイミングが早くなっている。
2ndフォーム【渇欲の古強者】設定時に、ソウルオブカオスI及びソウルオブカオスII中の
ツイストドリルでヒット数(と与ブレイブダメージ)が減少する不具合を公式が確認している。
- 壁激突後のキャンセルダッシュからHP攻撃へ連携するコンボが不確定となり実質弱体化。
パーティ出撃ばかりかソロ出撃でも微妙な存在になってしまった。
・Ver1.320(2016/11/10)
Ver1.310で発生した2ndフォームの不具合が解消された。
他に降下技の不具合修正で、じしんの空中ヒット時で敵を零し難くなっている。
・Ver1.321(2016/11/24)
↓+IIを除くブレイブ攻撃はキャンセルダッシュ可能タイミングが見直されて、
Ver1.310(2016/10/20)で遅くされた分が帳消しにされた。
ソウルオブカオス(EXスキル)が上方修正された一方で、
サンガーとフレアーの魔法接触判定が中判定に落とされている。
ほのおも調整でほぼ別物と化したが、死に技の域を脱してない。
・Ver1.322(2016/12/06)
コンボ抜けの不具合修正で、ほのおで敵を零し難くなっている。
・Ver1.330(2016/12/22)
じしんの発動時に追従の利かなくなる不具合が修正された。
・Ver1.361(2017/03/09)
近接技系専用EXスキルにおける全体調整で、ソウルオブカオス(専用EXスキル)が上方修正された。
ほのおも強化されたものの威力の上昇のみで、根本の性能が改善された訳ではない。
降下技に関するコンボ抜けの不具合再修正では、じしんが対象となった。
・Ver1.380(2017/05/11)
近接HP攻撃の遠隔判定に相殺されてしまっていた位置サーチ技へのテコ入れとして、
じしんの岩塊部分における魔法接触判定がHPから魔法非干渉(カウンター可)に変更された。
・Ver1.410(2017/08/09)
使用率の低いHP攻撃の全体調整で、つなみとたつまきの性能が修正されている。
・Ver1.420(2017/09/07)
スタン発生時に攻撃判定が残る技として、ほのおが不具合修正の対象となった。
何故かチェーンバンプの2段目の発生が遅くなる不具合が発生している。
・Ver1.421(2017/09/19)
チェーンバンプ2段目の発生が遅くなる不具合が修正された。
DFFNT 
NTではスピリタスの戦士として登場。
コーネリア(にそっくりなひずみの内部)にてウォーリア・オブ・ライトたちに襲いかかり戦う事になる。
輪廻や宿命と連呼しているのは相変わらず。しかし宿敵の話にもきちんと耳を傾けるようになり、敵であるはずのノクティスの提案も快く受け入れるなど頑固さは随分と和らいだ模様。
次元喰いをおびき出す際には「輪廻の鎖を断ち切りたくば今は戦え!」と号令をあげ、輪廻を乗り越えて成長した様子が見られる。
- ラスボス戦に至っては「輪廻は既に潰えたのだ!」と豪語する。FF1からDFFへと続くガーランドの負の輪廻にも、とうとう決着が着いたのであった。
突然襲い掛かってくる闘争好きは相変わらずだが、大いなる意思の使命や忠誠を誓ったカオスは存在せず、既にFF1原作での輪廻から解き放たれている為か今回のガーランドは何かと協力的。
特にWoLとは目を合わせて頷きあったり、肩を並べてひずみの中へ歩いて行ったりと宿敵というよりは戦友に近い間柄となっている。
一方で互いに「戦いを続ける宿命にある」と断言しているのは流石と言うべきか。
- 二人の戦いの宿命は何度もリメイクを重ねるFF1そのものや、始祖たるFF1から広がり続けるFFの世界そのものを暗示している。二人の宿命が終わってしまっては困るのだ。
- 上記にある通り大いなる意思やらカオスやらのしがらみから解放されWOLとは「強敵」と書いて「とも」と読むような間柄。
WOLのことは宿敵であると同時に彼の中では「他の誰よりも背中を預けられる戦士」という思いもあるであろう。
ストーリーのクライマックスではWoLと二人で身を呈して仲間達(と言っていいものか悩む道化含む)を庇っている。
ディシディアではナンバリングを問わず敵味方が入り混じって戦ったり互いを助け合ったりしているが、WoLとガーランドは戦うときも協力するときも同じ。全シリーズキャラの先輩としての威厳なのだろうか。
召喚獣バトルに於いてはバハムートに「御前に力を示そう!」と言い、オーディンには「騎士としてお相手願う!」と述べる。
礼節を重んじ、騎士を名乗る事から輪廻を乗り越えたガーランドはコーネリアの騎士として暮らしているものと思われる。
セーラ姫に対する想いはどう折り合いをつけたのだろう?
