全般
かつては、ローマ字表記だったが、最近は日本語又はセットで表示されるようになっている。
スクウェア作品で漢字表記し始めたのはロマンシングサガ2辺りから。
- FFでは7が最初か。
別にFFに限ったことではないが、
ローマ字表記のみだと漢字が分からず、漢字のみだと今度は読みが分からないというジレンマ。
- フォントによってはアルファベットが非常に読みにくい場合もある。
- FCやSFCのゲームはローマ字表記が主流だった。
PS以降で漢字表記のゲームが増えてきた。 - 作品によっては、漢字表記とローマ字表記の両方を載せているスタッフロールもある。
- さすがにひらがな表記だけは子供っぽすぎて嫌だったか。
これが出てきたら電源を切る人もいるだろうが、全てが終わったあとに後日談や一枚絵、2周目への引き継ぎ等があることもあるので、一応ちゃんと見てあげよう。
彼らが血へどを吐きながら作ったゲームなのだから。
毎回変わった名前の人を探してしまうのは自分だけでいい。
今思うと80年代のゲームのスタッフロールはフザけた偽名だらけでものすごくカオスだったなぁ…。
スクウェアはそれほどでもなかったが。
上記のスタッフロールは、トレード防止策として用いられていたようだ。
スタッフロールの英語のスペルは「staff roll」。rollは巻物の意。
あと、staffをstuffと書き損じる人もいるだろうが(実際の例がある)、
stuffは「ゴミ」「がらくた」の意がある。
一部の作品では、OPにもスタッフロールが流れることが多い。
そのスタッフロールに登場するスタッフは、その作品で重要な役目の人が多い。
(プロデューサーやディレクター、コンポーザーなど)
名前を表示する方式は大きく分けて二種類ある。
- 数人の名前を並べたものを次々と切り替えて表示していくもの
- 全員の名前を並べたものを端からゆっくり動かしていくもの
OPでは前者、EDでは後者の方式が使われることが多い。
重要なスタッフを前者で、それ以外のスタッフは後者の方式で表示する作品もある。(FF7がその例)
スタッフロールの間もゲームが続く作品もある。(アクションの要素があるゲームに多く見られる。)
作品によっては通常通りゲームオーバーが発生するので気を抜かないように。
- クラウドがゲスト出演しているスマブラではミニゲームになっている。
スタッフは英語表示で、ゲームオーバーにはならない。- シンプルではクラウドがミッドガルを見ているイラスト。
オールスターではワリオ(マリオシリーズのキャラ)とバイクに乗っているイラストが表示される。
- シンプルではクラウドがミッドガルを見ているイラスト。
FF1
オープニングでメインスタッフが表示される。
エンディングにはない。
FF1(WSC版)
オープニングのメインスタッフ紹介は削除され、エンディングにスタッフロールが追加された。
前半はオリジナルスタッフ、後半はリメイクスタッフの紹介になっており、オリジナルスタッフのパートでは、脅威が去って平和になった世界の様子が静止画で映されていく。
町の人と仲良くしているビッケ、修復される西の城、陸に上がった仲間に会いにきたオンラクの人魚たちなど、明るい希望を感じさせる世界の光景がほほえましい。
リメイクスタッフのパートは、黒背景に縦スクロールでスタッフクレジットが流れていく演出になっている。
FF1(PS版)
WSC版の演出を踏襲しているが、リメイクスタッフのパートで流れる背景が、PS版のムービーをキャプチャした画像になった。
FF1(GBA版)
リメイクスタッフのパートで映る背景が、星が流れていく宇宙空間の映像になった。
FF1(PSP版)
寺田憲史氏やナーシャ氏などのオリジナルスタッフのクレジットが消え、前半はプロデューサーなどのメインスタッフ、後半はそれ以外のリメイク版スタッフの紹介になっている。
また、平和になった世界の様子を静止画で流す演出も無くなった。
前半のメインスタッフのパートはPS版のムービーをキャプチャした画像、後半パートではGBA版と同じく宇宙空間の映像が背景に使われている。
FF1(ピクセルリマスター版)
ピクセルリマスター版では、FF1~FF4は共通で、スタッフロールは宇宙空間を背景にクレジットが流れていく演出に統一。
FF2
この作品からエンディングで流れる。
水晶玉型のクリスタルに映るキャラクターとともにスタッフ名が表示されていく。表記は英語。
ナーシャ・ジベリ、天野喜孝、寺田憲史の三名は電源投入後のタイトル画面でも表示される(FC版のみ)。
- 表示のされ方が独特で表示中はアルファベットが画面右端まで連続表示される。
- 一文字ずつ打ち込まれていく感じなのだがYOSHITTTTTT…といった感じでフルネームが表示されるまで続く。
説明が難しいので動画サイトにて確認することを推奨します。
