FF10
シーモアの執事で、彼の「爺や」である。
独特のどことなく滑稽な口調からは人の良さそうな性格が伺えるのだが、シーモアのためには汚れ役も厭わないほど忠誠心は強い。
マカラーニャでシーモアが殺害された後、ジスカルのスフィアを握りつぶし、ユウナらのシーモア殺しの正当性を示す証拠を抹消し、罪人としての逃亡生活に追い込んだ張本人。
シーモアが異界送りされてからは自暴自棄になってしまい、異界でひたすらシーモアやジスカルの面影を追っている。
シーモアの負の側面を知った上で、なお無条件に支えた数少ない人物。
- シーモアの異界送り後にグアドサラムを訪れると
「今更グアドサラムになんの用だ」
「やる気か?この老いぼれを殺すなら殺せ」
と全く気が変わることもなく攻撃的な態度を見せる。
今作では最初から最後までシーモアへの狂信的な忠誠心は変わらなかったようだ。
プレイしている側としてもイラッとくる面も多いため
10-2でこいつのことがきちんと消化されて良かったと思う。
彼は先代族長ジスカルにも仕えていた。
シーモア至上主義というよりは、極端に族長(リーダー)に依存する性分であるようにも見える。
- ジスカルのスフィアを潰す際、「グアドの問題はグアドで解決します」的なことを言っているが、
ユウナ達を巻き込んでいる以上、ことは既にグアドだけの問題ではなくなっている。
要するに「グアドの立場を脅かす者には消えてもらう」と言っているのと同じである。
彼の第一はグアド族の繁栄で、その為に優秀な族長を必要としているのだろう。
マカラーニャ寺院試練の間に堂々と入ってくるが召喚士かガードなんだろうか。
- エボンの老師の執事だから特別扱いなんじゃないのか?
FF10-2
シーモアのロンゾ族虐殺事件でロンゾ族に恨まれているため、マカラーニャの森に隠れ住んでいた。
ユウナ達と再会した時、前作での非礼を詫びる。
- 前作ではシーモア亡き後も一貫して高圧的な態度を取っていたので
この別人のような変わりっぷりにプレイヤー側としてはびっくりする
ストーリー進行により最終的な彼の結末は、ロンゾ族に殺害されるか、
グアドサラムに戻り新たな族長としてグアド族を立て直す決意をするのどちらかになる。