DFFOO 
敵として登場。
初登場は1章だが、ストーリー冒頭でわずかに会話シーンがあっただけでしばらく姿を現さなかった。
その後8章にて再登場し、ようやく戦うことができる。
- 8章では神の戦士にもリターナーの一員にも属さないライトニングとひたすら戦っており、そのアクションシーンはスマホゲームにしては上々。ひずみでの対峙に始まり、火山地帯、塔の頂上と場所を変えて何度も戦うが、最終的にライトニングに勝ってしまう。
ここでの戦闘がかなり激しいもので、本編で初めてひずみの臨界突破を起こしてしまうことに。ガーランドにとって闘争の激化自体に昂ぶってることだから願ったり叶ったりであろう。
ソウルオブカオスで自身を強化し、強力な攻撃を仕掛けてくる。
しかし単体攻撃ばかりしてくるので、8章リリースと同時期にイベントで登場したスノウに一役買ってもらったプレイヤーは多いはず。
この世界での目的は語られてないがやはりひたすら戦うことなんだろうか?
- ひずみを見つめて「さらなる混沌」を独り言で喋っていたりしているが果たして…
インタールード以降でも何度か登場している。
新たなスピリタスの戦士であるヴェインやカイアスに入れ知恵をしたり牽制したり共闘したりといろいろ絡んでいる。
もし今後新たなスピリタスの戦士が出てきた場合彼がおのずと絡む感じになるんだろうか?
- カイアスに対しては「混沌に縁のある者のよしみ」として妙に親切。混友と呼ぶべきか…?
- だがカイアスに自身の過去について聞かれると、話を打ち切って立ち去っている。クジャにあれこれ聞かれた際にもはぐらかすようにして去っているが、あまり昔の事には触れられたくないのだろうか。
2019年2月のイベントよりプレイアブル実装。
ライバルサイドの12人目の参戦。
クリスタル覚醒の色は黒、武器種カテゴリは大剣。
習得アビリティは「ラウンドエッジ」、「ソウルオブカオス」、EXアビリティ「ディザスターオブカオス」、LDアビリティ「バインドオブカオス」、FRアビリティ「スピリチュアルフレアー」、フィニッシュバースト「究極の闘争」。
圧倒的な攻撃力と最大ブレイブに加え、敵の行動遅延を得意とする。
武器真化が実装された初期のアタッカーという事で、ほぼ同じタイミングで真化実装していたクラウドとよく性能を比較されている。こちらのディシディアでも競合するとは…。
強力な固有バフを持つがその他のバフを自分で付けられず、最大ブレイブと限界突破の量が多すぎる為に自分一人ではその性能を活かしきれない。ACやNTのガーランドと同じく、味方からの補助を受けて真価を発揮するタイプである。
単体で使うとクラウドやセフィロスに今一歩及ばない感じがあるが、ヤ・シュトラなどの分配・遅延を得意とするキャラと組ませると異常な火力と遅延の相乗効果でボスを完封する爆発力を発揮する。
強力なバフの付与やブレイブ供給が出来るWoLとの相性は抜群。ライバル同士仲良く運用していこう。
NTとは別の世界線だからか、闘争を求める戦闘狂らしさが強く現れている。
スピリタスサイドのキーキャラクターである為か、ソシャゲのイベントシーンにしては派手なアクションを披露してくる。
兎にも角にも闘争が全てといった感じで、マーテリアサイドご一行の戦いまで譲れと次元の座標を押し付けてくる。
戦いの場を舞台、戦う者達を演者とクジャの比喩を引用しており、何やら思う所がある様子。一方クジャ本人は「君は舞台に呼んでいない」と不満を露わにしている。
NTとは打って変わって狂人の様な振る舞いだが、他者の邪魔立ては望むところではないとも言っている為、独自の価値観で動いているらしい。
