キャラクター/【マラーク・ガルテナーハ】

Last-modified: 2024-04-09 (火) 11:28:43

FFT

言語別
日本語マラーク・ガルテナーハ
英語PSMalak Galthana
PSPMarach Galthena
韓国語마라크 갈테나하
ロシア語Марах Гартани

フォボハム領主・バリンテン大公配下の暗殺集団カミュジャの一員。
一子相伝の秘術、天道術天冥術を代々伝えるガルテナーハ一族の末裔。
ある時、一族の隠れ里が何者かに焼き討ちに遭って全滅してしまい、妹のラファ・ガルテナーハとたった二人だけ生き残る。
その際自分たちを拾ってくれたバリンテン大公に恩義を感じて、以後は彼の配下として妹共々働くようになる。
 
……が、しかし、とある出来事がきっかけでラファは大公から離反。
リオファネス城から脱走するラファを追跡していたが、彼女がリオファネス城へ向かう途中のラムザ・ベオルブに助けを求めたことで対立する。
 
実はガルテナーハ一族の隠れ里を焼き討ちした黒幕こそがバリンテンなのだが、マラークは何故かそれを知ってもなおバリンテンに忠義を尽くしており、大公による神殿騎士団への交渉(という名の脅迫)カードとしてイズルードを捕えたりしていたが、大公がとうとうラファをその手に掛けようとした瞬間に咄嗟に妹を庇って凶弾に倒れ絶命する。
 
ところが、兄を失ったラファの祈りになんと聖石が応えて、その力により蘇生。
大公もエルムドア一派に殺されたことでラファとの間にあったすべての蟠りが氷解し、晴れてラムザ一行の仲間に加わる。


ちなみにストーリーへの初登場は意外にも妹より早く、ゲルモニーク聖典を入手した直後のラムザの前に(この時はまだ大公と友好的だった)神殿騎士団からの使者「異国の雰囲気を持つ魔道士」として出現。
ラムザに人質と聖石・聖典との交換のためにリオファネス城へ来るように忠告した。
余談だが、ラムザやディリータ、イズルードとは同い年で且つ姉妹がいるという共通点がある。


FFTで仲間になる固定ユニットの1人。最初は敵として登場する。
妹のラファバリンテンのもとから逃げ出そうとしたため、彼女と対立することになる。
リオファネス城屋上でバリンテンの凶弾からラファを庇って命を落とすが聖石の力で蘇り、
その後はラファとともにラムザ一行と行動する。

敵として登場するのは城塞都市ヤードーおよびリオファネス城門前の2回。
ヤードーでの戦いでは忍者召喚士など、他に厄介な敵がいるので影が薄い。
リオファネスでの2回戦では、ゲストユニットのラファを戦闘不能もしくは瀕死にすれば撤退するので、
彼女を味方で攻撃するか、弓使いの攻撃の盾にするかでさっさとお帰り願うのが無難である。
この後のウィーグラフ戦の印象が強すぎるため、やっぱり影は薄い。

専用ジョブは「天冥士」だが、非常に扱いづらい。
そのため、妹共々「役立たず兄妹」の烙印を押されることも少なくない。
さらに、マラークの場合は男性ユニット故のMATの低さが扱いにくさに拍車をかける。
詳しくは天冥士の項を参照。

  • ストーリー的には「聖石の効果は使う側次第で必ずしもルカヴィになるわけではない」と言う結構重要な事を教えてくれる大事な役どころだが戦力としては・・・
  • 妹は初期Braveの低さを利用してアイテム収拾係に任命される事も多いが、彼にはそんな微妙な救いすら…。
  • Faithが低い敵にダメージが上がる特性は唯一無二のMAT依存攻撃なので特徴が無いわけではないのだが……。

リオファネス城屋上のエルムドア戦でステータス確認不可状態で倒れているが、この時「Guest」ではなく「Enemy」表記だったりする。
同じような状態で戦闘に参加しているジークデン砦でのティータ、飛空艇の墓場でのアルマは「Guest」である。


一人称は「オレ」なのだが、Braveが5以下となった時の離反時のセリフでは何故か一人称が「僕」になる。
「僕がどんなに頑張ったって争いは無くならない。無駄な事は嫌なんだ。」

  • 裏真言は頑張ってチャージしても一発も当たらないで無駄になることもあるしね。
    • 大抵の場合永久にベンチ入りだったりパーティから外されて頑張る機会すらないとか言ってはいけない。

どうやってイズルードを生け捕りにしたのか、はFFT七不思議のひとつ。


マラークは「神の使者」と言う意味。その割に強くないとか言ってはいけない。

  • 厳密に言うとヘブライ語で「使者」の意。ただし多くの場合は神の使者(=天使)を指す。
    FFTのマラークも初登場時は使者として活動していたが、意識したものなのかも知れない。