FF2(WSC版・PS版・GBA版)
前半はオリジナルスタッフ、後半はリメイクスタッフの紹介になっており、
オリジナルスタッフのパートでは、宇宙空間を背景にして、
水晶玉にキャラクターの姿が代わる代わる映し出されていくFC版の演出が再現されている。
リメイクスタッフのパートでは水晶玉が消えて、宇宙空間の背景だけになる。
FF2(PSP版)
FF1と同じく、オリジナルスタッフのクレジットが無くなった。
また、水晶玉の演出も削除され、宇宙空間の静止画を背景にクレジットが流れるだけになった。
FF2(ピクセルリマスター版)
ピクセルリマスター版では、FF1~FF4は共通で、スタッフロールは宇宙空間を背景にクレジットが流れていく演出に統一。
FF3
物語の最初と最後で、二回ある。
一回目は4人が風のクリスタルから選ばれるオープニングで、
闇からクリスタルの姿が現れるとともに「FINAL FANTASYⅢ」のタイトルが表示、そのあと英語で主要スタッフのクレジットが流れる。
二回目は、エンディング終了後。
最初に「CAST」として、黒バックにプレイヤーキャラや光の戦士たちの仲間のドット絵、名前などが表示される。
その後はほぼ同じ画面構成で各ジョブのドットキャラが武器を振る動作とともにスタッフ名が表示されていく。スタッフ名は英語。
なぜか空手家は装備できないヌンチャクを振っているが…素手じゃだめなのか?
FF3までのクレジットのトップは三作ともメインプログラマーのナーシャ・ジベリ。
彼が初期FFにおいていかに重要なスタッフであったのかがここからもうかがえる。
FF3(DS・PSP・3D REMAKE版)
FC版と同じく、最初と最後で二回ある。
3Dで作り直されているが、FC版の演出をなるべく再現している。
オープニングの一回目では、あの暗転からクリスタルが現れる演出を再現。
ここで表示されるのは、吉田明彦氏など3Dリメイク版の主要スタッフのみのクレジット。
エンディングの二回目では、最初に「CAST」が表示され、光の戦士と仲間たちが登場するFC版を再現。
3Dモデルでモーションがつき、「キャストが挨拶している」という表現がより伝わるようになった。
スタッフクレジットが流れる場面では、歌う吟遊詩人やジャンプする竜騎士など、各ジョブがそれぞれ固有のアクションを披露してくれるが、
後半にはモーグリやインビンシブル、さらにはハインやザンデなど色んな3Dキャラが登場してくる賑やかな映像になっている。
ラストは光の戦士4人がこちらに向かって手を振っておしまい。
イングズだけは手を振らず腕を組んでるあたり、キャラが現れていて面白い。
FF3(ピクセルリマスター版)
オープニングのスタッフロールが削除された。
またエンディング後のスタッフロールも、ピクセルリマスター版FF1~FF4と共通の宇宙空間を背景にクレジットが流れていく演出に統一された。
FF4
宇宙空間みたいなのをバックに名前が下から上へ流れていく。表記は英語。
FF5
オープニングデモでタイトルの下にメインスタッフが表示される。表記は英語。
エンディングでは拡大縮小機能をフル活用した専用のフィールド画面をバックにスタッフ名が表示されていく。表記は英語。
メインスタッフはフォントが大きい。
FF5(ピクセルリマスター版)
オープニングデモからスタッフロールが削除された。
代わりに、スクエニのロゴが表示されるようになっている。
FF6
オープニングイベント中に雪の中を歩く魔導アーマーをバックにメインスタッフが表示される。表記は英語。
エンディングでは雲や海やフィールドの上を飛ぶ飛空艇をバックにスタッフ名が表示されていく。表記は英語。
FF6(ピクセルリマスター版)
オープニングイベント中のスタッフロールが表示されなくなってしまった。
FF7
オープニングデモでメインスタッフが表示される。表記は英語。
エンディングでは黒地をバックにスタッフ名が下から上へ流れていくシンプルなもの。表記は日本語。
FF8
オープニングデモでメインスタッフが表示される。表記は英語。
エンディングではパーティーの様子をホームビデオで撮影したようなムービーとともにスタッフ名が下から上へ流れていく。表記は日本語。
FF9
オープニングムービー中にメインスタッフが表示される。表記は英語。
エンディングでは名場面をバックにスタッフ名が下から上へ流れていく。表記は英語。
FF10
オープニングデモでメインスタッフが表示される。表記は英語。
エンディングでは黒地をバックにスタッフ名が下から上へ流れていくシンプルなもの。
開発中はラストバトル中にスタッフロールを流す案があったらしい。
ラストバトルの永久リレイズはその名残らしい。
FF10-2
オープニングデモでメインスタッフが表示される。表記は英語。