宿敵のWoLはガーランドを危惧しながらも、戦い以外の道があるかも知れないと一縷の希望を見出している。
- 断章でもあいも変わらず戦うだけの単細胞で相手が魔物だろうと味方だろうと噛み付いている。
共闘後のワンシーンでは背中から斬られると思うと気が抜けないとカイエンが言い出した途端一行にそうしてろ、仲間ではないから警戒を解けば叩き斬る、勝ち負けなんかどうでもいい、(正気かと問う一行に対し)貴様らこそわしの前で剣を収めるなんて正気か?なんてことまで宣っていざこさをやらかした。
でも結局はゼルの挑発に乗ればガーランドの思う壺だという制止で互いに矛を収めた。
そしてガーランドのいないところでは、戦いを求めるってことは強くなりたいのか?と推測するザックスやマッシュに対し強くなることと争いを求めるのは異なるから自分たちとは相容れない、肯定する気はないが戦いへの意思は純粋だ、その純粋な気持ちで失われるものもあるとルールーやホープは考えた。
第2部最終章ではライバルサイド最後の敵として登場。いつも通り突然現れて斬りつけてきてから話しはじめる。
WoLは、ガーランドを輪廻から解放することが自身のやるべきことだと考えていたようだ。元の世界では、光の戦士がカオスを倒し歴史を正したことによって、ガーランドは騎士ガーランドとして平和な世界を生きることになった。
しかし、安息の大地にいる「今の」ガーランドはあくまで闘争を求める。世界と歴史があるべき姿に戻れば闘争はなくなり、そこに「今の」ガーランドはいなくなる。
ガーランド自身が輪廻からの解放を望んでいないことを察したWoLは、神竜との戦いののち仲間たちを新世界へ逃し、旧世界でガーランドと対峙する。ガーランドにとっての安息は闘争であり、闘争には相手が必要。かくしてWoLとガーランドの二人は戦いを続けることになった。
なお実際に戦うことになるガーランドは、王女2人のイミテーションを連れてくる。お前…。
FFRK 
仲間キャラ 
メビウスFFとのコラボイベント「異次元の扉輪廻の光」でセーラ、ウォル、エコーらと共にFF1の仲間キャラとして追加された。
ジョブは「カオス」。物理攻撃タイプ。
初期必殺技は「猛攻撃?」。
闇の鎧【I】を装備することで専用必殺技「混沌の竜巻」
ソウルデバウア【I】?を装備することで超必殺技「カオスブリンガー?」
ギガントアクス【I】を装備することで超必殺技「バルディッシュ」
オーガキラー【I】を装備することでバースト超必殺技「戦いの輪廻」
クレイモア【I】を装備することでバースト超必殺技「ダーククラスチェンジ?」
ガーランドの兜【I】?を装備することで閃技「混沌の片鱗?」
オベリスク【I】を装備することで★6閃技「愛憎?」
アースブレイカー【I】を装備することでオーバーフロー超必殺技「混沌の現身?」
リベリオン【I】を装備することで超絶必殺技「憎悪の根源?」
アヴェンジャー【I】を装備することで超絶必殺技「カオスジェノサイド?」
ルーンアクス【I】を装備することでリミットチェイン超必殺技「闘争の境地?」
ハデスの鎧【I】を装備することでリミットチェイン超必殺技「チェインオブカオス?」
カオスブリンガー【I】を装備することでオーバーフロー奥義「怨念の邪身?」
ブラッドソード【I】を装備することで覚醒奥義「ソウルオブカオス」
ナーゲルリング【I】を装備することで覚醒奥義「真・ツイストドリル」
ブレイクブレイド【I】を装備することでシンクロ奥義「禍々しき輪廻?」
インフェルノソード【I】を装備することでシンクロ奥義「真・ラウンドエッジ」