固有ジョブ持ちの敵は取り巻きより高レベルの場合がほとんどだが、
敵として登場するマラークのレベルは敵部隊の中で一番低く設定されている。
仲間になっても、自軍ユニット枠の少ないPS版では除名が鉄板のような扱いをされることも多い。
いろいろな面で不憫なキャラである。


妹はまだ女性なので香水・リボンで救われる。
とはいうものの、どちらの固有ジョブも役立たずであることに変わりは無いが。


ストーリー上でしか見せないがカエルの遠隔操作とかが出来るようだ。
爆発なんかも出来るぞ。

  • 真言/裏真言よりよほど隠密行動に向いている。
    スパイに、伝令に、暗殺にと大活躍できるポテンシャル。
    バリンテンはきっとこの術目当てだったんだよ

他ページにもあるが、固有ジョブの天冥士はAT(物理攻撃力)のほうがMAT(魔法攻撃力)より高い
(妹の天道士と対になるようにしたんだろうけど、どちらも魔法系ジョブなのに
どうしてこんな可哀そうな設計にしてしまったんだろうか?)
また、上にもあるように男性キャラなので元がAT>MATである。
しかもそれのみならず。初回の敵として登場時、頭装備はなんとねじり鉢巻き(AT+2)固定
体装備やアクセサリもATを伸ばすものが選ばれる可能性がある!
その結果、ATがMATの二倍くらいになることも珍しくない。ステータス上ではとても魔法系とは思えない。
……だが悲しいかな、彼の攻撃方法はほぼ全てMAT依存で、高いATを活かす手段がない。
そして低いMATで妹をつけ狙うのだが、妹はFaithが高いために裏真言があまり通じず、
更にこの兄妹は星座相性が悪いと散々。おまけに使う裏真言によっては属性半減までされる。
彼にとって悪条件しか揃っておらず、単発ダメージは驚きの一桁…なんてこともザラにある。
この暗殺者、一体何がやりたかったのだろうか?

  • かといって裏真言で真っ当なダメージを叩き出されると、運次第でラファが即死してゲームオーバーとなってしまうのでそれはそれで困る。
  • と言うかそもそも裏真言って暗殺には全然向かない気がする。上にも書いてあるが色々不一致な不遇なキャラ・ジョブである。
  • Faithが低いため魔法職では潰しが利かず、かといって物理職は男女共に他に有能なメンバーが多いため、除名筆頭候補に挙げられる可哀想な人。
  • ちなみに初期装備でゴクウの棒を装備している。
    敵をイノセンにする追加効果と裏真言の相性は抜群!
    と、思ってしまうプレイヤーも居るだろうが実際は裏真言もイノセンで無効化されてしまう。
    仲間になった後に発動するちょっとした罠装備に近い状態である。
    • そしてプレイヤーは思うのだ。「やっぱりマラーク使えねえ!!!」と。
      スタッフもわざわざ初期装備品でとどめ刺さんでも……。
    • 逆に考えるんだ!立場上、裏切者は討たねばならないが、妹は生かしたい。失敗すれば制裁が待っているだろうが、それでラファを逃がせるのなら…。
      彼の虚弱装備は兄妹愛の象徴なのである(妄想)
  • どうしても裏真言が使いたければFaithを下げてフェイスロッドを装備すればいい。天冥士では無理だけど。

算術やジャンプ、チャージなど、やや扱いが難しいアビリティを的確に使いこなしてくるAIも、
彼だけはいまいち扱いきれないらしく、敵として出てきた当初から大して脅威とはいえない。


なおこいつとに限り(?)除名してもその後一度登場する。
具体的には、チャプター3の最後、勧誘画面にて除名をしても、チャプター4の最初にセリフ付きで登場する。

FFT(PSP版)

裏真言」の性能が強化された。

  • PSP版だと普通に使える。
    裏真言も当たりやすくなったし、役立たずという事はない。
  • それでも妹より明らかに劣ってしまうが……。
  • 役立たずではないかもしれないが、やはり天冥士は最終候補ジョブには挙がらないレベルなのは確か。
    • マラークを本腰入れて育てる場合、育てきった後に天冥士に戻るのは実は意外と悪くない。
      というのも、このジョブは強力なを装備できるため。
      他には陰陽士算術士も同じく棒を使えるが、後者は能力が低すぎて論外。
      前者については魔法ATが天冥士よりも高いため棒・裏真言共に強化できるが、裏真言を活かす場合は必然的にFaithを低くすることになるので、ジョブコマンドの陰陽術が死にアビリティと化す欠点がある。
      天冥士ならFaithの関わらないアクションアビリティをセットすることで死にアビリティを作らずに戦えるのだ。
      陰陽士との魔法ATの差は装備品で充分追い付ける範囲なのでそれほど気にしなくていいだろう。
      ……ただし、これは飽くまで「裏真言をできる限り活かす」という前提の話。
      裏真言が使い物にならないPS版、あるいはランダム要素のある技が嫌いで裏真言を切り捨てるつもりのプレイヤーは、マラークに棒を使わせたければ陰陽士一択になるだろう。
      • 裏真言を切り捨てる方針でも陰陽士より天冥士の方がHPとMoveとSpeedで勝るため棒使いとしてなら天冥士も選択に入る。
        使わない裏真言でアビリティが1つ埋まるのは痛いが、それでも引き出すをセットすれば(引き出す自体が非常に有用なので)充分活躍できる。
        棒を両手持ちするならショートチャージがセットできないので陰陽術の使い勝手が微妙に悪くなるのも理由の1つ。

