FF4
ミシディアの長老で、ゲーム内の表記は「ちょうろう」。
本名ミンウ*1。2の同名キャラとの関係は不明。
早くもオープニングに登場し、赤い翼のセシル達に魔道士達を殺され、クリスタルを奪われる。
その後遭難してきたセシルに対し、ミシディアの村人達はブタにしたり毒酒を飲ませたりと手荒い歓迎をしたが、長老は広い心で受け入れ、セシルをパロムポロムの監視つきで試練の山へ行かせ、パラディンに更生させる事に成功する。
そしてデビルロードの封印を解き、セシル達をバロンへ楽ちん移動させてあげる好人物ぶりである。
その後は魔導船復活、バブイルの巨人迎撃、ゼロムス戦直前の祈祷等で登場するが彼とジオット王親子の祈りは通じなかったのか、セシル達の前に登場しなかった。
- シドの弟子とトロイアの神官もな。
- その時点ではパーティキャラじゃなかったから戦闘の時のドットが無かったためだろう。
声はすれども姿は見えず、的な。- ゼロムス戦の時は長老が皆の祈りを届けるアンテナ代わりになってたから、セシルの前に現れる事が出来なかったのだと思われる。
- そう言えば、このとき塔でクリスタルが輝いてるけど、クリスタルは全部ゴルベーザに奪われたんじゃあ?
- ↑洗脳が解けたゴルベーザが、月へ向かう前にバブイルの塔からクリスタルを持ってきて長老に渡した(本人からだと怪しまれる可能性が高いので、セシル経由?)のかも知れない。
- その時点ではパーティキャラじゃなかったから戦闘の時のドットが無かったためだろう。
テラとは旧知の仲のようで、互いの性格に言及するシーンもある。
きっと、若かりし頃には肩を並べて修行に励んだのであろう。
- 長「そう言うと思ったぞ。昔のまんまじゃな」
テ「お主もな…」
パロポロに監視役を命じたのは、セシルがミシディアを再び襲撃するつもりだったら、もしくは試練に敗北して暗黒に飲まれたら、そこで2人にセシルを始末させるつもりだったのだろうが…5才児にそんな物騒な任務まかせるなよ…。
- 実力的に(=ゲームのではなく設定な意味で)二人で相手するのは厳しい気がする。当初は下位魔法しかないし。
修行兼監視だったんじゃないだろうか。怪しい素振りがあったら報告しろと。
子供相手なら油断もするだろうし、まさか長老がついて行くとも言えまい。
テラは憎しみで動いていたのに対し、長老は最初から最後まで許す心の持ち主だった。
彼も長い人生の間に何かあったのかもしれない。
- ゾットの塔クリア直後に話しかけると、テラの訃報に対し「だからあれほど憎しみにとらわれるなと」といった旨のセリフがきける。
- 金の針はもちろんテラのエスナを以てしても解けなかったパロムポロムの石化を解いていることから、テラを超えるすごい人説が唱えられている。
バロンを憎む魔道士たちに対してのストッパー役でもある。
セシルの「仲間が囚われた&リヴァイアサンに襲われた」発言を「そなたに与えられた試練」の一言で片付けるある意味さわやかなお人。
- 一方で、犯した過ちは消えることがないと諭す厳しさも持ち合わせている。
- 「皆お前がやってきたことへの報いじゃ!」とか言われなかっただけましだろ。
セシルがパラディンになった後は、祈りの塔で生ある全てのもののために祈り続け、
最終的には魔導船を復活させる。NPCではストーリー中もっとも重要キャラだった気がする。
- 「この伝説が何を意味するかは儂にも解らん」なんて言っていたのに
いつのまにか「デビルロードが開通してからカインが裏切るまで
ずっと魔導船を復活させるために祈り続けていた」ことになっている人。シナリオが途中で書き換わっている疑惑。- いや、セシルがパラディンとなった後はずっと祈りの塔で祈りを捧げ続けている。セシルがバロンに向かった後に一度でもミシディアに戻れば確認できるので、上記の人はそれを見落としていただけだろう。
ちなみにパロポロやテラが離脱後にミシディアに戻ると台詞も変化する。
- いや、セシルがパラディンとなった後はずっと祈りの塔で祈りを捧げ続けている。セシルがバロンに向かった後に一度でもミシディアに戻れば確認できるので、上記の人はそれを見落としていただけだろう。
FF4(DS版)
DS版での声優は槐柳二氏。
FF4(PSP版)
なんと顔グラがついた!