バルムンク【I】を装備することでリミットブレイク・閃技「闇装【ガーランド】?」
デスブリンガー【I】を装備することでリミットブレイク・閃技「闇閃【ガーランド】?」
クロスクレイモア【I】を装備することで真奥義「ソウルオブカオス・極」
クリミナルソウル【I】を装備することでデュアル覚醒奥義「覚醒カオスブリンガー?」
デストロイヤー【I】を装備することで究極神技「究極戦いの輪廻」
ダブルハーケン【I】を装備することでリミットブレイク・リミットチェイン「紡絆・ガーランド闇?」
を使用できる。
また、デモンズメイル【I】にレジェンドマテリア「狂乱の古強者」、ガーランドのマント【I】?にレジェンドマテリア「時を越えた憎悪」、デモンズシールド【I】にレジェンドマテリア「溢れる戦闘欲」、巨人の小手【I】に★6レジェンドマテリア「遊撃【ガーランド】」がついている。
現行:物理闇属性&闇属性リミットチェインの使い手として需要はある。
- チェイン・第2バースト・超絶の実装で闇物理キャラではTopクラスの強さとなった。
アビリティは、物理攻撃5/ナイト3/暗黒5
(深淵の間クリアで物理攻撃6となる) - ナイト3という点で、国家随一のナイトだったガーランドだった頃の彼は、光の戦士何某より到底弱い存在となる。
レコードダイブでは何故か睡眠耐性小と暗闇耐性小をマスター出来る。
(さては…ただ夜に多少強いだけの混沌なんだな!?) - 運用には、主にLCを主軸とし、纏い超絶&超必殺技を絡めて使う。
フレクラ(同義:フレウド)、ダークレイド、クリムゾンクロス、ドレッドウェポン、エンドアスピル(ペチペチ)
余裕が有れば締めにOFをぶち込むという、上記の使用方法となる。
ボス 
FF1のダンジョンでボスとして登場する。
- ノーマルダンジョンでは「カオス神殿」のボス。
原作同様、行動内容は「たたかう」のみで状態異常耐性もほぼ皆無。
イベント「Accessory of Light」の凶ダンジョンでは大幅強化されてボスとして登場。
- 通算9体目の凶ボス。初回クリア報酬でクリスタルリングを入手できた。
DFFで使った特技を使ってくる他、状態異常やブレイク系にも耐性がつき、更に炎・水・風・地の攻撃を吸収する。
- DFF由来の特技として、物理攻撃技と魔法攻撃技両方使ってくる。
物理攻撃技は全体攻撃のラウンドエッジ、単体攻撃のデスクロウを使用し、
瀕死時の超弱状態ではランダム7連続攻撃のソウルオブカオスを使用してくる。
魔法攻撃技は「ほのお」、「つなみ」、「じしん」で全て全体攻撃。弱状態から使い始める属性攻撃。
また、「たつまき」は、無属性の割合ダメージとなっていて超弱体時から使用してくる。
DFFとのコラボイベント「混沌と調和[カオス編]」ではゴルベーザとのタッグで凶+ボスとして登場。
使用技、吸収属性はイベント「Accessory of Light」時と同じだが、
このイベントに登場している他のカオス陣営同様に聖弱点なっている。
なお、このイベントの一番最初のボスとしても登場しているが、こちらは「たたかう」だけのガーランドである。
FF1イベント「伝説の始まり」開催中の討伐戦で凶+ボス、滅ボスとして登場。
使用技、吸収属性は「Accessory of Light」時とほぼ同じだが、
全体攻撃のラウンドエッジをカウンターでも使用するようになった他、
「デスクロウ」、「ソウルオブカオス」に追加効果が付いて強化された「【凶】デスクロウ」、「【凶】ソウルオブカオス」となっている。
「【凶】デスクロウ」は死の宣告の効果が追加され、