エンディングでは黒地をバックにスタッフ名が下から上へ流れていくシンプルなもの。
FF11
タイトル画面から見ることが出来る。
シナリオ最終章クリア後にはプレイヤーのコーラスをバックに流れる。
FF12
オープニングムービー中にメインスタッフが表示される。表記は日本語。
エンディングではメインキャラクターの幼いときのイラストをバックにスタッフ名が下から上へ流れていく。英語表記。
FF13
オープニングデモでメインスタッフが表示される。表記は日本語。
エンディングでは名場面をバックにスタッフ名が下から上へ流れていく。
FF14
新生エオルゼアのものは恐らくシリーズ最大の長さを誇るスタッフロールである。
名場面をバックにスタッフ名が下から上へ流れていく。表記は英語。
メインスタッフが流れた後は、旧FF14のプレイヤー名が流れる。
この場面は旧FF14のサービス末期で希望者のプレイヤーをスタッフロールに載せるサービスによって実現した。
つまり、旧FF14を支えてきた人への感謝の証でもある。
フルで見ると2時間以上かかるが、スキップも可能。またAからZのアルファベットが出てくるため任意の位置へのスキップも可能。
プレイヤー名の場面が終わればスペシャルサンクスが流れて終了。
その後は次のメインストーリーへと続くデモが始まり。大文字で「つづく」と出る。
- 「世界で一番長いMMOのスタッフロール」としてギネス登録された、その長さは1時間38分。
- こんなに長いと言うのにMMOゲームでの世界一である、世界は広い。
蒼天のイシュガルド以降は、割と普通のスタッフロールなので安心してもらいたい。20分もかからない。
- 開発規模が肥大化したのか、漆黒のヴィランズでは普通に見てても30分以上かかるようになった。流石に新生ほどの長さにはなり得ないだろうが…
- 集大成となる暁月のフィナーレは40分以上と(新生レガシースタッフロールを除けば)歴代最長レベルのものとなった。
大トリにはAnd youならぬThe Warrior of Light (キャラ名)とプレイヤーキャラクターと共に表示されるなど、プレイヤー自身が主人公であることがあらためて強調された。
FFT
オープニングムービー中にメインスタッフが表示される。
エンディングではイラストをバックにスタッフ名が下から上へ流れていく。英語表記。
FFTのは映画的で洒落ていると思う。
ジェラール岡宮のクレジットもあまり違和感がない。
FF零式
FF零式のスタッフロールは世界のモデルが東洋であることを意識してか、
全て日本語、縦書き、横スクロールと徹底したつくりになっている。
英語もカタカナ表記で、BUMP OF CHICKENのみアルファベットだが90°回転の縦書きである。
TFF
広大な平原をキャラクターたちが闊歩していくエンディングの中、メインスタッフの名前が下から上に流れていく。表記は日本語とローマ字が両方記載されている。
特徴的なのは流れてくる映像の内容。
ほのぼのとした本作に相応しく、キャラクターたちの可愛らしい動きを見ながらのエンディングとなる。
登場キャラクター総出演な映像は、細かなところにもネタが盛り込まれており見ていて飽きない仕上がりに。
コケるユウナ、オズマに乗るギルガメッシュ、宝箱からカオス、等など。
TFFCC
エンディングの内容としてはTFFとほぼ同じ。
TFFと比較してキャラ数が大幅に増えた事もあり、画面いっぱいにものすごい量のキャラが駆け回る。
2回以上登場しているキャラも多数おり、仕込まれたネタも物凄い数で、何度見ても飽きない仕上がりに。
このスタッフロールは、一度見た後はコンフィグにあるスタッフクレジットから何度でも見ることが可能。
以下に、登場するネタのほんの一部を挙げる。
- マンドラーズやヴァン、ガーネットを追い掛け回す皇帝。その前にアトラスが立ちはだかる。
- グリーンドラゴンという名の飛竜に乗ったレナ。
- 転がるオズマに乗って移動するシド。
- ナイツオブラウンドの総攻撃を受けて叩き落されるゼロムス。
- 宝箱からデブチョコボ。
PFFNE
オプションのスタッフクレジットから見れる。LRボタンでページを進める(戻す)方式。
文字のみの味気ないものでスタッフが知りたい人以外は見る意味がない。
聖剣伝説
GB版は画面下にメッセージウィンドウが表示され左上に役職、中央辺りスタッフ名が表示。スタッフ名はひらがな表記。
エンディングの内容は後日エピソードで今まで旅した世界各所を回るヒーローを映し、演技の区切りで映像がストップしスタッフ表示がされる。
GB版サガシリーズも画面構成がほぼ同様のスタッフロールだったりする。
チョコボシリーズ
「魔法の絵本」以降のチョコボシリーズでは、スタッフロール自体がミニゲームになっていたりする。
→チョコボシリーズ/【スタッフロール(ミニゲーム)】