- 恐らく同時収録のジ・アフターで戦闘に参加するため。FF4CCでは戦闘時に行動順が回ってくると顔グラフィックが表示される仕様なので、一戦だけとはいえ長老の分も必要になる。
(それまでのバージョンでは戦闘画面で顔グラの表示がなく、長老がいる状態でメニュー画面を開くこともなかったため不要だった)
FF4TA
病弱ながら登場。ホーリー・アレイズ以外の白魔法が使えることが判明。
しかしラムウ戦ではホーリーがないことで火力不足。
ポロムを逃がした後ラムウの雷で瀕死の重傷になったがEDでは無事復活を果たした。
- 因みに今回似たような境遇のあの方は生死不明。
2chでは結構ネタにされているお方。特にポロムとの絡みが多いような気がする。
魔道士の里の長老のくせに白魔法しか使えない。
長老ってことは白黒両方使えるのかなと思っていざ謎の少女との戦闘になったら白魔法しかなくて大いに絶望した人は少なくないはず。
- FF2のミンウが白魔だからではないかと…つながりを持たせる意味があるかはわからないが。
- 魔法のほとんどを忘れた賢者と、白魔法しか極めていない魔道大国の長老。どっちもどっちだ。
- パロポロは長老の弟子だと思われるが、パロムは黒魔法を使えない師匠から一体何を習ったんだろうか。
- テラみたいなことをしないようにふだん黒魔法は封印しているんじゃないかと。
- 彼が参戦するのはラムウが襲って来た時、つまり緊急時である。ここぞと言う時に使わないのであればやはり「使えない」というのが正しいのだろう。
- FF4世界では白黒両方の魔法を使える人間自体がかなり少ないことが推測される。
作中でも登場するのはテラ、レオノーラの他はバロン黒魔道士団に所属する「ポーキーとミニマムを間違えるマヌケな黒魔道士」やバロン近衛兵団の団員。
後はそもそも種族の違うフースーヤくらいしかいない。
リディアも幼少期は白魔法を使えたが成長すると(恐らく黒魔法と召喚魔法に集中するため?)使えなくなっている。
なのでミシディアの長老になる上でも白黒両方が使えなくてはならない……といった条件などは存在せず、(任命制か選挙かはわからないが)今代の長老として選ばれたのがたまたま白魔道士だったというだけなのだろう。
レベルは不明だが、HP520、MP350で杖を装備している。
- 本作に登場する他の魔道士系キャラクターは、HP500程度のレベルにおけるMPは精々150~200ほど。
それと比較すると長老のMPは格段に多く、魔法国家ミシディアのトップは伊達ではないようだ。
この点はかつてのライバルであるテラ(MP90)に圧勝している。
若い頃はテラと二人で、世界中を旅していたことがポロム編で語られる。
その後、魔法を守るためにテラと別れ、ミシディアで長老として暮らすことにしたとのこと。
終章のボス達を倒した際のポロムの台詞によると、長老は過去にポロムに昔話か何かを聞かせていたようだ。
FF2のボスやアルテマという単語に反応する辺りが恐らくファンサービスだろう。
アルテマはFF4DSに存在する魔法でもあるので、そちらを想像されても間違いではないが。
ちなみにパロムは反応しない。
攻略本では杖系武器を装備可能である設定なのは記載されているが、防具に関しては一切記述なし。
メニュー画面でパラメータや装備を確認できないため何を身につけているのか全く不明だが、攻略本の表記を素直に信じるなら防具は何も装備していない(できない)ということか?