「【凶】ソウルオブカオス」はデスペル効果だけでなく、鉄壁を含むバフ効果を打ち消す効果が追加されている。
なお、FF1イベント「伝説の始まり」の一番最初の「カオス神殿」のボスとしても登場しているが、こちらは「たたかう」だけのガーランドである。
FF1イベント「巡る闘争の環」で「たたかう」だけの最初のボスと凶ボス両方が登場。
凶ボスの使用技、吸収属性は「Accessory of Light」時と同じ。弱点も無し。
メビウスFF 
パラミティアの「光の戦士の予言」に登場しないとされる異端の戦士。全身を甲冑で覆い、大剣を装備している。CVは藤原啓治。
ウォルの前に現れ、意味深な台詞で彼の心を翻弄する。第三章では道案内人も務める。
- 2016年12月のイベントより、CVを石井康嗣氏が引き継いでおり、それに伴って若干性格やウォルに対する立場が変わったような描写がされている。
- 石井ガーランドの声を聞いた瞬間ウォルが「待て、あんたガーランドか」と言ったりガーランド自身も以前のガーランドを「指導者としての俺」、今を「光の戦士の英雄譚を締めくくる敵としての俺」と言うなど、かなりメタいネタにしている。
パラミティアでは異端の存在はあってはならないものであり、他のブランクや住人達からは殺せとまで言われ忌み嫌われている。
セーラの事を気にかけているが、異端であるせいか彼女にも嫌われている。
途中からフルフェイスの兜を外し素顔を晒すが、どことなくその顔はリグディに似ている。
彼もまたかつての光の戦士だったらしく、セーラが光の戦士に託してきたリボンを持ち続けていた。
カオスとの決戦を前に、ウォルから光の戦士であった事を指摘されると「忘れたな」ととぼけてリボンを手放している。
パラミティアの世界に縛られ続けるセーラを救う事が目的だったようで、ウォルが予言を否定してカオスとの戦いを拒否しかけた時は、「セーラを見捨てるのか」と激しく憤り襲い掛かってくる。
最終章のクライマックスでウォルと共に希望の門から別世界へ追放されかけるが、パラミティアの世界を変える決心をしたウォルを門から引き離し、希望と皮肉の混じった激励を投げかけた後別の世界へと消えていった。
- FF1ではセーラを拐い時の輪廻に縛られていたガーランドだが、メビウスでは時の輪廻に縛られているセーラを救おうとする立場にある。
メビウスFFは「王道へのアンチテーゼ」を主題としているが、メビウスのガーランドもまたFF1のガーランドとは対照的な存在となっている。
見るからに悪そうな雰囲気なのは変わっていないが…。
PFF 
FF1(DFFデザインのマント付き)とMFFのガーランドと2人いる。
ちなみに敵としても出てくるが、その場合はFF1のドットデザインである。
FF1のガーランド 
混沌の宴、存分に楽しもうではないか
武器は斧。魔法補正はなし。
HPがとにかく高い。イベントメモリア2体分以上はあるので、居るだけでHPが安心の域になる。
「フレアー」が現在HPダメージ(物理攻撃)なので使いやすい。
エクサバトリアの景品で手に入るメモリアで、オーバーフュージョン素材も景品としてもらえ、ギルがかからないので強化しやすいのも強み。
MFFのガーランド 
2015/08/16に実装されたプレミアムメモリア。
ここはおまえの死に場所ではないぞ
武器は騎士剣。魔法補正はなし。
- リーダースキルは、パーティの騎士剣装備が1人以下の時(ガーランドしかいない時)、パーティのHPが中アップする
- ジョブアビリティは「オーバーパワー」「HP吸収」「強斬り」
- プレミアムスキルは「輪廻の炎?」