共同戦線で敵から盗む事でのローブオブロードの量産やPSP追加装備により永続補助効果を受けられるようになった。
これはマラークに限った話ではないが、低Faithの影響で補助系魔法が効かないマラークには嬉しい点。特にヘイストに関しては量産はおろか1本手に入れるだけでも難しい正宗を引き出す以外に方法が無かった事を考えるとその恩恵は大きい。

  • 他に魔法ATを大幅に補強できる帽子も有用。
    これもマラークに限った話ではないが、低Faithの影響で魔法系ジョブにジョブチェンジさせづらく魔法ATを増強しづらかったマラークにはやはり嬉しい点である。

「剣装備可能」とムーンフェイス、「暗黒」を組み合わせて魔法戦士として運用する事も可能になった。
安定はしないが最大火力が非常に高い裏真言を暗黒の安定した攻撃とHP吸収でカバーすることができ、上記の装備で永続補助効果も持たせればマラークの弱点をほぼ埋めつつラファとは違った方向で活躍させられるだろう。


天冥士のジョブコマンド「裏真言」を活かす為にはFaithを下げなければならない。
なのでPSP版なら、暗黒騎士にチェンジして暗黒剣(Faithが高いと攻撃力が下がる)を
持たせてみるのも一興。
普通はFaithを極端に低くしたりはしないだろうから、彼以外のキャラでは暗黒剣を使いこなすのは難しい。
つまり彼には「暗黒騎士としての才能がある」と言えるのである!

「そもそもマラーク使わないから暗黒騎士へのチェンジ条件満たしてない」って?
そんな冷たい事言わないで。

  • 暗黒騎士にして使うにしても騎士剣を持たせることがほとんどだろう。
    暗黒剣が通信限定の上に残念な仕様なので。
    せめて追加効果(即死死の宣告など)がアクションアビリティに乗れば…。
  • 暗黒騎士にしてしまうと、暗黒剣のほうが使いやすくて裏真言の使用頻度が落ちるため、
    結局暗黒騎士にさせられないのがマラーク使いのサガ。
  • 暗黒騎士にして暗黒剣を持たせ、いざアンデッドがでてきたときに裏真言!
    拳術のが強いって?こまけぇこたぁいいんだよ!
  • 逆にマラーク以外のキャラを暗黒騎士にしたい時ジャ系魔法ラーニング要員として大活躍する。
    (低Faith故に低威力なのでMPが尽きるまで好きなだけ撃ちこめる為)

ロッドを持てるジョブにチェンジしてフェイスロッドを持てば大分動きやすくなる。
相手のFaithが低くないのなら通常のユニットと同様に各種魔法系アビリティを使えるし、敵のFaithが低ければ裏真言が猛威を振るう。
陰陽士なら信祈仰祷で相手もフェイス状態にして強引に裏真言を放つ事も選択肢に入る。

FF14

聖天使アルテマを倒し、使命を終えて黄泉へと還るラムザ一行の中にマラークらしき人物が確認できる。
隣にはラファらしき女性も佇んでおり、ラムザと共にアルテマ封印の為に身を捧げたのだと思われる。

PFF

2016/6/14に追加されたプレミアムメモリア。
使用武器は。黒魔法が得意。

オレはそんな生活なんかまっぴらご免だッ!
  • リーダースキルは、パズルで18マス以上塗ったとき、パーティの黒魔法効果が大アップする
  • ジョブアビリティは「かばう」「連続魔」「乱れ撃ち
  • プレミアムスキルは「裏大虚空蔵

数少ない魔道士で「乱れ撃ち」ができるメモリア。他にはケフカのみ。
魔道士にしては知性が低く、その代わりに力が高め。
幸運もそこそこあるのでクリティカルも期待できる、侮れないキャラになっている。

FFRK

FFT出身のキャラクターとして登場。ジョブは「天冥士」。


初期必殺技は「テレポ【FFT】」。
ねじり鉢巻き【FFT】を装備することで超必殺技「裏阿修羅
バトルバンブー【FFT】を装備することでバースト超必殺技「裏天鼓雷音
象牙の棒【FFT】を装備することで★6閃技「カミュジャの秘術?
ゴクウの棒【FFT】を装備することで超絶必殺技「カミュジャ連携術?
八角棒【FFT】を装備することで覚醒奥義「操獣・裏天鼓雷音
を使用できる。
また、マラークモデル【FFT】?にレジェンドマテリア「裏真言の真価」、魔力の小手【FFT】にレジェンドマテリア「ガルテナーハの末裔」がついている。