システム/【やりこみじいさん】

Last-modified: 2022-07-12 (火) 18:39:14

FF6(PS版)

PS版FF6に存在するクリア後おまけ要素で、じいさんが、FF6をどれだけやりこんでいるかを教えてくれる。
ゲームをクリアしてシステムデータを作っていれば、セーブロード画面の「おまけ」の項目から見ることができ、以降システムファイルをセーブする度にやりこみ内容が更新される。


クリア時の「歩数」「時間」「所持ギル」のベスト&ワーストが表示される。
歩数と時間は少ないほど、所持ギルは金額が多いほど、高評価となるようだ。


各キャラの「やりこみ度」という達成率を見ることができる。
この達成率は、それぞれのキャラが魔法および「おどり」「あばれる」等の特技をいくつ取得したか、レベルや能力値をどこまで高めたかによって得られる点数に応じて上昇するようになっている。なお、能力値で関係あるのはLV・HP・MP・力・素早さ・魔力で、体力は達成率に関係しない。
力・魔力・素早さを魔石ボーナスで全て最大まで上昇させるのは、一回のプレイでは不可能なので、キャラの育成内容を変えて、複数回クリアする必要もある。
また、達成の基準は各キャラによって異なっており、例えばウーマロやゴゴなど、魔石ボーナスで能力値を上げることができない・魔法や特技の取得要素もないキャラは、単にレベルを99まで上げるだけで100%になる。


……この「やりこみ度」なのだが、実はガウ・モグ・ウーマロ・ゴゴの4人以外は、達成率100%にすることができない。
それ以外のキャラは、通常プレイの範囲で限界まで育成しても、得点数が足りなくて100%にならないのだ。
レベルを100以上にするか、ステータスが129以上にならない限り、100%になることはあり得ないことが有志の調査で判明している。
おそらく、やりこみじいさんを設定したスタッフが、FF6の能力値の上限が128であることを知らなかったための設定ミスではないかと考えられる。
実際に100%になるかどうかチェックしなかったのだろうか…。


内容と名称は、FF5の「ものしりじいさん」が元ネタだろう。