メビウスFFコラボで実装されたキャラ。しかしウォルと同じくガチャを回さないと出てこない。
HPが高めで、知性も戦士キャラにしては少しある。魔法補正はないので祈りメメントの回復量が多くなるくらい。
そのほかは典型的な戦士キャラ。
「輪廻の炎」で敵の1体の物理攻撃力を発動したターンのみ大きく下げられるので、相手のカウント攻撃(その攻撃が物理攻撃の場合のみ)に合わせて使ったりするとよい。
余談だが、クエストによっては騎士剣を装備できるメモリアを入れなければならないミッションがあり、そのミッションを達成させる際にHP吸収要員としてフリメルダと並んで選択されることがある。
PFFNE 
FF1のガーランドが登場。エリア10-1で手に入る。
斧装備、専用は「ギガントアクス」。闇属性。
アビリティはなし、スキルは「暗黒剣」、プレミアムスキルは「フレアー」。
敵としてはAREA13-8の3戦目に1体登場する。
WOFFMM 
エリアブラックの幻獣王「カオス」の配下として登場する。
他の4つのエリアに攻め込もうとしており、カオスの四天王も引き連れている。
隠しダンジョンのボスでもあり、カオスが得意とする四大元素の特殊攻撃やデスも使う。
SOPFFO 
FF1と同じくコーネリアの騎士。セーラ姫の説明によると「姿は恐ろしいが、とても優しい声の持ち主」。
本作では鎧の見た目が若干有機的なデザインとなっているのが特徴。手にした大剣のディテールも本作用にアレンジされている。
- 最初はDFF関連の作品における姿をベースにしようという案があったが、本作のクリエイティブプロデューサーである野村哲也から「DFFのイメージからは変えてほしい」と注文された事で本作用のデザインに変更された。
物語はガーランドがコーネリア城でセーラ姫を攫う場面から始まる。
セーラ姫を救い出す為に大勢の兵士が立ち塞がるも、ガーランドは兵士達を瞬時に殺戮。その強さに対する恐怖に怯え動くことも出来ない兵士達を尻目に、セーラ姫と共にコーネリア城から姿を消す。
物語序盤ではジャック達よりも一足早くカオスの討伐に向かった事が語られ、一向にカオス神殿から戻らない現状から、セーラ姫はジャック達に彼の捜索を依頼する事となる。
しかし、ガーランドがカオス神殿に旅立った時期について、セーラ姫は「10年前のようでも、昨日のようでもある」という曖昧な返答をしており、更にコーネリア王やラゴン大臣は「コーネリアにガーランドという騎士はいない」と言っており、セーラ姫の話を信じていない。
物語終盤、ジャックこそがセーラ姫の記憶に現れる騎士ガーランドである事実が判明。
ジャックはルフェイン人から与えられた黒水晶の機能で過去の記憶を失っており、自らのフルネームである「ジャック・ガーランド」の名すら忘れてしまっていたのが真相だった。
エンディングにおいてカオス化したジャックは、先にカオス化した仲間達に導かれる形で2000年前のカオス神殿に到着。
そこで仲間達に「自分達がコーネリアの希望となる、真の光の戦士を育て上げる計画」を語り、その為に世界を闇に染め上げ、自分を倒す光の戦士が訪れる日を待ち続けた。
それから2000年後、ジャックは暗黒の鎧を纏いお馴染みの鎧姿のガーランドとなり、物語の冒頭通りセーラ姫を誘拐。
やがてカオス神殿の玉座で待ち構える彼の前に、待ち望んでいた4人の光の戦士が現れるのだった……。
エピローグでは、セーラ姫を担いでコーネリア城から立ち去ろうとするが、背後の暗雲から一筋の光が差し込むのを目撃する。
恐らく、この瞬間に光の戦士が現れる兆しを感じ取ったと思われる。